2019年2月12日18時55分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前6時すぎ、鞍手町小牧にあるJR福北ゆたか線の鞍手駅近くで、トラックが踏切を渡っていた際、荷台に積まれた植木が架線と接触し架線を切断した。
けがをした人はいなかったが、この影響で停電が発生し、JR福北ゆたか線の直方と陣原の間と若松線の全線が、午前11時すぎまでのおよそ5時間にわたって運転を見合わせ、朝の通勤や通学に影響が出た。
また、踏切の近くで2両編成の普通列車が停車したままとなり、29人の乗客は、その場で降りたり、JRが用意したバスで折尾駅まで移動したりしたという。
警察やJR九州によると、架線は高さおよそ5mのところにあり、踏切の手前には、高さ制限がわかるようワイヤーがはられていたが、いずれも切断されたという。
トラックは朝倉市から北九州市まで、長さおよそ10mの造園用のマキの植木を運ぶ途中で、枝が傷まないよう、荷台の中央付近に備え付けた、高さ1mほどの木製の支柱に植木を置いて、斜めに角度をつけて運んでいたという。
このため警察は、斜めに積まれた植木の高さが5mを超え、架線と接触したとみて、トラックを運転していたうきは市の45歳の男性から話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。
出典
『トラックの植木JR架線切断』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190212/0003617.html
2月12日13時52分に西日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、踏切は鞍手駅から南に約100mの場所にあり、高さ制限(4.5m)を示す標識があった。
出典
『トラック荷台の植木 踏切で架線触れ断線 福北ゆたか線』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/486166/
(ブログ者コメント)
以下はNHK解説映像の1コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。