2023年2月9日11時0分にYAHOOニュース(まいどなニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
夏に生まれたその子鹿は「こつぶちゃん」と呼ばれていました。
人が触ったために母鹿が育てることを放棄。
母乳をもらえなくなり、小さくやせたままでした。
それでも生きるために、他の雌鹿から母乳をもらい、寝床も自分で整え命をつないでいました。
奈良公園の鹿を撮り続け、こつぶちゃんを見守ってきた川地さんが、自身のTwitterアカウント(@ncbutwDsL0UC6np)で悲しいお知らせを報告したのは1月中旬のこと。
アカウントは呼び掛けます。
「奈良公園の鹿は動物園のふれあい広場ではありません。
子鹿には絶対に触らないで」
と。
川地さんがこつぶちゃんについて初めて投稿したのは11月26日。
「飛火野に8月生まれの子鹿がいます。こつぶって名前を付けてもらってます。
春に生まれた子鹿より小さいです。
触られて人の臭いがついてしまったせいかお母さんから母乳を貰えずやせてます。
愛護会さんも気にかけて下さってますが大きくなる前に寒い冬を迎え心配です」
とツイートしました。
こつぶちゃんのその日をツイート
投稿はその後も続きます。
・・・
【1月13日、恐れていた事態】
1月13日、恐れていた事態が起こります。
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「こつぶちゃん、愛護会さんで保護して頂いてましたが虹の橋を渡ってしまいました。
可哀想でなりません。
悲しくて言葉が見つかりません。
どうか安らかに」
(1月14日)
【枯れ葉のベッドが伝えること】
こつぶちゃんが死んだ後も投稿は続きます。
・・・
【撮影した川地さんに聞いた】
Q.触られて人の匂いがついてしまったため、母鹿が育てることを放棄してしまうケースは、川地さんが知る限り、どれぐらいあるのでしょうか。
そうした子鹿の多くは、こつぶちゃんのように1歳まで生きられないのでしょうか、
A.残念ながら、奈良公園を歩くと、子鹿に触る人を多く見かけます。
こつぶちゃんは春に生まれた子鹿より小さくてかわいく、動きがゆっくりなのとで、特に触られていました。
ただ、触られた子鹿のすべてが育児放棄されてしまうわけではなく、育児放棄につながる可能性があるということです。
生まれた子鹿の2頭に1頭は1歳を迎えられないと言われています。
原因は病気、交通事故、育児放棄などがあげられます」
・・・
ツイッターには、観光バスの車内でアナウンスするとか、観光案内に掲載するとかの意見も寄せられていました。
子鹿に触ってる人に触ってはいけない理由を説明すると、ほとんどの人が納得してくださいます。
理由を知ってさえもらえれば、子鹿に触る人はかなり減ると思います。
奈良県や奈良市は、子鹿には絶対に近づいたり触ったりせず、また鹿にパンやスナック菓子を与えることは鹿の体に害を及ぼすことなども含めて音声案内や看板の設置、パトロールなど効果的な注意喚起の方法を実行してもらいたいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0156c33f0ea70d3fe57a2407ef38b7953eae3f?page=1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。