2023年2月7日12時54分にYAHOOニュース(テレビ金沢)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日夜、石川県七尾市内で工場を焼く火事があり、およそ14時間後の7日朝、消し止められた。
けが人はいなかった。
記者リポート:
「大きな炎で煙が赤く染まっています。消防が放水していますが、炎の勢いは弱まりません」
火事があったのは、七尾市千野町の鶏卵加工業「M食品」の七尾第2工場だ。
6日夜7時半前、工場内の自動火災報知設備が作動したため、駆け付けた警備会社のスタッフから119番通報があった。
火は鉄骨と木造の工場に加え、隣接する住宅1棟を焼き、およそ14時間後の7日朝に消し止められた。
警察によると、出火当時、工場内は業務時間が終了し、無人となっていて、けが人は確認されなかった。
消防と警察では実況見分を行い、詳しい火事の原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d710b28e929682458be415d83b5785e93bf5d721
2月7日18時51分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、稼働中の衣類乾燥機に接続されていた延長コードが火元だった模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は七尾市南部、能越自動車道の七尾インターチェンジ近くで、大部分が焼け落ちた第二工場の周辺には、住宅地も広がっています。
近所に住む男性は、「プロパンみたいなのが何十発かドーンドーンと爆発する音がすごかった。火の勢いの強く、見たことない火だった」と話しました。
M食品の担当者によりますと、第二工場では茶わん蒸しやプリンなどを製造しています。
当時、工場は無人でしたが、従業員の話では、衣類乾燥機が稼働していたということです。
警察と消防が実況見分を行った結果、衣類乾燥機に接続されている延長コードが火元とみられ、電気トラブルが火事につながった可能性があるということです。
M食品は七尾市や新潟県などに工場を持つ従業員およそ500人の食品加工会社で、卵焼きや茶わん蒸しなど、卵を使った商品を製造しています。
M食品は「近隣住民の方にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。細心の注意を払うとともに、出荷に影響が出ないよう調整してまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/60f4664d5d2d9a0f89b10fe7ca938e80ae1bc9d5
2月8日18時30分にYAHOOニュース(石川テレビ)からは、火元は多くの洗濯機や乾燥機が置かれている洗濯場付近だった、コード同士が擦れて被膜が破れショートしらたしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察と消防が7日、実況見分を行った結果、火元は工場の洗濯場付近とみられることがわかりました。
そこにあったのは洗濯機や衣類乾燥機などの多くの機械。
したがって、多数のコードが集中していました。
警察によりますと、コード同士がこすれて皮膜が破れ、ショートしたことで出火したのではないかとみているということです。
M食品は「事故対策本部を設置し、原因調査等を全力で進めてまいります」などとコメントを発表しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e49baac19812e46af139d5eec85583ee356409dd
(ブログ者コメント)
多数のコードが集中していたと報じられている点から考えると、重なり合った部分でコードの熱が蓄積されて・・・という可能性も考えられる。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。