2024年4月30日15時55分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県内の小中学校で給食の牛乳を飲んだ児童生徒ら600人超が体調不良を訴えた問題で、この牛乳から体調不良を起こす原因菌は、製造会社側の調査では見つからなかったことがわかった。
工場がある仙台市の保健所がさらに調べている。
牛乳を製造したのは東北森永乳業(仙台市)で、調査にあたった親会社の森永乳業(東京都港区)が30日、朝日新聞の取材に明らかにした。
問題となったのは4月25日の給食の牛乳。
宮城県内の12市町の小中学校で提供され、複数の学校から「いつもと違う味がする」と指摘があった。
朝日新聞の取材では、仙台、岩沼、名取、多賀城の各市などの600人超が腹痛や吐き気などを訴えた。
森永乳業が学校から引き取った牛乳や保存サンプルを調べたところ、こうした症状を引き起こす大腸菌群や黄色ブドウ球菌とも「陰性」で、製造工程や製造設備にも普段と異なる点がなかった。
学校までの輸送状況も調べたが、温度管理も普段と同じだったという。
同社は取材に対し、「自社でできる検査は終了した。ご迷惑とご心配をおかけし、申し訳ない」と改めてコメントした。
一方、仙台市保健所は25日以降立ち入り調査を実施している。
児童生徒に検便を求めるなどして、原因を調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASS4Z1R7PS4ZUNHB007M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(ブログ者コメント)
牛乳の味に違和感を覚えたが原因は分からなかったという事例は過去にも起きている。
本ブログでも何件か紹介スミ。
それにしても、タマに報じられる牛乳異変。
以下の一般社団法人Jミルクのリーフレットでは出荷前に検査しているということだが、味の確認はしていないのだろうか?
https://www.j-milk.jp/findnew/chapter2/0201.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。