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2021年6月29日11時46分にYAHOOニュース(ワールドジェットスポーツマガジン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【海よりも川の方が水難事故が多く起きています】
これからのシーズン、海や川での水難事故のニュースが増えてきます。
警察庁によりますと、2019年の水難事故発生件数は1,298件で、死者・行方不明者は695人。
うち、中学生以下の子どもは30人でした。
河川や湖沼池で亡くなった子どもは17人と、海よりも多くなっています。
2003年~2019年の警察庁の統計では、場所別の子どもの死者・行方不明者の約6割が河川や湖沼池などで亡くなっています。
内訳は、河川が47.3%、湖沼池が13.5%で、海は23.1% となっています。
海よりも、川で遊んでいて溺れる子どものほうが多いことに驚かされます。
このような水難事故を防ぐ最も有効的な手段は「ライフジャケット」の着用です。
水難事故が多発している主な河川・湖のトップ3は、1位・琵琶湖、2位・長良川、3位・多摩川で、以下、相模川、木曽川と続きます。
これは、大都市圏あるいは中核都市からのアクセスが良く、川遊びや釣りなどのレジャーの場としてよく利用されている場所です。
事故の多発するポイントというのがあり、例えば、
「河原から急に深くなる。深い川底に引き込まれる」
「水泳のオリンピック選手並みの泳力がないと、流れに
逆らって泳げない」
など、特殊な地形の場所となっています。
子どもが水難事故に遭うパターンの多くは、幼児や小学生の場合、
「ひとりで遊んでいて川に転落する」
「川遊びで深みにはまっておぼれた」
「落としたボールなどを拾おうとしておぼれた」
「おぼれた弟や妹を助けようとして、二次災害を併発」
することです。
中学生になると、
「急な増水で中州などに取り残される」
「増水時に川遊びをしておぼれる」
「比較的大きな川を泳いだり歩いたりして対岸に渡ろうと
しておぼれる」
「河口で海に流される」
といった事故が増える傾向にあります。
【水難事故の1/3は、大人が同行しているときです】
大人がいても事故の割合が高く、水難事故の約1/3は、大人と一緒のグループです。
事故直後に、同行者やその場に居合わせた人によって救助行動がとられたのは、全体の4割程度。
水難事故の半数以上は、
「おぼれているのに気が付かなかった」
「気が付いたが、救助行動ができなかった」
といいます。
子どもは動きが激しいため、片時も目を離さないのは難しいものです。
【真水の場合、体の2%しか浮きません。深みにはまったら、頭のてっぺんしか見えません】
致命的な外傷や低体温症を除き、水難事故の最も大きな要因が「溺死」です。
真水に対して、体の約2%しか浮きません。
頭のてっぺんが浮くだけで、呼吸はできないのです。
そこで、ライフジャケットの着用が有効になってきます。
川で遊ぶ場合、人間の持つ浮力だけでは限界があります。
ライフジャケットを正しく着用することで、常に、頭を水から出すことができます。
呼吸ができれば、助けも呼べますし、落ち着いて行動できます。
【水の近くにいるときは、陸上にいるときもライフジャケットを常時着用しましょう】
水面近く3~5mの範囲にいるときは、ライフジャケットを着用することで、落水などによる危険度を大きく下げることができます。
川の中は、陸上からは見えにくいものです。
今いる場所が浅くても、一歩先には深みがあるかもしれません。
【川や湖で遊ぶときの最低限の装備は、「ライフジャケット」「かかとがしっかり固定できるシューズ」「ラッシュガードのような乾きやすい衣類」です】
水遊びの装備として、持って行きたいのが「ライフジャケット」、「マリンシューズ」、「ラッシュガード」です。
マリンシューズは運動靴でもスポーツサンダルでもいいですが、かかとがしっかり固定され、脱げないものがベストです。
濡れてもすぐに乾き、体温を奪われないラッシュガードも必須です。
ラッシュガードは紫外線もカットしてくれるので、日焼け防止にも役立ちます。
「流れがある」、「深みがある」、「増水する恐れがある」ところに行く場合は、他の人が着ていなくても、陸上にいるときはライフジャケットを着るようにしましょう。
子どもの安全を最大限守るために、水遊びにライフジャケットは必須です。
これからの季節、水辺に行く機会が増えると思いますので、十分注意してください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca3538fa5c315e3499d69a955c5eded94b594359
2021年6月25日17時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
身近な事故の原因を調べる消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は25日、自動ドアの事故について報告書を公表した。
事故の分析から、ドアを開閉させる人感センサーの感知範囲の設定が狭すぎることや、センサーの故障や劣化が原因になるケースが多いと判明。
子どもがドアと戸袋のすき間に指をひき込まれる事故も多発しており、センサーの定期点検や、ドアの製品設計の見直しを提言した。
消費者事故調は、2018年に、前の人に続いて店に入ろうとした80代の女性が、閉まり始めたドアにぶつかって脚を骨折した事故を受けて調査に着手。
全国自動ドア協会が15年度から18年度に把握した事故は516件に上り、内訳は「ぶつかる」265件、「ひき込まれる」74件、「挟まれる」57件だった。
自動ドアは、一般的に、上部につけられた赤外線センサーで人を感知してドアを開閉させる。
ぶつかった事故を分析すると、機械に原因があった87件のうち、6割はセンサーが感知する範囲が狭すぎたり、故障や劣化で正常に作動しなかったりしていた。
日本産業規格(JIS)や同協会のガイドラインでは、センサーが反応する範囲に推奨値が示されているものの、通行する人の多さや通路の広さなど、建物の所有者の都合で、より狭い範囲に設定できる。
タッチスイッチ型の自動ドアの場合は、後続の通行者が挟まれないようにセンサーとの併用が推奨されているが、法的な義務はなく、建物の所有者に判断が委ねられているのが実態だという。
センサーの点検については、多くの場合、故障した時に限られ、自動ドアの設置には設計、施工など多くの業者が関わるが、自動ドアの安全に関わる情報は、業者間で共有されていないケースが多かった。
ひきこまれる事故74件では、9歳以下の事故が82%を占めた。
JIS規格では、ドアと戸袋、壁の隙間は8ミリ以下に設計するよう定められているが、事故調は、子どもの指の厚さは10歳以上でやっと8ミリを超えると指摘し、幼い子どもが指をひき込まれないように、製品規格の見直しが必要と結論付けた。
事故調は、事故の再発防止のため、センサーが反応する範囲の点検と周知を求める必要があると提言。
経済産業省に対し、製造業者や保全業者、業界団体に対策の実施を促すよう求めた。
国交省に対しても、建築・設計業者に設計段階から、センサーが感知する範囲の確保などを検討するよう促した。
https://www.asahi.com/articles/ASP6T54WRP6RUTIL06B.html
6月25日18時27分に産経新聞からは、516件は引き戸式ドアの事故で、開閉のタイミングが通行者の予想と違うことが事故につながると指摘されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自動ドアに引き込まれたり、ぶつかったりする事故が子供や高齢者に相次いでいるとして、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は25日、防止策をまとめた報告書を公表した。
駆け込んだり斜めから入ったりしないよう呼び掛けた。
事故調によると、平成27~30年度までの4年間で、一般的な引き戸式の自動ドアの事故は516件。
うち、骨折が17件、裂傷が81件あった。
死亡事故はなかった。
年齢別に事故類型を分析したところ、「引き込まれる」事故は9歳以下が61件と最多で、手を引き込まれるケースが多い。
「ぶつかる」事故は高齢者に多く、戸先にぶつかって転倒し骨折した事故は、60代以上で11件あった。
報告書は、センサーが人を感知して作動するため、開閉のタイミングが通行者の予想と違うと事故につながると指摘している。
https://www.sankei.com/article/20210625-6T6UR57I75NQDEHDJ4WYOZZEPM/
※以下は消費者事故調の報告書(概要版)。
『消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書 【概要】 —自動ドアによる事故—』
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_017/assets/csic_cms101_210625_01.pdf
2021年6月24日22時47分にYAHOOニュース(TOKYO MX)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
連日蒸し暑い日が続いています。
暑い季節に重宝する「何度も充電して使えるタイプの携帯用扇風機」について、製品の安全性を調査しているNITE=製品評価技術基盤機構が、「危険な使い方をしないよう」注意を呼び掛けています。
最近は、手に持つタイプだけでなく、首にかけるものもある携帯用扇風機ですが、まず大事なのは、「衝撃を与えない」ことです。
かばんから取り出そうとして、ついコンクリートの上に落としたことがある人も多いかもしれませんが、落とした衝撃で扇風機の中に入っているリチウムイオンバッテリーが変形し、内部でショートを起こすことがあります。
そして、そのまま使い続けると、突然、煙や炎が噴き出す恐れもあるということです。
NITEが行った実験映像には、強い衝撃が加わった扇風機を使っていて、突然破裂してしまう様子が写っています。
細かい破片も飛び散り、相当、危険です。
これを防ぐためには、落とした後は異常がないか確認をしてください。
落とす以外にも、ペットがかみついたり、水没させたりした場合でも、内部でショートする恐れがあります。
大丈夫かなと不安を感じたら、製造業者や輸入業者、販売元に連絡してください。
また、リチウムイオンバッテリーを使用しているため、一般ごみと一緒に捨ててはいけません。
そのまま不燃ごみとして出してしまい、ごみ収集車の中で火災が起きるケースも発生しています。
NITEが行った実験映像では、バッテリーに強い圧力がかかると激しい炎が発生しています。
扇風機をお尻のポケットに入れたまま座るのも、強い圧力がかかってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
捨てる時は、電池メーカーなどが設立した一般社団法人JBRCのリサイクル協力店になっている電器店、ホームセンター、スーパーなどの回収拠点を利用しましょう。
処分方法に迷ったら、住んでいる自治体に相談し、指示を受けてください。
モバイルバッテリーの製品が増える中、リチウムイオン電池が原因の火災は増加しています。
東京消防庁管内では2020年の1年間で105件の火災が発生していて、22人がけがをしています。
事故件数は5年連続で上昇しています。
他にも、充電用のコネクターに液体やごみが付いていると発熱や発火の原因になります。
また、炎天下に自動車のダッシュボードに放置していると、自然発火することもあるので、十分注意が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43d90b332d6963de467b3c7d54c2797735953c61
6月25日11時17分に読売新聞からは、2年間で37件の事故が起きているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NITEによると、携帯型扇風機の事故は2019年度に初めて報告があり、20年度までの2年間で計37件だった。
内蔵されているリチウムイオン電池が異常発熱して発火したなど、充電中の事故が14件で最も多く、うち2件で利用者がやけどを負った。
使用中の事故は6件。
落下などで強い衝撃が加わり、リチウムイオン電池が損傷すると、発煙や発火のおそれがあるという。
NITEは、使用に際して、燃えやすいものがない場所で充電することや、持ち運びに注意し、落とすなどした場合は、使用を中止するよう呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210625-OYT1T50136/
6月24日15時41分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、事故の多くは海外製品で起きているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の多くはインターネットで購入された海外製品で起きているということで、NITEは、製造・販売元が確かなものを選ぶよう注意を呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95f0e28a060f86ce3d1022f7b92208e0d0b8cb55
※以下はNITEの実験映像。(各1分半)
『携帯用扇風機「1.損傷したバッテリーが破裂」』
首にかけた扇風機が使用中に破裂する実験など。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/2021062401.html
『携帯用扇風機「2.ごみとして捨てて発火」』
バッテリーに圧力をかけて発火させた実験など。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/2021062402.html
2021年6月24日16時5分にYAHOOニュース(NEWSポストSEVEN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ホテルやサウナ、スポーツクラブなどにもアメニティーグッズとして綿棒が置かれていることもあり、風呂上がりに綿棒で耳そうじをすることが欠かせない人もいるかもしれない。
だが、これが命にかかわるケースがあるという。
2019年、英国では、31才の男性が耳そうじのために綿棒を使用し、死に至る脳の感染症にかかったと伝えた。
耳かきが原因で意識不明となり、病院に搬送されたというのだ。
綿棒のコットンが5年前から耳の奥に詰まっており、そこから細菌が増殖し、脳にまで広がったとみられている。
そんな事故が起こるほど、私たちが耳かきをつい手にしてしまうのには理由がある。
耳の穴には「迷走神経」という神経が通っており、それを刺激すると快感がもたらされるからだ。
ところが、わざわざ耳かきや綿棒を使ってそうじをする必要はないと、耳鼻咽喉科いのうえクリニック院長の井上泰宏さんは言う。
「耳あかは耳の皮膚を保護する役割があり、それによって細菌の侵入を防いでいます。
無理に取る必要はないのです。
また、耳には、耳あかを自動的に外に出す自浄作用が備わっているため、体質にもよりますが、通常は意識的にそうじする必要性はありません。
米国耳鼻咽喉科研究学会も『耳そうじは一般的には不要』としています」
それでも、風呂上がりは耳かきをやらなければ不快感が残ったり、耳かきが「癒し」のひとときという人もいる。
残念だが、そんな人は要注意だ。
「耳かきのしすぎで皮膚表面の保護機能が壊れ、細菌が入り込んでしまったことで、ひどい場合は耳の中から耳たぶまで皮膚がただれる人もいます。
なかには、頰のあたりまでグジュグジュに赤くただれてしまう人もいます」(井上さん・以下同)
英国で起きたような、耳そうじから死に至るケースも、ごくまれではあるものの、存在するようだ。
「糖尿病患者や免疫抑制剤を使用している人など、免疫機能が低下している人に『悪性外耳道炎』という病気が起こることがあります。
緑膿菌やMRSAといった抗生物質の効きにくい細菌が外耳道の骨に入り込み、顔面神経や嚥下に関係する神経などを破壊したり、耳からほど近い場所にある脳まで入り込んで亡くなるというパターンが多いようです。
特殊なケースであるとはいえ、治療しても2割の人は亡くなる病気です」
さらに、耳の触りすぎは、命を奪わずとも重大な病気を引き起こす危険がある。
「過剰な耳かきによって、外耳道がグジュグジュの状態が常態化すると、皮膚が再生するまでの間に“外耳道がん”になることもあります。
紫外線の影響などもありますが、耳のがんは特別な体質などではなく、触りすぎで発症する可能性もあるのです」
なお、市販の耳かきや綿棒のほか、マッチ棒やつまようじを耳かき代わりに使う人もいるようだが、実は、使う道具は耳の皮膚を傷つけない限り、さほど関係ない。
それ以上に、「保管方法」が大事だという。
「つまようじで耳をかいても、その人の皮膚が強ければ病気にはなりません。
しかし、皮膚が弱い人の場合、その辺に放置してあった綿棒を耳に入れるということは、空中に浮遊する雑菌を耳の中に塗りたくっているのと同じです。
また、お風呂上がりに耳かきをする人は多いと思いますが、皮膚が柔らかくなっているので傷つきやすく、特に危険といえます」
プールや海水浴の後も、水中のカビや雑菌を耳の中に持ち込むことになり、同様に危険だ。
さらに、耳の聞こえをよくしようとして行った耳のそうじが、難聴の原因となることも珍しくない。
「耳かきで外耳道をひっかき、炎症を起こしては治るということを繰り返していると、しだいに耳の穴が細くなっていき、そのうち完全に閉じてしまう『外耳道閉鎖』という状態になる人もいます。
こうなると、治療の手段は外科手術しかなくなります」
高齢者の場合には、難聴になると外部から音の刺激がなくなり、脳が萎縮して認知症になるリスクが高まる。
これほどデリケートで、重要な機能を持つ「耳」だが、一般的に耳かきの危険性はあまり広まっていない。
それゆえ、幼い子供に耳かきをする親も多い。
「親が子供の耳そうじをしていて、綿棒を深く差し込みすぎたり、きょうだいやペットが耳そうじ中にぶつかって、鼓膜を破ってしまう事故も珍しくありません。
そもそも、耳の穴は、耳あかで90%塞がっていても聴力には影響しません。
わざわざリスクを冒してまで耳そうじをするメリットはないのです」
コロナ禍も、思いがけず耳の健康に影響を与えている。
テレワークが推進されたことで、イヤホンを長時間使用する人が増えたことを井上さんは心配する。
「イヤホンによって耳がかぶれたり、炎症を起こす患者が増加しています。
耳に異常を感じたら、決して触らず、耳鼻科を受診してください」
何もしないことが耳にとっては最も健康的だと心得よう。
※女性セブン2021年7月1・8日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfc1ea383b37781b164f95a5c57673cee1b8f62
2021年6月15日17時57分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コロナ禍で、バーベキューやキャンプなどを楽しむ人が増える中、自作のくん製をつくる機器の使い方を誤って火事につながったケースが相次いだとして、15日、消防が再現実験を行い、注意を呼びかけました。
新潟市消防局によりますと、ことし4月と5月、市内で段ボールでつくったくん製器でくん製を作った際、住宅の庭や建物の一部が燃える火事が相次ぎました。
これを受けて15日、市消防局が2件の火事の再現実験を行いました。
実験はいずれも、段ボールでつくったくん製器が使われ、風速10メートルほどの風が吹いた想定で行われました。
それぞれ風の影響で、ほどなく、くん製用の木材であるスモークウッドが落下したり、スモークチップの火の粉が飛んだりして段ボールに着火しました。
くん製は、段ボールの囲いのなかで手軽に作れるとして、最近、インターネットなどでも紹介されています。
しかし、すき間があったり、不安定な作りだと、風の影響を受け、火事につながりかねないといいます。
新潟市消防局予防課・杉本消防司令は、「風の強い状況では使用を控え、くん製をつくっているときは絶対に目を離さないでほしい」と注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210615/1030017195.html
2021年6月15日15時29分にYAHOOニュース(河北新報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
野山を歩くのにいい季節となりました。
そこで出合ったら怖いのがクマ。
仙台市の住宅地に出没する例もあり、今年は水の森や北中山でも目撃されています。
「クマよけ鈴は効果あるの?」
「死んだふりをすれば大丈夫?」。
クマの生態に詳しい土屋剛・元石巻専修大教授(動物比較形態学)に注意点や対処法を聞きました。
Q.夏はクマに出合いやすいのですか?
A.餌が少なくなる時期なので、人里に下りて、トウモロコシなどの農作物を狙うことが多くなります。
春はブナの新芽やミズバショウ、ネマガリダケと餌が豊富です。
秋にドングリができるまでの夏場は危ないといえます。
Q.出没が多い年と少ない年があるのはなぜですか?
A.クマが好むブナの実の豊凶に左右されます。
昨年は凶作だったので、人里への出没が増えました。
ことしは新潟県の情報でブナの開花が良いらしく、大豊作になりそうです。
ことしの秋はクマが山にとどまり、人里への出没は減るかもしれません。
豊作の年は妊娠しやすくなるので、来年は子連れのクマが増えるでしょう。
クマは冬に1~3頭を出産し、2歳ぐらいまで共に行動します。
母グマは神経質で、とても危険です。
子グマを見つけても、絶対に近づかないでください。
Q.出合わないようにするには、どうすればいいですか?
A.明け方と夕方に活発に活動するといわれますが、日中もおなかをすかせて歩き回ります。
クマよけ鈴やラジオを持ち歩き、こちらの存在を知らせるのが対策の基本です。
【死んだふりは「餌」を与えるようなもの】
Q.クマよけ鈴は本当に効果がありますか?
A.2016年、秋田県鹿角市で4人がクマに襲われ死亡した事故がありました。
本来、クマは臆病なので、人の気配を感じれば逃げたり隠れたりしますが、人を襲うことを覚えたクマには、(存在を知らせることは)逆効果になります。
現在、宮城県内で、そのようなクマは報告されていません。
Q.出合ってしまったら、死んだふりをするのがいいともよく言われますが?
A.絶対に駄目です。
餌だと思われ、かまれたり、引っかかれたりして大けがをします。
恩師の玉手英夫先生(東北大名誉教授・故人)が著書『クマに会ったらどうするか』で書かれた対処は、『立ち止まったまま話し掛ける』です。
ゆっくり両腕を振るなどして大きく見せて、目を離さず、静かに遠ざかるのがいいでしょう。
Q.襲い掛かってきたら、どうすればいいですか?
A.目つぶしやともえ投げで撃退したというニュースを耳にしますが、普通の人には無理です。
効果が高いのは撃退スプレー。唐辛子の成分でできています。
風下にいると、自分にも影響がありますが、それで助かるならいいでしょう。
[メモ]
クマよけの鈴は、アウトドア用品専門店などで販売しています。
仙台市青葉区の「石井スポーツ仙台店」では、13種類を取り扱っています。
真ちゅう製は音が高く、遠くまで響きます。
山以外の場所では消音できる機能が付いた商品もあります。
価格は400~2700円ほど。
クマ撃退スプレーは1万~1万2000円。
噴射距離は8~10メートルですが、4、5メートルの距離から顔面に命中させることが必要となります。
有効期限は3~5年。
スプレーを過信せず、まずはクマに遭わないことが大事です。
[土屋剛(つちや・たけし)氏]
1947年埼玉県生まれ。
東北大大学院農学研究科博士後期課程修了。
97年から石巻専修大理工学部教授となり、2018年に退官。
宮城県特定鳥獣保護管理計画検討・評価委員会委員、日本鹿研究協会会長。
73歳。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52429303a2a7e4fce626ff584b76504f7123dee0
(ブログ者コメント)
〇クマ対策については、これまでにもさまざまな情報を提供してきたが、これでまた一つ、情報が増えた。
〇「出遭った場合、対策としてはクマに話しかける」という件、NHKで数回放送された「知床の海岸でヒグマを叱る漁師」の話しに、相通じるところがあるように感じた。
2021年6月12日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が事例に関するイラストや写真付きでネット配信されていた。
子どもの首や指などに髪の毛や糸などが巻き付き、傷が付く事故が国内外で確認されている。
国内では、法医学の世界や児童福祉の現場などでも、あまり知られておらず、巻き付きの可能性があったものの、虐待が疑われて児童相談所が子どもを一時保護したケースもある。
専門家は「スマートフォンの充電器のコードなどでも傷ができるので、注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。
首や指などに髪の毛や糸などが巻き付き、締め付けられて傷がつくことは「ヘアターニケット症候群」と呼ばれる。
血流が止まることで組織が壊死(えし)することもある。
英医学誌ランセットに1978年、掲載された英リバプール病院の論文によると、母親の髪が隣で寝ていた男児の首に巻き付き、顔の血色が悪化したという。
2005年には米国の研究チームが専門誌で、毛髪の強度や傷の特徴などを報告。
直径が約1センチの髪の毛の束では6・3~15・2キロの重さに耐え、気道を締めるのに必要な力をかけることもできた。
国内では、19年に東京都立小児総合医療センターの研究チームが、救急を受診したヘアターニケット8例を日本小児科学会雑誌で公表。
乳児の足の指に髪の毛が絡まり、指の先が虚血状態になったケースがあった。
ヘアターニケットは、虐待による傷との区別の難しさが指摘される。
米国では、虐待を疑われた母親が懲役30年の判決を受けた後に、髪の毛による事故として無罪になったケースがある。
国内では19年、堺市の男児(当時2歳7カ月)の首についた線状の傷を巡り、法医学者の間でも虐待か事故か見解が分かれる事例があった。
堺市子ども相談所(児童相談所)が虐待を疑って男児を一時保護。
大阪家裁堺支部に施設などへの入所措置を申し立てたが、その後、取り下げた。
男児の両親の弁護士を通じ、家裁に意見書を提出した大阪医科薬科大法医学教室の鈴木広一名誉教授は、隣で寝ていた母親の髪の毛の先が男児の着衣のファスナーや寝具などに引っかかり、男児が寝返りすることで首に巻き付いた可能性を指摘。
「保護者や児相関係者は、髪の毛やコードが偶然巻き付いても、首に傷ができるということを把握しておく必要がある」と話す。
【堺の児相、入所取り下げ】
堺市の男児のケースを巡っては、鈴木名誉教授が、両親の証言を基に再現実験を実施し、髪の毛巻き付きの可能性を検証した。
男児の両親によると、2019年12月27日未明、男児が寝ている時に突然泣き声を上げた。
父親が手探りで調べると、隣で寝ていた母親の髪が首に絡まっていた。
髪の毛をほどくと、男児は再び眠った。
両親は同日朝、男児の首に赤紫色の線状の傷(首の全周25センチに対し長さ16センチ、幅0・3センチ)があることに気づいた。
両親は経緯を保育園に説明したうえで、男児を登園させた。
傷の大きさを不審に思った保育園側が堺市子ども相談所に連絡し、児相は虐待の可能性があるとして、男児を一時保護。
その後、児相は家裁に入所措置を申し立てた。
傷について、両親は一貫して「母親の髪の毛が首に巻き付いた」と主張。
大阪府警による現場検証もあったが、事件化しなかった。
家裁の審判で、児相の委託を受けた法医学者は、「母親の髪の長さ(頭頂部から約53センチ)、損傷の状態からも、髪の毛が巻き付いて生じたとは考えがたい」とする意見書を出した。
一方、鈴木名誉教授によると、ひもなどで絞められていれば傷は首のほぼ全周につく可能性が高いが、男児の傷は首の左側だけにあった。ひもで今回のような傷がつくとすれば、ひもの両端を持ってゴシゴシとこする必要があり、「故意の行為としては不自然だ」と指摘。
再現実験から、母親の髪の長さは男児の首に巻き付くには十分で、傷は「髪の毛が巻き付いたことによってできた」と結論づけた。
この事案では、最終的に家裁が和解的な解決を促し、児相が20年7月、申し立てを取り下げた。
男児は同8月以降、児相の指導の下、段階を踏んで自宅に帰るプログラムに沿って生活し、一時保護から約1年後に両親の元に戻った。
児童虐待問題に詳しい馬渕泰至弁護士によると、親が虐待を認めて入所に同意したり、虐待を認めなくても一時保護延長に同意したりすることなく、児相が申し立てを取り下げるケースはまれだという。
両親の代理人の三村雅一弁護士は、「ヘアターニケットと明確に認定されたわけではないが、家裁が『虐待ではない』という両親の主張を尊重してくれたと考えている。児相は、当初の見立てと異なる見方が出たときに、早期に再検討する姿勢が必要だ」としている。
男児の父親は、「児相は『虐待』と決めつけ、専門家の鑑定にも、聞く耳を持ってくれなかった」と話す。
堺市は外部有識者による部会を設け、当時の対応の妥当性について内部調査した結果を検証しており、今月下旬にも結果をまとめる方針だ。
堺市子ども相談所は毎日新聞の取材に対し、「個別の案件についてはお答えしかねる」と回答している。
■ことば
へアターニケット症候群
毛や糸などが手指などに絡まり、締め付けられて起こる状態。
血流が止まることで組織の壊死(えし)が起こることもある。
乳児が泣きやまない一因となっていることもある。
ターニケットは英語で止血帯の意味。
https://mainichi.jp/articles/20210612/ddm/041/040/072000c
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、堺市の事例については、下記報道が詳しかった。(本文転載は省略)
(2021年2月11日 関西テレビ)
https://www.ktv.jp/news/feature/20210211/
2021年6月11日22時14分に毎日新聞から、『ランニング中の後頭部を蹴った「犯人」は… 初夏の頭上に注意』というタイトルで、記者が実際に襲われた体験談などがネット配信されていた。
うるさい鳴き声がした直後、後頭部に衝撃が走った。
8日午後4時過ぎ、盛岡市を流れる北上川に架かる夕顔瀬橋付近で、ランニング中の私(記者)はカラスに襲われた。
後頭部をいきなり蹴られた衝撃に驚いて転倒し、両膝を負傷した。
しばらく現場で様子をうかがっていると、他の通行人も次々に襲われていた。
なぜカラスが人を襲うのか、理由を探った。
その日午後、通り雨がやんだのを確認し、ランニングに出かけた。
北上川沿いの歩道や河川敷を、景色を眺めながら走るのが休日の楽しみで、この日は自宅から上流に向かって走り、夕顔瀬橋を渡って折り返そうとしたところで、数羽のカラスが沿道沿いの木の枝に止まっているのが見えた。
鳴き声も聞こえていたが気に留めず、木の下を通ろうとしたところで急襲された。
カラスが頭上をかすめるように飛び、思わずしゃがみ込んだが、次の瞬間には後頭部に衝撃を受けた。
「ガァ、ガァ」と興奮したような鳴き声で威嚇し続けるカラス。
何とか逃げようと焦り、転んでしまった。
ようやく現場から20メートルほど離れて様子をうかがっていると、カラスはウオーキング中の女性や自転車に乗った制服姿の女子学生らに向かって低く飛び、威嚇を続けていた。
私は転倒した際に無くしたワイヤレスイヤホンを探すために現場に戻ろうとしたが、再び後頭部を蹴られて、立ち去らざるをえなかった。
北上川を管理する国土交通省岩手河川国道事務所盛岡出張所によると、同じ場所でカラスに襲われたという通報が最近になって4件入ったという。
近くの木には高さ約10メートルの位置にカラスの巣があり、9日には「頭上注意 カラスが襲う危険があります」と注意喚起する立て看板を2カ所に設置した。
野鳥に詳しい岩手大講師の東淳樹さん(保全生物学)によると、カラスは5~6月が繁殖期で、産卵してヒナを育てることで「気が高ぶっている」という。
巣の周辺はカラスにとって子育てエリアで、「最も死守しなければならない最前線」(東さん)だ。
そのため、外敵とみなした人間が巣に近付くと鳴き声をあげ、近くを飛んだり頭を蹴ったりして威嚇する。
巣は気付きにくいところにあるため、通行人に存在を周知し、鳴き声が聞こえた場合は近付かないなどの対応が重要という。
ただ、巣を撤去すれば、人間に対してさらに警戒を強め、襲撃対象とする可能性があるという。
東さんは、「親鳥は、巣を撤去されてもすぐに同じ場所や近い場所に巣を作り、何年も繁殖を続けるので、中長期的にはカラスによる被害を減らすことはできない」と指摘。
ヒナが巣立てば、親鳥が襲ってくる可能性は低くなるという。
https://mainichi.jp/articles/20210611/k00/00m/040/136000c
※上記記事配信の翌日、6月12日11時0分に朝日新聞からも、朝日新聞の記者が札幌市でカラスに襲われた体験談記事がネット配信されていた。
「後ろから襲ってきます」
札幌市中心部、大通公園の貼り紙が注意を呼びかけるのは、カラス。
東京五輪マラソンの発着点にも選ばれた観光名所の大通公園では、たくさんのカラスが飛び回り、憩う人たちが食べ物をかすめ取られることもある。
記者は札幌に赴任したばかりの4月中旬、カラスに後頭部を蹴られた。
曇り空の午後、自宅付近の並木道を歩いていた。
ふと、頭に何かが当たった。
木の実が落ちてきたような感覚だったが、頭上を飛び去るカラスが視界に入り、蹴られたと気づいた。
そのカラスは近くの街路樹に止まり、支柱のひもをくちばしで引きちぎり始めた。
巣作りの材料を集めていたのだろうか。
「札幌のカラスは、ひなが巣立ちを迎える5月末から7月上旬にかけて、よく人を蹴ります」
NPO法人「札幌カラス研究・・・
https://www.asahi.com/articles/ASP6C51HWP5PIIPE00X.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは過去に、札幌カラス研究会からの情報として、カラスに攻撃されそうになったらバンザイポーズをとって通り過ぎればよいといった対策も紹介している。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8413/
2021年3月8日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11455/
(2021年6月16日 修正3 ;追記)
2021年6月9日16時1分にNHK栃木からは、標高の高い場所にあった消火栓2ケ所が、使うと水圧が下がるため使えなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
当時、消火活動のための水の確保が課題となり、周辺に設置された消火栓が数多く使われましたが、少なくとも2か所が使用できなかったことが、足利市消防本部への取材でわかりました。
これらは、比較的、標高の高い場所にある消火栓で、水圧が弱く、消防が大量の水を使用した場合、周辺の住宅に水を供給できなくなるおそれがあるとわかったため、使用しなかったということです。
その後、消防本部が、市と調査を行ったところ、同様の理由で大規模な火災に使用できない可能性がある消火栓が、ほかにも28あることが分かりました。
消防は、こうした現場では、既存の防火水槽やため池などの活用に加え、大型水槽車をより多く出動させるなど、態勢を強化することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20210609/1090009830.html
(2021年10月15日 修正4 ;追記)
2021年10月14日15時12分にNHK栃木からは、空気が乾燥する季節を迎え、消防が注意喚起看板を登山道に設置したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし2月に発生した足利市の山火事は、およそ3週間にわたって燃え続け、167ヘクタールが焼けたほか、周辺の最大305世帯に避難勧告が出されるなど、住民生活に大きな影響が出ました。
この火事について、市は、ハイキングコースにある休憩所付近から出火した可能性が高いとして、訪れるハイカーに火の取り扱いに注意するよう呼びかけてきましたが、消防は、空気が乾燥する季節を迎えたことから、現場の山に注意を呼びかける看板を14日、設置しました。
看板は、横30センチ、縦51センチほどの板に、燃えている山と消火活動に当たっている消防隊員のイラスト、それに「山火事予防」ということばがデザインされていて、消防職員4人が出て、ハイキングコースの入り口に取りつけました。
この山は、市街地に近く、気軽にハイキングが楽しめる山として人気で、例年、秋には紅葉を目当てに大勢の人が訪れるということです。
足利市消防本部の青山さんは、「山火事の原因は、たばこやたき火など人為的なものが多いので、この看板を見て、火の取り扱いに十分注意してハイキングを楽しんでほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20211014/1090010828.html
2021年6月7日13時1分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から、下記趣旨の記事が出没する野犬などの写真付きでネット配信されていた。
6日午後4時、ソウル市冠岳区の冠岳山公園入口からわずか600メートルの森の中。
体長1メートルほどの白と黄みがかった色の野犬2頭が、捕獲用の鉄製わなの回りをうろうろした後、逃げていった。
山登りに来たシン・ヨンシクさん(63)は、「二日に1回くらいのペースで冠岳山に来るが、多い時は3-5頭が道のすぐそばに立ち、人々をじっと見つめている」、「正直言って不安だ」と語った。
妻と一緒に来たハン・ヨンミンさん(58)は、「ほとんど毎日、冠岳山に来るが、多い時は2-3頭ずつで3つの群れになっているのを見た」と話した。
毎年700万人以上が訪れる冠岳山には野生化した犬が約30頭いると、ソウル市冠岳区庁では推定している。
「危険だ」、「野犬を捕まえてほしい」という苦情が、一日に多くて20件ほど区庁に寄せられるそうだ。
野犬が冠岳山の入口にも出没していることから、同区庁では山に捕獲用のわなを4つ設置している。
また、夜中や明け方にソウル大学の学生寮や教職員宿舎近くにも野犬が現れたため、捕獲用のわな6つをソウル大学キャンパス内に別途設置した。
ソウル市によると、冠岳山だけでなく、北岳山、仁王山、白蓮山などにも数十頭の野犬が生息しているという。
ソウル市内の主な山々に野生化した犬が全体でどれだけいるのかは、きちんと把握できていない。
ソウル市関係者は、「随時移動する上、あまりにも繁殖が早いため」と説明した。
最近、ペットを飼う家庭が増えているのに伴い、捨てられる動物もますます増える傾向にある。
農林畜産食品部によると、全国で昨年、捨てられるなどして救助・保護されたペットは13万401頭で、そのうち犬が73%(9万5000頭)を占めた。
消防庁関係者は、「屋外活動が頻繁な5-8月は、犬にかまれないよう細心の注意が必要だ」と話す。
特に先月22日、京畿道南楊州市内の山で野犬に首をかまれた50代の女性が出血により死亡する事故が発生、不安が募っている。
各自治体は独自に野犬捕獲に乗り出したが、効果は上がっていない。
冠岳区庁のコンパニオンアニマル・チーム関係者は、「捕獲用のわなの中に置いたエサは鳥やリスなどにすべて食べられてしまうし、学習能力がある野犬たちは、わなを避けている」と話す。
捕獲専門家らが麻酔銃で野犬を捕まえ、動物保護機関に渡す方法もある。
しかし、「動物の命も人間と同じように大切だ」という動物権に対する認識が高まり、実行できずにいる。
ある区庁関係者は、「麻酔銃を撃てば動物保護団体の抗議は避けられないし、動物保護法違反になる可能性もある」、「しかも、野犬たちにエサをやったり、わなにはまった犬を放してやったりする人もいて、困っている」と言った。
先月、50代の女性が野犬にかまれて死亡する事故があった後、捕獲された野犬についても、南楊州市庁には「犬には過ちがないから殺処分しないでほしい」「私が飼う」といった電話が相次いでいるとのことだ。
ソウル市も2016年から野生動物捕獲専門家を雇用し、麻酔銃で野犬を捕獲してきた。
ところが、2018年に麻酔銃で犬が死ぬという事故が発生すると抗議・苦情が殺到。
それ以降、行われていない。
ソウル市関係者は、「今は麻酔銃で捕獲する業者を雇うのも難しいし、捕獲するという人もいない」と語った。
犬の飼い主たちの責任意識を向上させるべきだという指摘もある。
ソウル市冠岳区で暮らすイさん(54)は、「野犬そのものよりも、犬を捨てて野犬にした個人が責任を取るべきだ。事故が発生した場合、刑事処罰も受けなければならない」と言った。
野犬を含め、捕獲された犬は、まず動物保護管理システムに登録し、10日間「飼い主を探している」という公告を出す。
飼い主が現れなければ、所有権は自治体に移ることになる。
だが、引き取る人がいなければ殺処分となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79d26e9489dda4ac75732188909b8be23ce27e45
※上記記事中の南楊州市事例は下記記事参照。
『野山を散歩中の女性、犬に噛まれて死亡…女性が動かなくなるまで離さず=韓国』
(2021年5月25日9時43分 YAHOOニュース;WOW! Korea、犬の写真付き)
韓国・キョンギド(京畿道)ナムヤンジュ(南楊州)市内の野山で50代の女性を攻撃して殺した大型犬が、被害女性の首筋に噛みつき、体がぐったりするまで離さなかったことが調べで分かった。
25日、警察によると、防犯カメラを分析した結果、犬は今月22日午後2時すぎ、山を散歩していた50代女性の後ろから走ってきて襲撃したという。
女性が驚いて振り返ろうとした瞬間、首に噛みついた。
そして、その女性が動かなくなるまで噛みついたままだった。
女性が動かなくなると、犬は近くの山に逃げた。
通りすがりの人が血を流して意識を失っている女性を見つけ、病院に搬送したが、息を引き取った。
女性は近くの住民ではなく、この日、知人に会いにこの地域を訪れ、一人でいる時に事故に遭ったという。
警察関係者は、「知人の証言によると、家庭菜園を一緒にやっている時に、ちょっと散歩に行ったようだ」と伝えた。
救助隊は麻酔銃を撃ち、この犬を捕獲した。
犬の体長は150cm、体重30kgほどで、サモエドと豊山犬の雑種だと専門家はみている。
捕獲された犬の首には首輪がかけられた痕跡が見つかったが、現在は捨てられたものと推定される。
事故現場付近に数十匹の犬を飼育する飼育場があり、飼育場の所有者を調べたが、自分が飼育していた犬ではないと強く否定した。
警察は飼育場との関連の可能性も排除せずに調べを進めている。
この犬は、2か月前からこの付近に出没していたという。
住民たちは警察に、「2か月前から現れ、人が呼ぶと近寄ってきて食べ物をもらったりしていた」、「そんなに荒っぽく見えないのに、人に噛みついて殺したと聞いて驚いた」と伝えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b13cf34b1d52c45f7aab698b14ec5af5cdea2daf
(ブログ者コメント)
〇山口県周南市では野犬が増え、人が噛まれる被害が出ているという記事を昨年暮れに本ブログで書いた。
その関連情報として紹介する。
〇ブログ者も10日ほど前、田園地帯をサイクリング中に野犬2匹を目撃した。
5~6年前、そこから3~4km離れた場所で野犬に出遭ったことがあったが、野犬との遭遇はそれ以来だ。
あの時は1匹・・・?2匹だったかも。記憶は薄い。
今回出遭ったのは、あの時の犬だったのだろうか?
今回も、襲ってくる素振りも見せず通り過ぎた犬だったが、カメラを向け続けていると、途中からこちらを見るようになった。
クワバラクワバラ・・・だ。
今回は早朝の団地内散歩時だ。
住宅街の道路や緑地公園内をウロウロ。
カメラを向けると、やはりこっちをじっと見るようになった。
黒い中型犬につき、怖さ半端なし。
1枚だけ撮って、すぐに犬のいないほうに歩き去った
ここ数年、皆無だったのに、1週間で2回も野犬に遭遇。
不心得飼い主が増えたのか?
放置しておくと誰かに噛みつくかもと思い、保健所のHPに写真を撮ったことなど情報提供したところ、翌日に情報確認の電話があった。
聞かれたのは目撃当時の状況と首輪の有無。
ただ、詳細な目撃場所のヒアリングや写真の送付依頼はなく、ちょっと拍子抜けだった。
2021年6月7日16時51分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時44分ごろ、出水市明神町の米ノ津中学校近くの用水路で、草刈り作業をしていた人から「高齢の男性が草刈り中に怪我をした」と消防に通報がありました。
消防が現場に駆けつけたところ、出水市汐見町の無職、肱黒さん(70)がすでに心肺停止の状態で、病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
肱黒さんの左のひざの裏側には草刈り機によるものとみられる傷があり、死因は失血死だということです。
警察によりますと、当時、現場では7人ほどが草刈りを行っていて、肱黒さんは自ら「救急車を呼んでほしい」と周りに声をかけたということです。
また、肱黒さんはエンジン式の草刈り機を使っていましたが、消防によりますと、防具などは付けておらず、軽装だったということです。
警察は、どのようにして草刈り機の刃が肱黒さんの膝の裏にあたったのかなど、詳しい事故の原因を調べています。
【この時期は草刈り機事故が増加!】
雑草が伸びるこの時期、消費者庁は、草刈り機の事故が増える傾向にあると注意を呼びかけています。
消費者庁によりますと、エンジン式の草刈り機を使用中の事故は、報告があったものだけで、去年までの過去5年間で65件にのぼり、そのうちおよそ7割が5月から8月に集中しています。
国民生活センターがエンジン式の草刈り機による事故を再現した映像では、
▼刃の右側に障害物があたると反対方向に刃が跳ね返る現象が起こること
▼近くに人がいると誤って接触してしまう恐れがあること
▼刃に当たった石や空き缶などが勢いよく飛ぶこと
などを紹介しています。
消費者庁は事故を防ぐために、
▼作業する際には長袖・長ズボンのほかヘルメットやゴーグルを着用すること
▼周りの人と15メートルほど距離を保って作業を行うこと
▼草刈り機の点検を定期的に行うこと
などを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210607/5050014970.html
6月7日16時27分に南日本放送からは、左膝の裏から多量の血が出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時半すぎ、出水市明神町の用水路で、近くの草を刈っていた出水市汐見町の肱黒さん(70)が足をけがしているのに一緒に作業をしていた人が気付いて、消防に通報しました。
肱黒さんは左膝の裏から多量の血が出ていて、病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
死因は失血死とみられています。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2021060700049571.html
(ブログ者コメント)
以下は、消費者庁HPに掲載されている事故再現映像の一部。
草刈り機をゆっくりと右方向に動かし、障害物に見立てた木の棒に刃を当てたところ、刃ははじかれるように右方向に動き、ダミー人形に当たっていた。
映像は消費者庁HPの該当記事参照。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_032/
2021年6月2日18時54分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今増えているノロウイルスによる感染についてです。
ノロウイルスは、おう吐や下痢などを引き起こすウイルスです。
食べ物がウイルスで汚染された場合は食中毒の原因にもなります。
感染力が非常に強いのが特徴です。
子どもや高齢者ですと重症化するおそれがあります。
例年、秋から冬にかけて流行しますが、ことしは4月と5月にも集団感染が増えています。
【感染者数の推移】
道内でのノロウイルスの集団感染件数は、ことしの4月と5月の合計がここ5年間で最も多くなっています。
▼札幌市は、ことしは4月が32件、5月が9件でした。
これに対して新型コロナウイルスの影響で幼稚園や保育所などが休みとなって極端に少なかった去年は4月が2件、5月が1件でした。
おととしが4月が2件、5月が9件でした。
平成30年は4月が8件、5月4件でした。
平成29年は4月2件、5月2件でした。
▼札幌市をのぞく道内のほかの市町村は、ことしは4月が38件、5月が46件と大幅に増えていいます。
これに対して、去年は新型コロナウイルスの影響で同じように極端に少なくて4月4件、5月が2件でした。
おととしは4月19件、5月が46件でした。
平成30年は4月が10件、5月24件でした。
平成29年は4月が24件、5月が16件でした。
去年は、新型コロナの影響で保育所や幼稚園などが休みになったことから少なくなっていますが、それ以前と比べても、ことしの4月と5月はぐんと多くなっています。
【なぜことし増加?】
なぜ、ことしは感染が増えているのでしょうか。
北海道保健福祉部の廣島技監は、「コロナの影響でアルコールを1日何回も消毒に使う方がいると思うが、実はアルコールはノロウイルスにはあまり効果がないとされている。手洗いをしないでアルコールで消毒をして十分、感染予防ができたと考えている方がいらっしゃると思う。これだけ増えているのは手洗いの不徹底が1つにあるのではないか」と分析しています。
その上で、ノロウイルスの感染対策としては、「手洗いが一番の予防策になると思う。あとは、食べ物を加熱したらノロウイルスを防ぐことができるし、トイレとかの清掃も大事になる。消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使ってほしい」と呼びかけています。
また、同居する家族にノロウイルスの感染者が出た場合については、「患者がおう吐などした場合は、空気中に漂い、空気感染のようになる。家の中でマスクはしてないかもしれないが、誰かが吐いたのであれば、マスクをして対処することが大事だ。おう吐物や汚物を扱うときには手袋をしていただく方がいい」と述べました。
今後のノロウイルスの感染拡大の見通しについては、「7月8月の夏場になれば例年、流行は抑えられるが、6月中であれば、それほど気温が上がらないので、感染が続く可能性はある。今月いっぱいくらいまでは気を付けてもらった方がいい」と指摘しています。
【対策まとめ】
ノロウイルスの感染をどうやって防ぐのか。
最も基本となるのは、コロナ対策と同じく「手洗い」です。
特に調理前や食事前、トイレの後などは、30秒以上かけてしっかり洗いましょう。
もうひとつは食品の加熱です。
食材を中心部まで十分に加熱することで、ノロウイルスを死滅させることができます。
目安は85度から90度の温度で90秒以上となっています。
ノロウイルスに効果がある次亜塩素酸ナトリウムを消毒液に使うことも有効です。
次亜塩素酸ナトリウムは、市販されている塩素系漂白剤と水を混ぜ合わせて作れる消毒液で、調理器具などの通常の消毒は水で250倍に薄めます。
家庭内で、ノロウイルスの感染者が出てトイレやおう吐物の処理など汚染された場所を消毒する場合は50倍に薄めたものを使いましょう。
おう吐物などの処理では、使い捨てのエプロンや手袋、マスクをした上で作業する必要があります。
汚染物が飛び散らないように、消毒液をペーパータオルなどに浸してから拭き取り、作業に使ったものはビニール袋に密封した上で廃棄しましょう。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210602/7000034878.html
2021年4月23日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正5として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11580/
(2021年6月9日 修正5 ;追記)
2021年5月24日16時5分にYAHOOニュース(NEWSポストSEVEN)からは、則武地所が手がけていた物件はほとんどがサブリースがらみの投資用マンションだったなど、背景にも切り込んだルポライターの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
東京・八王子市の賃貸アパートの外階段が崩れ、住人の女性が転落しした事故は、その施工会社が間を置かずに自己破産を申請したことが非難の的となっている。
そして、他に同じような危険な物件が複数あること、短期間にずさんな工事を繰り返していたことが明るみに出てきた。
なぜ、このような危険な賃貸物件が増えてしまったのか、ライターの宮添優氏がレポートする。
・・・・・
東京都内の建設会社代表・中島孝一さん(仮名・30代)は、これまでにも数棟の則武物件の工事に関わってきたが、この一年ほどの間に、さまざまなトラブルがあったことを明かす。
「則武から入金が遅れる、入金がない、ということが相次ぐようになり、同業者と『大丈夫か』と話していたのですが、工事自体もかなり杜撰になっていました。
建物自体は則武の社員や、則武が契約している大工が担当し、水回りや外壁などを我々外部の事業者が請け負う形。
そして報道にあったように、ありえない場所に木材を使用したり、壁が曲がっていたりしたんですよ」(中島さん)
中島さん自身、あまりに酷い工事現場の様子から、則武との付き合いを考え直さなければならないと思っていたところに起きた悲劇だった。
・・・・・
「則武さんの物件のほとんどは、いわゆる投資用のアパートでした。
この数年の間に、関東エリアで100を超える物件を手がけており、もしかしたら、そのほとんどで同じような問題が起きているかもしれません」
こう話すのは、神奈川県内の建設会社幹部(50代)。
則武地所施工の物件は、いずれもデザイン性が高く、若者を中心に人気だった時期もあったと振り返る。
しかし、「投資用物件」だったからこそ、今回の問題が起きたと指摘する。
「数年前、利回りの良さから不動産投資が加熱したことがありましたよね。
でも、そんな時期も、今は昔のこと。
スルガ銀行、かぼちゃの馬車、それにレオパレスなど、投資用物件やサブリースの問題が次々に明るみに出て、業界は冷え切っていました。
則武も同じような商売をしており、結局、ボロが出たということでしょう」(建設会社幹部)
投資家オーナーが金融機関から融資をうけてアパートを買い、それを事業者にリースする。
事業者は入居者を募り、オーナーは複雑な管理業務に煩わされずにリース事業者から融資の返済金額を上回る収入が得られるというのが「サブリース」の大まかな仕組みだ。
オーナーに対し、家賃保証をうたい文句にした事業者も多かった。
当然、投資家に安定した利益をもたらすと高い人気を誇っていたが、女性用シェアハウス「かぼちゃの馬車」など、サブリース事業を展開していたスマートデイズ社が、投資家にリターンを戻せなくなり、破産した。
そもそも、入居者が思うように集まらず、オーナーの要望を押さえ込んで家賃減額を行いながら、次々に新規物件を建設していた。
その、急いで建てられた物件は、多くが杜撰な工事で建てられていた。
住む人を集められない物件を増やし続けた最後は自転車操業に陥り、結果的に建設資金を融資してもらった、つまり借金をしたオーナーが騙された、という形になった。
かつて破たんしたサブリース業者のアパート建築現場について聞いていた様子と、則武の現場は似たような雰囲気になっていたという。
「質が悪く安い物件をバンバン売って利益を上げるのが、近年の則武のスタイル。
工事現場では、杜撰な工事を見かねた関係者が社員に上申することもありましたが、『誰も損はしない』と聞き入れてくれなかったそうです」(建設会社幹部)
東京都内に住む無職・鎌田さん(男性、60代)は「則武物件」のオーナー。
知り合いの不動産屋を介し、絶対に儲かる話があると言われて紹介されたのが、則武の社員だった。
・・・・・
筆者の調べによると、「則武物件」を動画やブログ、サロンなどで紹介・販売することで「紹介料」を稼いでいるような人々も存在しており、その構造の全容も近いうちに明らかになるのかもしれない。
上記で紹介したような体験をしている建設会社、オーナーは他にも多数存在しており、今後、さらなる混乱が起きることは必至だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8977b42c0eacb4ed0a8f0d58565063eef35e8b1
6月1日11時48分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、調査対象241棟中、6棟で外階段の木材に腐朽がみられたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は1日、同社が施工した他のアパート6棟で劣化が確認されたとする調査結果をまとめた。
うち4棟は、直ちに崩落などの危険があるという。
調査したのは、同社と、同社社長らが個人名で建築確認を申請した東京都・神奈川県内の計241棟。
劣化があった6棟は鉄製の外階段を木製の踊り場が支える構造で、踊り場の木材に腐朽がみられた。
同省は6棟の所有者に対し、階段を支える柱を仮設するなど改善を指導。
同様の構造だった207棟の所有者にも、建築士などによる詳細調査を要請した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d52d2cd0ef53bbabb9203503c36853ef22e8fce
6月1日12時2分にNHK神奈川からは、241棟中、213棟で外付け階段に木材が使われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、この会社や関係者が手がけた東京都と神奈川県のあわせて241のアパートについて、自治体を通じて目視による調査を行いました。
その結果、事故が起きたアパートと同じように外付けの階段に木材が使われているとみられる物件が213に上ることが分かったということです。
このうち、現時点で劣化などにより危険性があると判断されたのは6つの物件で、すでに階段を支える仮設の柱を設置するなどの対策を進めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210601/1050013987.html
(2012年9月15日 修正6 ;追記)
2021年9月14日18時26分に読売新聞からは、国交省は木造外階段の防腐処理方法について指針を作成するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、木造外階段の防腐処理の方法について、指針を作成する方針を固めた。
有識者による議論を経たうえで、年内に取りまとめる。
木造の外階段は、建築基準法施行令で、防腐処理を施した場合に限って設置が認められている。
防腐処理の具体的な方法は明文化されておらず、新たに指針を作成することで、実質的な基準としたい考えだ。
指針には、一般的な薬剤塗布や防水シートの使用に加え、腐食しにくい材料を使うことやクギ穴の防水措置などを盛り込むことを想定している。
不適切な事例を明記し、注意を促すことも検討している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210914-OYT1T50175/
2021年5月30日14時55分にYAHOOニュース(たまひよオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本で加熱式タバコが本格的に販売されて5年がたちます。
シェアも伸びており、令和2年4月~12月の紙巻きタバコの販売累計が767億本に対し、加熱式タバコは308億本。
加熱式タバコの販売累計は、紙巻きタバコの約4割に当たります。
40年にわたり禁煙活動を続ける、十文字学園女子大学教授健康管理センター長 齋藤麗子先生は、「加熱式タバコの普及に伴い、子どもの誤飲事故なども増えており、新たな課題が生まれている」と言います。
【日本全国で加熱式タバコが発売されて5年!誤飲事故は看過できない状況】
加熱式タバコとは、紙巻きタバコのようにタバコの葉をライターなどで燃やしません。
その代わり、タバコの葉を加熱し、煙の代わりに蒸気が出て、タバコのにおいや味を感じる商品です。
「加熱式タバコが、日本で発売されたのは2014年11月です。
最初は名古屋など地域限定で発売されました。
日本全国で発売が開始されたのは2015年9月からです。
まだ発売から6年弱しかたっていませんが、乳幼児の加熱式タバコの誤飲事故は看過できない状況です」(齋藤先生)
【「タバコや吸い殻を口に入れたことがある」割合は、紙巻きタバコより加熱式のほうが高い!】
タバコの誤飲事故は、0~2歳に多く見られますが、消費者庁が2021年1月に行ったインターネット調査(※1)で「タバコを誤飲しそうになった経験」を聞いたところ、紙巻きタバコよりも加熱式タバコのほうが、タバコ・吸い殻ともに「口に入れたことがある」、「口に入れかけたことがある」割合が高いことがわかりました。
※1 有効回答者数500人・全国の20~60歳代を対象に、0~6歳の子どもと
同居しており、現在、タバコを喫煙する人を抽出
加熱式タバコの誤飲事故が多い理由の1つは、紙巻きタバコのように火を使わないことが考えられます。
「火を使わないために管理が甘くなって、ママやパパの中には、子どもの手の届く場所に加熱式タバコを置いているおうちもあるようです」(齋藤先生)
【加熱式タバコの吸い殻を、直接リビングのごみ箱に捨てるママやパパも】
消費者庁で「タバコの吸い殻の処理状況」について調べたところ、加熱式タバコの捨て場所は「今、吸っている箱の空きスペース」、「リビングや自室のごみ箱」、「台所のごみ箱」という回答も。
捨て方も、「そのまま捨てる」が60人(71.4%)でトップでした。
齋藤先生は、捨て方にも十分注意が必要と言います。
「加熱式タバコは、タバコの葉を詰めたカプセルや葉をかためて巻いた部分が約1.5~2.5cmと小さく、子どもののどのサイズより小さいため、万一、子どもが口に入れた場合、丸飲みしやすいのです。
誤飲のリスクは紙巻きタバコよりもはるかに高いと思います」(齋藤先生)
【“加熱式タバコ=有害でない”は間違い。健康被害を考慮して、販売していない国も】
「加熱式タバコは、煙が出ないから有害物質は出ない」と思っているママやパパもいるようです。
「煙が出なければ安心・安全という訳ではありません。
加熱式タバコは、日本で発売されて5年しかたっていないので、死亡率や肺がんのリスクなど健康被害のエビデンス(根拠・証拠)はまだありません。
健康問題を考慮して販売していない国も多数あります。
販売しているのは日本、ロシア、ウクライナ、韓国、カナダ、ニュージーランド、EUなど、ごく限られた国です。
また加熱式タバコAと紙巻きタバコの成分を比較したところ、ニコチンは紙巻きタバコの46%でしたが、アルコールの1種であるグリセリンは紙巻きタバコの6780倍。
化学物質のプロピレングリコールは、紙巻きタバコの2909倍という結果が出ています。
ニコチンも含まれているので、万一、子どもが誤飲したときは急性ニコチン中毒になる可能性もあります」(齋藤先生)
【加熱式タバコの葉は粉状で、誤飲すると体内にニコチンが吸収されやすい】
齋藤先生は、加熱式タバコの葉は粉状の製品もあるので、誤飲すると体内にニコチンが吸収されやすいとも言います。
【医療機関ネットワーク事業に寄せられた、加熱式タバコの事故事例とは!? 】
加熱式タバコの誤飲事故は、次のようなものがあります。
以下の事故事例は、加熱式タバコの誤飲事故として、医療機関ネットワーク事業(※2)を通じて寄せられたものです。
『使用前の加熱式タバコの誤飲/1歳男児・入院』
朝、1人で起き出して、リビングで遊んでいた様子。
保護者は隣の部屋で眠っていて見ていなかった。
30分後に麦茶を飲ませたら、すぐに嘔吐して茶色いものが出てきたが、麦茶だと思っていた。
2時間後に2度目の嘔吐があり、床にタバコフィルターが落ちていることに気づいた。
いつもはリビングの出窓に置いているが、たまたま棚の上に置いていたタバコに手が届いてしまったようだ。
加熱式タバコの箱に1本残っていたが、もう1本がなくなっていて、フィルターだけが床に落ちていた。
※2
医療機関ネットワーク事業は、参画する医療機関から事故情報を収集し、再発防止にいかすことを目的とした消費者庁と国民生活センターとの共同事業。
2010年12月から運用を開始。
「ニコチンが体内に吸収されると、事故事例のように嘔吐する子が多いです。
万一、誤飲したときは、紙巻きタバコ同様に、その場で吐き出させて、急いで小児科へ。
水などを飲ませるのはニコチンの吸収を早めるので逆効果です。
加熱式タバコを誤飲すると嘔吐したり、顔色が悪くなったり、急性ニコチン中毒の疑いがある場合は入院が必要になります。
こうしたことからも、加熱式タバコは決して安心・安全なものではないということがわかってもらえると思います」(齋藤先生)
データ提供/消費者庁・国民生活センター
ひよこクラブ編集部;
本来は禁煙がいちばんですが、もし同居する家族が、どうしても加熱式タバコをやめてくれない場合は、たとえ煙が出なくても、蒸気が出ているので家の外で吸ってもらったほうがいいそうです。
また齋藤先生は、「外で吸ったときは、少なくても深呼吸を5回して少しでも肺をきれいにしてから家に入りましょう。加熱式タバコは多くの化学物質が含まれているので10年後、20年後に吸っている本人だけでなく、まわりの人にどんな健康被害が出るか想像できるでしょう」と言います。
監修者 齋藤麗子(さいとうれいこ) 先生
PROFILE:医学博士、十文字学園女子大学教授 健康管理センター長 産業医、日本禁煙推進医師歯科医師連盟会長。小児科医、東京都の区の保健所長などを経て現職。40年にわたり、禁煙活動を続ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef28b38d55321303f13de7b9099c67f4df9c9d3
2021年5月18日12時15分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山中龍宏「子どもを守る」
動くものに乗っていて転倒すると、けがの重症度が高くなります。
今回は、学童編です。
【ポールにぶつかって肝臓破裂】
学童や生徒の自転車事故は多発しています。
転倒すると大けがを負う場合があります。
<事例1:7歳女児>
2018年7月17日午後4時少し前、自転車に乗っていて坂道を下り、車止めのポールにぶつかって転倒した。
起き上がれず、30分くらい現場に横たわっていた。
通りかかった軽自動車のおじいさんに家まで送ってもらい、5時半に母親に付き添われて私のクリニックに来院した。
とても苦しそうな顔で、左上腹部に直径6~7センチの内出血斑、あちこちにすり傷があった。
内臓障害を疑い、救急車で大学病院の外傷センターに搬送した。
肝臓が破裂しており、1週間入院した。
< 事例2(https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/injuryalert/0006.pdf):11歳女児>
春休み中の午前8時50分頃、塾へ行くために自転車(ママチャリ)に乗って歩道を走っていた。
ハンドルに掛けていた傘が前輪のスポークに引っかかって転倒し、左前腕を打撲、右腹部をハンドルの先端で強打した。
腹痛が持続するため医療機関を受診した。
腹部CT(コンピューター断層撮影)で肝臓の損傷が見つかり、19日間入院した。
学童の交通事故は、低学年では歩行している時の事故が多いのですが、高学年になると自転車の事故が多くなります。
自転車に乗る場合は、ブレーキの利き具合、タイヤの空気圧、サドルの高さの調整などの整備のほか、ヘルメットの着用など基本的な準備をすることが大切です。
自転車の転倒による事故では、自転車のハンドルバーによる内臓の損傷がよく知られています。
自動車事故のような非常に大きなエネルギーではなく、比較的小さなエネルギーであっても、自転車のハンドルバーやパイプ椅子の脚にぶつかるといった「一点に集中する」場合や、シーソーの角、ブロック塀の角など腹部に対して線状に外力が加わる場合に内臓損傷が起こることがあります。
このようなけがでは、外力と脊椎に臓器が挟まれて臓器の損傷が起こると考えられています。
肝臓や脾臓(ひぞう)が損傷すると大量に出血し、膵臓(すいぞう)の損傷では膵液の漏出によって腹腔(ふくくう)内の組織障害が起こります。
自転車のハンドルのバーエンドの形状と、腹部外傷のデータを収集し、どのような機序で腹部外傷が起こったのかを検討し、傷害を起こしにくい形状にする必要があります。
バーエンド部分の面積を広くする、金属部分が露出しない構造にする、バーエンド部は軟らかい素材にするなど、形状や硬さの工夫をすれば、受傷時の衝撃を緩和することができると思います。
自転車が転倒しやすい状況としては、自転車のハンドルに傘を掛けていて、右・左折した時に傘が前輪タイヤに絡んで転倒する、走行時の振動で前かごに入れた荷物のひもが垂れ下がって前輪に巻きついて転倒するなどがあります。
坂道でブレーキが利かず、何かに衝突して転倒することもあります。
自転車のハンドルには物を掛けない、あるいは物が掛からない・掛けにくいハンドルにする、前輪にカバーをして物が挟み込まれない構造にすることもできると思います。
【スケートボードで転倒した8歳女児 大型バスにはねら
れ…】
・・・・・
【転倒は不可避 けがをしない対策を】
ローラー付きシューズによる転倒事故もよくみられます。
・・・・・
今回で「転倒シリーズ」は終わります。
ヒトは、歩いたり、走ったり、乗り物で移動したりするので、「転倒する」ことは不可避です。
転ばないように気をつけるよりも、転んだときにけがをしないよう、けがをしても軽く済むよう、事前の対策をすることが重要なのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/127e3813403ea10e6a6ca672ab706fd7d0f58c6d
2021年5月12日6時28分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
スマートフォンなどの画面から出る「ブルーライト」を抑えるメガネを子どもがかけることについて、眼科の学会などは先月、発育に悪影響を与えかねないとして慎重な対応を求めましたが、これを受け、東京・渋谷区で検討されていた小中学生に寄贈する計画が中止されたことが分かりました。
ブルーライトはデジタル端末の画面などから出る波長が短い青い光で、この光を抑えるとするメガネが多く販売されています。
このメガネを子どもがかけることについて、眼科の専門医で作る学会などは先月、太陽光を十分浴びないと近視が進行するリスクが高まるなどとして「推奨する根拠はなく、発育に悪影響を与えかねない」とする意見書を出し、慎重な対応を求めました。
このメガネを販売している専門店チェーン、「JINS」の運営会社は、ことし3月、東京・渋谷区立の小中学校のすべての児童生徒に無償で配ると発表していましたが、意見書を受けて渋谷区教育委員会と対応を協議し、関係者によりますと計画は中止されたということです。
「JINS」の運営会社はNHKの取材に対し、「答えられることはない」とコメントしています。
また、教育委員会の担当者は、「意見書を踏まえて判断した」としています。
意見書を作成した東京都眼科医会の福下公子会長は、「ICT教育の推進で子どもの目の健康に関心が高まっているので、同様のことが起きないか、学校教育の現場を注視していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210512/1000064242.html
(ブログ者コメント)
ブルーライトの悪影響が議論されているという情報は、本ブログでも過去に紹介スミ。
日本眼科医会などの意見書については、以下の解説記事参照。
(2021年4月21日19時0分 FNN PRIME)
近ごろのメガネ店では、当たり前のように「ブルーライトカット」の商品がずらりと並んでいるが、日本眼科医会など6学会は4月14日に、「ブルーライトカット眼鏡」を子どもに使わせることを危惧する意見書を公開した。
そもそも、ブルーライトとは、太陽光や電球など目に見える光に含まれる青色成分のことで、スマホやパソコンの画面からも出ているという。
この光を「ブルーライトカット眼鏡」で抑えると、スマホなどの使用による睡眠障害や、眼精疲労の軽減、眼球への障害予防などの効果があると謳われているが、意見書は科学的観点から問題点を指摘している。
まず、スマホなどの画面が発するブルーライトは、曇り空やガラス越しの自然光よりも少ないため、いたずらに恐れる必要はないという。
逆に、子どもにとって太陽光は心身の発育に好影響を与えるもので、十分に浴びない場合は、近視のリスクが高まるとしている。
さらにアメリカの科学誌に掲載された最新の研究では、ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くないと報告されているそうだ。
ただ、ブルーライトと体内時計の関係があることは、いくつもの論文で指摘されており、夜遅くまでデジタル端末の強い光を浴びると、睡眠障害をきたす恐れがあるという。
しかし、就寝前ならともかく、日中にブルーライトカット眼鏡を使うメリットはないとしている。
これらの理由から意見書では、子どもにブルーライトカット眼鏡を推奨する根拠はなく、むしろ、かけさせることは発育に悪影響を与えかねないとまとめている。
なぜこのタイミングで意見書を出したのか?
そして、言及はなかったが、大人への悪影響はないのか?
日本眼科医会の担当者に聞いてみた。
【小中学校“デジタル授業”の本格化が背景】
――なぜ意見書を公開した?
政府のGIGAスクール構想により、2021年4月から、多くの小中学校でデジタル端末を用いた授業が本格化したことを踏まえ、文部科学省も子どもたちの目の健康に留意した文書やリーフレットを3月、4月と立て続けに発出しており、我々もまた、健やかな目の成長を願う立場から公開しました。
また、3月に米国眼科アカデミーからもブルーライトカットについての意見が出ました。
偏りのない情報を皆さんにお伝えすることで、子どもたちの健やかな成長に役立てていただくための情報提供として発出しました。
(編集部注:米国眼科アカデミーは3月5日付で公式サイトに「米国眼科アカデミーはブルーライトカット眼鏡を推奨しません。」と掲載)
――今までブルーライトカット眼鏡を使ってきた子供もやめたほうがいい?
現在お持ちのものを使用することが明らかな害になるという証明はされていませんので、お持ちのものをご使用いただくことは大きな問題にならないと思います。
一方で、ブルーライトカット眼鏡を使用すれば、子どもが長時間にわたってデジタル端末を見ても良いことにはなりません。
——子どもがブルーライトカット眼鏡を就寝前に使うのもよくないのでしょうか?
今回の発出文書にもありますが、夜間のブルーライトカットは特に悪いことではないと思います。
また、ブルーライトカットの有無にかかわらず、先の文部科学省のリーフレットにもあるように、就寝1時間前からはデジタル端末を使用することは、控えるべきと考えています。
【大人は、見え方が向上することもあり、すべてにおいて不要ではない】
――ブルーライトカット眼鏡は大人への悪影響はない?
中年以降では、見え方が向上することもあり、すべてにおいて不要というわけではありません。
眩しさに関しては、デジタル端末の場合、画面の明るさ調整も効果的と考えます。
ブルーライトカットの有無よりも、度数や、利用する用途に合った本人に最適な眼鏡の使用をおすすめします。
――パソコンやスマホを長時間見て目が疲れる人はどうしたらいい?
適切な度数の眼鏡を使用する、 画面を離してみる、 休憩を取る、 遠方を見る、 画面は低輝度にする、といった対応がお薦めです。
今回、意見書が指摘しているのは成長期の子どもについてで、ブルーライトカット眼鏡が明らかな害になるわけではないとしながらも、学校の授業のデジタル化が本格化する中で、正しい知識を持って使用してほしいということだった。
https://www.fnn.jp/articles/-/172656
2021年5月11日21時1分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気温が上がってきて、野外活動に絶好のシーズンがやってきた。
しかし、キャンプや野営を行っていると、様々なトラブルに出会うことがある。
その一つが毒虫による被害だ。
ハチやアブ、蚊などに襲われるのは日常的なものだが、温暖化に伴い、これまで気にする必要がなかった猛毒の昆虫も生息域を拡大している。
登山やキャンプ、バーベキューなど、野外活動時の対処方法や準備などをお伝えしたい。
【ハチの毒で毎年約20人が死んでいる】
年間で約20人ほどの死者が発生しているハチによる死亡事故。
春から秋にかけて長期間にわたって全国で被害が発生している。
中でも攻撃性の高いスズメバチによる被害が数多く報告され、ハチの毒に対してアレルギーを持っている人や、以前に刺された経験のある人は「アナフィラキシーショック」と呼ばれる急性の全身アレルギー症状を起こすことがあり、血圧低下や呼吸困難、心停止などが発生し、刺されてから10数分で死に至るケースもある。
これはスズメバチやアシナガバチの他、ミツバチなどに刺されることによっても発生する。
中でもスズメバチは攻撃性が高く、巣に近づいたり、手で払ったりすることで対象に反撃を始める。
かまわずに速やかにその場を離れることが大切だ。
【口で吸ってはいけない】
筆者は機会があって、蜂の習性を十分理解した上で、防護服や薬剤など万全の体勢で、山小屋や別荘、自宅の庭にできたハチの巣の撤去を複数回行っている。
そのためハチ、特にスズメバチの攻撃性は非常に高く、危険であることを身をもって知っている。
ただし一般の方は、自宅に巣を作られた場合は自分で撤去しようとせず、コストはかかるものの、自治体(無料の場合もある)か、業者に依頼するほうが得策である。
万が一、ハチに刺されてしまった時の応急処置は、まず流水で刺された箇所を洗い流し、周辺を抑えて毒液を絞り出すようにすること(市販のポイズンリムーバーがあれば使用)。
この際、口で吸うような事をしてはいけない。
毒物を吸収する可能性があるからだ。
そのあとは抗ヒスタミン剤の入った薬を塗り、患部を濡れタオルなどで冷やしながら安静にする。
目まいや動悸など、別の症状が現れたら、迷わず病院へと向かうことだ。
山や高原ではハチの被害を避けるため、基本的に長袖長ズボンを着用するように心がけたい。
さらに、ハチは黒い動く物体を攻撃する傾向があるため、黒い衣装を着ないこと、必ず帽子を被ることが大切だ。
キャンプや屋外でのバーベキュー時、化粧水や香水など匂いをするものを付けないように指示しておくことも必要だ。
アウトドアでは、その他にも様々な虫が人を襲ってくる。
アブ、ブユ、蚊などの吸血性の虫を避けるために虫よけスプレー(対象の虫を必ず確認)が効果的なので、屋外活動には常備しておきたい。
ちなみに筆者は、自作の虫よけスプレーを持参していく。
ミント(ハッカ油)、無水エタノール、精製水などを混ぜたものを定期的に衣服に吹きかけることで十分に効果を発揮する。
香りで気分転換にもなるので、他の虫よけ効果のあるアロマオイル(レモングラス、ゼラニウム、シトロネラ)などと組み合わせるのも良いだろう。
【マダニがもたらす深刻な病気】
日本全国に広く分布している吸血する「マダニ」。
野草や葉の先端付近に付いていて、動物が近づくのを待ち構えていることが多い。
ハチや蚊などと違って、噛まれているときに痛みや痒みがあまり発生しないため、気づかないことが多く、食いついている姿を見て慌てるケースも多い。
マダニやツツガムシは「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」、日本紅斑熱、ライム病、ツツガムシ病などを発生させる、様々な致死性のあるウイルスを媒介していることで知られている。
SFTSは2019年に過去最高の102例の感染報告があり、これまでの死亡率は50代以上に限られるが、27%と恐ろしく高い。
刺された後、1週間~2週間程度で発症し、発熱や下痢、腹痛、嘔吐、意識障害など、様々な症状が発生して死に至る。
日本列島の温暖化に伴い、これらのダニ類は生息地域を広げている。
マダニは多くの野生生物に寄生することで繁殖しているのだが、犬や猫などのペットを屋外で遊ばせた後に付着していないか、注意して見てあげないといけない。
2020年にはマダニによって感染した動物(猫)からヒトへの感染が報告されてニュースとなった。
過去には死亡例もある。
【ワセリンでマダニごと覆う】
マダニは吸血により3mm程度の体長が1cmにも膨張する。
そこで気が付いて、あわてて無理やり引き抜くことで、虫の体液が逆流。感染リスクが高まる。
そのため、食いついた部分を身体に残さないように、ピンセットなどで丁寧に抜く必要がある。
ワセリンなどの軟膏で噛まれている部分を被覆して、窒息したマダニが自然に取れるのを待つ方法もある。
マダニに吸血された後、もしも熱が出ることがあれば、すぐに医療機関に駆け込むようにしたい。
マダニは屋外活動で衣服などに付いてたものが家屋内に持ち込まれる時もある。
被害を防ぐには、草むらなどに入った後は付着していないか注意深く確認すること、草むらに直接座らずに敷物を使うこと、上着やタオルなどを地面に不用意に直接置かないこと、虫よけスプレーを活用すること、帰宅後は玄関外で十分に衣服に付着していないか確認し、すぐにシャワーを浴びて着替えをするなどを習慣付けておくことが必要だ。
日本の平均気温の上昇により、これまで日本に存在しなかった神経毒を持つ外来種の毒蜘蛛(セアカゴケグモ)やアナフィラキシーショックを起こす毒素を持つ蟻(ヒアリ)なども生息範囲を広げていると報告されている。
屋外で見知らぬ虫を見つけたら、うかつに近づかない、触れない、かまわないようにすることを心がけたい。
和田 隆昌(災害危機管理アドバイザー)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7181931969100ee58d6f222aa56dfa937f1c052
(ブログ者コメント)
1ケ月ほど前のブログ者経験談。
そこそこ整備された森林公園内の、車も通る鋪装道路を散歩中、クマンバチに5分ほどつきまとわられた。
大きな羽音が聞こえ続けたり、2~3mほど前を横切られたりして、ヤバイ感は半端なかった。
刺激するとマズイだろうと思い、速度を変えず、ゆっくり歩いていくと、そのうち、いなくなったが、今、思えば、その時の服装は黒い帽子に黒いジャージの上下と、黒づくめだった。
2021年4月23日9時6分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ヘビは江戸時代までは「長虫(ながむし)」と呼ばれていたことをご存じだろうか。
日本ではヘビがそれだけ身近な存在だったということだろうが、日本に生息するヘビの中で、毒があるのはマムシ、ヤマカガシ、ハブの3種類だ。
ヤマカガシは数が減ってほとんど見られなくなったが、ハブは沖縄と奄美に生息し、マムシは九州から北海道まで広く分布している。
最近はハイキングやキャンプ、登山ブームで野山に出かける人も多いが、その前に毒ヘビの知識も知っておきたい。
長浜バイオ大学(医療情報学)の永田宏教授に聞いた。
ヘビに噛まれて亡くなる人は、2019年に5人と近年では年間数人程度で、そのほぼすべてがマムシによるものだ。
毒ヘビというとハブを連想する人が多いだろうが、最近は2014年に奄美諸島で1例あっただけで、沖縄県はずっとゼロが続いている。
マムシに噛まれる事故(マムシ咬傷)は、今ごろから9月いっぱいがシーズンで、年間1000~2000件と推定されている。
2014年に全国の救急病院・診療所9433施設を対象にしたアンケート調査(回答率47・2%)では、975例が報告され、致死率は0・8%だった。
「噛まれるのは手(指や手の甲など)と足(足首より下)に集中しており、体幹が噛まれることはめったにありません。
畑や里山での農作業中に噛まれるケースが多いのですが、マムシを捕ろうとして返り討ちに遭う人もいます。
マムシはいまでも精力剤や漢方薬の原料として売れますし、自家製のマムシ酒をつくる人もいます」
ちなみにマムシには、赤褐色のいわゆる赤マムシと、黒褐色の黒マムシがいるが、種としてはまったく同じだ。
噛まれた直後はあまり痛みを感じない場合が多いようで、「何かに噛まれたようだ」という人もいるほど。
しかし30分から1時間後には、創の周辺が腫れあがり(腫脹)、激しい痛みが襲ってくる。
■横紋筋融解症や急性腎不全を発症するケースも
「マムシ咬傷では、とくに腫脹の程度から重症度を5段階に分類しています。
最も軽いグレードⅠは、噛まれた周辺が赤く腫れる程度です。
救急搬送されてくる患者の多くはこの段階です。
しかしグレードにかかわらず、原則として全員がそのまま入院となります。
というのも、搬送時は比較的軽症でも、時間を追うごとに重症化することが多いからです」
腫脹が手首ないし足首までにとどまっていればグレードⅡ。
とはいえ、たとえば手を噛まれたとすると、スキー用の手袋をはめたくらいに腫れあがる。
しかも噛まれた部位は、内出血を起こして青紫色に変色することも多く、かなり衝撃的な見た目になるという。
さらにグレードⅢでは、肘ないし膝関節まで腫脹が広がる。
グレードⅣは一肢全体、つまり噛まれた側の腕または脚全体が腫れる状態。
そして最も重いグレードVでは、腫脹が体幹にまで達する。
右手を噛まれたとすると、腫れが右肩を超えて肩甲骨辺りにまで達するという。
「腫脹がひどいと筋肉にかかる内圧が上がり、血行不全から壊死に至る(コンパートメント症候群)ことがあるため、予防的に皮膚を切開するケースもあります(減張切開)。
腫脹のピークは、噛まれてから24~48時間後。
それを過ぎると少しずつ腫れが引いていきますが、完全に引くまでには2週間から1カ月程度を要します」
重症化すると筋肉が溶けて(横紋筋融解症)、いわゆる血尿が出る場合がある。
「人によっては急性腎不全を起こすこともあります。
また播種性血管内凝固症候群(DIC)といって、血小板の数が減り、消化管から出血が起こり、吐血することもまれですが報告されています。
マムシ毒には血小板を凝集させる成分が含まれているため、正常な血小板が急激に減ってしまい、出血しやすくなるのです。
重症化の割合は、患者の2%前後とされています」
噛まれたときの応急処置として、創より上流(心臓側)をベルトやタオルなどで縛って、毒の回りをできるだけ遅らせること。
アウトドア用のポイズン・リムーバーで毒を吸い出すのも効果的と言われているが、口で吸い出すのはやめたほうがいいだろう。
まずは、なにより急いで病院に搬送することだ。
以前は「少々時間がかかっても慌てず安静を保って搬送するように」と言われていたが、いまは「走ってでも病院に急げ」に変わってきているという。
毒が広がるまでに30分から1時間かかるので、それまでに救急を受診し、初期治療を受けられれば、重症化のリスクを下げることができる。
万一、ゴルフ場などで噛まれたときは、とにかく病院に急ぐことが肝心だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fb0c6a5fe23c4e52657e0e27320191a48dde089
(ブログ者コメント)
〇マムシに噛まれた場合は走ってでも病院に行ったほうがよいという件は、本ブログで過去にも紹介スミ。
今回は、より詳しい情報を得られたので紹介する。
『[プチ昔の報道] 2015年7月12日報道 マムシにかまれた場合の対応;病院に行くまで時間がかかる場所なら、応急処置後、走って助けを求めに行くほうが良いとの調査結果』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5059/
〇関連情報調査結果、縛る場合は緩めにという、以下の情報も見つかった。
(2015年02月14日発行 Web医事新報) P.65
【Q】
マムシ,ヤマカガシにかまれたときの対処法について。
【A】
[1]かまれた部位よりも中枢部を縛るべきか否か
現在では,局所の組織損傷を起こすような毒蛇による咬症では,緊縛によって蛇毒を局所にとどめることで損傷を大きくする危険性が高くなるため,緊縛は勧められていない。
また,患者は細いひもなどで完全に血流が止まるほど強く縛りすぎていることが多く,そのことによる悪影響も考えられる。
ただし,神経毒は吸収が速く,呼吸麻痺の危険があるため毒の吸収を遅らせる必要がある。
その場合,包帯などで骨折時のように患部の前後を含めて広く巻いて固定するクレープバンデージ法が勧められている。
マムシ咬症でも、医療機関に行くまでかなり時間がかかる場合にはこの方法が勧められるが,腫脹の広がりにより圧迫が強くなるため,ときどきチェックして調節する必要がある。
ヤマカガシ咬症でも,短時間で医療機関まで行けるようであれば,縛る必要はない。
・・・
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=3670
(宇部市医師会外科医会)
・・・
マムシに咬まれた場合、まず噛まれた傷口より心臓側を布などで軽く縛り安静にして下さい。
これは毒が全身に回るのを遅らせるためです。
あわてて走ったりすると毒が全身に回りやすくなります。
次に、傷口から血を絞り出すようにして毒を体外に出します。
水があれば血を絞り出しながら洗浄して下さい。
口で毒を吸い出す方法は、口付近に傷があるときには禁忌です。
・・・
http://www.yamaguchi.med.or.jp/g-med/ube/consultation/014.html
2021年4月20日13時46分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
合成洗剤など生活用品の香りによってさまざまな体調不良に悩まされる「香害」と呼ばれる健康被害について、能美市の女性が、「多くの人に理解してもらい、なくすための対策を講じてほしい」として、全国から約2万人の署名を集め、国に要望書を提出しました。
香りの害「香害」は、合成洗剤や柔軟剤など生活用品の香りによって頭痛やけん怠感など、さまざまな体調不良を引き起こすとされるもので、全国で多くの人が健康被害を訴えています。
能美市に住む園山さんも「香害」に悩む1人で、実情を多くの人に理解してもらい、国に対策を講じてもらおうと、インターネットや紙面を通じて賛同を募ったところ、全国から約1万9800人の署名が集まりました。
園山さんは、今月、これらの署名とともに、環境大臣などに宛てた要望書を提出したということです。
健康被害のメカニズムはまだ詳しくわかっておらず、周囲からの理解も得にくいのが現状だということで、要望書は健康被害を解明するための研究を進めることや、「香害」を多くの人に知ってもらうことで悩む人が周りに相談したり、環境の改善を求めたりしやすくするための啓発活動などを求めています。
要望書を提出した園山さんは、「香害で当たり前の生活が送れない人もいます。要望書の提出が目的ではないので、香害が広く認知されるまで活動を続けたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210420/3020007955.html
(ブログ者コメント)
香害については本ブログでも何件か情報を紹介している。
2021年4月20日0時37分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市で1月に発生し、1人が死亡するなどした住宅火災で、現場に製造から15年以上経過した石油ストーブがあったことから、部品の劣化などにより出火した可能性もあるとして、経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」が調査していることがわかった。
さいたま市消防局や埼玉県警浦和東署によると、今回の火災は1月9日午後4時頃に発生。
世帯主の男性(当時72歳)が死亡したほか、妻(当時71歳)が重いやけどで入院するなど、2人がけがをした。
焼け跡の2階から、今回のストーブが発見された。
メーカーによると、このストーブは、2004年8月~05年12月に約8万5000台が販売された。
これまでに大きな事故は報告されていないという。
だが、市消防局から現場にこのストーブがあったことを知らされたメーカー側は、ストーブが異常燃焼を起こし、近くの可燃物に火が移った可能性があるとして、今年2月下旬、消費者庁に報告した。
製品による重傷以上のけがや死亡、火災などの重大事故について、製造業者や輸入業者が知った場合、事業者は消費生活用製品安全法に基づき消費者庁に報告し、消費者庁が経産省と協議した上で公表する仕組みとなっている。
今回のストーブについては、火災の要因となる不具合などがなかったか、NITEが詳しく調査している。
【片づける機会に点検を】
冬場に使う暖房器具や、夏場に使う扇風機については、多くの家庭で1年のうち数か月だけ使用した後、押し入れなどに入れて保管する――ということを毎年繰り返しがちだ。
このため、買い替えることもなく、何十年も同じ製品を使い続けてしまい、部品の劣化に気づかずに使用して事故につながるケースも多い。
4月中旬となり、暖房器具を片付ける家庭も多いことから、NITEは「不具合などはないか、この機会に確認してほしい」と呼びかけている。
製造から長い時間がたち、部品が劣化する「経年劣化」による製品事故を巡っては、2005年に松下電器産業(当時)製の石油温風暖房機で、内部のエアホースに経年劣化などで亀裂が入り、一酸化炭素が漏れ出して、中毒事故が相次いで発生していたことが判明。
07年には、三洋電機(当時)が30年以上前に製造した扇風機が発火したことによる火災が相次いだ。
こうした経年劣化による製品事故が頻発したことを受けて、経済産業省は09年4月に「長期使用製品安全点検制度」を新設。
石油温風暖房機をはじめとする9品目を対象に安全点検などを義務づけた。
また、扇風機など5品目については、製造年と標準使用期間を表示するよう求めた。
例えば扇風機では、多くのメーカーが「5~10年」と設定している。
一方、石油ストーブは、同制度の安全点検や標準使用期間表示の対象に含まれていないが、一般社団法人「日本ガス石油機器工業会」は、「石油暖房機器には寿命があり、8年たったら点検・取り替えを」と呼びかけている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5549fb7ca5d5605c1d7d763946137aaad29680d8
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。