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2018年12月4日付でライブドアニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時前、千葉県市川市の田中貴金属工業の市川工場から、「粉じん爆発が発生した」と通報があった。
消防によると、29歳の男性作業員が上半身にやけどをして重傷を負ったほか、45歳の男性作業員が軽いけがをした。
消防は、チタンやイリジウムを粉砕する作業中に舞い上がった金属の粉じんが静電気などの原因で爆発したとみている。
工場では、携帯電話などに含まれるレアメタルや貴金属を回収して精製していた。
出典
『粉じん爆発で2人重軽傷 千葉・市川の貴金属工場』
http://news.livedoor.com/article/detail/15690808/
12月4日13時50分に千葉日報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時50分ごろ、市川市高谷の地金大手「田中貴金属工業」市川工場の従業員から「粉じん爆発が発生し、1人が巻き込まれた」と119番通報があった。
警察によると、金属加工関係の作業をしていたとみられる20代の男性作業員が爆発に巻き込まれ重傷を負い、病院に運ばれた。
搬送時に意識はあったという。
40代の男性作業員も軽傷を負い、病院に搬送された。
作業は工場の建物内で行われており、周囲に爆発の影響は出ていない。
消防によると、金属の粉砕作業中に粉じんに引火した可能性があるという。
設備の焼損は小さく、すぐに鎮火した。
警察が詳しい事故原因を調べている。
出典
『田中貴金属の工場で爆発 粉じん引火か、2人重軽傷 市川』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/552896
2018年12月4日22時40分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前、神戸市北区東大池などの水道水からシンナーのような臭いが発生し、市水道局が原因を調べたところ、微量の揮発性有機物質が検出された。
周辺約3700戸に配水する同区有野町唐櫃の配水池で行っていた塗装工事の影響という。
基準値内だが、臭いが消えないため、同局は飲用を控えるように呼び掛け、6カ所で応急給水をしている。
同局によると、配水池にある2つのタンクのうち、1つで、今年6月から補修のための塗装工事を行っていた。
検出されたのはトルエンで、基準値の約570分の1。
直接混ざったのではなく、揮発して溶け込んだとみている。
同局は、臭いがなくなるまで排水を続けているが、4日午後6時時点で復旧のめどは立っていない。
体調不良を訴えた人はいないという。
対象地域は次の通り。
東大池1~3、西大池1~2、唐櫃六甲台の一部、有野町唐櫃の一部、山田町上谷上
出典
『水道水の異臭 塗装工事影響、微量のトルエン検出』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201812/0011875079.shtml
12月4日19時38分にFNN PRIME(関西テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時ごろ、神戸市北区で「水道水からシンナーのようなにおいがする」と、住民から市に連絡があった。
神戸市によると、連絡があった地域に水を供給している配水施設では、今年6月からシンナーを使った防水工事が行われ、水に臭いが移ったとみられる。
神戸市は、同じ施設から供給を受けている住宅、約3700戸に水を飲まないよう呼びかけ、給水車を手配した。
水をもらいに来た女性の家では・・・
【女性】
「ちょっとにおいますね。一人だから大丈夫ですけど、家族多い人は大変ですね」
水質検査の結果、「臭気」の項目で基準値を満たしておらず、神戸市は別の配水施設からの水の供給に切り替えたが、においが完全に消えるまでは飲まないよう、注意を呼び掛けている。
出典
『水道水から『シンナー臭』 神戸市北区・約3700戸で「水を飲まないよう」呼びかけ』
https://www.fnn.jp/posts/2018120419381604KTV
(ブログ者コメント)
塗装していたタンクと水が入っていたタンクとは、どのくらい離れていたのだろうと思い、調べてみた。
まずはグーグルアースで現地確認。
北区有野町唐櫃と報じられていたので調べてみると、北区唐櫃台4丁目18に唐櫃高区配水池なる施設があるとわかった。
若干、地名が異なるが、他に見つからなかったので、そこをグーグルアースで見てみると、これが配水池なのか?という感じだ。
ここで、配水池とはいかなる施設か調べてみると、メタウオーター社のHPに、浄水施設全体のわかりやすいイラスト付きで、以下の説明があった。
配水池とは、浄水場から送り出された水を一時的に貯めておくところ。
標高の高い場所にあり、自然の落差を利用して、家庭に給水します。
http://uemizu.mwland.jp/treatmentfacility/11.html
上記解説ならびにイラストから考えると、配水池とは、高所にある貯水タンクということらしい。
そういう目でグーグルアースを見てみると、確かに高台にある施設。
ということは、四角い部分がタンクで、中は2つのタンクに分かれており、その片方のタンクを塗装中だった・・・ということかもしれない。
今回、タンク間に仕切りがあったかどうかは不明だが、揮発したトルエンが・・・という状況から考えると、2つのタンクの上部空間はツーツーになっていたのかもしれない。
2018年12月3日9時28分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、東京都内の高速道路で補強工事に携わっていた作業員2人が鉛中毒と疑われ、激しい腹痛や手足のしびれなどの症状が出る危険が高いと診断されたほか、ほかにも6人が、作業を続けると鉛中毒を発症する可能性が高いと判断されたことが分かった。
いずれも、橋脚などの劣化を防ぐために塗装に混ぜて塗られた鉛を誤って吸い込んだとみられ、厚労省などは注意を呼びかけている。
東京・江東区にある「ひらの亀戸ひまわり診療所」によると、ことし5月、東京都内の高速道路で補強工事に携わっていた作業員33人が健康診断で血液検査を行った結果、血中に含まれる鉛の数値が異常な値を示すケースが相次いだ。
このうち2人が、国が基準としている血液100mℓ中60μg以上の鉛が検出され、鉛中毒と疑われると診断された。
自覚症状はなかったが、激しい腹痛や手足のしびれなど、中毒特有の症状が出る危険が高い状態だったという。
さらに、ほかにも6人が、国の基準は下回ったが、このまま作業を続けると中毒を発症する可能性が高いと判断されたという。
診療所や会社側によると、いずれも橋脚などの劣化を防ぐために過去に塗装に混ぜて塗られた鉛を誤って吸い込んだとみられ、厚労省などは注意を呼びかけている。
診察した毛利医師は、「これほど血液中の鉛の濃度が高い作業員が多くいることに驚いた。全国でインフラの補修工事が進む中、ほかの工事現場でも同様の鉛中毒の危険はあり、今後、中毒を発症する作業員が出る可能性がある」と話している。
厚労省などによると、4年前、東京の高速道路で改修工事などをしていた14人の作業員が鉛中毒となる災害が発生したため、業界団体などに対策の徹底を呼びかけている。
鉛中毒は、鉛を吸い込んだり舐めたりするなどして体内に蓄積したため起きるもので、激しい腹痛や手足のしびれなどの症状が出るほか、重症化すると、最悪の場合、死亡するケースもある。
しかし、医師の間で鉛中毒の知識やリスクが十分に共有されていないため、正しく診断されないケースが出ている。
4年前に東京都内の高速道路で改修工事を行っていて、鉛中毒を発症した40代の男性は、4つの病院をまわっても原因が特定されず、腹部や胸などの激しい痛みが1か月以上続いた。
男性は、点滴を受けるなど体内の鉛を外に出す治療を半年間続けた結果、ようやく回復したということだが、診断がもう少し遅れれば、体にマヒが残った危険もあったという。
診察した大阪・西淀川区にある「のざと診療所」の中村医師は、「症状だけでは、医師の多くは何の病気か分からないと思う。見過ごされている患者も多いのではないか」と話している。
一方、厚労省は、鉛中毒について昭和46年に出された通達に基づいて、末しょう神経障害や激しい腹部の痛み、それに関節痛、けん怠感など複数の症状が出ていることと、血液100mℓ中60μg以上の鉛が検出された場合、業務との関連が認められれば、労災と認定している。
鉛は、鉄がさびるのを防ぐことで長く使用できるようにするため、高速道路や鉄道の橋脚や住宅やマンションの鉄骨、それに公園の遊具などに、塗料に混ぜて広く塗られてきた。
しかし、鉛自体が有害物質であり、健康被害が出たことなどから、塗装メーカーおよそ100社で作る団体「日本塗料工業会」は、平成8年に自主的に鉛を含む塗料の使用を禁止した。
団体によると、今も一部で使用されているということで、2020年までの廃絶に向けて取り組んでいるという。
過去に高速道路の橋脚などに塗装に混ぜて塗られた鉛は、補強工事で作業員が塗料をはがす際に誤って吸い込む危険があり、大型インフラの改修や補修の時期を迎える中、専門家や医師などからは鉛中毒のリスクを指摘する声があがっている。
工事の元請け会社はNHKの取材に対して、「作業員には、鉛を吸い込むのを防ぐためのマスクや防護服などの着用を指示していたが、1人1人に徹底されておらず、着用が不適切だった可能性がある。血液中の鉛の濃度が高かった作業員の配置を換えるなど、適切な措置を行っている。今後も引き続き、健康被害の防止に関する法令を遵守しながら工事を行っていきたい」と話している。
出典
『高速道工事で作業員が鉛中毒疑い』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181203/0022093.html
(ブログ者コメント)
「職場の安全サイト」に、発生年月日などは不明だが、同じような事例が下記趣旨で掲載されていた。
休業者1名とあるので、4年前の高速道路事例とは違うかもしれないが・・・。
『橋梁桁に塗布された塗料の塗り替え作業中、鉛中毒を発症』
本災害は、高速道路で、橋梁桁に塗布された塗料の塗り替え作業中に発生した。
高速道路の橋梁桁に塗布された塗料の塗り替え工事で、近隣環境への配慮のためビニールシートで作業場を覆い、隔離措置された作業場でディスクサンダー等を用いて含鉛塗料のかき落とし作業に従事した作業者1名が、全身倦怠感、食欲不振、体の痛み、指の痺れ、急激な体重減少などを訴え、鉛中毒と診断された。
休業者数1名
【原因】
1.発注者、事業者は、塗布されている塗料中の鉛等の有害な化学物質の有無を把握せず、また、把握した後も施工事業者に伝えられていなかったこと。
2.剥離等作業を乾式方法で行っていたこと。
3.保護具の選定が適切でなかったこと。
4.作業時に保護具を外すことが行われていたこと。
5.集じん機・掃除機等による除じんを行っていなかったこと。
6.鉛作業主任者が選任されていなかったこと。
【対策】
1.発注者は、有害な化学物質の有無について把握している情報を施工者に伝えるほか、塗料中の有害物の調査やばく露防止対策について必要な経費等の配慮を行うこと。
2.施工者は発注者に問い合わせる等して、当該塗料の成分を把握すること。
3.当該塗料の成分に鉛等の有害物が確認された場合、当該塗膜の剥離作業を行う場合、湿式による作業の実施、作業主任者の選任と適切な作業指揮の実施、有効な保護具の着用、適切な使用の監視等を行うこと。
4.塗膜の剥離作業に従事させる時は、遅滞なく、塗料に含まれる鉛等の有害物に係る有害性、取扱い方法、当該作業に関し発生する恐れがある疾病の原因、予防方法、保護具の性能及び取扱い方法に関する教育を行うこと。
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101504
2018年12月3日9時27分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西空港が一時使えなくなるなど、関西を中心に大きな被害をもたらした今年9月の台風21号。
車にも被害が続出し、強風による横転や冠水被害が相次いだ。
ただ、日本自動車連盟(JAF)が調べたところ、突出して多かったのは、「意外にも」パンクだった。
台風21号は9月4日昼、非常に強い勢力を保ったまま徳島県に上陸した。
JAFは、被害が大きかった大阪府内内で、4~6日に受け付けた全救援要請1930件の内訳を分析した。
これによると、救援要請自体は、前年の同じ時期と比べ584件の増加。
項目別では、パンクが530増えて782件と、群を抜いていた。
走行中に路上に散乱した鉄板やトタン、がれきの山などをタイヤで踏んでしまったり、カーポートの樹脂性屋根の破片が刺さったりする被害が相次いだという。
JAFの広報担当者は、「ガラス割れなどではなく、パンクが多いのは意外だった。台風が通り過ぎた後も油断は禁物」と、注意を促す呼びかけを始めた。
自動車行政を担う国交省のある幹部も、「暴風の中でパンクし、立ち往生したら逃げ場がない。台風接近時は、できるだけ車を使わない方がいい」と話す。
このほか、「ガラス割れ」も大幅に増えた。
駐車中に割れ、後から気づくケースが目立ったという。
【台風21号で救援要請が急増した項目】
・パンク 782件
・ガラス割れ 186件
・冠水 50件
*JAFまとめ、9月4~6日、大阪府内分
出典
『台風時、車のパンク被害突出 分析したJAFも「意外」』
https://digital.asahi.com/articles/ASLC63Q1BLC6UTIL00M.html?rm=336
2018年12月3日12時45分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時45分頃、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂スポーツパークで、テニスコートのクラブハウスの解体作業をしていた作業員から、「複数人が気分が悪いと訴えている」と119番があった。
消防によると、20歳代~50歳代の作業員6人が頭痛やめまい、吐き気などの症状を訴え、病院に搬送された。
いずれも意識はあり、命に別条はないという。
工事を発注した市によると、当時、作業員らは建物をビニールで囲って外壁のアスベストを除去していた。
当時は雨だったため、ビニール内で発電機を稼働させて作業していたという。
警察は、一酸化炭素が発生して作業員が酸欠状態になった可能性があるとみて、原因を調べている。
出典
『アスベスト除去中に酸欠か、作業員6人を搬送』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181203-OYT1T50042.html
12月3日16時50分に中京テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時前、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂テニスコートにあるクラブハウスで、アスベストの撤去作業をしていた男性作業員6人が体調不良などを訴え、病院に搬送された。
消防などによると、全員が酸欠とみられ、命に別条はないという。
作業員らは当時、密閉された部屋で発電機を使って作業をしていたということで、警察は、発電機の排気ガスが影響したとみて調べている。
出典
『密閉した部屋で作業の6人、酸欠で搬送 名古屋・瑞穂区』
https://www2.ctv.co.jp/news/2018/12/03/32638/
(ブログ者コメント)
以下は、中京テレビの映像の1コマ。
クラブハウスの側面全体がビニールシートで囲われている。
報道では酸欠の可能性ありということだが、CO中毒の可能性もあるのではないだろうか?
2018年12月2日12時25分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年の福井国体で、県レスリング協会の担当者が参加申請手続きを誤り、本県選手が出場できなかった問題などで、同協会は1日、山形市で臨時理事会を開き、申請を担当した事務局長の解任と、強化部長が提出した辞任届の受理を決めた。
今回の参加申請ミスは、同協会事務局長がインターネット上のシステムで選手登録申請する際、本県選手団の高校3年男子選手1人の入力が漏れ、この選手が出場できなかった。
また、別の2選手も種目や階級を誤って登録された。
申請作業は事務局長が1人で担当しており、組織としてのチェック機能はなかった。
責任を持って組織改革に当たる必要があるとして会長職留任となった安達会長は、理事会後、記者会見し、「当該選手をはじめ、その家族や指導者に大変な迷惑を掛けたことを深くおわび申し上げる」と陳謝。
「(複数人で確認するなど)当然しなければならないことを怠った」とチェック体制の甘さを認め、出場できなくなった1選手と、本来と異なる階級や種目で出場せざるを得なくなった別の2選手に、改めて直接謝罪に訪れる意向を示した。
理事会では、再発防止策として、選手登録申請する際は、入力者の他、成年、少年の両監督、協会理事長、協会長ら、複数人でチェックする方針を確認したという。
また席上、出席した理事から、数年前の国体でも同様の申請ミスがあったことが報告されたといい、安達会長は、「同じ過ちを繰り返さないよう、(協会)規約などに再発防止策を明記したい」との考えを示した。
出典
『申請ミス、国体出場できず 県レスリング協・会長陳謝、防止策明記へ』
http://yamagata-np.jp/news/201812/02/kj_2018120200028.php
※2選手にも手続きの不備があったという当時の報道は、下記記事参照。
(2018年9月28日 河北新報)
福井国体(主会期29日~10月9日)でレスリング少年男子の山形県代表に選ばれた高校3年の男子選手が、県レスリング協会の登録ミスで出場できなくなった問題で、他の2選手も同協会の手続きの不備で本来とは異なる階級や種目で出場せざるを得なくなったことが27日、協会への取材で分かった。
協会によると、2選手は20代と高校3年の男子選手。
20代の選手は成年男子97キロ級に、高校3年の選手は少年男子グレコローマンスタイルに出場する予定だったが、それぞれ125キロ級とフリースタイルに登録されていた。
いずれも協会の事務担当者が、選手登録に関する文書を十分にチェックしないまま県体育協会に提出していたことが原因。
2選手とも、誤って登録された試合に出場する意向という。
出典
『山形・レスリング協会の国体登録ミス、他の2選手も 異なる階級や種目に出場へ』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180928_53016.html
2018年12月3日1時38分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県九十九里町で、事故を起こした車の荷台から土佐犬3頭が逃げ出していたが、無事、捕獲された。
2日午後2時過ぎ、九十九里町片貝で、軽トラックと軽乗用車が正面衝突する事故があった。
事故の衝撃で、軽トラックの荷台に積まれていたおりの扉が開き、中にいた土佐犬3頭が逃げ出した。
警察などが捜索し、2頭はまもなく捕まり、残る1頭も2日午後11時半過ぎに捕まった。
最後の1頭は、事故現場近くの田んぼの中にいたところを飼い主の知人が見つけたが、おとなしく落ち着いた様子だったという。
軽トラックは、千葉県で開催された闘犬大会から帰る途中だった。
出典
『千葉・九十九里町で逃げた土佐犬、3頭とも発見』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3539216.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
トラックに積まれた檻が映っているが、檻の入口は上下に扉をスライドさせるタイプのように見える。
「衝撃で扉が開いて・・・」という報道からすると、その扉には鍵がかけられていなかったのかもしれない。
もしそうだったなら、想定される危険に対する予知不足だったと言えよう。
2018年12月1日12時12分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
有毒で高濃度のPCB=ポリ塩化ビフェニルを含む装置の廃棄物を保管する事業者が、法律で定められた期間に処分を行わなかったため、徳島県は1日、強制的に処分を行う「行政代執行」を行った。
徳島県が行政代執行を実施したのは、徳島県小松島市で機械部品の製作などを行う有限会社A鉄工所。
県の担当者が1日朝に会社を訪れ、執行を宣言し、高濃度のPCBを含むコンデンサー1台を、業者がトラックのコンテナに積み込んだ。
PCBは、カネミ油症などの健康被害が相次いだことから製造が禁止され、高濃度のPCBを含む廃棄物は国の委託を受けた施設で処分が進められている。
四国では、高濃度のPCBを含む変圧器やコンデンサーの廃棄物の処分期間が今年3月までだったが、この会社は処分を行わず、資金繰りの厳しさを理由に県の指導や改善命令にも従わなかったという。
徳島県では、今後、運搬や処分の費用66万円余りを会社に請求することにしている。
徳島県環境指導課の小島副課長は、「今後、期限を迎える低濃度の廃棄物の適正な処分も、事業者に働きかけたい」と話している。
出典
『高濃度PCB廃棄物処分の代執行』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20181201/8020003597.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、回収箱を積んだトラックに作業員1人が当該機器を両手で抱えるようにして積み込んでいた。
2018年11月30日13時33分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トンネルの奥を進むと、赤、黄、緑の、あるはずのない鮮やかな色が彩り、吸い込まれそうだ。
東京都稲城市の山岳トンネル工事現場で、掘削面をスクリーンとして地盤情報を投影する装置「切羽(きりは)プロジェクションマッピング」の試験が1年半行われ、開発が進められている。
高さ7m、幅15mの地盤に、硬軟が分かる赤や緑などに色分けされた図、亀裂や断層、水漏れを示す「スケッチ」が映し出されていた。
開発する大成建設によると、これまで現場の会議室のモニターなどで行われてきた作業員の引き継ぎが、実際の地盤で可能になるという。
出典
『トンネル工事にプロジェクションマッピング 現場に潜入』
https://www.asahi.com/articles/ASLCX5TJZLCXUQIP027.html
※大成建設HPには、下記趣旨の記事が掲載されていた。冒頭部のみ紹介する。
大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、株式会社富士テクニカルリサーチ(社長:名取孝)、マック株式会社(社長:宮原宏史)、古河ロックドリル株式会社(社長:三村清仁)と共同で、山岳トンネル工事における切羽(掘削面)をスクリーンとして、地盤情報を投影できる装置「切羽プロジェクションマッピング」を開発しました。
切羽に実物大写真やスケッチ、地盤の硬軟等がわかるコンター図を投影することで各作業員と地盤情報が共有できるようになり、山岳トンネル工事における安全性や効率性の向上が可能となります。
山岳トンネル工事では、一般的に連続して掘削作業をするため、作業班を昼夜に分け、工事を進めております。
作業の交代時には切羽地盤の硬軟や不安定性に関する情報を次の班に引き継ぎますが、切羽は安全確保のため吹付けコンクリートで覆っており、地盤の硬軟等の具体的な位置を直接目視等で確認することができませんでした。
また、詳細な位置を把握するには、切羽と図面等を照合しながら作業する必要があり、時間と手間を要することが課題でした。
そこで、当社らはこれらの課題を解決するための装置を開発し、土木工事作業所で試行しました。(図-1参照)
・・・・・
『山岳トンネル工事における「切羽プロジェクションマッピング」を開発』
https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2018/181130_4530.html
2018年11月30日12時33分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新幹線の台車から異常時に発生する「臭い」を感じ取る訓練を、JR西日本が30日、初めて公開した。
昨年12月にのぞみの台車に亀裂が入ったまま走行を続けた問題を受けて導入した訓練の一つで、運転士と車掌、客室乗務員の計約1000人を対象に、今年2月から実施している。
この日の訓練は、新大阪駅に隣接するJR西の施設であり、運転士5人が参加。
台車内にある歯車箱、軸箱、継ぎ手の各部に実際に使われている3種類の油脂を熱し、焦げたような臭いが用意された。
それぞれ密閉した容器を開けて臭いをかぎ、車内で異臭が発生した際の動きについても確認した。
台車亀裂問題が発生した際、JR西の乗務員らは博多~新大阪間の走行中、車内の異臭に気づきながら、停止して点検できなかった。
その反省からの訓練で、参加した運転士の古市さん(男性、38歳)は、「鼻をつくような刺激臭がして、新幹線を止めないといけない臭いがわかった」と話した。
出典
『異常時の「臭い」感知する訓練 JR西、台車の亀裂うけ』
https://www.asahi.com/articles/ASLCY61QVLCYPTIL01N.html
(ブログ者コメント)
台車亀裂トラブルについては、本ブログで紹介スミ。
2018年11月30日9時50分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【視野狭窄、運転者に過失 旭川地裁が賠償命令 死亡事故】
交通死亡事故と運転者の視野狭窄(きょうさく)=キーワード=との因果関係が争点の一つとなった民事訴訟の判決が29日、旭川地裁であった。
浜岡裁判官は因果関係を認め、視野狭窄を認識しながら車を運転した男性に重い過失があったとし、男性に計約2500万円の損害賠償を命じた。
【酒酔い運転の場合に匹敵】
事故は、旭川市のY字路交差点で、2015年8月に起きた。
午後2時半ごろ、先頭で信号待ちをしていた男性(当時41)の乗用車が青信号で発進した直後、横断歩道を右から自転車で渡ってきた女性(当時59)をはねた。
女性は頭などを強く打って死亡。
男性は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)罪で罰金の略式命令を受け、運転免許は返納したという。
女性の遺族は、「事故は、乗用車を運転していた男性に重度の視野狭窄があったことが原因」などとして、男性に約2900万円の損害賠償を求めて提訴した。
男性は視野が大きく欠けていることを自覚しており、運転の際に高度な注意義務があったと指摘。
「男性が前方左右を注視し、横断歩道上の歩行者や自転車の有無を確認する義務を怠った」などと主張していた。
これに対し男性側は、「左側の歩行者に気をとられ右方向の確認がおろそかになったのであり、視野狭窄は事故と無関係」と反論していた。
判決は、男性が07年に視野が狭くなる難病の網膜色素変性症と診断され、車の運転は困難であると伝えられていたことを重視。
「自らの視野狭窄が重度で、運転が困難であることを認識していた」とし、「運転は控えるべきだったし、運転するにしても、より慎重に安全確認するべきだった。視野狭窄が過失と無関係とは言えず、過失は酒酔い運転がなされた場合に匹敵するものとして扱うのが相当」と指摘した。
判決後、女性の長女(41)と次女(36)は、「刑事事件では視野狭窄の影響が考慮されなかったが、今回の裁判では重視してくれた。このような事故が起きないよう、(免許更新などの際に)視野狭窄の検査を入れるなど対策をして欲しい」と語った。
【専門医 「眼科の検診を」 40歳以上のドライバー】
視野狭窄は自覚症状が表れにくく、症状があっても、運転免許の取得や更新は可能だ。
運転に与える危険性は以前から指摘されており、専門医は40歳以上のドライバーに、一度は眼科を受診するよう求めている。
奈良地裁では12年、軽トラックを運転中に歩行者をはねて死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われた男性(当時43)が、網膜色素変性症で「被害者を視認できなかった可能性がある」として無罪になった。
男性は症状の自覚がなく、診断されたのは起訴後だった。
裁判官は判決を言い渡した後、現行の運転免許制度について、「視力だけでなく、視野検査もするよう対策が必要」と述べた。
今回の旭川地裁の裁判で、車を運転した男性はすでに網膜色素変性症と診断され、障害者手帳(2級)を持っていた。
判決はこうした点を考慮し、「視野狭窄は事故と無関係」という男性側の主張を退けただけでなく、「酒酔い運転がなされた場合に匹敵する」と指摘した。
原告側代理人の大石弁護士は、「視野狭窄者が事故を起こした際も、責任が伴うという判断を示した」と評価した。
東北大病院の国松志保医師(眼科)によると、視野狭窄をきたす疾患には、緑内障、網膜色素変性症などがある。
いずれも、中心の視力は保たれたまま進行するので、多くの場合、運転免許の取得・更新時の基準である「矯正視力が0.7以上で、かつ片目で0.3以上」を満たす。
しかし、「軽度のうちは運転に支障はないが、ゆっくり進行するので、気づかないうちに症状が重くなってしまう場合がある」という。
40歳以上の緑内障有病率は5%といわれ、「全ての運転免許保有者に視野検査をするのは難しいが、緑内障は早期治療で進行を遅らせることができる。40歳以上のドライバーは、一度は眼科の検診を受けてほしい」と話している。
◆キーワード
<視野狭窄>
緑内障や網膜色素変性症、脳梗塞などの脳血管障害により、視野が狭くなる疾患で、日本人の視覚障害の約4割を占めるといわれている。
中心の視力は保たれたまま徐々に進行するため、気付かない場合が多い。
2017年現在、推定患者数は緑内障が約465万人、網膜色素変性症が約2万人とされる。
出典
『視野狭窄 運転者に過失 旭川地裁』
https://digital.asahi.com/articles/CMTW1811300100004.html?rm=150
11月29日21時33分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
事故は2015年8月8日昼に発生した。
・・・・・
原告側は、男性は網膜色素変性症で視野の9割以上を失い、自覚があったことから、高度な注意義務があると主張。
男性に約2900万円の賠償を求めていた。
・・・・・
出典
『視野障害が死亡交通事故の一因 旭川地裁、2500万円賠償命じる』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/253094
(1/2から続く)
2018年12月3日8時56分に山陽新聞から、旭川市の事例報道とは関係ないようだが、たまたま視覚障害に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国内で視覚障害の原因となる疾患は緑内障が最も多いことが、岡山大と山形大の研究グループによる大掛かりな全国調査で裏付けられた。
緑内障は自覚症状が乏しい一方、進行すると視力の回復が難しいため、グループは、早期発見・治療に向けた定期検診の受診を呼び掛けている。
調査は、岡山大大学院の白神史雄教授(眼科学)らが、身体障害者手帳の情報を管理する全国の都道府県や市などの福祉事務所の協力を得て実施。
2015年度に新たに認定された18歳以上の視覚障害者の、ほぼ全員に当たる1万2505人(135事務所分)のデータを分析した。
視覚障害の原因疾患は、
①視神経が損傷して視野が狭くなったり、かすんだりする緑内障
が28.6%を占めて第1位。
②網膜の異常で視野が狭くなる網膜色素変性症14.0%、
③糖尿病の合併症の一種で失明につながる糖尿病網膜症12.8%、
④網膜の中心部に障害が生じ、視界がゆがむ黄斑変性症8.0%
などと続いた。
同様の調査は1988年度以降、それぞれ別の研究グループが3回にわたり実施。
いずれも、7事務所を選んで紙の記録を調べる標本調査だった。
今回、電子データのやりとりが可能になったことで、大規模調査が実現。
緑内障が最も割合が高いとの結果は、過去の2回目の調査(2001~04年度)、3回目(07~09年度)と同じだったが、調査精度は大幅に向上したという。
緑内障の割合は、3回の調査(14.5~21.0%)より高まっている。
白神教授と共に調べた岡山大大学院の森實祐基准教授(眼科学)によると、緑内障は加齢とともに増える病気で、社会の高齢化の進展が影響していると考えられるという。
今回の調査対象とした視覚障害者の年代は、80代が29.6%で最も多く、70代26.3%、60代17.3%と、60歳以上が7割余りを占めた。
森實准教授は、「高齢で視覚に障害があると、転んで寝たきりになったり自宅に閉じこもったりして、生活の質が大きく下がる恐れがある」と指摘し、緑内障の早期発見の必要性を訴える。
今後、地域ごとにデータを分析し、各地の福祉行政にも役立ててもらう考えだ。
出典
『視覚障害原因 緑内障最多を裏付け 岡山大などのグループが全国調査』
http://www.sanyonews.jp/article/832172
2018年11月29日20時8分に産経新聞westから下記趣旨の記事が、事故件数増加グラフ付きでネット配信されていた。
インバウンド(訪日外国人客)が急増する中、大阪府内のレンタカー会社の計52営業所で、外国人が運転する車の事故率が日本人の4倍以上だったことが29日、総務省の調査で分かった。
2020年東京五輪や25年の大阪万博など、インバウンドの増加が見込まれるイベントの開催が迫る中、国や業者もさらなる対応を迫られそうだ。
関西では近年、外国人のレンタカー利用が急増している。
事故も発生し、総務省近畿管区行政評価局は4~11月、大阪、京都、兵庫のレンタカー業者計26社に、外国人への貸し渡し状況などを調査。
同局によると、こうした趣旨の調査は全国初という。
結果によると、関西国際空港(大阪府)にある営業所では、インバウンドによるレンタカー利用が、平成26年度は306件だったが、29年度には3923件となり、12.8倍に増えた。
利用者を国・地域別に見ると、29年度は香港(1945件)が最多。
韓国(758件)と台湾(566件)が続いた。
また、利用者の事故に関する記録を残していた大阪府内の3社(52営業所)では、30年4月の1カ月間で、外国人による事故率(利用件数のうち事故が発生した件数の割合)が、日本人の4倍以上に上っていた。
軽微な物損事故だけでなく、人身事故も含まれているという。
一方、調査した26社のうち、10社がインバウンドにレンタカーを貸していなかった。
大半が、ガソリンスタンドや自動車整備工場などを営業所とする「格安レンタカー」だった。
理由について、「意思疎通ができない」、「事故が多く、乗り捨てられるイメージもある」などと回答したという。
出典
『外国人レンタカー事故率、日本人の4倍超、業者も警戒』
https://www.sankei.com/west/news/181129/wst1811290032-n1.html
11月29日22時49分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
外国人が運転する車の事故が多発する背景には、右側通行と左側通行の違いや、標識の差があるとみられる。
過去には死亡事故も起きており、国交省や警察、レンタカー会社は、事故防止に向けた対策を強化している。
大阪府泉佐野市の関西国際空港の空港島内で、昨年5月、路線バスに中国人と韓国人の旅行客が乗ったレンタカーが追突。
女性1人が死亡し、子供を含む男女4人が重軽傷を負った。
事故を受け、大阪府警関西空港署は、日英中韓4カ国語の交通安全啓発チラシを作成。
関空内にあるレンタカー会社に配布した。
インバウンドの急増により、警察は道路標識への対応も迫られている。
一時停止を求める「止まれ」の標識は、日本は逆三角形の形状だが、欧米などは八角形が主流だ。
警察庁は昨年7月から、全国で「止まれ」の下に「STOP」と英語で表記した標識の整備を開始。
大阪府警は、観光客が多く訪れるミナミやキタを中心に、今年9月末までに約1700カ所で整備したが、府下全体の約2%にとどまっている。
効率的な対策を進めるため、国交省は昨年9月から、関空を含む国内の5空港の周辺地域で、外国人が利用したレンタカーの車載機器のデータを基に、急ブレーキを踏んだ場所の調査を開始。
急ブレーキが集中する場所では多言語の電光掲示板を設置する実験もしており、同省は「外国人特有の危険箇所を特定することで、事故防止につなげたい」としている。
レンタカー会社の協力も欠かせない。
ニッポンレンタカーサービス(東京)では、全国852店に英語と中国語、韓国語に対応したガイドを配布し、事故発生時の対処方法などを説明。
同社は、「将来的には、動画を見せる対策もしていきたい」としている。
また、オリックスレンタカーを展開するオリックス自動車(東京)は、外国人客が多い店舗のレンタカーに多言語カーナビゲーションを導入しているという。
出典
『インバウンドのレンタカー事故 過去には死亡事故も』
https://www.sankei.com/west/news/181129/wst1811290037-n1.html
11月29日19時26分に関西テレビからは、英語版の注意事項を配布した業者では事故件数は増えていないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西空港から入国しレンタカーを使った訪日外国人は、2014年からの2年間で「2.3倍」に増えていて、記録が残されている3社での事故率は、日本人の4倍を超えていた。
その一方で、英語版の注意事項を作成し配布した業者では、利用件数が増加しても事故件数は増えていない。
総務省は、レンタカー事業を管轄する近畿運輸局に対し、こうした取り組みを別の業者にも広げるなどの対策を求める改善通知を行った。
出典
『レンタカー利用の訪日外国人、事故率が日本人の「4倍」超え』
https://www.ktv.jp/news/articles/9925b90b35ef4168bc8530574e5c59b6.html
※ちょっと前、2018年10月20日11時15分に朝日新聞からは、外国人が運転していることを示すステッカーの写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
業界団体の全国レンタカー協会は、今年1月、「訪日外国人向けレンタカーサービス向上アクションプラン」を策定。
外国人ドライバーが運転していることを周囲に示すステッカーを配布するなどの安全対策を盛り込んだ。
1月現在で29都道府県が配布しているステッカーを、19年度中には全都道府県別に拡大し、地域ごとに特色あるステッカーを作製する方針だ。
・・・・・
出典
『外国人レンタカー、事故増加の悩み 東北では10月突出』
https://www.asahi.com/articles/ASLBC3TQNLBCUNHB005.html
(ブログ者コメント)
標識の意味を理解できない外国人がレンタカーを運転して事故は起きないのだろうか?と常々思っていたが、やはり事故は起きていた。
そのデータが示された初の情報として紹介する。
2017年5月21日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7136/
(2018年12月6日 修正1 ;追記)
2018年11月29日10時2分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
国の運輸安全委員会は29日、ヘリの回転翼で発生する下降気流「ダウンウォッシュ」の影響で落石が起き、遭難者に当たった可能性が高いとする報告書を公表した。
事故が起きたのは、昨年5月14日午後1時50分ごろ。
男性は、急斜面にある幅約3mの枯れ沢の中腹で左足首の痛みを訴えて動けなかったが、意識はあった。
ヘリでつり上げて救助しようとしたところ、山側から沢に沿って木の枝や石が落下。
腹に約30cmの石が当たり、男性が死亡した。
救助していた3人も軽いけがをした。
安全委は、救助者の一人がヘルメットにつけていたビデオの映像などから事故原因を分析。
それによると、無風状態の中、ヘリが山の斜面に向かい低速で進んだ際に、強い気流が沢に沿って山側に向かって、いったん吹いた。
その後、現場のほぼ真上に来たあたりで風向きが谷側に逆転し、落石が発生して事故が起きたという。
事故前に別の方向から進入した時や、事故後に真上から現場に降りてきた時には、落石は起こらなかった。
こうしたことから、安全委は、急斜面の溝状の地形に向かってヘリがゆっくり進入したことで、風向が大きく変わり、落石を誘発した可能性があるとした。
一方で、ヘリからは周囲の樹木が邪魔して現場の詳しい地形や男性の位置が見えなかったことや、遭難者の状態からできるだけ早く救助現場に向かおうとした事情があったことも指摘。
再発防止のために、山林でのヘリでの救助は地形の特殊性などを十分考慮して行うよう求めた。
出典
『ヘリの風で?落石、救助中の遭難者死亡 山梨の事故』
11月29日10時22分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会は29日、ヘリのメインローターから吹き下ろす「ダウンウオッシュ」と呼ばれる風の向きが急変して落石が発生し、男性に当たったとの調査報告書を公表した。
報告書によると、男性が取り残されていたのはV字形の深い谷。
ヘリは低速で接近し、男性を引き上げようと上空にとどまる「ホバリング」の状態になった。
接近中は、ダウンウオッシュの影響で、谷から山の方向へ風が流れたが、直後にホバリングの状態になると、風は山から谷へと正反対の向きに変わった。
こうした風向きの急変で、木の枝に引っかかるなどしていた岩が斜面を転がり、男性に当たった。
ヘリは接近し、ホバリングをする同様の飛行を計3回していたが、ほかの2回では、ヘリと山肌との角度の違いなどから、風向の急変は起きなかった。
事故は昨年5月14日に発生。
ヘリは米ベル・ヘリコプター・テキストロン社のベル412EP。
1回目のホバリングで救助隊員を降ろし、2回目では男性と共に救助隊員3人も負傷したため、救助を一時中断。
3回目で引き上げたが、男性は臓器損傷による出血性ショックで死亡した。
(共同)
出典
『山梨 谷で風向き急変、落石直撃 ヘリ救助活動中事故』
https://mainichi.jp/articles/20181129/k00/00e/040/227000c
11月29日10時18分にNHK山梨からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会が公表した報告書によると、現場は落石が起きやすい急斜面で、機体が前進しながら接近したため、回転翼から吹き下ろされる風が強くなり、落石を誘発した可能性があるとしている。
当時はほぼ無風で、落石が起きたあと、救助地点の上空の、より高い位置から徐々に高度を下げながら再び接近した際は、落石はなかったという。
出典
『ヘリ吹き下ろす風が強まり落石か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20181129/1040004949.html
11月29日13時34分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同委は、山林での救助は地形の特性などを考慮する必要があるとしたが、「機長らが落石を予見するのは難しかった」としている。
出典
『救助ヘリから「ダウンウォッシュ」…落石直撃死』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181129-OYT1T50064.html
2018年11月29日5時30分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県明石市消防局で男性消防士長が後輩の腕に注射針を刺して点滴の練習をしていた問題で、この消防士長以外にも、同様の練習をしたことがある職員が過去5年間で少なくとも3人いたことが、同局への取材で分かった。
同局は、22日付で全職員に、法令順守を徹底するよう通知した。
「今後は、針などの機材を厳正に管理するなどして、再発防止に努める」としている。
男性士長の問題発覚を受け、同局が10月24日~11月6日に実施した内部調査で判明した。
対象は、救急救命士や消防士ら236人。
「医師の許可なく、針を人体に刺したことがあるか?」
「針を刺す練習を見たことがあるか?」
など全12問の選択方式で、匿名を条件にしたところ、198人が回答した。
「刺したことがある」は3人で、2013~14年、15~16年、17~18年に各1人いた。
うち1人は、2回やったと回答。
刺した相手は、同僚が1人、先輩が3人だった。
「練習しているところを見たことがある」と答えたのは4人だった。
実施時期は、救急救命士養成所に入校前が1回、入校中が1回、養成所を卒業した後が2回だった。
違法性の認識は、29人が「どちらかというと問題がないと思っていた」と答え、「明確にやってはいけない」と答えたのは6割にとどまった。
一方、養成所の教育や病院での研修、トレーニング用の人形での練習については、50人が「十分でない」と答えた。
◆
同局では8月、救命士養成学校への入学を控えた男性消防士長が後輩を点滴の「練習台」にしていたことが発覚。
傷害罪に当たる可能性がある上、救急救命士法は、救命士資格があっても、医師の指示なく点滴などの救命処置はできないと定めており、同局は男性士長を厳重注意にしていた。
神戸新聞社の取材に対し、山本消防局長は、「法令を守るべき公務員の行為として許されない。今後は、同じような行為は許されないという意識を職員に浸透させる」と話した。
【消防庁 「法令順守」たびたび通達】
総務省消防庁によると、医師の指示なく針を人体に刺す行為は、過去、他の消防でもたびたび問題となってきた。
同庁は、その都度、「法令順守」と「資機材の管理徹底」を通達してきた。
だが今回の調査で、こうした行為が繰り返されている実態が明らかになった。
針を刺すという違法性の高い行為を「明確にやってはいけない」と回答した職員は6割にとどまり、同局は「(同様の行為が)実際はもっとあったかもしれない」と認めた。
同局の関係者によると、救命士養成学校に入る前の職員が、「指導の一環として、上司の腕で練習させられた」とも証言しており、半ば慣習的だった可能性もある。
一方で、調査では、「(現状の練習では)十分でない」と考える職員が多いことも分かった。
今回の一件を「たいした問題ではない」と考える人もいるだろう。
だが、繰り返される背景に救急現場のジレンマがあることを見逃してはいけない。
救命救急の高度化で、呼吸を助ける気管挿管や点滴といった医療行為が認められ、責任が増している。
だが、看護師らのように日常的に医療の経験を積むことが難しく、医療行為に不安を抱える職員もいる。
とはいえ、いたずらに研修を増やすだけでは、人繰りに悩む現場をさらに追い込む結果になりかねない。
同局は、「練習の環境を、他の消防本部の状況も調べながら整えていくことも課題」とした。
法令を守りつつ救急の質を高める方策を、広い視野で考える必要がある。
出典
『明石市消防局・点滴練習問題 別の3人の同僚らに注射』
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201811/0011859296.shtml
11月29日11時47分にNHK兵庫からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
明石市消防局では、救急救命士の資格を目指していた36歳の消防士長が後輩の職員の右腕に点滴用の針を刺して注射の練習をしていたことがわかり、ことし8月、厳重注意を受けた。
この問題で、明石市消防局が消防職員ら236人を対象に内部調査したところ、注意を受けた消防士長のほかにも、この5年間に3人が「同僚を相手に注射の練習をしたことがある」と答えたという。
調査は匿名のアンケート形式で行われたため、3人の名前や所属部署などは特定されていないという。
出典
『消防職員 別の3人も注射練習か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181129/2020002466.html
※最初に発覚した時の報道は下記記事参照。
(2018年8月9日11時0分 産経新聞west)
兵庫県明石市消防局の男性消防士長(36)が、「点滴の練習のため」として、後輩の男性消防士(25)の右腕に注射針を2回刺していたことが9日、市消防局への取材で分かった。
医師の許可なく注射をするのは違法行為で、上司が口頭で厳重注意した。
市消防局によると、消防士長は3月17日午後8時ごろ、当直勤務中の仮眠室で、後輩の消防士に「注射の練習をさせてほしい」と依頼し、同意を得た上で注射針を2回刺した。
消防士にけがはなかった。
消防士長が同日、上司に報告して発覚した。
出典
『後輩の腕で注射の練習 明石市消防局、消防士長を厳重注意 兵庫』
https://www.sankei.com/west/news/180809/wst1808090032-n1.html
2018年11月28日12時19分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「信号機のない横断歩道では歩行者優先」。
道路交通法で、こう定められているにもかかわらず、歩行者が渡ろうとしている横断歩道で一時停止する車の割合が全国平均で8.6%にとどまることが、日本自動車連盟(JAF)の調査で分かった。
車対歩行者の死亡事故のうち、横断中の発生は7割に上り、警察当局は停止を怠る「歩行者妨害」の車の摘発を強化している。
そんな中、大阪府警が車道をカラー塗装する試みを始めたところ、一時停止率がアップし、事故防止につながると注目されている。
【通り過ぎれば渡れる】
JAFが今年8~9月、全国の信号機のない横断歩道計94カ所で行った調査によると、歩行者がいるときに一時停止した車の割合は、平均で8.6%。
栃木県の0.9%を最低に、33都道府県が10%を下回った。
別に実施した調査では、「後続車がいないので、自車が通り過ぎれば歩行者が渡れる」などと考えるドライバーが多かったという。
警察庁によると、平成25~29年までの5年間に発生した車と歩行者の死亡事故は、全国で6576件。
うち、歩行者の道路横断中は約7割を占めた。
信号のない横断歩道を渡っているときの事故は472件で、ドライバーの減速が不十分なことによる事故が多かった。
こうした事態を受け、警察当局は「歩行者妨害」の取り締まりを強化。
29年の全国の摘発数は14万5292件で、前年から約3万4000件増えた。
ただ、歩行者妨害に起因した事故は後を絶たず、警察庁は22日から28日まで、横断歩道での歩行者優先を徹底させるため、初めて全国一斉の広報・指導強化に乗り出した。
【以前は恐怖感も】
「歩行者優先」をどうやって徹底するか。
車道への工夫で効果を上げているのが、一時停止率4%だった大阪府で今年から始まった取り組みだ。
11月上旬、大阪府守口市の信号機のない市道交差点。
子供たちが渡ろうとしている横断歩道の横には、赤のしま模様の塗装が施されている。
塗装には厚みがあり、通過中に揺れを感じたドライバーは停止し、子供の横断を待ってから、ゆっくりと走り出した。
小学2年の男児の母親(40)は、「以前は、子供が渡ろうとしたときに車が勢いよく走って来ることがあり、怖かった。塗装ができて、一時停止する車が増えた」と笑顔で話した。
【停止率15%アップ】
府警によると、29年に府内の信号のない横断歩道で発生した事故は140件。
ドライバーが横断歩道手前で十分に減速しなかったため、歩行者を見落としたことなどが原因とみられる。
そこで、通学路などになっている府内6カ所を「モデル横断歩道」と整備。
前方に横断歩道があることを示すダイヤマークの道路標示と、横断歩道との間の約30mを赤のしま模様に塗ったところ、一時停止率は6カ所平均で、塗装前の約35%から約50%に上昇した。
府警交通規制課は、「整備による対策の有効性が確認できたので、地域住民の要望などを踏まえながら、来年度から、道路管理者と連携した整備を推進していきたい」と話している。
出典
『立体塗装 一時停止率アップ 信号機のない横断歩道 大阪府警 事故抑止に効果』
https://www.sankei.com/west/news/181128/wst1811280032-n1.html
(ブログ者コメント)
〇横断歩道での事故が多いため警察がキャンペーンするという情報
は、今年11月に紹介スミ。
〇上記情報とは別に、大阪府警では、積水樹脂と共同で、道路に立体塗装する取り組みも実施している。
以下は、当該情報に関する記事の抜粋。
『いくつ見たことある?立体に見える路面標示「イメージハンプ」』
(2016.08.17 10:00 GAZOO;トヨタ系の情報サイト)
物理的な凹凸をつけず、舗装の色や素材を変えて立体に見せる路面標示。
アレってどういう目的で設置されているの?
また、どんな種類があるの?
疑問に思った筆者が「積水樹脂株式会社」に取材をしてきました。
逆走の防止や海外での施工例など、意外といろんな場所で使われていることが分かりましたのでご覧ください!
――立体に見えるアレって、正式名称はあるのでしょうか?
弊社での商品名は「ソリッドシート」ですが、一般的には「イメージハンプ」と呼ばれています。
――立体のパターンは何種類ぐらいあるのでしょうか?
弊社の場合、標準品で7種類、サイズ違いや左右形状違いを追加すると12種類です。
地域や地方自治体の要望に合わせた特注デザインを合わせると、50種類以上となります。
最初に製品化されたのはマウンテンタイプとブロックタイプです。
――どのような経緯で開発されたのでしょうか?
生活道路内で多く発生している交通事故対策のために、大阪府警と共同で開発しました。
ビックリさせすぎないように、また急ブレーキ・急ハンドルをさせないように、アクセルから足が離れる程度の驚きを感じさせるサイズ、形状にデザインしています。
・・・・・
https://gazoo.com/article/daily/160817.html
(ブログ者コメント)
今まで気付かなかったことだが、GAZOOの記事を目にして以降、1度だけ道路の立体塗装が目に入った。
ただ、表示が汚れていて、立体には見えなかった。
2018年11月28日8時51分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
東京都大田区で今年5月、主婦が車にはねられた事故は、イヤホンを付けて近くを走っていた自転車が原因だったとして、警視庁は27日、自転車に乗っていた東京都大田区の医師の男(30)を重過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で東京地検に書類送検した。
警察庁によると、直接、自転車が人をはねていない事故で、イヤホンの「ながら運転」が立件されるのは極めて異例。
警視庁は、起訴を求める厳重処分の意見を付けた。
警視庁幹部によると、医師は5月11日午前8時20分頃、イヤホンを付けたまま自転車を運転し、大田区南蒲田の五差路交差点で乗用車と出合い頭に接触。
急ハンドルを切った車が、近くにいた自転車の主婦(44)をはねて重傷を負わせた。
周囲の防犯カメラには、事故の後、壊れた自転車からタクシーに乗り換えて現場から走り去る医師の姿が映っていた。
出典
『イヤホン付け自転車、はねなくても「ひき逃げ」』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181128-OYT1T50006.html
11月28日12時0分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月東京・大田区の交差点で、30歳の男性医師がイヤホンを付けて自転車に乗っていて乗用車に接触し、さらに急ハンドルを切った乗用車が別の自転車の女性をはねて、女性は大けがをした。
医師は事故のあと、壊れた自転車を現場に放置してタクシーに乗って立ち去ったという。
これまでの調べで、医師はイヤホンを付けていたため周りの音が聞こえにくくなっていたとみられている。
警視庁は、重過失傷害やひき逃げの疑いで書類送検した。
警視庁によると、直接、人をはねていない事故でイヤホンを付けていて書類送検されるのは異例だという。
医師は、事情聴取に対して「車に接触したが、女性がけがをしたことは知らない。学会があったので急いでいた」などと話しているという。
出典
『イヤホンで自転車事故 書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181128/0021886.html
2018年11月28日22時34分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市は28日、中央区の本郷新記念札幌彫刻美術館で屋外展示中の彫刻作品が倒れ、点検中だった60代の男性職員に接触する事故があったと発表した。
男性職員は頭部裂傷などのけが。
同日入院したが、命に別条はないという。
施設の指定管理者・市芸術文化財団によると、開館前の同日午前9時40分ごろ、男性職員が点検していた彫刻「鳥の碑」(台座部分を含む高さ187cm、幅57cm、奥行き51.5cm)が倒れた。
1963年制作のコンクリート製で、彫刻と台座の接合部分が腐食していたという。
この作品の展示は、当面、行わない。
財団は他の彫刻作品に異常がないことを確認し、通常通り開館した。
「点検時は安全管理を徹底する」としている。
出典
『彫刻倒れ職員けが 本郷新記念札幌彫刻美術館』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/252710/
2018年11月29日3時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前8時10分ごろ、和歌山市雄松町3丁目の製革会社「U」で「ボイラーが爆発した」と従業員から119番通報があった。
近くの住宅のガラスが割れるなどしたが、けが人は無かった。
消防と警察が原因などを調べている。
消防などによると、工場内のボイラーが破裂し、工場の建物から約3m離れた住宅の玄関ドアガラスが割れた。
さらに、ボイラーにつながるダクトの金属片(約60cm四方)が爆発で吹き飛び、工場東側約10mに駐車中の乗用車に当たった。
多量の重油が燃料室に送られたため、点火時に爆発した可能性が高いという。
U社によると、工場では婦人靴などのエナメル革を製造。
ボイラーは革を乾燥させるために用いるという。
工場長は、「迷惑をかけて申し訳なく、再発防止に努めたい」と話した。
出典
『和歌山)工場のボイラー破裂、住宅ガラス割れる』
https://www.asahi.com/articles/ASLCX327MLCXPXLB002.html
11月28日11時37分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、工場では婦人靴などのエナメル革を製造。
ボイラーは、革と塗料を接着する工程で使う蒸気を作るため屋内に設置しており、同日午前6時ごろから稼働させたという。
爆発時には一帯で大きな音が響き渡り、工場周辺の路上にはガラスが飛び散っていた。
玄関ガラスが割れた住宅の女性(71)は、「テレビを見ていたら、バーンと音がして地響きがした。怖かった」と話した。
出典
『和歌山 工場のボイラー破裂 扉や車破損』
https://mainichi.jp/articles/20181128/k00/00e/040/276000c
11月28日15時24分にNHK和歌山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前8時すぎ、和歌山市雄松町の革製品製造会社、「U」の事務所兼工場で、ボイラーが大きな音とともに破裂した。
この影響で、工場の窓ガラスやすぐ近くにある住宅の玄関の扉のガラスが割れたほか、ボイラーの排気ダクトの一部が吹き飛んで近くの駐車場の車にぶつかった。
現場付近は、消防や警察に加えて近隣の住民が集まり、一時、騒然とした。
警察などによると、当時、工場では20人ほどが働いていたということだが、従業員や近くの住民にけがはなかった。
出典
『工場のボイラー破裂 けが人なし』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20181128/2040001770.html
2018年11月28日9時53分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前7時10分ごろ、大阪・吹田市山田北のホームセンター「K千里山田店」から煙が出ていると消防に通報があった。
消防車など18台が出て消火活動を行っているが、3時間近くたっても建物から黒っぽい煙が噴き出ている。
出火した当時、店は営業時間外で、消防によると、これまでのところ、けが人は確認されていないという。
この火災の影響で、現場近くにある介護老人保健施設では、およそ100人の入所者を、市の施設の武道館に避難させているという。
現場は、阪急千里線や大阪モノレールの山田駅から400mほどの、マンションや店舗などが建ち並ぶ場所。
【火事の店舗は】
ホームセンターを運営する大阪・堺市の「K商事」によると、火事が起きたのは店舗の本館。
建物は2階建てで、1階が売り場、2階が駐車場となっていて、売り場には日用品や消耗品、インテリア用品を中心に配列しているという。
ふだんの営業時間は午前9時からで、通常は午前8時から品出しを行うため、火が出たとみられる午前7時10分ごろは、まだ誰も出勤していない状態だったという。
店内には火災報知器が設置されていて、正常に作動したほか、スプリンクラーも設置されているということで、会社は担当者を現場に派遣して状況の確認に当たっている。
K商事は、「近隣の皆さまにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。原因の究明を急ぐとともに、防火体制の見直しも行いたい」と話している。
【高齢者施設の入所者避難】
火災の影響で、現場近くにある介護老人保健施設「千里」では、およそ100人の入所者を市の施設の武道館に避難させているという。
施設の職員は、「煙がすごいので、安全のため入所者を避難させた。時折、爆発音のようなボンという音も聞こえる。店舗内で販売されているボンベなどの商品が燃えているのではないか」と話していた。
【周辺に住宅や店舗 学校も】
火災が起きたホームセンターは、吹田市の中心部から北に5kmほど離れた場所で、東側には万博記念公園がある。
住宅や店舗が建ち並んでいて、近くには小学校や高齢者向けの福祉施設、それに大阪モノレールの「山田駅」などもある。
出典
『吹田のホームセンターで火事』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181128/0010160.html
11月30日12時26分に朝日新聞からは、防犯タグ用のボタン電池を複数入れていた袋から出火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1階サービスカウンター付近から出火する様子が店内の防犯カメラに映っていたことが、府警への取材でわかった。
付近の棚には、袋に入った廃棄前のボタン電池が複数保管されており、火花が出る様子も映っていた。
府警は、電池同士が接触して大きな電流が流れ、出火した可能性があるとみて調べている。
府警によると、店側は、「(盗難防止用の)防犯タグを10個以上、同じ袋に入れて保管していた」と説明。
防犯タグは廃棄前のもので、電池がむき出しの状態となっていた。
袋の中で電池が重なり合って大きな電流が生じた可能性があるという。
家電などの事故を調査する独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)によると、電池をまとめて保管すると、プラスとマイナスの電極がふれ合って大きな電流が流れ、出火するおそれがあるという。
担当者は、「保管する際は、テープを貼るなどして、電極がふれ合わないようにしてほしい」としている。
火災は28日朝に発生。
10時間あまり燃え続け、延べ約3000m2が焼けた。
けが人は無かったが、隣接する介護施設や保育園の利用者約180人が一時避難した。
出典
『ボタン電池の接触で出火か 吹田のホームセンター火災』
https://digital.asahi.com/articles/ASLCZ3K7CLCZPTIL005.html?rm=290
11月30日13時32分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、火元は店舗1階のサービスカウンターとみられ、店内の防犯カメラには、午前6時半ごろにカウンター内の棚から出火する様子が写っていた。
棚には廃棄予定の盗難防止タグや、タグ用の使用済みボタン電池が複数、ポリ袋に入れて保管されていた。
製品評価技術基盤機構(NITE)などによると、電池はむき出しの状態でまとめて保管すると、電極同士が接触するなどして、電圧の高い電池から低い電池に電気が流れ、過充電の状態となることがある。
ボタン電池は棒形の乾電池と比べ薄いため、電池同士が重なりやすく、過充電が起きやすいという。
過充電となった電池は発熱し、破裂や発火につながることがあるという。
府警は、今回の火災では、袋の中で電池内に残った電気が別の電池に流れることで、一部の電池が過充電となり、発火した可能性が高いとみている。
一般家庭でも、使用済みの電池を袋などにまとめて保管すると起こり得るといい、同機構は、「電池を保管する際は、ビニールテープなどで絶縁してほしい」と呼びかけている。
出典
『廃棄ボタン電池出火か 過充電で発熱 コーナン火災』
https://www.sankei.com/affairs/news/181130/afr1811300022-n1.html
11月30日12時14分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
府警によると、28日午前6時半ごろ、1階サービスカウンター近くの棚に置いていたポリ袋から火花が散り、周囲に燃え移る様子が店内の防犯カメラに映っていた。
ボタン電池は商品の防犯タグに付いていたもので、店員がタグから外し、むき出しのままポリ袋に入れていたとみられる。
出典
『大阪府警 ホームセンター全焼、ボタン電池から出火か』
https://mainichi.jp/articles/20181130/k00/00e/040/260000c
(ブログ者コメント)
テレビでも放映されていたが、NITEによる実験映像(乾電池とボタン電池を接触)は下記参照。
バンという破裂音とともに発火している。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01270101.html
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。