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2015年4月27日19時29分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日7時30分に福井新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日、午後2時30分頃、福井大学文京キャンパスの図書館の3階にある閲覧室で、天井の石こうボードが落ちていたほか、コンクリートの塊が書棚や電灯などにひっかかって宙吊り状態になっているのを、職員が発見した。
大学によると、25日の閉館時間の午後4時には異常はなかったということで、コンクリートなどが落下したのは26日午前9時までの間だと見られ、閉館中だったため、けが人はいなかった。
福井大学によると、石こうボードは8m2ほどで、コンクリートの塊は横4m、縦1.5m、奥行きが0.2mで、約3トンだという。
大学は、安全が確認できるまで、図書館2階と3階の閲覧室を立ち入り禁止としている。
大学によると、図書館は昭和40年につくられ、その後、増築の工事が行われている。
落下部分は建設当時、バルコニーのひさしとして使われていたといい、現在は71年に増築した北側の建物への通路になっている。
大学によると、コンクリートを支える鉄筋が老朽化していた可能性が高いという。
業者が年1回程度、目視で点検しているが、異常の報告はなかったという。
福井大学は、「図書館は利用する学生が多いので、出来る限り早く利用できるように業者と協力して調査を行っていく」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054370471.html?t=
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/69837.html
5月1日9時18分に北海道新聞からは、『「予想外の事起きたのでは」安全重視のベテラン 知人「信じられぬ」』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ホクトの工場火災は、腕利きのベテラン作業員4人の命を奪った。
中でも最年長で、「東冷機工業」元社員の柴田さん(男性、69歳)は「道内の冷蔵設備業界で知らない人はいないほど腕の立つ職人」(業界関係者)だった。
「こんな事故が起きるなんて信じられない」。4人を知る業界関係者や知人らは深い悲しみとともに、やり切れない思いを募らせている。
「常に安全重視で危険な作業には時間をかける人。(安全確認が慎重すぎて)時にはお客さんを怒らせてしまうほどだった」。長く柴田さんと同じ現場で働いた石狩市の建設会社社長の男性(53)はそう振り返る。「柴田さんがいる現場でこんな事故が起きるなんてあり得ない」と漏らした。
柴田さんが東冷機工業に勤めていた当時、同僚だった男性も「仕事に厳しいが、後輩を一生懸命指導していた。技術があり確実に仕事をする。頼りになる人だった」。だからこそ「予想もつかない出火原因だったのではないか」との思いを抱いている。
業界関係者によると、亡くなった東冷機工業社員の高橋さん(45)は、柴田さんの「弟子」として高校卒業以来、25年以上、コンビを組んでいたという。別の同業の社長は「2人には安心して仕事を任せることができた」と断言する。
千葉さん(57)と松田さん(42)も、経験の長いベテランだった
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0129328.html
(ブログ者コメント)
今回事故の詳細は不明だが、過去の溶接工事時の事故としては、防炎シートの隙間から火花が落下、あるいは周囲のホコリに引火した事例などがある。
しかし、その程度のことなら、ベテランであれば熟知していた筈だと思うのだが・・・?
(2015年11月21日 修正1 ;追記)
2015年11月20日付で毎日新聞北海道版から、バックドラフトが起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月20日1時43分に北海道新聞からも、同趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
北海道苫小牧市で4月、キノコ生産・販売大手「ホクト」(長野市)の工場で4人が死亡した火災では、密閉室内に空気が流入した瞬間に起きる爆発的な燃焼現象「バックドラフト」が起きていたことが分かった。
苫小牧市が火災調査報告書を開示した。
出火は4月26日午前11時半ごろ。
報告書によると、鉄骨2階建て(延べ床面積約1万2000m2)のうち、1階と2階の一部約4000m2が焼けた。
火元は1階「第1放冷室」で、焼け跡からはガス溶接機が3基見つかり、うち1基のガス栓は開いたままだった。
第1放冷室では酸素が減って炎の勢いが弱まり、高温の可燃性ガスが蓄積。
気密性の高い部屋だったが、何らかの原因で隙間から空気が流入。一気に酸素が供給され、バックドラフトが起きた。
屋外では、前兆を示す「口笛のような異常音や(窓や扉の)ガタガタ音」を聞いた人がいたという。
道警は、業務上過失致死容疑を視野に、捜査を続けている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20151120ddr041040003000c.html
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0204018.html
(ブログ者コメント)
着火時の詳細な状況の報道あるいは調査報告書の公開がないか調べてみたが、見当たらなかった。
2015年4月27日1時13分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前11時半ごろ、北海道苫小牧市あけぼの町5のキノコ生産会社「ホクト」(本社・長野市)の苫小牧きのこセンター工場から出火、3棟のうちブナシメジを生産する第1センター(鉄骨2階建て、延べ約1万4800m2)の冷却室付近を中心に約3650m2を焼き、約8時間後にほぼ消し止めた。
焼け跡から男性4人の遺体が見つかった。警察は、冷却室で作業中だった配管工事関係者とみている。
配管工事元請けの長野市の設備会社「マツハシ冷熱」によると、死亡した4人は40〜60代とみられ、札幌市東区東苗穂の設備会社「東(あずま)冷機工業」の従業員らが含まれるという。
ホクトの本社管理本部などによると、工場はこの日、操業しておらず、作業員ら6人が工事をしていた。
高温殺菌したキノコ培地(コーンコブミール)を冷却する装置に充填されているフロンを取り換えるため、うち4人が冷却室で配管の溶接作業をしていた。
室内で断熱材の発泡ウレタンが激しく燃えていたという。
他の2人は、工場の外にいて無事だった。
ホクトは、1964年に創業したキノコ生産販売の国内最大手。生産拠点は北海道から九州まで19カ所ある。
苫小牧きのこセンターは95年に開設された。
ホクトの工場を巡っては、宮城県古川市(現大崎市)で98年4月、建設中のきのこセンターから出火し、作業員1人が死亡し16人がやけどをした。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150427k0000m040003000c.html
4月27日12時21分に北海道新聞からも、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
4月27日8時19分と28日13時2分に産経新聞から、4月28日19時0分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
火災は、バーナーで冷却装置の配管を切断する作業中、天井内部に詰められた断熱用の発泡ウレタンに引火し、燃え広がったとみられることが27日、警察への取材で分かった。
警察によると、4人は出火当時、苫小牧きのこセンター第1工場内の作業棟1階の冷却室で冷却装置の交換作業を行っており、天井に通された配管をガスバーナーで切断していたという。
冷却室は断熱のため、天井や壁の内部に石油由来の発泡ウレタンや発泡スチロールが詰められており、バーナーの火から引火しやすく、一気に燃え広がったとみられる。
火災は約8時間後にほぼ消し止められたが、消防によると、キノコ生産のために使われるとみられるおがくずなどが工場内に大量にあり、鎮火までにさらに時間を要した。
警察によると、鉄骨2階建てのキノコ栽培施設の内部を全焼し、出火から約15時間半後の27日午前3時過ぎに鎮火した。
4人の遺体は火元とみられる1階の冷却室に隣接する通路で見つかったことが28日、分かった。
作業をしていた冷却室から通路に出て屋外に通じる出入り口を目指す途中、火や煙の回りが早く倒れたとみられる。
通路で発見された4人のうち、2人は折り重なるように倒れていた。
通路は普段は人が通らない場所で、消防は「外に逃げる途中で、煙か火に巻かれた可能性がある」と話した。
冷却室は全体が激しく燃えており、27日の実況見分では出火場所を特定できなかった。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0127871.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150427/afr1504270006-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150428/afr1504280018-n1.html
http://mainichi.jp/select/news/20150429k0000m040036000c.html
2015年4月28日付で朝日新聞北海道総合版(聞蔵)からは、室内の状況などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガスバーナーによる配管工事で飛んだ火花が断得る熱材に引火し、さらにキノコの菌床や培地として使うトウモロコシの破砕床に燃え移ったとみられることが、同社などへの取材でわかった。
ホクトなどによると、ガスバーナーを使っていたところ、火花が壁や天井部に取り付けられた断熱材の発泡ウレタンに引火し、付近に敷き詰められたトウモロコシの破砕片に火が燃え広がったとみられる。
冷却室(放冷室)は、殺菌のため、高温で熱したトウモロコシの破砕片を冷やす施設で、スプリンクラーは設置されていない。
作業員らは、当時、水を入れたバケツを用意しており、建物内に消火器もあるという。
5月1日7時5分に北海道新聞からは、4人はシアン中毒死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は30日、死亡した男性4人の身元を、同工場の配管工事を請け負っていた「東冷機工業」の社員らと確認した。
死因はいずれも、有毒ガスを吸い込んだことによるシアン中毒だった。
警察などによると、4人は、作業を行っていた同工場1階冷却室の断熱材として使われていた発泡ウレタンが燃えたことにより発生した、有毒性のシアン化ガスを吸い込み、死亡したとみられる
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0129330.html
2015年4月27日付で朝日新聞大阪版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2015年4月27日8時14分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前8時25分ごろ、茨木市のリサイクル会社「H社」の資材置き場で、パワーシャベルで持ち上げた鉄製の箱(縦約140cm、横約70cm、高さ約90cm、重さ約200kg)が落下し、同社社員の北野さん(男性、48歳)が下敷きになった。
北野さんは病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、重機を操作していた同僚の男性(47歳)から事情を聴いている。
警察によると、男性が重機で箱の中の金属くずをつぶす作業をしていたところ、誤ってアームの先端を箱の内側に引っかけて持ち上げてしまい、それに気付かないままアームを移動させて箱が落下。金属くずの仕分けをしていた北野さんの背中に当たったという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150427/wst1504270014-n1.html
2015年4月25日2時58分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ディスカウントストア大手のドン・キホーテの店舗でアルバイトとして働き、商品陳列中に脚立から転落して死亡した福岡県飯塚市の男性(当時25)の遺族が、同社を相手取り、計約1億3千万円の損害賠償を求める訴えを福岡地裁飯塚支部に起こした。
訴状によると、男性は2013年10月21日、アルバイト先の「MEGA(メガ)ドン・キホーテ飯塚店」(飯塚市)で商品を陳列中に脚立から転落し、頭を強く打って9日後に死亡した。
遺族側は、狭い通路で脚立を使って約2mの棚に重い商品を積む作業は危険だったにもかかわらず、同社が安全配慮を怠ったなどと主張している。
ドン・キホーテ側は、「通常使用すべき踏み台ではなく、誤った方法で脚立を使って起きた事故と認識している。同種事故が発生しないよう、従業員に指導・教育を行って参ります」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4S5K55H4STIPE03M.html
2015年4月26日11時41分に産経新聞westから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月25日19時13分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
住宅の解体現場でショベルカーを操作中に作業員を巻き込み、建物との間に挟んで死亡させたとして、警察は26日、業務上過失致死の疑いで、派遣社員の男(49)を逮捕した。
「不注意だった」と、容疑を認めているという。
逮捕容疑は25日午後2時20分ごろ、同府東大阪市鴻池本町の住宅の解体現場でショベルカーを操作中、車体を旋回させた際に右後方にいた男性作業員(74)を巻き込み、建物との間に挟んで死亡させたとしている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150426/wst1504260021-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/150425/wst1504250057-n1.html
2015年4月25日18時49分にNHK福岡NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前11時50分ごろ、福岡市博多区博多駅南にある6階建てのビルの解体現場で、作業員の男性から「同僚がエレベーターの下敷きになったようだ」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、男性が、エレベーターのバランスを取るために使われている鉄製のおもりの下敷きになっているのが見つかり、その場で死亡が確認された。
警察によると、当時、20代の男性作業員がエレベーターのかごの天井部分に登り、かごをつるすワイヤーを切る作業を1人でしていたという。
このワイヤーの先におもりが付けられていて、なんらかの原因ですべてのワイヤーが切断され、おもりが落ちてきたと見られるという。
おもりは、鉄板が40枚ほど重ねられたもので、重さは数トンになると見られるという。
警察では、安全対策が取られていたのかなど、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20150425/4329081.html
2015年4月24日19時20分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前4時ごろ、室蘭市茶津町にある「日本製鋼所室蘭製作所」で、「スラグ」と呼ばれる鉄から取り除いた高温の不純物を水で冷やしていたところ、突然、爆発が起こった。
この爆発で、作業が行われていた製鋼工場から高温のスラグの一部が壁を突き破って外に飛び出し、120mほど離れた施設内にある変電所の屋根裏に飛び込み、およそ40m2が焼けた。
爆発当時、製鋼工場で冷却作業にあたっていた従業員2人にケガはなく、スラグが飛び込み火事が起きた変電所に、当時、人はいなかったという。
警察のこれまでの調べで、スラグが十分に冷却されないまま積まれていたため、付着した水分が蒸発し水蒸気爆発が起きたとみられるという。
警察が消防とともに、さらに詳しく原因を調べている。
会社によると、この爆発で12時間にわたって施設の一部が使えなくなったが、操業への影響はなかったという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150424/4301251.html
(ブログ者コメント)
山状に積まれたスラグの内部に高温のスラグが結構大量に残っていて、そこに水が入りこんだ・・・ということだったのかもしれない。
2015年4月23日18時49分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月23日13時17分に産経新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
23日午前9時前、北海道東部の中標津町西竹で、砂利道の町道を乗用車が走行していたところ、突然、道路が陥没し転落した。
警察によると、近くに住む畜産業の79歳の男性が乗用車を運転していたが、けがはないという。
道路の陥没は、幅3m60cm、長さ6m40cmで、深さは、深い所で2m40cmあるという。
中標津町によると、道路のおよそ2m下には、雪どけ水や雨水が流れる直径1mのコンクリート製のパイプが通っているという。
警察は、陥没した穴に水がたまっていたことから、老朽化したパイプが破損して水がしみ出た可能性があるとみて、陥没の原因を詳しく調べている。
車は、後部から穴に落ちたという情報がある。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150423/k10010058551000.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150423/afr1504230019-n1.html
2015年4月23日12時26分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
平成24年12月、花巻空港で、ジェイエアが運航する、日本航空の小型ジェット機、ボンバルディアCRJ200型機が、雪の中、滑走路をそれて着陸したトラブルで、国の運輸安全委員会は、23日、報告書を公表した。
それによると、パイロットが、滑走路の滑りやすさを示すおよそ1時間前の情報を最新の情報と勘違いし、その後の雪で、さらに滑りやすくなっていたことを考慮せずに着陸した可能性が高いとしている。
このため、着陸後、スピードを落とす操作を十分に行わなかった結果、機体が滑り始め、さらにパイロットが車輪の向きを急に変えたため、滑走路を左にそれた可能性が高いとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044200801.html?t=1429824629250
(ブログ者コメント)
当時の状況について、報告書には以下の記載がある。
2.1 飛行の経過
機長は、16時44分ごろ、花巻空港の同社運航支援者から16時40分の気象情報及び16時18分の滑走路等の雪氷情報を入手した。
さらに機長は17時08分ごろ、花巻飛行場対空援助局(花巻レディオ)から最新の気象情報及び16時18分の雪氷情報を入手した。
その際、機長及び副操縦士は、花巻レディオが通知した雪氷調査の実施時刻を確認せず、飛行中に同社運航支援者から入手した同時刻の雪氷情報よりも新しい情報であるものと認識し、引き続き着陸可能な雪氷状況であることを確認してアプローチを継続した。
3.4 判明した事項の解析
機長及び副操縦士は、着陸前に花巻レディオから雪氷情報を入手した際、花巻レディオが通知した雪氷調査の実施時刻を確認せず、この花巻レディオからの雪氷情報が、飛行中に同社運航支援者から入手していた同時刻情報よりも新しい情報であるものと誤って認識していた。このことから、着陸の可否を判断する際に、雪氷調査が実施された16時18分以降の気象状態を加味した総合的な判断がなされていなかったものと考えられる。
機長及び副操縦士が花巻レディオから入手した雪氷情報が新しい情報であるものと認識したのは、同社運航支援者から入手した雪氷情報と一部内容が異なっていたことが関与したと考えられる。
http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-inci/AI2015-3-1-JA202J.pdf
2015年4月23日10時43分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
川崎市幸区のJR川崎駅で昨年2月、回送列車が工事車両と衝突、脱線した事故で、国の運輸安全委員会は23日、工事車両の誤進入が原因とする報告書を公表した。
車両への指示が不明確で、入ってよい範囲を運転手が誤解したと結論づけた。
工事はホームを改修するもので、JR東日本が発注。共同企業体や下請けの社員らが作業していた。
事故は2014年2月23日午前1時11分ごろ起きた。
京浜東北線の北行き回送列車が時速約65kmで通過する際、線路上にいた資材運搬用の「工事用軌陸車」に衝突。1両目が脱線・横転し、乗務員室にいた運転士と車掌が軽傷を負った。
現場付近では、東海道線の上下線と京浜東北線の南行き、北行きが並行して走る。
工事車両が線路を横切るには、終列車の通過後、信号を赤にして列車が入らないようにする「線路閉鎖(線閉)」の手続きが線路ごとに必要で、線閉責任者が携帯端末を操作する。
当日は、午前0時59分までに東海道線と京浜東北線南行きを閉鎖。
同1時5分、工事車両を誘導する指揮者(67)は工事車両の運転手(43)に「ここまでいいですよ」と口頭と手ぶりで東海道線を横切るよう合図したが、明確な指示ではなく、運転手は「『入れていいよ』と言われた」と証言。全線路が閉鎖されたと勘違いし、同1時7分、京浜東北線北行きの線路上に工事車両を止めた。
指揮者は、JR東の内規に反し、工事車両を誘導しなかった。
また内規は、線閉責任者(65)が閉鎖を工事全体の管理者(35)に報告し、管理者が工事車両を誘導する指揮者に作業開始を指示すると定めるが、3人は互いに聞こえる携帯無線を使い、線閉責任者の報告を聞いて指揮者が作業開始を判断した。
運輸安全委は、JR東と下請け会社は「指揮命令系統を明確にし、指示や作業が適切か再確認する必要がある」と指摘した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4Q6SDQH4QUTIL066.html
(ブログ者コメント)
関連記事は下記参照。(当時の記事は、本ブログには掲載せず)
2014年3月11日掲載
2014年3月5日報道 JR東日本は2月の脱線事故などの再発防止策として、線路閉鎖が必要な大規模で複雑な工事には社員を立ち会わせる方針
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3726/
2015年4月22日14時49に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国の空港で、駐機中の航空機に作業用車両が衝突したり、航空機への給油時の作業ミスで燃料が漏れたりするなどの事故やトラブルが、今年3月末までの1年間に92件起きていたことが国土交通省のまとめでわかった。
航空機の安全に関わる問題で、作業ミスや施設面の不備など、空港で起きた、運航以外に起因する事例の実態が明らかになったのは初めて。
同省は、「一歩間違えば、というケースもあった。問題を放置しない意識を徹底し、重大事故の防止につなげていきたい」としている。
同省などによると、世界の航空死亡事故の発生率は、近年、運航100万回あたり0.5回前後で下げ止まり傾向にあり、国際民間航空機関は、今後、格安航空会社(LCC)の台頭などで運航本数が増加すれば、これに比例して重大な事故も増えると見込んでいる。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150422-OYT1T50078.html
(ブログ者コメント)
記事には一覧表も掲載されており、そこでは以下の5件の事故・トラブルが紹介されている。
4月 8日 羽田空港
貨物運搬車が確認不足で航空機の貨物用ドアと接触
5月22日 福島空港
空港の消防車が部品老朽化で3ケ月消火剤を放出できない状態に。
6月23日 伊丹空港
貨物運搬車の運転手がアクセルとブレーキを同時に踏み機体と接触。フロアマットが固定されていなかった。
8月17日 関西空港
給油車輌が次の作業への移動を焦り、航空機に燃料ホースを接続したまま発車して燃料が漏れる。
9月26日 中部空港
作業員が知識不足で誘導路に侵入し、発見した航空機が停止。
そのうち、関西空港での事例は、本ブログでも紹介済み。
2014年11月22日掲載
[昔の事例の顛末] 2014年8月17日 関西空港で航空機に燃料を供給するホースをつないだまま給油車両を動かしたため主翼の給油口が壊れ欠航、安全装置を切ったままの作業が常態化か?
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4441/
国交省発表資料(全22ページ)は、下記参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001065225.pdf
2015年4月22日0時29分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市は21日、同市西浜の市営温水プールで幼児用プールの天井の一部(縦約9m、横約4m)が落下したと発表した。
市は幼児用プールの利用を休止し、改修工事を進める方針。
落下したのは、1枚約10kgのボード計20枚。
11日午前8時ごろ、施設を点検中の職員が発見したが、開館前で利用客はおらず、けが人はなかった。
市は、天井裏に雨水などがたまり、ボードが腐食したことが原因とみている。
市は、幼児用プールの天井をすべて張り替える方針で、市スポーツ・健康教育課は、「利用者や市民にご迷惑をかけ深くおわびします」としている。
幼児用プールに隣接する25mプールの天井は異常がなかったため、通常通り利用できる。
市営温水プールは1995年7月にオープン。
3年に一度、目視で定期検査を行っているが、2013年7月の前回検査では異常は見つからなかったという。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/164309
4月22日11時41分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋上の防水シートが腐食して、天井板に雨水などがたまったことが原因とみられるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150421-OYT1T50142.html
4月22日付で毎日新聞大分版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/oita/news/20150422ddlk44040345000c.html
2015年4月21日19時3分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時半ごろ、那覇市中心部にあった「那覇タワー」の解体作業現場で、「30代の男性作業員が落下してきたコンクリートの下敷きになっている」という通報があった。
警察や消防が駆けつけたところ、福岡市博多区の足立さん(35)が意識不明の状態で、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察などによると、現場では、上層階で解体したコンクリートのがれきを、エレベーターホールとして利用されていた空洞の部分から下に落とす作業をしていたという。
足立さんは1階部分の休憩所にいて、17階部分から落とされたおよそ1トンのコンクリートが地上に落下したあと、20mほど転がり、下敷きになったという。
コンクリートを落とす際は、上層階の作業員から地上の作業員に連絡して安全を確認していたということだが、警察は、事故防止の対策が不十分だった可能性もあるとみて、現場にいた作業員に話を聴くなど、当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094204491.html?t=1429645276801
2015年4月22日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前5時50分ごろ、大分市丹生の大分キャノンマテリアル大分事業所で、コピー機のトナーに使う粉を作る最中に爆発が起きた。
同事業者から119番通報があった。けが人はいなかった。建物の破損などもないという。
警察などによると、爆発が発生したのは午前4時半ごろ。粉を機械に投入する工程中だったという。
可燃性の微粒子に火花などが引火し爆発する「粉じん爆発」が起きたとみて、原因などを調べている。
(2015年5月5日 修正1 ;追記)
2015年5月2日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、昨年6月にも同様の事故があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故が発生したのは4月21日午前4時35分ごろ。119番通報があったのは午前5時51分。
消防は、事故3日後の4月24日、「通報に遅れがあった。防火管理の意識・体制を徹底してほしい」と指導したという。
消防によると、同事業所では昨年6月にも同様の事故が発生。粉の摩擦などによる静電気で粉じん爆発が起きた可能性が高いとみられ、機器の改良などの対策をしていたという。
消防は、今回も粉じん爆発の可能性があるとみて、原因を調べている。
2015年4月24日10時37分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県は23日、鴨川市横渚の製餡所が製造した生あん(白あん)からシアン化合物が検出されたとして、食品衛生法に基づき回収を命じたと発表した。
健康被害の報告はないという。
県衛生指導課によると、安房保健所が今月20日、同法に基づき抜き打ち検査を行ったところ、シアン化合物が1.3ppm(100g中0.13mg)検出された。
白あんは製餡所で今月16日に製造され、県内の菓子製造業者3社に計77kgが販売された。すでに消費されたものもあるとみられる。
シアン化合物は特定の豆類に含まれ、調理加工時の水さらしや十分な加熱により除去される。
大量に摂取すると呼吸不全やめまいなどを起こすが、同課は「検出されたのはごく微量。一度に1100個以上食べなければ、健康被害の可能性は低い」としている。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/252938
2015年4月19日12時34分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前8時55分ごろ、鶴岡市勝福寺の共同企業体鶴岡アスコンのアスファルト精製プラントで、ばい煙の測定作業を行っていた会社員の山川さん(39歳)が、アスファルトの原料をタンクに送る機械の動力部と壁面に頭を挟まれ、市立荘内病院に搬送されたが、午後0時5分、頭蓋骨開放性陥没骨折で死亡した。
警察によると、山川さんは鶴岡アスコンの委託を受け、高さ約11mのプラントに登って作業をしていた。
警察は、事故発生時の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201504/19/kj_2015041900442.php
2015年4月20日21時19分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月21日付で毎日新聞香川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし7月、坂出市の造船所で船の点検作業の際に、作業員の男性が窒素ガスが充満した船内の施設に立ち入って死亡した事故で、警察は、ガスの危険性を認識していながら十分な安全対策を怠っていたなどとして、現場責任者だった当時の同社艤装課長(45)と船装係長(41)、船装係2人(いずれも29歳)の社員4人を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
おととし7月、坂出市川崎町の川崎重工坂出造船工場で、建造中のLNGタンカーの設備の配管の漏れを窒素ガスを使って点検していた際に、作業中だった当時26歳の船装係だった男性が誤って設備に立ち入り、充満したガスを吸って、翌日未明に脳腫脹で死亡した。
死亡した男性は、別の場所で作業をしていた同僚の船装係の1人から、工具を探して持ってくるよう頼まれ、設備に入ったとみられている。
警察によると、当時、窒素ガスが漏れ出すおそれもあったことから、男性が入った設備のドアには「立ち入り禁止」の貼り紙はあったものの、施錠はされていなかったという。
このため警察は、ガスが漏れ出すおそれを認識していながら、設備に立ち入って工具を探すよう依頼したとして船装係の社員を、設備の施錠など安全対策を怠っていたとして他の3人を、業務上過失致死の疑いで、20日、書類送検した。
警察の調べに対し、4人は容疑を認めているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034188111.html?t=1429566513362
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20150421ddlk37040499000c.html
2015年4月19日21時20分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月19日11時14分にTBS News iから、4月20日13時46分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前6時45分ごろ、市川市国府台にあるガラス加工場で爆発があったと、近くの住民から警察に通報があった。
警察によると、爆発があったのは個人経営のガラス加工場の作業場で、3階建て建物の1階。
1人で作業をしていた男性(75歳)が腕や顔などに軽いやけどをした。
ガラス加工場はシャッターがめくれ上がり、中にあるガラス製品などが散乱したほか、向かい側にある建物の窓ガラス数枚にひびが入るなどの被害が出たが、他にけが人はいなかった。
男性は、19日朝6時ごろから、作業場のシャッターを閉めた状態で屋外に設置してあるボンベから室内にLPガスを引き込み、ガラスを熱する作業をしていたということで、警察は、何らかの原因でガスが漏れて引火した可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べている。
現場は、北総線矢切駅から南に約600mの住宅街。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084153101.html?t=1429476498481
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2472871.html
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/252241
2015年4月19日12時38分に日テレNEWS24から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月19日14時0分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日未明、神奈川県横浜市のリサイクル工場で、男性作業員が木材を粉砕する機械に挟まれ、頭などを強く打って死亡した。
事故があったのは、横浜市の廃棄物リサイクル会社「B社」。
警察によると、19日午前3時半頃、「リサイクル機を使っている人が機械に挟まれた」と119番通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、この工場で働いていた会社員の川西さん(男性、47歳)が意識不明の状態で倒れていて、間もなく死亡した。
事故当時、川西さんは粉砕機に廃材を流し込む作業を監視していたが、廃材を細かく砕く粉砕機のローラーが詰まったため、機械を停止させて下にもぐり込んだところ、油圧で上げていたローラーが落ちてきたという。
この工場では、1年半前にも、男性作業員(当時19歳)がベルトコンベヤーに巻き込まれて死亡する事故があった。
出典URL
http://www.news24.jp/articles/2015/04/19/07273294.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2472924.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。