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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20242480分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

通勤・通学など、日々の移動に欠かせない電車で今、不安な出来事が起きています。

JR中央線・総武線の『中野南乗務ユニット』に所属する運転士らの間でナゾの体調不良が相次ぎ、“中電病(なかでんびょう)”と揶揄される事態に。

オーバーランなどのミスが続出していますが、多くの運転士に共通するのが、「記憶が曖昧」という供述です。

一体、何が・・・?

 

■深刻な事態招く恐れも…目撃者が語る“中電病”の実態「魂が抜けた人形のようだった」

今、JR中央線・総武線の三鷹⇔千葉間で、運転士の体調不良が相次いでいます。

中でも、『中野統括センター中野南乗務ユニット』に所属する運転士の乗務中断が急増。

今年度だけで19件、202411月までの3年間で43件も起きています。

一方、千葉にある『津田沼統括センター乗務ユニット』は、今年度2件のみとなっています。

20241120日、停止位置の7m手前で停止してしまった『中野南乗務ユニット』所属の運転士は、「睡魔に襲われ、居眠りしてしまった」と話しました。

その翌日には、別の所属運転士が体調不良で運転士交代となり、20分間の運転停止に。  

他にも、「意識が朦朧とした」「速度の感覚が鈍くなった」「記憶が曖昧(多くの人で共通)」といった供述もあり、オーバーランが多発しています。

これらの状況を目撃した社員は、「魂が抜けた人形のようだった。目の焦点が合っていなかった」と話しているということです。

実際に取材した『中野南乗務ユニット』所属の運転士(40)は、「家に帰って、寝て起きたら、当時の記憶が断片でしかなかった。同様の体調不良で、オーバーランを2回してしまった。血液検査・MRI・脳波の検査をしたが、異常はなかった。持病や、服用している薬はない」と話していました。

所属運転士からは、「職場の飲み水に睡眠成分でも混入されているのでは?」という不安の声が出ています。

そして、中野南乗務ユニット(旧『中野電車区』)は通称“中電(なかでん)”といわれていたことから、運転士らの間で“中電病”と囁かれているということです。

Q.体調不良を訴えた運転士のほとんどに、持病はないそうですが…。

『読売テレビ』野村解説委員)
「これは、『不思議』だけでは済まされません。
乗客の命を預かる鉄道業で、運転士がオーバーランをしているというのは、過去には大事故に繋がったケースもあります。
JR
福知山線脱線事故でも、後々調べたらオーバーランが何回かあったとか、そういう話も出てきました」

 

■水質調査や空気成分測定も異常なし、勤務体制については意見割れるも「共通の原因は見つからず」 神主を呼び安全祈願も…

厚労省も、特定の職場で体調不良が相次ぐ事例は過去にないとしています。

原因特定は困難ですが、一般論として考えられる理由として、産業医で関西福祉大学の教授・勝田吉彰氏は「勤務体制の問題や、建材・内装材・家具から放散される化学物質による眠気や体調不良の可能性もゼロではない」との見解を示しています。

JR東日本も、2024年夏から調査を開始。

しかし、水道やポットなどの水質調査は異常なし、空気成分も測定しましたが異常なし、さらに神主を呼んで安全祈願までしましたが、その後も5件発生したということです。

他にも、ベッドやロッカーを交換や壁紙の張り替えまで行い、産業医を交えた対策チームを発足させました。

ただ、勝田氏も指摘した勤務体制については、労働組合側と会社側で意見が分かれています。  

労働組合によると、2019年に勤務制度が改正され、日勤の拘束時間が10時間から1時間延びて11時間に、泊まり勤務は20時間から2時間延びて22時間になりました。

また、泊まり勤務では、車両の点検やベッドメークで実質4時間の仮眠しか取れていないということです。

そして、2020年にジョブローテーション(配置転換)ができて経験の浅い人も入るようになり、経験の浅い人をベテランが支える形で人員不足なども起きたため、休日出勤が増加したと主張しています。

一方、JR東日本は、「勤務制度は改正されたが、乗務距離や拘束時間はほとんど変更なし」「ジョブローテーションはあったが影響はない」と主張しています。

ただ、体調不良の原因については、労働組合は「労働環境の変化とみているが不明」、JR東日本は「ここ2か月弱は発生しておらず、共通の原因は見つかっていません。お客様に迷惑をかけたのは事実。迷惑をかけないのが弊社の務めです」と話しています。

Q.過密なダイヤの中、日々動いている電車で、原因がわからない体調不良は怖いですね?

 (野村解説委員)
「社内で協議して、偉い人が決裁して、『神主も呼ぼう』というところまで深刻に考えているんだと思います。
だとすれば、組合側の言い分や線路のカーブなど、そういう細かい違いについても考えているでしょう。
ただ、いまだに科学的に全然わからないとなっているわけだから、もっと調べる必要があると思います」

安心安全であるべき電車で起きている、謎の体調不良。

一刻も早い原因究明が待たれます。

 (「情報ライブ ミヤネ屋」2025117日放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee442dcfbb0c40122a31a825d60afd34d96f742  

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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