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2024年2月18日20時0分にYAHOOニュース(BUSINESS INSIDER JAPAN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
チェルノブイリのオオカミは、かなりの放射線にさらされているにもかかわらず、がんに対する抵抗力を高めているようだ。
【全画像をみる】チェルノブイリのオオカミは、がんに対する耐性を得ている…最新の研究で明らかに
オオカミは、人間にとっての法定安全基準の6倍以上の放射線を浴びている。
原発事故から40年近くが経ち、オオカミはがんになりにくい遺伝的性質を示すようになっている。
ウクライナのチェルノブイリに生息するオオカミが、がんに対する抵抗力を身につけていることが、統合比較生物学会(Society for Integrative and Comparative Biology)での報告によって明らかになった。
1986年4月、当時ソビエト連邦の一部だったウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所で爆発事故が発生し、がんを引き起こす放射性物質が大量に放出された。
その負の遺産である放射性物質は、今日でもベラルーシ、ウクライナ、ロシア西部の土壌と水に残っている。
高濃度の放射線に汚染された地域のオオカミは、毎日11.28ミリレム(0.1128ミリシーベルト)の放射線を浴びている。
これは、平均的な人間の労働者の法定安全基準値の6倍以上だ。
オオカミが、このような環境にどのように適応して生き延びてきたのかが、プリンストン大学の進化生物学者で生態トキシコロジスト(毒性研究者)のカーラ・ラブ(Cara Love)が行った研究で明らかにされている。
それによると、チェルノブイリに生息するオオカミの免疫システムが、「放射線治療を受けているがん患者と同じように」変化していることがわかった。
科学的な研究によって放射線耐性が明らかになることで、がんに対する革新的な治療法や予防法が開発される可能性が高まるかもしれず、この研究成果は重要だ。
2014年、ラブと研究チームはチェルノブイリ原子力発電所から30km以内の立入禁止区域(CEZ)を訪れ、オオカミに発信機付き首輪を装着して動きを追跡し、リアルタイムで放射線被ばくのモニタリングを行った。
史上最悪の原発事故で、がんを引き起こす放射線やそれに汚染された瓦礫が放出され、この区域は人間が住めなくなり、約35万人が避難した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2ba74c10279778d171e5b4e5f7a308d8e15523e
2024年2月22日13時14分にYAHOOニュース(バレーボールマガジン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は22日、2月17日(土)にエントリオ(愛知県稲沢市)で開催されたV.LEAGUE DIVISION1 MEN ウルフドッグス名古屋 vs. パナソニックパンサーズの試合において、テレビ中継用カメラとの接触によりパナソニック・仲本選手が頭部を負傷した事故について、JVLと中継放送局からの調査結果を報告した。
この試合では、仲本選手がプレー中にネットポールに衝突した際、ネットポールに設置していたリモコンカメラを支えていた2本のアームの接続部分のネジが破損。
これにより、リモコンカメラとアームの上部部分が移動し、カメラの先端部が仲本選手の額に当たり、頭部に6針を縫う怪我を負っていた。
調査結果として、JVLは以下のように報告した。
●テレビ中継局が使用していた機材はこれまでも使用実績があり、「ボールのカメラへの衝突」や「選手のネットポールへの衝突による衝撃」では破損しないものであったことから、今回の使用機材について何らかの不具合があった可能性があると考えられる。
●試合前に関係者にてカメラの設置確認は行っていたものの、安全確認が十分でなく、大会主催者としてJVLがテレビ中継局に対してネットカメラ設置時に明確な安全対策を提示していなかったことも、発生の一因であると考えている。
また、破損した後の機材の確認で正確な原因を特定することは困難であるものの、テレビ中継局が当該機材を設置した業者への聞き取りを行った結果、以下のような原因の可能性があることがわかった。
・ジョイント式のアームを使用しており、2本のアームを接合する形での設置となっていたこと
・カーボン製のアームを使用しており、アーム自体の重量が負荷となっていたこと
・アームの耐久性の確認が十分でなかったこと
・同じネット支柱にチャレンジカメラ(ビデオ判定用のカメラ)が設置されており、より高い位置に当該カメラを設置していたこと
・ネットを張ることでポールが内側に反り、ポールとアームが平行にならず、接合部への衝撃の負荷が大きくなったこと
・ポールにアームを取り付ける際のテープ等での補強の確認が十分でなかったこと
・セット間などでの点検は行っておらず、試合中の安全確認が十分でなかったこと
JVLは、このいずれかの原因、または複数の要素が絡んで当該事象が発生したものであると判断しているとした。
さらに今後の対応として、以下のように報告した。
●当面の措置として、V・ファイナルステージを含む今シーズンの残り全試合において、テレビ中継用ネットカメラは設置しないこととし(チャレンジカメラについては安全対策の上、引き続き設置)、テレビ中継局の協力を仰ぎながら、リーグとして今後に向けての再発防止策の制定を進める。
●次シーズン以降については、再発防止策の実行が担保され、選手の安全が確保できると判断した上で、テレビ中継用ネットカメラの設置の再開を検討する。
JVLは、「現在SNS等に本事象についてあたかも仲本選手の責任であるかのような書き込みやコメントが散見されますが、前述のとおり、通常は『選手のネットポールへの衝突による衝撃』でのネットカメラの移動や落下は発生しないことから、仲本選手には何ら責任がないことは明白であり、この点については正しくご理解をいただきたいと思います」と注意を促している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/196736ca123e45f1e6da381da3c9a042e862abbd
(ブログ者コメント)
どのような状態でカメラがポールに設置されているのだろうか?
写真でもないか調べてみたが、見つからなかった。
2024年2月17日17時4分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本の新たな主力ロケット「H3」の2号機が17日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、ロケットは計画どおり飛行し目標の軌道に到達したほか、模擬衛星の分離動作を確認し、打ち上げに初めて成功しました。
「H3」は、去年3月に打ち上げた初号機では2段目のエンジンが着火せず打ち上げに失敗していて、JAXAは今回、2段目のエンジンの燃焼停止に成功すればロケットの軌道への投入を達成できることから、大きな目標としていました。
打ち上げ後の記者会見で開発責任者のJAXAの岡田プロジェクトマネージャは、「H3が産声をあげることができものすごく重い肩の荷が下りた気がします。きょうの打ち上げは満点ですが、これからが勝負なので、しっかりと育てていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240217/5050026048.html
2月17日18時46分にNHK鹿児島からは、初号機は去年2月に装置の不具合で打ち上げが中止され、対策後の3月に打ち上げたが失敗に終わったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年2月17日、およそ10年にわたる開発の末、ついに迎えた初号機打ち上げ。
ところが、打ち上げの0.4秒前になってロケットの1段目にある装置が異常を検知したため、補助ロケットに着火信号を送らず、打ち上げは中止となりました。
JAXAや三菱重工業は、組み立て棟に戻した機体や、データから原因を調べた結果、ロケットの1段目にある「V−CON1」と呼ばれる装置で、異常が発生していたことが明らかになりました。
ロケットは発射地点に据え付けられたあと、発射台のケーブルを通して電力が供給されていますが、発射直前に管制室のスイッチを切る際、電気と通信を同時に切り離していました。
初号機では、この電気と通信のラインを同時に切り離した際に電気信号の乱れが生じたことにより、ロケットの1段目の装置で誤作動が起きたと考えられました。
JAXAなどは電気と通信の切り離しを段階的に行うよう変更するなど対策を講じ、再び打ち上げに挑みました。
【初号機打ち上がるが失敗】。
再び設定された打ち上げ日、3月7日。
地元の関係者などと事前に決めてあった予備期間は3月10日まで。
残り時間が限られるなか、打ち上げ中止からわずか2週間ほどで対応し、予備期間の残り3日で、打ち上げにこぎ着けました。
そして3月7日午前10時37分55秒、「H3」初号機は青空に向けて打ち上がりました。
補助ロケットの燃焼と分離を終え、開発に難航していた1段目のメインエンジンも計画通り燃焼し、喜びに包まれた管制室はまもなく暗転します。
これまで「H2A」などで使用してきて実績の多かった2段目のエンジンが着火しなかったのです。
ロケットは予定通り飛行できないことが明らかになったことから、地上から指令破壊信号が送られ、初号機は打ち上げに失敗しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240217/5050026052.html
2月17日19時36分にNHK鹿児島からは、打ち上げ失敗要因を3つに絞り込み、それぞれに対策をとった上で今回の打ち上げに臨んでいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「H3」の初号機の打ち上げ失敗について、JAXA=宇宙航空研究開発機構はおよそ半年間にわたって原因の究明を進めてきました。
ロケットは1段目と2段目の分離まで計画どおり飛行し、その後に2段目のエンジンが着火しなかったことが分かっていて、飛行データを分析し、同じ現象を再現する試験などに取り組んできたということです。
そして、2段目のエンジンに搭載された機器の一部に損傷が発生したことが原因だと結論づけ、損傷の要因を大きく3つに絞り込みました。
このうち2つは、運用中の「H2Aロケット」と共通する部品が関係しているケースで、製造時の部品のずれや打ち上げ時の振動などによって着火直後に点火装置でショートが発生したというものと、点火装置の内部にある電気の流れをコントロールするトランジスターが、地上の点検などで過度の電圧に耐えられなくなっていてショートしたというものです。
一方、残る1つは、「H3」だけに搭載された機器が関係するケースで、2段エンジンを制御する部品の一部が故障してショートしたというものです。
JAXAは、この3つの要因についてそれぞれ対策を講じ、点火装置の部品を強化したり、製造検査を厳しくしたりしたほか、ショートの原因となりうる機器の設計を一部変更したとしています。
一部の対策については、去年9月に打ち上げられた「H2Aロケット」47号機と今年1月に打ち上げられた48号機にも取り入れられていて、問題がないことを確認しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240217/5050026053.html
2024年2月17日12時13分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前4時45分ごろ、八代市新港町(しんみなとまち)で警備会社から「火災信号を受信した」と消防に通報がありました。
この火事で「Pセンター八代支店」のクレーンが焼け、発生から11時間あまりが経った午後4時前に消し止められました。
クレーンは高さ約20mで、船から穀物を吸い上げて運ぶために使われていました。
火が出たとき工場は稼働しておらず、けが人はいないということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/1004610?display=1
2024年2月15日23時58分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は15日、福島第1原発の汚染水から放射性物質を除去する装置が入る建屋で汚染水が漏えいした事故について、原因を発表した。
主な原因は、本来は作業中に閉めておくべきだった手動弁を閉め忘れたことだとした。
漏えいした汚染水については、当初の推計の約5・5トンから約1・5トンに、放射性物質の総量を約220億ベクレルから約66億ベクレルに、それぞれ下方修正した。
東電によると、7日午前8時半ごろ、汚染水が通る装置の配管の線量を下げるため、洗浄水を流す作業を開始。
同53分ごろ、作業員が地上から5メートルにある排気口から建屋外に水が漏えいしているのを見つけた。
汚染水は約40分間にわたって建屋外に漏れ続けたとみられる。
東電は15日までに、鉄板の水を拭き取ったり、周辺土壌の回収などを続けたりしている。
現場では、下請け企業の作業員2人がペアになって手順書に基づいて手動弁が閉じているかを確認するはずだった。
実際は、手順書と弁の番号を照合するだけで、弁の状態を適切に確認していなかった。
作業を担当した下請け企業は、2020年度から十数回程度、同じ作業をこなしていた。
これまでは弁が閉まっていたが、今回は装置の運転停止後に発生する水素を外に逃がすために弁は開いていた。
作業員が確認していた手順書は、東電が作っている。
だが、今回は装置の運転部門と保全部門の間の情報共有が不十分で、実際の弁の状況と異なる手順書を作っていた。
東電の松尾・福島第1廃炉推進カンパニー広報担当は、「事案を重く受け止め、再発防止対策に取り組む」と陳謝した。
廃炉作業が続く第1原発では1日4000人以上が働いているが、人為的ミスによるトラブルが頻発している。
松尾氏は「人間はミスをするので、完全にヒューマンエラーをなくすことは難しい。仮にエラーが起こったとしても、大きなトラブルにつながらない設備面の対策も必要だ」と話した。
【知事「あってはならないこと」】
内堀雅雄知事は15日の定例記者会見で、第1原発での汚染水漏れについて「県民に不安を与えるトラブルが再び発生したことはあってはならないことだ。東電は、こうしたトラブルが繰り返し発生したことで、県民から厳しい目が向けられているということを十分認識し、全社を挙げてしっかり取り組んでほしい」と苦言を呈した。
県は8日、第1原発の田南所長を県庁に呼び、再発防止策の徹底や安全管理体制の構築を申し入れた。
https://mainichi.jp/articles/20240215/k00/00m/040/309000c
※ちょっと前、2024年2月9日9時23分に福島民報からは、閉めなければいけない弁16カ所のうち10ケ所が開いたままになっていたなど下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力福島第1原発の高温焼却建屋外壁にある排気口から放射性物質を含む水が漏えいした問題で、東電は8日、手順書通りの作業が行われていなかったと明らかにした。
手順書では、建屋内にある汚染水の浄化装置を洗浄する際には、装置と排気口をつなぐ配管の手動弁を閉じるよう記載しているが、実際は一部の弁が開いていた。
東電は7日の発生から10日以内に原子力規制委員会に現状や対応を報告する。
手順書は手動弁の開閉について、装置の運転中と洗浄中は閉め、運転停止中は装置内で発生した水素を排気口から放出するために開くとしている。
今回は弁を閉める必要があったが、16カ所のうち10カ所が開いたままになっていた。
東電の担当者は8日の記者会見で、人為的なミスかを問われ、「作業員からの聞き取りを含めて確認している。評価は改めて報告する」と説明した。
東電によると、7日午前、協力企業の作業員6人が汚染水の浄化装置を洗浄していたところ、装置が入る建屋から放射性物質を含む水が流れ出た。
東電は最大220億ベクレルの放射性物質を含む5・5トンの水が漏えいしたと推計している。
8日夕方、水が染み込んだとみられる建屋周辺の土壌の回収作業を開始した。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20240209114454
※東京電力からのプレスリリース主要箇所は以下のとおり。
・・・
4.原因
・弁開放点検前の線量低減を目的とした”線量低減作業”を、フィルターおよび吸着塔のドレン弁(計10箇所)が「開」状態のまま実施。
・・・
5.問題点
(1)手順書作成段階の問題点
• 今回の作業前の系統構成(※1)の作業責任は、当社保全部門となっていた。
当社保全部門は、設計図書に基づき手順書を作成しており、操作や確認の手順自体に誤りはないが、現場状態と一致した適切な手順書となっていなかった。
具体的には、現場の弁状態を反映し、当該弁を『「開」から「閉」に操作する』とするべきだったところ、今回の手順書では、当該弁は『「閉」を確認する』となっていた。
(※1)系統構成:
作業に当たり、作業対象範囲を系統から切り離すために境界弁を閉める等の安全処置のこと
(背後要因)
• 当社では、設備の保全作業前の系統構成は原則、設備の運用・状態を把握している運転部門が実施している。
• 福島第一原子力発電所では、事故発生後に現場が高線量となり、作業量も増大したことから、運転員の被ばく線量を抑制する必要があり、上記の原則に加え、保全部門(協力企業を含む)も系統構成を担う運用を独自に行っている。
• こうした経緯から、今回の系統構成の作業責任は当社保全部門となっていた。
• 当社運転部門は、当該弁について、サリー系統の運転中は「閉」、停止後直ちに保全作業(線量低減作業等)を実施しない場合は、吸着塔等に水素が滞留することを防止するために「開」として運用しており、注意札(※2)を弁に取り付けている。
(※2)注意札(コーションタグ):
機器の隔離や通常状態と異なる操作を実施する場合に用いる札
• 当社保全部門は、当社運転部門に対して、最新の現場状態に関する問いかけが不十分だったため、適切な手順書の作成に至らなかった(※3)。
(※3) 当社運転部門は、手順書を確認し、操作や確認の手順自体に誤りが無いことを確認したが、当該弁の現場状態が手順書と異なっていることまで思いが至らず、当該弁が「開」であることを伝えられなかった。
(2)現場作業段階の問題点
• 作業員(弁確認者)は、手順書に従い、ヒューマンエラーを防止するための手法(※1) を活用しながら弁の確認行為は行っていたが、弁番号と手順書が一致していることの確認に留まり、弁が「閉」状態でないことを見落とした。
(背後要因)
• 手順書では線量低減作業開始前に当該弁の『「閉」を確認する』とされていた。
• 本作業は当該元請企業により定期的に行われていたが、至近数年の実績では「閉」状態で作業が開始されていた。
• 作業員(手順確認者)は、これまでの経験から、当該弁が常に「閉」状態であると認識していた。
作業前日の手順書読み合わせの際、作業員(弁確認者)に対して当該弁は、これまで「閉」状態であったと伝えていた。
• 作業員(手順確認者・弁確認者)2名は、このような認識により、弁が「閉」状態でないことを見落とし、注意札も見落とした。
また、高線量下の作業であることから、早く作業を終えたいとの意識もあった。
(※1) ヒューマンパフォーマンスツール(HPT) :
指差呼称、操作前の立ち止まりなど、 ヒューマンエラーを起こさないような 基本動作のふるまい、手法
・・・
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/newsrelease/reference/pdf/2024/1h/rf_20240215_1.pdf
2024年2月16日7時42分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現在、開催中の「長崎ランタンフェスティバル」の一部の会場で停電があり、主催者側は観客の安全確保のため会場を封鎖しました。
「長崎ランタンフェスティバル」の実行委員会によりますと、15日午後8時ごろ、メイン会場の1つの長崎市の湊公園の近くで電線が断線し、周辺が停電したということです。
会場周辺は真っ暗となり、実行委員会は観客の安全確保のため、会場を封鎖しました。
午後9時半ごろには、公園の近くの電柱では、作業員が復旧作業に当たっていました。
実行委員会によりますと、湊公園で「龍踊り」が行われていて、その際に使われていたメタリックテープが電線にひっかかって断線したとみられるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240216/5030020135.html
2月15日20時58分にYAHOOニュース(長崎国際テレビ)からは、紙テープが風にあおられ電線に巻き付いてショートしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後7時50分頃、長崎ランタンフェスティバルの会場の1つ湊公園会場周辺で停電が発生しました。
九州電力によりますと、長崎市新地町や籠町、梅香崎町などの周辺で最大で1685戸が停電したということです。
午後8時現在も、長崎市新地町の88戸で停電が続いています。
会場近くにあるスーパーでも、エスカレーターが動かないなどのトラブルが発生しているということです。
湊公園周辺では「爆発音」が聞こえたという証言もあります。
長崎市によりますと、湊公園のイベントの一つ、龍踊で使われた紙テープが風にあおられて電線に巻き付いてショートした可能性があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c92bb615ebc24e76a17a034838ddd1fcb61e6f
※以下は2月15日付の記者発表内容。
2 停電の原因
龍踊りに使用した花火のメタリックテープが高圧電線にかかり、短絡(ショート)により 電線が切れて停電したもの。
https://www.at-nagasaki.jp/downloads/media/11170
2024年2月15日9時23分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前0時頃、佐伯市狩生で戸穴地区とを結ぶ、国道217号バイパスの西幡トンネルの中で、発破作業に使用する火薬が点火前に爆発しました。
この爆発事故で、宮崎県日向市の50歳の会社員の男性が足に大けがをして、手当を受けていますが、命に別状はないということです。
警察によりますと、事故当時、現場のトンネルの中では、複数の作業員が工事にあたり、岩を削る準備段階だったということです。
通常、トンネルの掘削工事は、ドリルで岩盤に穴をあけ、そこに火薬を入れて電気で点火しますが、今回は火薬をセットした状態で、点火作業をしていないのに爆発したということです。
警察が作業員に話を聴くなどして、爆発の原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d52e46e4956e37f85a532dce20a197dbabc5616a
2024年2月14日5時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米サンディエゴ国際空港で今月上旬、出発前の日本航空機が滑走路手前の停止線を誤って越えたため、別の旅客機が直前で着陸をやり直す「ゴー・アラウンド(着陸復行)」をしていたことがわかった。
日航機は、別の米空港でも地上を移動中に滑走路へ誤って進入しており、国土交通省は13日、運航や安全管理の体制を監査するため、日航に対し、航空法に基づく立ち入り検査を抜き打ちで実施した。
複数の関係者によると、サンディエゴ発成田行きの日航65便(ボーイング787―8型)は今月6日正午過ぎ(現地時間)、駐機場で客を乗せた後、地上走行を始めた。
管制官からは「(滑走路に平行な)誘導路Bを走行し、誘導路『B8』で待機せよ」などと指示を受けたが、65便は指示になかった誘導路「B10」に入った上、B10の停止線を越えた。
65便は管制官の指摘も受けて誤りを認識し、滑走路への進入は直前で回避されたという。
しかし、着陸態勢に入っていたデルタ航空機が上空から滑走路に接近しており、管制官の緊急指示でゴー・アラウンドをする事態となった。
デルタ機は、高度700フィート(約213メートル)付近まで地上に迫っていたという。
再上昇したデルタ機が旋回する間に、65便は滑走路を経て誘導路へ退出し、約1時間後に成田空港に向けて出発した。
65便のパイロットは管制官の指示は正しく認識していたが、誤ってB10に進入したとみられる。
日航は「社内で調査中のため、コメントできない」としている。
日航では昨年11月、成田発シアトル行きの68便がシアトル・タコマ空港に着陸後、パイロットが管制官の指示を取り違えて滑走路に誤進入した。
この問題について、日航は国交省の指導を受け、パイロットに対する訓練内容の見直しなどの再発防止策をまとめていた。
サンディエゴでの事案について日航から報告を受けた国交省は、詳しい事実関係や原因の調査に乗り出した。
再発防止策を定めながらも、再び安全を巡るトラブルが起きた点を重く見て、13日午後、東京・羽田空港にある日航の事業所に対し、航空法に基づき抜き打ちで立ち入り検査に入った。
海外空港でのミスが相次いでいる要因などを分析し、再発防止策をまとめるよう指導した。
日航を巡っては、昨年9月、複数の不適切な整備が国交省の監査で確認され、機体の整備を担う子会社「JALエンジニアリング」が、行政指導にあたる業務改善勧告を同12月に受けている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240213-OYT1T50170/
2024年2月13日22時55分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
サウジアラビアに出張していた溶接工の男性(当時30代)が業務中に熱中症になり死亡したのは勤務先が安全配慮義務を怠ったためとして、北九州市に住む男性の母親らが、男性が勤務していた横浜市の船舶修理会社「S興業」と同社の経営陣を相手取り、約6353万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、福岡地裁小倉支部であった。
寺垣孝彦裁判長は「熱中症予防措置を徹底すべきだった」として、同社に約4868万円の支払いを命じた。
判決によると、男性はサウジアラビア出張を命じられ、2013年8月17日から屋外でしゅんせつ船の溶接補修工事に従事。
同19日ごろ、食欲不振などの体調不良を訴え、病院で治療を受けたが同29日に死亡した。
寺垣裁判長は、男性が作業していた船の甲板の気温は低くとも35度、最高で38度程度に達していたと考えられ、気温や湿度から算出する「暑さ指数」(WBGT値)は日常生活でも「危険」にあたる水準で、熱中症発症リスクが十分に認められる作業環境だったと指摘。
医師の意見などから男性の死亡は熱中症に起因すると認定し、勤務先が「WBGT値を測定するか、少なくとも気温と相対湿度を測定してWBGT値を求めた上で(厚生労働省などの)通達に記載された熱中症予防措置を徹底すべきだった」とした。
「今後の参考になる判決」
判決後に記者会見した遺族側代理人の古川拓弁護士は、「熱中症による労災死亡事故で使用者の損害賠償責任が認められた司法判断はまだ珍しい。使用者側がどのような予防措置をすべきか示した点で、今後の参考になる判決だ」と述べた。
一方、判決は経営陣の責任を認めなかった。
男性の母親は弁護士を通じて出したコメントで、「安全対策について主体的に関わってこなかった経営陣の責任がないということになると、息子のように亡くなる人がまた出てしまうのでは」とした。
https://mainichi.jp/articles/20240213/k00/00m/040/194000c
2024年2月13日22時0分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市は、市立4小学校で行った科学の出前講座で、実験に使った液体窒素が児童の肌や衣類に付着し、1~5年生計33人が水ぶくれや軽度の凍傷などのけがを負ったと13日、発表した。う
ち3人が病院で受診したが、いずれも軽傷という。
講座は市主催で、京都大学高等研究院特定拠点の樋口准教授が「ひぐち先生の『探Q!ビッグバン』」と題して実施。
7、8日に大津小、江陽小、横浜新町小、旭小の体育館で順次行われ、児童計1370人が参加した。
液体窒素はマイナス196度で、衣服などに付着し、肌に密着する時間が長くなった場合には凍傷となる可能性がある。
実験では、児童がボウルに入れた液体窒素に風船を漬けてしぼませたり、准教授が児童の近くの床にまいて気化する様子を観察したり。准教授は液体窒素の危険性について注意喚起をした上で行っていたという。
最初に実施した大津小によると、講座の終了直後に数人の児童が「手が赤くなって痛い」と訴えた。
教員が見ると、やけどをしたようになっていたため、現場に残っていた市職員に伝えた。
市によると、以降の学校では、児童への注意喚起を強め、距離を開けるようにもしたが、手の指や足の甲などが赤くなるなど同様の訴えが相次いだ。
33人の内訳は大津小21人、江陽小5人、横浜新町小2人、旭小5人。
市は事前に庁舎内のカーペット上で実験していたが、体育館のような平たんで滑らかな床では行っておらず、「危険性への配慮が十分でなかった」と説明。
市によると、樋口准教授は各地で同様の実験を行っているが、けが人が出たのは初で、配慮が不十分だったと謝罪しているという。
市環境部の高岡部長は、「けがの発生を大変重く受け止めており、心からおわび申し上げる。今後は開催内容を十分に精査するとともに、安全確保に万全を期す」としている。
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/721129
2月13日19時49分にNHK NEWS WEBからは、気温が低かったため液体の気化が遅かったことも考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市によりますと、実験前にテストを行ったものの、体育館の床とは異なるカーペットの上で実施したほか、この時期は気温が低く、液体の気化が遅かったことが原因ではないかとしています。
また、実験初日に児童が症状を訴えたという連絡を学校から受けていたものの、液体窒素をまく場所と児童の間隔を広く取るなどの対策をしたうえで、実験を続けたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240213/k10014357061000.htm
2月13日19時2分に高知さんさんテレビからは、授業の際には離れて観察するよう注意喚起していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市によりますと、准教授は事前に市役所のカーペットの上で液体窒素をまく実験をしていましたが、「体育館の滑らかな床では気化するまでの時間が長くなってしまったのでは」と話しているということです。
高知市は授業の際、液体窒素から離れて観察するよう注意喚起をしていたとしています。
https://www.sunsuntv.co.jp/news/2024/02/2744566
(ブログ者コメント)
体育館で液体窒素を撒いている写真を見ると、児童が液体窒素に触ろうとしているようにも見える。
いくら注意喚起しても、好奇心の強い子どもなら触ってみたくなる?
どんな感じだったか確かめようと動画を探してみたが、見つからなかった。
2024年2月13日23時6分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後5時20分ごろ、群馬県太田市庄屋町のSUBARU(スバル)群馬製作所矢島工場で、同市に住む同社の男性社員(60)が作業中に、崩れてきた金型に体を挟まれた。
救急隊に救助されたものの、その場で死亡が確認された。
県警太田署によると、男性は1人でリモコンを使ってクレーンを操作し、金型をつり上げて移動させる作業をしていた。
何らかの理由で置かれていた金型が崩れ、別の金型との間に体を挟まれた。
金型は約25トンで、男性は約30年の作業歴があったという。
同僚の男性が119番通報した。
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/418712
2月17日7時39分にNHK NEWS WEBからは、会社は心情配慮と安全確認のため他の2工場と合わせ3工場の稼働を停止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回の事故を受けて会社は、矢島工場のほか、いずれも群馬県にある完成車を製造する本工場とエンジンなどを製造する大泉工場の、合わせて3つの工場について、事故のあと、稼働を停止していることを明らかにしました。
理由については、遺族や従業員の心情に配慮するほか、再び事故が起きないよう安全確認を進めるためだとしていて、会社によりますと、現時点で再開の時期は未定だということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240217/k10014361761000.html
(2024年2月27日 修正1 ;追記)
2024年2月26日19時2分にYAHOOニュース(群馬テレビ)からは、2月26日に3工場の稼働が再開されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自動車メーカーの「SUBARU」は、従業員の死亡事故を受け停止していた群馬県内3つの工場の稼働を26日、再開したと発表しました。
稼働を再開したのは、太田市にあるスバル群馬製作所の本工場と矢島工場、それに大泉町にある大泉工場の3つです。
この3工場は、完成車やエンジン、変速機を生産するスバルの主力拠点です。
このうち矢島工場では、2月13日に従業員の死亡事故が起きていて、安全確認や遺族への対応のため3つの工場で稼働を停止していました。
停止期間は、稼働日ベースで8日間でした。
SUBARUは「これまで以上に従業員への安全確保を最優先に操業してまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/752dd1e43bcac911d154ae569d47d16a130d8955
2024年2月16日6時31分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前8時59分ごろ、埼玉県久喜市の鉄筋製造業「S鋼業」埼玉工場の敷地内で、トラックに鉄製デッキプレートを積み込み作業中だった相模原市中央区、会社員の男性(55)が鉄製デッキプレートの下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
久喜署によると、鉄製デッキプレートは建設工事で強度を保つための金属で、大きさは縦12センチ、横5メートル、幅60センチ、重さ80キロほど。
六つで一組の鉄製デッキプレートをフォークリフトでトラックに積み込む際、何らかの原因で落下した。
男性は運送会社のドライバーをしており、積み込み作業の補助をしていた。
現場にいた別の50代男性が「男性が下敷きになり意識がない」と119番した。
同署で詳しい事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7ebcada9e6213b046679e484d7a86cf242f0a55
2024年2月17日12時21分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後4時35分ごろ、茨城県つくば市栗原の市道で、市発注の道路改良工事を事業者がしていたところ、重機が市内に住む60代の男性歩行者と接触する事故があった。
市が15日に発表した。
男性は病院に搬送され、胸骨にひびが入るけがをした。
市によると、男性は旋回中の小型ショベルカーの先端部分と接触した。
市道は幅員4メートルで、工事区間の約250メートルを通行止めにしていた。
バリケードを設置していたが、道路の端に50センチ程度のすき間があった。
「立ち入り禁止」の標識は出さず、交通誘導員が歩行者が入ったことに気がついたが、声を掛けなかったという。
当日の作業が完了して、片付けをしているところだった。
https://mainichi.jp/articles/20240217/k00/00m/040/035000c
(2024年3月6日 修正1 ;追記)
2024年3月5日21時34分にYAHOOニュース(茨城新聞)からは、通行止めバリケードは撤去されていたことが被災者の指摘で判明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
茨城県つくば市栗原の市道工事現場で先月12日にあった重機と男性の接触事故で、市は5日、当初公表した現場設置のバリケードについて、実際は撤去されており、歩行者が立ち入れる状態だったと明らかにした。
工事現場では、旋回中の重機が男性にぶつかり、男性が胸骨にひびが入るけがを負っていた。
事故公表後、男性から指摘があり、市が業者に再確認して発覚。
市は業者の処分を検討している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1f9394fa64b7c7fbfc1ff87ef31df0c1daa9703
(ブログ者コメント)
事故発生時、市は被災者に事情を聴かなかったのだろうか?
もし、これが死亡事故だったら、歩行者の過失割合大で処理されていたことだろう。
事故原因の究明には、双方から事情を聴くことが必須。
でなければ真の原因が分からず、対策もピント外れのものになってしまう。
2024年2月12日18時39分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後、延岡市の道路の工事現場で作業していた60代の男性が、崩れたアスファルトや土砂に埋まり死亡しました。
【写真を見る】国道の道路工事で崩れたアスファルトや土砂に埋まる 60代男性が死亡
警察などによりますと、事故があったのは延岡市高野町の国道の工事現場で、12日午後1時すぎ、道路の土台ののり面の補修工事をしていた延岡市北川町の建設作業員 嶋田さん 67歳が、崩れてきたアスファルトや土砂に埋もれました。
現場にいた関係者が通報し嶋田さんは救出されましたが、病院で死亡が確認されました。
現場には当時、複数の作業員がいたということで、警察が事故原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/561a366c8026ddbdd3d64ec6d121f24de07118de
2024年2月10日21時45分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月10日夕方、札幌市北区にある交番でガス漏れ事故があり、中で作業をしていた5人が病院に搬送されました。
事故があったのは、札幌市北区北20条西5丁目にある北海道警察の北二十条交番です。
警察などによりますと、2月10日午後5時ごろ、交番の建て替え工事のため、屋内で解体作業をしていた20~50代などの作業員5人が一酸化炭素中毒の疑いで病院へ搬送されました。
5人は頭痛や吐き気を訴えていますが意識はあり、会話は可能だということです。
作業員は交番にシートをかけて、中で発電機を使って作業していました。
警察が事故との関連を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52d7fa37717370fcddf74ce384d15d02282cc5d3
2024年2月12日11時42分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県半田市の知多半島道路で10日、対向車線のダンプカーの積み荷が直撃し、乗用車の運転手が死亡した事故で、直撃したコンクリート片は1辺30センチほどだったことがわかりました。
【動画で見る】ガラス割れ天井部分歪む…ダンプカーの積み荷のコンクリ片が乗用車直撃 死亡した運転手は43歳会社員と発表
10日午後4時半ごろ、半田市深谷町の知多半島道路の下りで、一宮市のアルバイト・伊藤容疑者(男性、45歳)が運転するダンプカーが中央分離帯にぶつかり、積み荷のコンクリ片や砂利が上り車線まで散乱しました。
警察は11日、死亡した乗用車の運転手が会社員の笈川さん(男性、43歳)と発表し、事故車両を公開しました。
笈川さんの車は、フロントガラスが完全に割れて天井部分が大きく歪んでいて、拳ほどの大きさのコンクリート片がボンネットにめり込んでいます。
直撃したコンクリ片は大きなもので1辺30cmほどで、警察は実況見分をするなどして、当時の状況をさらに調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b64f0f09c4c5f37ea12676e3f57270ba341d8ee3
2月13日17時5分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、ダンプは過積載だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の捜査関係者への取材で、ダンプカーには規定の積載量の1.5倍ほどのコンクリート片などが積まれていたとみられることが新たにわかりました。
ダンプカーを運転していた一宮市の伊藤容疑者(45)は、調べに対して「よそ見をしていた」などと話していますが、ダンプカーは事故の直前、左右にふらついていたということで、警察は過積載が事故につながった可能性があるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c6503bc3d7ba7d928f9f16078efa821022dcee
2024年2月9日17時43分にCBCから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部空港にある警察署が来年、移転することになりました。
築19年と、愛知県警では比較的新しい庁舎ですが、建物が傾いてきたというのです。
(高阪記者):
「地盤が沈んだことによって、門は左に傾き、排水溝にもズレが生じています」
2005年、セントレアの開港にあわせて完成した中部空港警察署の庁舎。
飛行機の翼をイメージした鉄筋4階建ての建物で、総工費は約21億円。
当時「最新の設備」が話題となりました。
ところが、まもなくして駐車場の陥没などが度々みられるようになり、3年前には「不同沈下」が確認されたのです。
「不同沈下」とは、全体が同じように沈んでいく「地盤沈下」とは違い、地面の一部だけが沈む現象。
場所によって沈み方が異なるため、建物が傾いてしまうことがあります。
埋立地に建てられた中部空港署。
不同沈下が起きた原因はわかっていませんが、庁舎は今、北東方向に0.16度傾いています。
建物同士のつなぎ目には大きな隙間が。
敷地内の地面は至るところにゆがみが生じています。
スライド式の門は左側だけが沈下し、大きく傾いています。
警察署の副署長は…
(中部空港警察署・皆川副署長):
「(中部空港警察署に)去年の春に着任したが、この1年を通して(勤務していて)今まで不具合を感じたことはない」
0.16度の傾きはビー玉も転がらない程度で、愛知県警は、震度6強の地震が起きても建物は倒壊しないとしていますが、来年引っ越しすることに。
(愛知県警・施設課 金原次長):
「地震が発生しても、人命の確保に問題はなく、直ちに倒壊するとは考えていない。
来庁者の方々や警察署で勤務する職員に対する危険を可能な限り回避するため、より安全な場所に移転する」
愛知の警察署は老朽化が深刻で、築56年の昭和警察署、築57年の半田警察署、築59年の岡崎警察署は、ようやく建て替えが決まったばかり。
築52年の常滑警察署は、まだ建て替えが決まっていません。
そんな中、築19年で「移転」することになった中部空港警察署。
新しい場所は中部空港の第2ターミナル。
航空会社が使っていた出発ロビー付近のオフィス部屋の跡地です。
愛知県警は、新年度、移転にかかる費用として調査費を含めて総額約3億7000万円を見込んでいます。
「今回の移転は、ひとまず一時的なものと考えている。
詳細な調査を実施し、現在地や空港の余剰地に建て替えが可能か、組織的に検討していく」
引っ越した後の庁舎はどうなるのか。
愛知県警は「建て替えも含め、総合的に検討する」としています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/991029?display=1
2月10日10時12分に読売新聞からは、ターミナルビルや滑走路に目立った損傷はないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県警は9日、中部空港(常滑市)に隣接する中部空港署について、地盤沈下が原因とみられる建物の損傷や傾きなどが確認されたため、来年春をめどに空港ターミナルビルに一時移転すると明らかにした。
地盤改良工事ができるかどうか不明で、県警は庁舎の建て替えも検討している。
同署は2005年に約21億円をかけて整備され、06年以降に庁舎外壁や給水管の破損、周辺の段差などが相次いで見つかった。
専門機関の調査で、庁舎が立つ地盤が沈下した影響とみられることが判明。
わずかに庁舎の傾きも確認され、県警施設課は「南海トラフ地震などが起きれば傾きが大きくなる恐れもあり、災害時の拠点活用は困難」と移転理由を説明する。
中部空港島は埋め立てで整備されたが、中部国際空港会社によると、空港のターミナルビルや滑走路などでは目立った損傷などは確認されていない。
県警は、来年春に同署を空港第2ターミナルビルの空きスペースに一時移転させ、今後の対応を検討するとしている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240210-OYT1T50050/
2月12日18時3分にNHK東海からは、建設当時、軟弱地盤対策を検討したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現状、業務に大きな支障は無いものの、地震などに備えて、中部空港第2ターミナル2階の空きスペースに一時移転することになりました。
移転先の広さは1千平方メートル余りで、移転後もこれまでと同じように業務を続けますが、留置施設は設けないということです。
来年度内に移転する予定で、移転にかかる費用は、調査費などを含め3億6000万円余りを見込んでいます。
愛知県警は「警察署の建設当時は埋め立て地の軟弱な地盤に対しても建物が倒壊しないような地盤対策を検討していました。今後、建て替えなども含めて検討を進めていきたい」としています。
https://xn--www3-zf5fj90on8rp64b.nhk.or.jp/tokai-news/20240212/3000034179.html
(ブログ者コメント)
〇軟弱地盤に対しどのような対策をしていたのか調べていたところ、関西空港地盤沈下問題の教訓から、地盤調査は念入りに行ってきたなど、以下のような情報が見つかった。
(2009 年度都市環境プロジェクト実習最終報告書 大同大学)
・・・
6.2 中部国際空港の改善点
関西国際空港の地盤沈下を目の当たりにしていたこともあり、中部国際空港は地盤調査を念入りに行い、それほど沈下しないような場所を選び、なおかつ環境的にもいい場所を選んだ。
水深も浅いため、埋め立て用の土も関西国際空港よりも少なくて済んだ。
6.3 中部国際空港の現状
工事開始から地盤沈下が一番進んでいるところは空港の南東部であり、最大 3m沈下している。
しかし、関西国際空港の二の舞にならないように念入りに地質調査を行った結果、開港後はほとんど沈下し ていない。
そのため、今のところは地盤沈下の対策は行われていない。
したがって、関西国際空港のような地盤沈下は起こらないと予想される。
7.関西国際空港と中部国際空港の地盤 (地質)の違い
関西国際空港は水深約20m。
地層としては沖積層が18m。その下に洪積層が堆積している。
水深約20mという、かなり深い場所を指定したため、沖積層がかなり多くなってしまい、結果、地盤沈下が深刻なものになってしまった。
その点を反省した中部国際空港は水深約 6m。
地層としては、沖積層が約7m存在し、その下に洪積層は存在しないという場所を指定した。
そのため、地盤沈下はほとんど起こっていない。
・・・
http://www.daido-it.ac.jp/~t-sumi/poroj/last-rep/02.pdf
〇空港南東部の地盤沈下が大きかったということだが、警察署はターミナルビルの北側にある。(マピオンによる)
2024年2月9日5時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本航空機が昨年11月、米シアトルの空港に着陸後、管制官の指示を取り違え、滑走路に誤進入したことがわかった。
滑走路に別の航空機はおらず、空港の運用に影響は生じなかったが、国土交通省は航空法の定める「安全上の支障を及ぼす事態」にあたるとして、再発防止を徹底するよう日航を指導した。
複数の関係者によると、成田発シアトル行きの日航68便(ボーイング767―346型)は昨年11月5日午前9時40分頃(現地時間)、シアトル・タコマ空港の平行に並んだ滑走路3本のうち、駐機場から最も離れた滑走路「16R(ライト)」に着陸した。
管制官からは「(隣の)滑走路『16C(センター)』手前で待機せよ」と指示を受けたが、68便は指示を取り違え、「滑走路『16L(レフト)』手前で待機します」と復唱した。
16Cの横断許可を得ていないのに、16Cに進入して横断し、16L手前へ走行。
そのまま駐機場まで進み、乗客を降ろした。
機長と副機長は指示を取り違えた上、「滑走路16L手前への地上走行」の指示に、「滑走路16Cの横断」の許可が含まれると誤解したという。
当時、16Cには離着陸機はなく、68便も目視で安全を確認した上で進入・横断した。
機長らは管制塔から指摘を受け、誤進入に気付いた。
日航によると、68便が「滑走路16L手前で待機します」と復唱した際、管制官は誤りを指摘しなかった。
日航は航空法などに基づき、国交省に報告。
パイロットらの再教育や事案の周知徹底を図るとともに、今回の要因を分析するよう国交省からの指導を受け、訓練内容の見直しなどの再発防止策をまとめた。
日航は「社内の関係部署で事例を共有し、再発防止を図った」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240208-OYT1T50220/
2024年2月14日11時41分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市宮前区の宮前消防署で9日、パソコンなど計13台の機器がつながれた電源タップが焦げる火災があった。
川崎市では、昨年1~6月に電気火災を含めた出火が過去10年で最多になり、市民に注意を促していた。
担当者は「消防署で火災を起こし申し訳ない」と謝罪、改めて市民に防火を呼びかけている。
市消防局によると、9日午前11時15分ごろ、焦げ臭い匂いに職員が気が付き、発見した。
壁のコンセントに接続された電源タップの七つある差し込み口の一つが焦げていた。
電源タップにはパソコンやインターネット接続用のルーター、シュレッダーなどが接続され、たこ足配線の状態だった。
最大容量1500ワットに対し、使用機器の合計消費電力は1230ワットだった。
川崎市では、2023年1~6月に発生した火災件数は204件で、うち3分の1の69件が電気火災だった。
https://mainichi.jp/articles/20240214/k00/00m/040/045000c
以下は2月9日付で川崎市のHPに掲載されていた情報。
3 焼損物等
3階予防課事務所で使用していた7つのコンセントを備えた電源タップ及び3つのコンセ ントを備えた電源タップが若干焼損。
https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000158/158626/a.pdf
(ブログ者コメント)
本件とは直接関係のないことだが、最近、トラッキング火災に関する注意喚起報道が多かったこともあり、ブログ者はン10年使い続けてきたタップ&コンセント類を全てトラッキング対応しているものに買い替えた。
うち、パソコンやテレビ用には雷サージ対応のものに。
2024年2月9日12時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前6時40分頃、山口県周南市のJR山陽線新南陽―福川駅間を走行していた普通列車の窓ガラスが割れ、乗客の女性1人が擦り傷を負った。
この時間帯に線路沿いの工業用水管から大量の水が噴き出しており、JR西日本中国統括本部は「水の影響で窓ガラスが割れた可能性がある」としている。
同本部によると、窓が割れたのは柳井(山口県柳井市)発下関(同県下関市)行き普通列車(4両編成)で、約100人が乗車。
乗客が窓ガラスが破損しているのを見つけ、運転士に届け出た。
列車は、割れた窓に段ボールを貼った状態で新山口駅(山口市)まで運行した。
トラブルの影響で午前11時現在、徳山(山口県周南市)―新山口(山口市)駅間の上下線で運転を見合わせている。
県周南工業用水道事務所によると、管は直径45センチの鋳鉄製で1960~70年代に地下2、3メートルに埋設。
2021年8月には今回の現場近くで破損が見つかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240209-OYT1T50092/
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

