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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年4月21日3時6分に毎日新聞から、4月17日20時5分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
羽田空港の国交省東京空港事務所や滑走路の灯光の一部が17日夕に約30分間停電した問題で、原因は日本航空の格納庫の工事ミスだったことが20日、国交省の調査で分かった。

国交省などによると、日航は業者に委託し17日に電源を止め、二つの格納庫のうち一つのブレーカーを交換する工事を実施。
工事をしない格納庫のブレーカーも切る際、誤って地面に電流を流すスイッチを入れ、午後5時ごろ工事を終えそのまま電源を戻した。
このため大量の電流が地面に流れ空港施設の電圧が急激に低下。
空港事務所の受配電所が安全のため自動的に送電を止め、停電した。


停電の影響で、管制官や航空会社に気象情報などを送信するシステムが使えず、滑走路の一部を閉鎖し2本で運用。計5便に遅れが出た。
管制塔では非常用電源に切り替えたため管制機能に影響はなかった。
ターミナル内でも一時停電があったが、すぐに復旧したという。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120421k0000m040139000c.html
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120417/trd12041720060011-n1.htm
 
 
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2012年4月17日23時56分に毎日新聞から、また4月18日付で朝日新聞東京東部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後4時半ごろ、東京スカイツリーに併設する複合施設内にある「すみだ水族館」の館内で出火。
作業員の衣服に燃え移ったが、スプリンクラーが作動して間もなく鎮火した。作業員にけがはなかった。


警察によると、現場は商業施設などが入った東京スカイツリータウン西街区の5階部分。
ペンギンプールの塗装工事中に作業員が仮設の照明器具のコードに足をひっかけて器具が倒れ、電球が割れてシンナーとみられる塗装剤に引火したという。


水族館は5月の開業に向けて準備中だった。 (共同)

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120418k0000m040160000c.html
 
 
一方、4月17日18時38分にmsn産経ニュースからは、若干様子の違った記事が下記趣旨でネット配信されていた。

「すみだ水族館」5階部分から出火。工事用のビニールシート約5m2が焼けたが、間もなく鎮火した。けが人はなかった。

警察などによると、水槽内で作業員が照明器具を設置していた際、誤って業務用シンナーの上に照明器具が落下し、発火したという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120417/dst12041718380005-n1.htm
 
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2012年4月18日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
県内は17日、大気が不安定となり、宇都宮地方気象台は県内全域に雷注意報を発令した。
 
栃木署によると、午後4時半ごろ、同市河原田町で雷が屋根に落ちたとみられる火災も発生し、約1m2が焼けた。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
17日だけで落雷による火災報道が3件。
全国で、どの程度、落雷による火災が発生しているのか気になり、朝日新聞(聞蔵)で、この1年の状況を調べたところ、以下のような結果だった。
思ったより数は少ないが、報道されていない事例も結構あるのだろう。

 
2012年3月15日 石川県かほく市 木造2階建て住宅の2階のべ約175m2を焼く、出火時不在。

2011年11月24日 石川県小松市 木造2階建て住宅の2階約5m2を焼く、ドンという音がした直後にブレーカーから火が出た。

2011年10月21日 福岡県大牟田市 教会の木造平屋の屋根などを焼く、高さ約10mの尖塔部分が最も焼けた。

2011年8月25日 和歌山県田辺市 製粉工場の倉庫の一部が焼ける。

2011年8月21日 熊本県玉名市 木造2階建て約150m2を焼く、屋根中心に焼けた。

2011年7月25日 島根県松江市 木造2階建て住宅の1階台所や居間など約60m2を焼く。

2011年4月11日 栃木県那須烏山市 木造平屋建て住宅約165m2を焼く、出火時不在、雷が鳴った後に屋根が赤くなっているのが見えたとの通報者談。
 
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2012年4月17日21時24分にmsn産経ニュース神奈川から、18日6時にスポニチから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後4時10分ごろ、相模原市中央区星が丘の会社員の男性(62)方の屋根のテレビアンテナに落雷し、2階和室にあったテレビ台やエアコンなどが焼けた。男性は火を消そうとした際、顔に軽傷を負った。

警察によると、男性は当時1階におり、「どーん」という音を聞いて2階に上がったところ、ビデオデッキを入れたテレビ台が燃えていたという。テレビは置いていなかった。
通行人の男性(67)がアンテナに雷が落ちるのを目撃し、119番通報した。


横浜地方気象台によると、同日午前5時ごろから午後7時半ごろまでの間、県内全域で雷注意報が発令されていた。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120417/kng12041721260001-n1.htm
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/04/18/kiji/K20120418003069110.html
 
 
一方、4月18日付の朝日新聞さがみ野版(聞蔵)からは、テレビも焼けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
木造2階建て住宅から出火。2階和室の壁の一部やテレビ、エアコンなどが焼けた。
通りがかった男性が、テレビアンテナに雷が落ちて火花が散るのを見ていた。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
テレビアンテナに落雷し、受信機から出火した事例らしい。
このようなケースがあると話には聞いていたが、実際の報道に接したのは初めてかもしれない。。

 
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2012年4月18日付で福島民友ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後3時20分ごろ、塙町の男性(75)方から出火、木造平屋建て住宅と車庫兼物置、小屋の計3棟、約228m2を全焼した。けが人はなかった。
警察などによると、落雷が原因とみられるという。
 
出火当時、男性と家族3人が家の中にいたが、逃げて無事だった。
家族は、「雷の大きい音がした後、さらにパチッと音が鳴って、突然天井から煙が出てきた」と話した。
男性の家族が付近の住民に助けを求め、119番通報したという。

 
出典URL
http://www.minyu-net.com/news/news/0418/news4.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「パチッと音が鳴った」件、屋根裏あたりで放電したのかもしれない。
 

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2012年4月17日18時51分にNHK茨城から、また4月18日付で朝日新聞茨城首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後2時20分ごろ、つくば市花畑にある、工場の廃水などの分析や処理などを行う会社、「E社」で、取り引き先から依頼された工場の廃水の成分を分析する作業をしていたところ、廃水を入れた高さ約26cmのガラス製のフラスコが突然、破裂した。
この事故で、近くにいた従業員の男女4人がけがをして病院に運ばれた。

消防によると、4人は顔に軽いやけどをしたり、飛び散ったガラスですり傷を負ったりしたが、いずれも軽いけがだったという。

警察によると、廃水は分析のために加熱していたところだった。破裂で有毒ガスの発生などはなかったという。
警察では、事故の詳しい原因などについて調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1074512701.html?t=1334699297638
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2012年4月18日付で朝日新聞中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午前10時20分ごろ、東電福島第2原発で、係留していた作業船と岸壁の間に50代の男性作業員が挟まれ、ドクターヘリで病院に搬送された。
東電によると、男性は胸などを圧迫されて痛みを訴えた。けがの程度は不明。
 
船の点検中、係留用のロープを動かそうとした際に、約1500トンある作業船が波で動き、挟まれたという。
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2012年4月17日14時43分にmsn産経ニュースから、17日12時52分に山陽新聞から、また18日付で朝日新聞岡山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午前4時40分ごろ、岡山県備前市八木山の地下トンネル工事現場で、作業中だった建設会社「E社」社員の男性(52)がトロッコにはねられ、病院に運ばれたがまもなく死亡した。

トンネルは、大阪ガスが姫路市から岡山市までLNGのパイプラインを通すためのもので、全長約85km。事故現場を含む約42km分の工事は鹿島が受注した。

警察などによると、E社は鹿島の孫請け会社。
工事は3交替制で、事故当時、現場ではE社の社員5人が、シールドマシンと呼ばれる掘削機でトンネルを掘る作業をしていた。
男性は掘削機操作の担当で、別の社員が運転していた土砂や機材を運ぶ電動の鉄製トロッコにはねられた。


トンネルは直径約2m、事故現場の深さは地下約10m。
事故現場は、立て坑から約1800m掘り進めた場所だった。

トロッコは台車を含めて6台が連結し、レールは先端に向かって少し下に傾いていたという。

同トンネル工事では昨年6月、土砂の掘削で地中に空洞が生じ、真上を通る備前市木谷の国道2号の路面が陥没(縦4.1m、横3.9m、深さ2.2m)する事故が発生している。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120417/dst12041714440002-n1.htm
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012041712521943/
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001204180001
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「岡山県」、「2012年前半」、「鹿島」、「シールドマシンを使ったトンネル工事」、「掘削機付近」といった具合に、倉敷市のJXで5人が死亡した事故と、これだけキーワードが一致する。
両事故の間に何の関係もないのだが、年末年始のJFEといい、3月の新日鉄といい、最近このようなケースが多いと感じた。




(2012年6月30日 修正1 追記)
 
2012年6月27日2時29分にmsn産経ニュース岡山から、また6月27日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、社長などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
この事故で、和気労基署は26日、労安法違反容疑で同社と同社の男性社長(61)を書類送検した。
 
同署によると、別の作業員が最後尾で運転していた7両編成のトロッコのうちの2両が連結されていなかったため下り坂で走り出し、トンネル内にいた男性に衝突した。
 
労安則では、トロッコを最後尾で運転する際は、前方に誘導者を置くよう義務付けているが、配置を怠った疑いがあるという。
 
社長は容疑を認めているという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120627/oky12062702290003-n1.htm
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2012年4月17日付で中国電力HPに、下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
 
玉島発電所3号機(石油火力,所在地:岡山県倉敷市,定格出力:50万kWは,4月16日にボイラーへ補給する水の量が増加したため,監視を強化していましたが,ボイラー内部での蒸気漏洩の可能性が高いと判断し,4月16日22時8分に,発電を停止しました。

今後,ボイラーの冷却が完了した後,詳細調査を行い,その結果を踏まえ点検・修理を実施してまいります。

 
出典URL
http://www.energia.co.jp/press/12/p120417-1.html
 
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2012年4月18日付で西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
井筒屋は17日夜、北九州市の小倉井筒屋本館(9階建て)で16日午後8時15分ごろ、4階の従業員専用フロアにある分電盤付近を焼く火災が起きていたことを発表した。
分電盤の交換作業中だった男性作業員(56)が右手をやけどした。
当時、8階の飲食店のみが営業中で、客6人が従業員の誘導で避難したという。

同店では昨年12月に屋上の機械室から出火し、買い物客ら計3200人が避難するぼやがあり、全館で順次、老朽化した電気設備の交換工事を進めている。

同店によると、16日の火災は、作業員が電気の配線を分岐させる分電盤の電圧点検中に手順を誤ったため、ショートして起きたらしい。
119番による消防隊の到着前に、作業員らが消し止めた。
火災で4階の従業員専用フロアが停電したが、17日早朝に復旧、同日は通常通り営業した。

井筒屋は、「出火原因を調べていたため、発表が遅れた。こういった事態を招き大変申し訳ない。今後は安全確認を徹底したい」と話している。

 
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297767
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2012年4月16日21時59分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後4時半ごろ、八潮市八條の金属加工販売会社「E商店」の作業場内で、アルミ缶などの圧縮作業をしていたアルバイトの男性(73)が、誤ってプレス機のふたに上半身を挟まれ、死亡した。

警察の調べでは、男性は同僚と2人で作業していたが、同僚がプレス機から離れた直後にうめき声がしたため振り返ったところ、ぐったりしていたという。

警察で詳しい事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120416/stm12041621590007-n1.htm
 
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2012年4月16日13時20分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前10時すぎ、北九州市の住友金属工業小倉製鉄所の棒鋼工場内で、棒状の鉄を冷やすための冷却床(縦90m、横30m)の下部に設置された駆動装置から出火、冷却床の一部を焼き、約1時間20分後に鎮火した。
市消防局によると、けが人はなかった。
同社によると、出火当時、工場内には50~60人の従業員がいた。

駆動装置を動かす際に使う「グリス」と呼ばれる潤滑剤から出火した可能性が高いという。
警察が出火原因を調べている。

現場は、日明港に面した工業地帯。工場からは一時、黒煙が立ち上った。

 
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297464
 
 
一方、4月17日付の朝日新聞北九州版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違う記事が下記趣旨でネット配信されていた。
 
警察の調べで、棒鋼工場内にある昇降機の下部付近から出火していることがわかった。
消防によると、こぼれた潤滑油に引火し、15m2が焼けたという。
昇降機があるのは、自動車のエンジン部品などに使う鉄製の棒を冷やす場所。

 
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2012年4月16日13時15分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前8時45分頃、江東区辰巳のJR京葉線新木場―潮見駅間の鉄橋で、防風壁の補修作業をしていた男性作業員(19)が約10m下の運河に転落した。
作業員は約20分後に水中で発見されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察で詳しい状況を調べている。
 
警察によると、男性は朝から補修作業をしていたが、命綱をつけていなかった。
同じ頃、別の男性作業員も転落したが、命綱をつけていたため、無事だったという。
警察は、足場が外れた可能性があるとみて調べている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120416-OYT1T00619.htm
 
 
また、同日12時0分にはNHK首都圏から、若干ニュアンスの違う下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前9時前、JR京葉線の鉄橋で、風よけの壁の補修工事を行うための足場を組み立てていた19歳の男性作業員が、誤っておよそ8m下の運河に転落した。
男性は病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。

警察などによると、当時、現場では男性3人が作業に当たっており、2人が同時に誤って転落したが、死亡した男性は転落防止の命綱をつけていなかったため、運河に落ちたという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shutoken/1004468981.html?t=
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
命綱の着用、不着用で作業者の明暗が分かれてしまった事例だ。
 

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2012年4月16日12時39分にNHK青森から、同日0時24分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

西目屋村の古い鉱山の廃水処理施設から亜鉛などを含む廃水があふれ出し、弘前市の水道水などの水源の目屋ダムに流出する事態が続いている。
弘前市の検査では、これまでのところ異常は確認されていないという。


廃水があふれ出すトラブルがあったのは、尾太鉱山の廃水処理施設。
尾太鉱山は古い銅の鉱山ですでに閉山して現在は掘り出していないが、亜鉛やマンガンなどが地下水にしみこむため、地下水をくみ上げて、廃水処理施設で浄化して300mほど下流の目屋ダムへ流している。


しかし、廃水をためて処理する貯水槽に土砂がたまって15日昼すぎから地下水がくみ上げられなくなり、処理をしていない廃水があふれ出て、推定で1時間あたり48トンが目屋ダムに流れ込んでいるという。

2つある貯水槽のうち、深さ2mほどの貯水槽には1.8mの土砂が積もり、鉱山を管理する県では、雪どけで土砂が混ざった水が貯水槽にたまった可能性もあるとしている。
現場では、16日朝から土砂を袋に詰めて取り除く作業が行われ、早ければ17日にも終了する見通し。


目屋ダムの水は、弘前市の水道水などに利用され、弘前市では、ダムの下流の岩木川沿いの取水口で水質検査を行っているが、これまでのところ異常は確認されていないという。
弘前市は、「県からの連絡を受けて、1時間に1回の頻度で水質の検査をしているが、現在のところ異常は確認されていない。鉱山で廃水の流出が止まっても、水質検査を行っている浄水場に水が流れてくるまでにはおよそ6時間かかる。そのことを考慮して水質検査を継続し、安全性を確認した上で供給するので安心して水道水を使って欲しい」と話していた。


尾太鉱山は銀や銅などを産出。昭和53年に閉山したが、平成20年にも坑道と処理施設を結ぶ管が破損、廃水が流れ込んだ目屋ダムの放水を一時中止したことがある。

出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084468841.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120416/dst12041600260003-n1.htm
 
 
また、4月17日と18日付の毎日新聞青森版から、上記では報じられていない情報が下記趣旨でネット配信されていた。
 
廃水にはマンガンや亜鉛など微量の金属を含むが、排水基準を満たしており、水質や環境への影響はないという。

県によると、廃水は10本の集水管(太さ約10cm)を通り、導水管(同150〜180cm)を経てピットにため、土砂を沈殿させてポンプで汲み上げて処理する。

しかし、集水管1本が雪解け水の圧力などで外れ、大量の土砂が入り込んだ結果、ポンプ1台が停止。予備の1台も故障したため、県は残る1台も停止してピット内の土砂の撤去を始めた。

県は、「土砂は定期的に取り除いているが、今年は雪解け水が多く、流れ込む量が多かったのでは」、「集水管にフィルター処置を施す一方、ピット内の土砂をかき出し、18日をめどに正常化させたい」と説明する。


出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120417ddlk02040516000c.html
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120418ddlk02040086000c.html
 
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2012年4月16日付で毎日新聞大阪版夕刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
関西電力は16日、海南火力発電所3号機(出力60万KW)が、トラブルのため15日に運転を停止したと発表した。
ボイラーの配管から漏水し、原因究明を急ぐとしている。
関電は、「電力需給には影響はない」としている。


需要の低い土日の14〜15日に海南火力3号機の補修作業をするため、13日深夜から運転を停止。
15日午前11時ごろに再稼働したが、同午後1時ごろに作業員が配管から漏水しているのを発見した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20120416ddf007040028000c.html
 
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2012年4月15日22時20分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日午前9時55分ごろ、尼崎市のクボタ阪神工場で、溶解炉内のガスの熱を吸収する施設「熱交換器」を清掃中の男性社員2人が倒れているのを、別の男性社員(36)が見つけ、119番した。
2人は病院に搬送されたが、1人が一酸化炭素中毒で死亡。
警察は、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて事故原因を調べている。


警察によると、死亡した38歳の男性は施設内で倒れていた。もう一人の35歳の男性は施設の入口付近で倒れていて、一酸化炭素中毒の症状がみられるが軽症という。

クボタによると、熱交換器は高さ約33mの円筒状で、溶解炉で発生したガスの熱を吸収し再利用するための施設。
炉では水道管に使う鉄を溶かしているが、14日以降操業しておらず、この日は種火の状態だった。

2人は同日午前9時45分ごろから、交換器の地上約8m、直径3.6mの場所で作業。ガスを吸い取る集じん機2台のうち1台は動いていたという。
同工場付近で避難騒ぎなどはなかった。


溶解炉担当の作業長(45)は、「社員は毎週交代で清掃作業を行っている。これまで事故はなく、ガスを吸い込む危険性があるとは思っていなかった」と肩を落とした。

 
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0004975004.shtml
 
 
また、4月15日20時9分に日本経済新聞からは、炉の稼働状態が以下のようにネット配信されていた。
 
この日は休日で、炉の1つは完全に停止していたが、別の炉は翌日の操業に備え、一部の燃料を燃やし始めていた。
 
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E3828DE3E7E2E6E0E2E3E09191E3E2E2E2
 
 
一方、4月16日付の朝日新聞大阪版(聞蔵)からは、一酸化炭素発生源に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
熱交換器は溶解炉とダクトでつながり、溶解炉に残っていた燃料の燃え残りから一酸化炭素が発生したらしい。
 
 

(ブログ者コメント)
 
入槽前のガス検知有無、溶解炉との縁切り状態、通常どおりの作業だったか、その辺が気にかかるところだ。
 
 

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2012年4月16日2時7分にmsn産経ニュース静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日午前8時35分ごろ、袋井市山田の製茶業の男性(51)の自宅敷地内にある製茶作業所で、茶葉を攪拌するための機械に男性が巻き込まれているのを、同居する長男(23)が発見、119番通報した。
男性は胸などを強く打っており、搬送先の病院で死亡した。
 
警察によると事故当時、男性は1人で作業をしていて機械のベルトコンベヤーに巻き込まれたらしい。警察で事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120416/szk12041602070003-n1.htm
 
 
4月16日付の朝日新聞静岡全県版(聞蔵)からは、当時のやや詳しい状況が、下記趣旨でネット配信されていた。朝日では「挟まれ」という表現を使っている。
 
警察は、お茶の収穫期を前に、機械の点検などをしていて誤って挟まれたとみている。
 
 
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2012年4月15日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後4時45分ごろ、川崎市にある「東芝」浜川崎工場の浮島分工場で出火したと、火災報知機の作動で駆けつけた警備員から119番通報があった。
配電・変電施設のある2階建て動力棟の1階事務所の一部約50m2を焼いた。けが人はなかった。

警察によると、事務所はこの日、無人で、施錠されていた。
警備員が事務所の机の下にあるコンセント近くで火の手が上がっているのを見たといい、警察が原因を調べている。


出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120415ddlk14040170000c.html
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2012年4月14日18時47分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前11時ごろ、大和郡山市の運送会社、M運輸から「事故があった」と消防に通報があった。
消防などによると、自動車整備士の男性(26)がダンプカーの荷台と車体の間に挟まれ、病院に運ばれたが死亡した。


警察によると、男性はダンプカーの荷台を途中まで上げた状態で車体との間に入り、クラッチの整備をしていたところ、荷台が降りてきて、上半身を挟まれたという。
荷台を動かすレバーは運転席にあり、当時、同僚の21歳の男性が運転席でクラッチのペダルをふんでいたということで、警察では、詳しい状況を調べることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2054449381.html
 
 
一方、4月15日付の朝日新聞奈良版(聞蔵)からは、運転席にいた人の状況が、上記とは若干違うニュアンスでネット配信されていた。
 
警察によると、別の男性社員が運転席に坐ってクラッチの操作などをしていたという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
両者の連携ミス、あるいは運転席の男性が違うスイッチに誤って触れたことが、原因として考えられる。
 
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2012年4月13日12時44分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前10時過ぎ、熊本市中央区の自動車整備工場、「C熊本」からドラム缶が爆発したとの通報が消防にあった。
この爆発で40代のパートの作業員の男性が腕などにやけどを負っていて病院に搬送されたが、意識はあり命に別状はないという。


消防などによると、男性はゴミ入れにしようと200ℓのドラム缶のふたをガスバーナーで空けようとしていたところ、突然、ドラム缶が爆発したという。

工場の隣にあるスーパーの店長の男性は「2階の事務所にいところ、どーん、という音が聞こえ、煙があがり、ドラム缶が飛ぶのが見えた。最初は何が起こったのかわからなかった」と話していた。
現場はスーパーなど複数の店舗が集まっていて、多くの客が爆発音に驚いて集まり、一時騒然とした。


ドラム缶にはエンジンオイルの廃油が残っていたということで、警察は、ガスバーナーの火が何らかの原因で引火して爆発したとみて、原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004417271.html
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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