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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2011年2月21日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月20日13時4分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午後1時40分ごろ、越谷市の印刷会社「協和プロセス」の敷地内で、外壁工事の作業中だった塗装工(40)が、工事用の足場から約5.6m下のアスファルトの地面に落下し、頭などを打ち重体。
警察によると、他の作業員2人と作業していた。警察で詳しい事故原因を調べている。
 

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(2011年2月21日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月20日13時4分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午後0時40分ごろ、埼玉県松伏町のクリーニング会社「ベネック東埼玉事業所」で、洗濯物を洗浄機械に運ぶためのリフトコンベアーが落下し、コンベアーの下で作業をしていた社員(36)が全身を挟まれ重体。
警察によると、被災者は1人でコンベアーの油圧ポンプの部品を交換する作業をしていた。コンベアーは長さ2.6m、幅0.9m。作業時には約2.2mの高さで固定されていたという。
 
 
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(2011年2月20日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月19日23時35分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午後3時55分頃日南市の市道で、下水道埋設のために掘った穴の周囲の土砂が崩れ、作業員の男女2人が生き埋めになった。
女性(50)は数十分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡。男性(24)は足に軽傷を負った。
警察によると、2人が縦8m、横1m、深さ2.5mの穴の底で作業を行っていたところ、突然、穴の側面が崩れたらしい。工事を発注した市によると、この日は穴を埋め戻す作業が行われる予定で、側面に設置する土砂崩れ防止用の板は事故当時、外されていたという。
 
 

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(2011年2月19日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月18日15時26分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
千代田区麹町のマンション新築工事現場で、一昨年4月、クレーンが横転して通行中の女性が死亡、4人が重傷を負った事故で、東京地検は、18日、工事関係者4人を業務上過失致死傷などの罪で起訴、下請けの大洋基礎を労安法違反の罪で起訴した。起訴された4人は下記。
  元請けの東亜建設工業の作業所長
  同上作業主任
  下請けの大洋基礎の現場責任者
  クレーンを操作していた孫請けの作業員

起訴状によると、4人はケーシングと呼ばれる筒状の鉄製資材を吊り上げる作業に際し、安全な重量や周辺のスペースを確保して作業をする必要があったが、元請け側の2人は適切な指示をせず、下請けの2人もクレーンの転倒防止など必要な措置をとらなかったためクレーンが転倒し、歩行中の女性(当時62)に直撃して死亡させたほか、4人に骨折などのけがをさせたとされる。
(ブログ者コメント)
 
孫引き情報ではあるが、2009年4月14日12時12分に毎日新聞から、事故当時の状況について下記趣旨の記事がネット配信されていた由。若干、情報は錯綜している。
 
14日午前11時10分ごろ、千代田区麹町のマンション工事現場で大型クレーンが倒れ、走行中のトラック1台が下敷きになった。

東京消防庁によると、トラックの運転手ら男性3人と、クレーンのオペレーターの男性の計4人が一時それぞれ車内に閉じ込められ負傷した。オペレーターは意識不明の重体。さらに通行人の男女2人が負傷し、うち40代の女性が心肺停止状態で搬送され意識不明の重体。

警察などによると、クレーンは総重量104トン、アームの長さ約27m。アームを伸ばして作業中に、北側を走る国道20号(新宿通り)の約3車線分をふさぐような形で突然倒れたという。

現場では地上19階、地下2階のマンションと商業施設が入る複合施設を建設中。


http://news-co.seesaa.net/article/117474044.html
 
 

(2011年9月16日 修正1 ;追記)

2011年9月15日13時55分にmsn産経ニュース東京から、同日12時1分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

クレーン操縦者(40)の判決公判が15日、東京地裁で開かれ、裁判長は「漫然と作業を行い、運転者として当然要求される基本的な注意義務を怠った」として、禁錮2年6月、執行猶予4年(求刑禁錮2年6月)を言い渡した。

裁判長は、被告が転倒防止に必要な、安全な作業半径の確認を行わなかったと指摘。「作業効率や作業品質を高めるために、建築作業現場において最も優先すべき安全確保をないがしろにすることは許されない」とした。

一方、被告だけでなく、元請け会社や下請け会社の過失の競合で事故が発生したと判断し、「被告のみが責任を負うべきではない」とも言及した。

事故は円筒状の鉄製資材(重さ約10.5トン)を地面から引き抜く作業中に起こり、検察側は「クレーンの性能上、資材との距離を10m以内にする必要があったが、約14m離れて作業したため、重量に耐え切れず、横転した」と指摘していた。

事故をめぐっては、元請けの東亜建設工業の工事責任者や、下請けの大洋基礎の工事担当者、法人としての大洋基礎が同罪などで起訴され、分離公判中。元請け側は無罪を主張し、下請け側は起訴内容を認めている。


出典URL■■■
     ■■■



(2011年11月4日 修正2 ;追記)

クレーン操縦者に続き、下請けの工事担当者に対する判決(禁固2年、執行猶予3年)が出たとの報道が、数紙からネット配信されていた。 各紙に報道されていた判決理由は下記。

(2日11時11分 毎日新聞)
つり荷重量や安全な作業半径を確認せず、作業員への指導も行わないなど基本的な指導監督義務を怠った。
    ■■■

(2日12時6分 時事通信)
「建築作業現場で最も優先すべき安全を確保しようとする姿勢が欠けていた」と批判した上で、「事故は元請け会社の現場代理人らの過失との競合によるもので、背景には関係各会社の安全管理体制の不備がある」などとして執行猶予をつけた。
  
 ■■■

(2日17時7分 FNNニュース)
作業員に対して、何も指導を行わなかった。
  
 ■■■

(2日23時39分 読売新聞)
被告は、作業員に任せておけばよいと安易に考えるなど、基本的な監督義務を怠ったが、事故の背景には工事にかかわっていた会社の安全管理体制の不備があった。
   ■■■



(2012年2月27日 修正3 ;追記)
 
2012年2月22日11時4分にmsn産経ニュースから、元請けの工事責任者らについても有罪判決が出たと下記趣旨でネット配信されていた。

この事故で、業務上過失致死傷罪に問われた元請けの「東亜建設工業」の工事責任者(45)らの判決公判が22日、東京地裁で開かれた。

裁判長は「当然要求される基本的な指導監督義務を怠った」として、被告に禁錮1年2月、執行猶予2年(求刑禁錮1年6月)を言い渡した。
工事担当者(36)については禁錮1年、執行猶予2年(同禁錮1年2月)とした。


両被告は「事故を予見できず、過失責任はない」として無罪を主張していた。

裁判長は、工事施工方法に同社の意向が強く反映されており、両被告がクレーンの転倒の危険性を認識していたと認定。
前任者や同業他社が転倒防止策を実践していた例を挙げた上で「作業が安全に行われると軽信し、下請け業者に朝礼などで指導しなかった」と指摘した。


出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120222/tky12022211260000-n1.htm
 
 

(2012年8月9日 修正4 ;追記)

2012年8月8日17時28分に朝日新聞から、控訴審判決に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故をめぐる刑事裁判の控訴審判決が8日、東京高裁であった。
裁判長は、業務上過失致死傷の罪に問われた元請け業者「東亜建設工業」の社員2人を有罪とした一審判決を支持し、無罪を主張する被告側の控訴を棄却した。

今年2月の一審・東京地裁判決は、工事責任者だったM被告(46)を禁錮1年2カ月執行猶予2年、作業主任だったY被告(36)を禁錮1年執行猶予2年としていた。
2人は作業に直接携わらない立場だったことから「下請け業者が事故を起こすとは予想できなかった」などと主張。
しかし、高裁判決は「下請け業者や作業員に指導をしなければ、クレーンが転倒する可能性があることを2人は予想できた」と認定した一審判決の内容に誤りはないと結論づけた。

判決によると、2人は、つり上げる資材の重さなどを下請け業者が作業員に伝えたかを確認し、安全な方法で作業するよう指導するのを怠った。
さらに下請け業者や作業員の過失も重なり、10.5トンの資材をつり上げたクレーンが横転。通行中の女性(当時62)が死亡し、4人が重軽傷を負った。

この事故では、下請け業者の現場責任者とクレーンを運転した作業員の執行猶予付き有罪判決が確定している。


出典URL
http://digital.asahi.com/articles/TKY201208080393.html?ref=comkiji_txt_end_s

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(2011年2月16日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月15日付で、神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後1時50分ごろ、藤沢市のいすゞ自動車藤沢工場内で、外壁工事を行っていた作業員の男性(35)が、設置中のコンクリート壁(高さ約253cm、幅約87cm、厚さ約20cm、重さ約1トン)の下敷きとなり死亡した。
警察によると、コンクリート壁の固定作業後にクレーンから取り外したところ、倒れてきたという。
警察が事故原因などを調べている。
 
 

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(2011年2月16日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月15日14時4分に、msn産経ニュース福岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2009年7月、福岡県のモスバーガー笹丘店と飯塚幸袋店で一酸化炭素中毒が相次いで発生した事故で、警察は15日、壊れた排気ダクトで営業を続けたなどとして、業務上過失傷害の疑いで当時の店長やフランチャイズの加盟店社長ら計4人を、16日にも書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、4人はいずれも容疑を認めており、「利益のため営業を続けたかった」などと話しているという。
「送検容疑」

 笹丘店;排気設備のスイッチを入れないまま調理したため、不完全燃焼で一酸化炭素を発生させた上、客の避難誘導を怠った。
 飯塚幸袋店;当時の男性店長らが排気ダクトが壊れていたのを知りながら、そのまま営業を続け、一酸化炭素を発生させた。

「事故の状況」

笹丘店;21年7月21日昼、客と従業員計9人が病院に運ばれた。5歳女児が一時、意識不明となるも回復。8人は軽症。揚げ物用調理器具の排気口にアップルパイが詰まっているのも確認された。
飯塚幸袋店;7月25日昼、従業員ら計3人が軽症。
モスフードサービスは事故を受けて調査を実施し、2004年度以降に札幌市や上天草市などの4店舗でも同様の事故が確認された。
その後、全国の1366店舗(2010年1月現在)で一酸化炭素検知器が設置されたという。
 
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(2011年2月15日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月14日23時30分に、北海道新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後1時20分ごろ、十勝管内足寄町の三和鉱業砂利採取場で、運転手(53)が、大型ダンプカーのフレームと昇降式荷台の間に挟まれているのを、近くにいた同僚が発見。首の骨を折って死亡した。
警察によると、事故当時、被災者は1人で作業していた。警察は、砂利を積み終えた後、荷台を途中まで上げた状態でダンプを整備中、何らかの原因で荷台が下がってきたとみて調べている。

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(2011年2月13日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月11日付で、山口新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午前9時35分ごろ、柳井市の中村造船鉄工所で、ドックと海を仕切る、「戸船」と呼ばれる鋼鉄製の仕切り(横約23m、高さ約8.4m、幅約3.5m)の底に、マリンアート社員の男性(43)が倒れているのを同僚社員が見つけた。男性は市内の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡した。

警察の調べでは、男性は同僚5人と戸船の点検作業中、底にたまっている海水を確認するため、1人で階段を降りた。しかし、男性の声がしないため、戸船の上にいた同僚が内部を確認すると、男性が倒れていた。男性は頭部に傷があった。
警察は11日に司法解剖して死因を調べる。
 
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0211/8.html



(2012年2月14日 修正1 ;追記)
 
2012年2月10日付の朝日新聞山口東版(聞蔵)から、死因などに関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
柳井署は、現場監督の男性(62)を9日、業務上過失致死容疑で書類送検したと発表した。
「戸船」を点検する際、戸船内に空気を送り込むなどの安全対策を怠った疑いがある。
 被災者は、酸欠で意識障害を起こして海に落ち、死亡した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「戸船」内部は、海水が漏れてこないよう密閉性の高い空間だったのだろうか?
もしそうだとすれば、泥に含まれる有機物が酸化分解される、あるいは鉄板が錆びる時に酸素が消費されて、内部が酸欠状態になっていた可能性がある。

過去には、2m深さでも空気の対流がなく酸欠死した事例があるので、8.4m深さ(高さ)であれば、自然換気はまったく期待できなかっただろう。
 

 
 
 
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(2011年2月12日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月11日22時23分にmsn産経ニュース神奈川から、同日18時6分に共同通信から、また同日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11日午前11時40分ごろ、横浜市の東芝京浜事業所で、火力発電所で使用される蒸気タービンの部品の梱包作業中、クレーンで吊り上げていた部品が落下。下請け会社社員(33)が下敷きになって左胸を強く打ち、病院に搬送後に死亡した。
警察によると、落下した部品は金属製でドーナツ型をしており、重さ約4.8トン、直径約2.84m。被災者は、部品を作業台に乗せようと、リモコンでクレーンの操作をしていたという。現場には他に作業員2人がいたが、けがはなかった。
警察は、何らかの理由で部品のバランスが崩れて落下したとみて、詳しい事故原因を調べている。
 

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(2011年2月11日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月10日19時23分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
以下の2件の事故に関し、会社ならびに取締役を書類送検した。
□2010年10月23日 岩槻区の金属加工会社「小塩製作所」で、従業員(23)に安全装置を設置していないプレス機を使って金属部品の加工作業をさせた結果、従業員はプレス機に右手を挟まれ、人差し指を切断した。
□2010年11月11日 八潮市の紙加工品製造会社「阿部紙業」で、従業員(63)に安全装置を設置していない打抜機を使ってダンボールなどの打抜作業をさせた結果、従業員は打抜機に上半身を挟まれ、脳挫傷で死亡した。
 
 
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(2011年2月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月9日付で、茨城新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午後3時ごろ、水戸市の県民文化センター大ホール出入り口の防音ドアがホール外側に倒れ、女性(73)が左足首を骨折する全治4週間の重傷を負った。県などで原因を調査している。
県によると、防音ドアは鉄製で観音開き。縦約2・1m、横約1・5m、厚さ約10cm。重さは150~200kgとみられる。
ドアを支えているヒンジ(ちょうつがい)を固定するネジが外れて落下し、ドアが倒れたとみられる。ネジ側面にあててヒンジ落下を防止する金具「セットビス」がないことも判明した。県は「セットビスが最初からないのか、途中で落下したのかは分からない」としている。同ホールには防音ドアが12組計24枚あるが、倒れたドア以外にはセットビスがあったという。
催し物が終了した後、参加者がホールから出ようとした際に、ドアが倒れた。
防音ドアは委託業者が毎朝、正常に開閉するか点検するが、セットビスがあるかどうかまでは確認していないという。同日朝の点検の際は異常はなかった。
 
 
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(2011年2月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月9日18時59分に朝日新聞から、13時6分と17時6分に時事通信から、18時56分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午前9時40分ごろ、新潟県聖籠町の貨物運送会社「新潟日陸物流」から、「タンクローリーのタンク内で人が倒れている」と119番通報があった。
消防署員がタンク内で、同社新潟事業所長(43)と、従業員の運転手(47)を見つけ、病院に運んだが、所長は間もなく低酸素血症で死亡。酸欠とみられる。運転手はアセトンによる中毒症状が見られ、重症だが意識はあるという。
警察によると、タンクローリーは午前中、溶剤のアセトンを胎内市の工場へ運んだ後、同所に戻った。所長が119番通報していることから、先に倒れた運転手を救助しようとして、所長もタンク上部のハッチからアセトンが残っていたタンク内(長さ約6m、直径約2.4m、容量26kℓ)に入り、倒れたとみられる。警察が事故原因を調べている。運転手はマスクを着け、所長は着けていなかった。
アセトンはマニキュアを落とす除光液などに使われ、揮発性が高く、多量に吸い込むと有害。
親会社の日陸は、「通常ではタンク内に残留物がある場合、社内規則で立ち入りを禁止している。どのような作業をしていたのか調べる」とコメントした。

http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY201102090185.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102090046.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102090066.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110209/dst11020918560011-n1.htm
 

(ブログ者コメント)
 
□マスクとは、ボンベを背負ってはローリー内部に入れないので、エアーラインマスクのことだろうか?
もしそうだとすれば、運転手は酸欠とかアセトン中毒の危険性を知っており、また、ローリー内にアセトン蒸気があることを認識していた可能性がある。
それなのに、なぜ、監督する立場の所長のほうがマスクを着けなかったのだろう?
緊急事態に遭遇し、救出にしか意識が向かなかったということだろうか?

□kis-netによれば、アセトンの有害性は下記。
  ・蒸気を吸入すると頭痛、めまい、嘔吐などを起こす。高濃度では麻酔作用により意識を失う。目、鼻、のどにくり返し接触すると炎症を起こす。各種の投与、摂取により中程度の毒性を示す。500ppmで皮フ、眼の刺激剤となる。
  ・許容濃度は、ACGHI値で500ppm。
他の化学物質と比べ、特に有害性が高い物質とは言えないようだ。
麻酔作用で意識を失い、結果、酸欠になったのだろうか?


http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp
 
 

 
(2011年2月24日 修正1; 追記)
 
2011年2月10日付の新潟日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
運転手は防毒マスクを着けていたが、所長は着けていなかった。
同社は、「一般的に、タンク内に入って作業することはありえない」と説明したが、当日の作業内容については「わからない」としている。
警察は、作業中に何らかの原因でタンク内に転落した運転手を、所長が助けようとしてタンク内に入った可能性があるとみて調べている。
同ローリーは、9日早朝に胎内市で積荷のアセトンを降ろし、同社に戻ったばかりだった。
 

(ブログ者コメント)
 
□マスクとは、エアラインマスクではなく、防毒マスクだった。
□防毒マスクを着けてタンクに上がったということから考えると、運転手はハッチ周辺の清掃などをするつもりだったのかもしれない。
 
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(2011年2月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月9日10時36分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
8日午後11時50分頃、前橋市の自動車部品製造業「理研鍛造」の前橋工場で、嘱託社員(57)が、車のエンジン部品を研磨する作業中、機械に頭を挟まれたと同僚から119番通報があり、病院に搬送されたが、脳幹損傷でまもなく死亡した。
警察によると、被災者は夜勤で、事故当時は1人で作業していた。警察で原因を調べている。
 
 

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(2011年2月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月9日23時48分に、共同通信から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
江東区牡丹2丁目の工事現場で、7日、作業員が体調を崩し、その後の調査で有毒ガス「ホスゲン」が地中から漏れ出したため中毒になった可能性があることが、9日、捜査関係者への取材で分かった。
ホスゲンは合成樹脂や農薬の原料となる有毒ガス。気体に触れると皮膚や角膜の炎症、吸い込むと呼吸困難や肺水腫などを引き起こす恐れがある。第1次世界大戦では化学兵器として使用された。
警視庁と東京消防庁は、9日夜、現場周辺を立ち入り禁止にして、詳細な調査を始めた。
捜査関係者らによると、7日にマンション建設現場で地面を掘り返していた作業員が目の痛みを訴えた。命に別条はないが、その後の工事会社や医療機関などの調査で、ホスゲンが原因だった可能性があることが判明した。
 
 

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(2011年2月9日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月8日20時38分に、msn産経ニュース千葉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
8日午後3時20分ごろ、成田市の金属加工販売業「メタルワン・スチールサービス」成田工場で、同社社員(43)が電動丸鋸で木材を切断中、誤って右足の太ももを切った。病院に運ばれたが、出血多量でまもなく死亡が確認された。
警察によると、被災者は、重さ10kgの鉄板を50枚ずつ重ねる作業をしており、当時、鉄板の間に挟む長さ1・5mの木材を切断している最中だった。
 
 
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(2011年2月8日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月7日付で、神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午後1時40分ごろ、寒川町の日鉱金属倉見工場敷地内で、配管加工の作業をしていた孫請け会社の社員(42)がフォークリフトにひかれ、病院に搬送されたが間もなく死亡した。
警察は、フォークリフトを運転していた同工場社員の男性(19)から事故の状況を聴いている。
 
 

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(2011年2月8日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月8日2時3分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午前10時55分ごろ、磐田市のマンション建設現場で、クレーン車で高層階に運び上げる最中だった金属製の支柱がバランスを崩し、クレーン車の操縦席に衝突。操縦していた作業員(22)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。
警察の調べでは、長さ4.5m、直径1.1m、重さ1.5トンの支柱を複数積み上げる作業を行っていたという。クレーン車の操縦席は高さ約20mの位置にあり、当時3人で作業を行っていた。
 
 
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(2011年2月8日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月8日1時58分に、msn産経ニュース福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午前10時40分ごろ、関西電力高浜原発1号機のタービン建屋で、点検に使用した機材(全長1.7m、330kg)を点検用足場から1階フロアに降ろす作業中、機材をつり下げていたワイヤーのうち1つが外れ、落下した機材が作業員(49)に当たった。右足を骨折する重傷。
警察で事故原因を調べている。
 
 
(2011年2月24日 修正1; 追記)
 
2011年2月8日付の福井新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
作業員に建設機械(高さ約1.7m、直径約0.56m、重さ約333kg)が当たり、右足首を折るなどの重傷。被災者は関電の協力会社社員。同僚2人と工作機械を高さ約2.2mの足場から1階へ移す作業をしていたが、機械を吊った3本のチェーンのうち2本が外れ、機械が倒れかかるように当たったらしい。チェーンは、機械に掛けてあったワイヤーにフックで取り付けてあったが、何らかの原因で外れたという。
 

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(2011年2月8日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月7日付で、神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
相模原労基署は、7日、労安法違反の疑いで、総合建設業「三ノ輪建設」と同社の現場責任者(41)、塗装業「ホームワーク」と同社社長(44)を書類送検した。

容疑は、昨年8月20日午後7時ごろ、相模原市内の店舗改装工事の外装塗装現場で、足場板の枚数が不足し、足場に開口部が生じていることを知りながら、安全措置を取らなかったこと。
工事の際、ホームワークの男性作業員(37)が、足場の開口部から5.2m下の地上に落ち、死亡した。
同署によると、2人は容疑を認めているという。
 
 

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(2011年2月6日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月5日12時58分に、北海道新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後6時50分ごろ、後志管内の古平川に架かる橋の解体工事現場で、建設作業員(54)運転の重機が川に転落して横倒しになっているのを、同僚が見つけて119番通報。病院に運ばれたが、まもなく死亡した。死因は長時間、水に漬かっていたことによる低体温症。警察によると、被災者は川べりで作業道の造成を行っていた。
 
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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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