2018年6月27日付でTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
成田空港で出発の準備をしていたジェットスター・ジャパンの旅客機から脱出用シューターが飛び出すトラブルがあった。
国交省によると、26日午後5時20分ごろ、成田空港で駐機していた高松行きのジェットスター・ジャパン417便=エアバス320型機の右前方にある脱出用シューターが、突然、飛び出した。
乗客は搭乗する前で、機内では乗員が出発の準備をしていたが、整備士が誤ってシューターを展開させてしまったという。
シューターは近くに止まっていた車両にぶつかり、車両のフロントガラスが割れたが、けが人はいなかった。
417便は欠航したという。
出典
『駐機中のジェットスター機、脱出用シューター飛び出す』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3406840.html
6月27日15時27分にNHK千葉からは、誤った設定のまま整備士がドアを開けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ジェットスター・ジャパンが原因を調べたところ、この機体で点検を行っていた整備士が誤った設定のままドアを開けてしまったために、シューターが飛び出したことがわかったという。
ジェットスター・ジャパンは、「社内教育を徹底するなどして再発防止に努めたい」と話している。
出典
『シューター飛び出しは誤操作原因』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180627/1080002624.html
(ブログ者コメント)
〇4年前にも成田空港で同様なトラブルが起きており、その時はドアロック操作の手順誤りらしいと報じられていた。
(2014年2月22日10時38分 千葉日報)
成田空港の駐機場で20日午後7時55分ごろ、ホノルルに出発直前の日本航空ボーイング767型機の緊急脱出用シューターが誤って作動し、機体の外に広がるトラブルがあった。
けが人はなかった。
日航によると、客室乗務員の操作ミスが原因とみられ、乗客234人は別の機体に乗り換えて、約2時間遅れで出発した。
シューターはドア下に折り畳んで収納され、緊急時には外に広がり、乗客らは滑り台のように地上に降りる。
作動したのは右後部ドアのシューターで、ドアロック操作の手順を誤った可能性が高いという。
日航は、「一度作動すると、元に戻すのに時間がかかる。乗客に迷惑を掛けて申し訳ない。再発防止を徹底する」としている。
出典
『緊急脱出シューター 出発前にミスで作動 成田空港で日航機』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/180630
〇両者、同じようなドア開閉時のトラブル。
ジェットスター社は日本航空が3分の1の株式を保有する関係会社ということで、両トラブルに何か関係するところはないのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。