2018年6月26日7時47分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府京丹後市の市営A温泉で、宮津市の男性客(60)がマムシにかまれる被害に遭ったことが25日、分かった。
男性客は計4回通院して治療を受けているが、現在も痛みが残っており、「公の場が管理が不行き届きで、言語道断」と話している。
男性客によると、5月15日夜に事故が発生した。
滝つぼのある露天風呂を出て階段を上り始めたところ、何かにかまれて左足に痛みを感じた。
その場は暗くて何も見えなかった。
そのまま痛みを我慢して帰宅したが、左足が膨れ上がり、痛みが激しくなったため病院に駆け込んだ。
その際、「マムシがかんだ牙の痕がある」と医師から言われたという。
A温泉は、市の指定管理業者が運営している。
男性の訴えを受け、市と管理業者は5月25日に男性に謝罪した。
市は、注意喚起を呼びかける看板の設置と薬剤による防除をするよう業者に指示したが、業者は看板業者に発注したものの、まだ立てていない。
市は、事故現場付近に照明設備を、近く設置する予定。
指定管理業者によると、露天風呂は山の斜面にあり、草刈りを徹底しているが、完全には小動物の侵入を防ぐ構造にはなっていない。
指定管理業者は、「市が露天風呂を閉めろということであれば、今後、対応していかねばならない」と話した。
出典
『A温泉 客が露天風呂でマムシにかまれる』
https://mainichi.jp/articles/20180626/k00/00e/040/173000c アカスミ
(ブログ者コメント)
「露天風呂は山の斜面にあり・・・」という記述から、山奥の鄙びた温泉かと思ったが、グーグルアースで確認したところ、山を切り開いた総合運動公園の一角にある、3方が田畑に囲まれた、近代的な温泉施設。
その「山」も、道路側からストリートビューで見たところ、山というほどのものではなく、こじんまりした林という感じだった。
ちなみに、露天風呂に続く階段がどのような様子であるかネット上で探してみたが、見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。