2018年6月29日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後10時半ごろ、長野市北石堂町の飲食店「食事処H」の従業員から「スプレー缶が爆発し、けが人がいる」と119番があった。
店を経営する男性(49)が顔や手に軽いやけどを負い、従業員2人にけがはなかった。
閉店後で、客はいなかった。
警察や消防によると、この飲食店は3階建てビルの1、2階に入居。
爆発で1階の天井の一部が剥がれたり、ガラス窓が割れたりした。
閉店後に男性が調理場で殺虫スプレーを噴射していたことから、警察などは、スプレーのガスに引火したのが原因とみて調べている。
3階のマージャン店にいた長野市の男性会社員(53)は、「ズドンと縦に揺れて、地震かと思った。煙も上がってきた」と振り返った。
殺虫剤を販売する製薬会社によると、噴射を続けて可燃性ガスが屋内に充満すると、照明のスイッチを入れたり、静電気が発生したりするだけでも引火する可能性がある。
担当者は、「製品に『何秒以上連続して噴射しないでください』といった表記がある。使用上の注意をよく読んでから使ってほしい」と呼び掛けた。
出典
『スプレー缶が爆発か 長野の飲食店、経営の男性やけど』
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20180629/CK2018062902000020.html
6月28日21時29分にYAHOOニュース(信越放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によると、当時、店は営業を終えて従業員数人が片づけをしている最中で、経営者の男性がスプレー缶の殺虫剤を使っていたという。
警察と消防は、殺虫剤のガスに何らかの火がついて爆発したとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『JR長野駅前の飲食店でスプレー缶に引火し爆発・男性1人が軽傷』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00331434-sbcv-l20
(ブログ者コメント)
スプレー噴射による火災爆発事故は、過去に何件か、本ブログで紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。