2018年6月27日17時14分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県渋川市が所有する日帰り温泉施設「小野上温泉センター」(同市村上)で5月に見つかった不審な一万円札1枚について、市は27日までに、真札だったと明らかにした。
市は当初、偽札の可能性もあるとみて、渋川署に届け出たが、県警科学捜査研究所(科捜研)が鑑定した結果、“シロ”と判明した。
市によると、一万円札はセンターの5月8日の売上金の中に含まれていた、汚れのない新札。
北群馬信用金庫子持支店(同市北牧)の紙幣を数える機械で10回以上テストしても、認識されなかった。
北群馬信用金庫では、4月に偽札の可能性がある一万円札1枚が見つかっており、市は同署に届け出るとともに、5月14日の定例会見で「偽札の可能性がある」と発表。
偽札かどうか日銀が鑑定し、結果が出るのに数カ月かかる見通しと説明していた。
しかし、蓋を開けると、日銀に鑑定依頼することもなく、科捜研の鑑定で真札とあっさり判明。
センターの支配人が今月6日、同署で科捜研の鑑定書面で真札と確認し、一万円札を受け取ったという。
なぜ機械に認識されなかったかは不明というが、一万円札1枚とはいえ、センターにとっては貴重な稼ぎ。
「紙切れ」ではなかったのは、幸いだったといえそうだ。
出典
『偽札? 一万円札 実は本物でした 群馬・渋川の日帰り温泉施設で発見、科捜研の鑑定結果は“シロ”』
http://www.sankei.com/affairs/news/180627/afr1806270015-n1.html
6月26日付で上毛新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1万円札は、市営小野上温泉センター(同市村上)の売上金から見つかった。
紙幣を数える機械で10数回はじかれたため、売上金を預かった金融機関が警察に連絡した。
金融機関職員は、「紙幣を数える機械に不具合はなかったが、まれに機械に通りにくい紙幣がある。今回もそうしたケースだったのかもしれない」と話した。
出典
『偽造疑惑1万円札 鑑定結果は…本物でした 渋川で先月発見』
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/61681
(ブログ者コメント)
精度抜群であるはずの機械でさえも、たまには間違うことがある・・・そんな事例として紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。