2018年6月29日17時22分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時ごろ、札幌市中央区北5条西2丁目の「エスタ」の屋上で爆発音がしたと消防に通報があった。
「地響きがした。尋常じゃなかった」(地下2階の歯科医院)
「すぐ上でドンという音が聞こえた。爆発音か定かではなかったけど」(9階の店員)
はしご車など消防が駆けつけ、調べたところ、火災現象はなく、けが人もいなかった。
エスタの屋上は「そらのガーデン」という庭園になっていて、草花が植えられ、買い物客らがくつろげるスペースになっている。
爆発音騒ぎがあったものの、エスタの店内は通常通り営業し、客の避難誘導はしなかったという。
「防災センターからアナウンスが流れたが、どう対処すればいいのかわからない状態」(地下1階の店員)
警察によると、エスタの地下3階にある非常用電源の発電機の点検が終わり、発電機を動かしたところ、ダクトにたまっていたガスに引火したとみられるという。
そして、黒い煙がダクトを通じて屋上から出たという。
現場はJR札幌駅に直結するビルで、周辺は一時、騒然とした。
出典
『JR札幌駅直結のビル「エスタ」で爆発音 「ドンという音」「地響き」で一時騒然 火災現象なくけが人なし 発電機の点検で爆発音か』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000006-hbcv-hok
7月1日5時0分に北海道新聞からは、アスベストを含んだ断熱材が飛散したらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月29日に札幌市中央区の商業施設「札幌エスタ」(地上11階、地下3階建て)で爆発音とともに屋上から煙が上がったトラブルで、施設を運営する札幌駅総合開発は30日、アスベストを含んだ断熱材が飛散した可能性がある、と発表した。
同社によると、地下3階に設置された非常用電源設備の点検後に試運転をしたところ、排気筒内で異常燃焼が起こり、煙やすすとともに排気筒内の断熱材の一部が排気筒を通じて屋上から2階デッキなどに飛散した。
飛散物は、29日夜に回収した。
電源設備の図面には、断熱材にアスベストの使用の記載があり、同社は専門機関に、アスベストが含有していたか調査を依頼。
飛散防止のため、屋上の排気筒出口にふたをした。
同社総務部は、「札幌市など関係機関と協議しながら、対応を検討したい」としている。
出典
『排気筒通じアスベスト飛散か 札幌エスタ爆発音』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/204648/
7月4日5時0分に北海道新聞からは、飛散した断熱材にはアスベストが含まれていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設を運営する札幌駅総合開発は3日、屋上排気筒からの飛散物はアスベスト(石綿)を含んだ断熱材だったと発表した。
同社によると、6月29日に1階の屋外階段前で測定した数値(速報値)が、国の基準値を超えていた。
当時、付近を通りかかったという人から、「飛散物を子どもが吸ってしまい、心配だ」などの問い合わせが6件あった。
同社は、5日以降に確定するアスベストの数値を精査した上で、病院で健康診断を受けてもらうなどの対応を取る。
出典
『エスタの飛散物にアスベスト 運営会社が発表』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/205506?rct=n_society
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。