2018年6月29日付で毎日新聞広島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後4時40分ごろ、安芸太田町津浪の国道191号の応急復旧工事現場で、仮設防護柵の鉄板(約0.9トン)が倒れ、下請け業者の男性作業員(66)が下敷きになり、搬送先の病院で死亡した。
現場は、今月6日夜、側面の土砂が崩落して車1台が巻き込まれ、男性高校教諭(57)が死亡した場所。
警察が、詳しい状況や原因を調べている。
県によると、鉄板は高さ3m、横1.5m。
6日以降,全面通行止めとなっている国道を片側交互通行可能にしようと、1車線分の安全確保のため、中央線付近に順次、クレーンを使って設置していた。
何らかの原因で山側に向かって倒れ、男性が下敷きになったという。
県は今月末の復旧を目指していたが、担当者は「できるだけ早く安全第一に工事を進めてきたが、すべてを中止し、原因究明を徹底したい」と述べた。
出典
『作業員死亡 鉄板倒れ 教諭死亡の崩落現場 安芸太田』
https://mainichi.jp/articles/20180629/ddl/k34/040/505000c
6月28日21時26分にNHK広島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
安芸太田町津浪の国道191号線では、今月6日に発生した崖崩れで乗用車が巻き込まれて川に転落し、乗っていた57歳の男性が死亡した。
この事故を受け、県は現場で高さ10m、長さ50mの防護柵を設置するなどの応急の復旧工事を進めていたが、県によると、28日午後4時40分ごろ、防護柵に設置された重さおよそ1トンの鉄板が倒れ、作業にあたっていた66歳の男性作業員が下敷きになったという。
男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。
NHKがヘリコプターから撮影した映像では、崖崩れが起きた現場で防護柵の設置工事が行われていて、斜面のそばの道路上に複数の鉄骨が埋め込まれ、その間に鉄板をとりつける作業が行われていたことがわかる。
県は、今月末にも復旧工事が終了し、片側1車線での通行が可能になる見通しだとしていた。
警察は、作業の安全管理に問題がなかったかなど、詳しい状況を調べている。
出典
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20180628/0001163.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。