2018年3月6日11時59分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
黄色と赤色のランプ点滅で車に交通規制を指示する「一灯式信号機」について、徳島県警は、新年度から撤去を始める。
ルールを理解していないドライバーによって事故の原因になるケースが多く、試験的に交通標識に置き換えた交差点では、事故が減少したという。
一灯式信号機はランプが点滅し、黄色側が注意しながら、赤色側が一時停止した後に、それぞれ交差点に進入するよう決められている。
県内では、住宅街など、夜間の交通量が少ない場所を中心に105基設置されている。
だが、一時停止しないドライバーが多く、全国で事故が多発しているという。
警察庁が2015年12月に「代替が可能な場合は、信号機の撤去を検討する」と都道府県警に通達したことを受け、県警でも撤去を検討してきた。
県警は、効果を確かめるために、17年1月、徳島市新蔵町の「徳島保健所前交差点」にある一灯式信号機を撤去。
代わりに、赤色が点滅していた方向の交差点入り口に、夜間になると発光する「一時停止の標識」を設置した。
また、交差点内を赤色で舗装して、路面に書かれた「止まれ」の文字を拡大した。
約1年かけて調べた結果、撤去前の1年間で6件だった物損事故は3件に減少。
人身事故は0件だった。
孫との散歩で同交差点近くをよく通るという主婦(70)は、「これまで車同士が交差点で衝突しそうな時や、スピードを出した車に歩行者がはねられそうな時があった。運転手も夜間発光の標識の方がわかりやすいのでは」と話していた。
県警は、道路を管理する市町村や地元自治会らと協議を進め、不要な一灯式信号機を撤去していく。
交通規制課の吉枝次長は、「維持管理費用の面からも、不要な信号機は撤去すべきと考える。効果的な代替策を関係者と話し合い、事故の防止にもつなげたい」と話した。
出典
『全国で事故多発の「一灯式信号機」撤去へ…徳島』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180306-OYT1T50073.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。