2019年6月6日17時8分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高齢者の運転による重大な交通事故が相次いでいることを受けて、事故を防ぐためアクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防ぐ安全装置を買い求める人が、県内でも増えている。
今月3日、大阪・此花区で80歳の男性が運転する車が歩道に突っ込んで、子ども2人を含む4人がけがをしたほか、4日は福岡市早良区で80代の男性が運転する車が猛スピードで逆走して交差点に突っ込み、男性と妻の2人が死亡、7人がけがをするなど、高齢者による暴走事故が相次いでいる。
こうした中、全国およそ600店舗を展開する自動車用品店によると、高齢で運転する人などのために車内に取り付けられる安全装置の販売が増えていて、先月の販売数は前の月に比べて全国で14倍、滋賀県でも10倍になったという。
この装置は、車の配線に取り付けると、時速10km未満の時にアクセルペダルを勢いよく踏み込んでもエンジンの回転数が上がらず、急発進を防ぐ仕組みになっている。
草津市にある店舗には、6日も60代後半の高齢者が訪れ、店員に1時間ほどかけて装置を車に取り付けてもらい、「アクセルペダルを急に踏むと警報音も鳴って回転数が上がりません」などと、踏み込み方について説明を受けていた。
購入した男性は、「最近は高齢者の事故が多いので、買わないといけないと思った。本当は踏み間違いをしない運転をするべきだが、万が一の時には少し安心になると思う」と話していた。
店には「事故のニュースを見て気になった」という問い合わせの電話も、一日多いときで10件ほどあるということで、スーパーオートバックス湖南の販売担当の田中さんは、「購入するのは高齢者が多く、子どもが父親のために買うというケースもある。若い人でも踏み間違いをする可能性はあるので幅広い世代の方に知ってもらいたい」と話していた。
出典
『踏み間違い防ぐ安全装置 販売増』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190606/2060002807.html
(ブログ者コメント)
〇以下は映像の1コマ。
手のひらに乗る程度の大きさの装置が配線で取り付けられて
いる。
〇最寄りのイエローハットに行き、ドラレコやカーナビ売り場を中心に捜してみたが、当該装置は見あたらなかった。
中規模店には置いていない?
すでに品薄?
〇テレビ朝日からも、6月8日17時36分に同じような内容が動画配信されていた。
映像中、熊本県玉名市に20年前から踏み間違い防止ベダルを作っている会社があり、社長談「9月、10月までは仕事が詰まっている」という情報もあったが、それは本ブログで過去に掲載した会社だ。
2018年3月9日掲載
『2018年2月28日報道 高齢者らによるブレーキとアクセルの踏み間違い事故を防ぐため、各地の町工場が安全ペダルを開発している、2社のペダルは後付け可能 (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8110/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。