2019年6月7日1時21分にYAHOOニュース(北日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時ごろ、高岡龍谷高校(高岡市古定塚)のグラウンドで体育大会中に突風が吹き、鉄パイプ製の入場門が倒れて生徒4人が負傷、うち2人が高岡市民病院で手当てを受けた。
いずれも軽傷とみられる。
事故後、同校は体育大会を中止した。
同校によると、2、3年の女子生徒約60人らが次の種目に参加するため、入場門付近で待機していた。
突然強い風が吹き、砂ぼこりが舞い上がって門が倒れた。
1~3年の女子3人、男子1人の計4人を直撃、3年生の女子2人が上半身の打撲や後頭部を切るなどして搬送された。
入場門は高さ3m、幅7m、奥行き1.5m。
鉄パイプで組み立てられ、横断幕が掲げられていた。
左右両脇の計2カ所がくいで固定されていた。
富山地方気象台によると、午後2時ごろの市内は比較的大気の状態が安定していたが、晴れた日でも局地的に大気が不安定になり、強風が発生することがあるという。
市内では5月25日に木津小学校の運動会でつむじ風が発生し、テントが飛ばされて児童数人が軽傷を負った。
市教育委員会は、市内の小中学校と特別支援学校全39校に対し、テントの柱を土のうやくいで固定するなど安全対策を徹底するよう通知を出した。
同校は、テントは昨年に比べ、くいの数を増やすなどして安全対策を取っていたが、入場門は例年と同じ方法で固定していた。
事故を受けて体育大会を中止し、県企画調整室に報告した。
中山教頭は、「生徒の安全に配慮して対策を万全にしていきたい」と話した。
出典
『高岡龍谷高 入場門 生徒4人直撃 2人搬送 体育大会中倒れる』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00128565-kitanihon-l16
6月6日19時29分にNHK富山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時前、体育大会を行っていた高岡市の高岡龍谷高校で「入場門が倒れ、生徒がけがをした」と消防に通報があった。
高校によると、倒れた入場門の近くにいた高校3年生の女子生徒2人が鉄製の棒にあたって病院に搬送されたという。
2人はそれぞれ、後頭部を切ったり、肩などを打ったりするけがをしたということだが、いずれも意識はあり、すでに帰宅したという。
高校によると、入場門は強い風が吹いて倒れたという。
(教頭談;音声情報のみ)
つむじ風のような突風で、一瞬、浮き上がって後ろにアーチが倒れ、鉄パイプが女生徒2人を直撃した。
杭を打って倒れないようにしてはいたが、不十分だったのかなと思っている。
出典
『高校で入場門倒れ生徒2人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190606/3060002033.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
長い時間映されていたので、これが鉄パイプ製の入場門だと思われる。
とすれば、左側の2本が支柱か?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。