2019年9月26日17時4分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪電気通信大(大阪府寝屋川市)は26日、劇物の四塩化炭素と二硫化炭素の液体が入った瓶、合わせて37本、計18・5リットルを紛失したと発表した。
薬品庫の鍵は壊されていなかった。
発見時は施錠されており、何らかの方法で解錠されたとみられる。
寝屋川署が被害届を受理し、窃盗容疑で調べている。
大学によると、2種類の劇物は500ミリリットルの瓶入りで、なくなったのは四塩化炭素19本、二硫化炭素18本。
体重80キロの人が摂取した場合、四塩化炭素は117ミリリットル、二硫化炭素は202ミリリットルで半数が死ぬとされている。
他にアセトンなど6種類の薬品もなくなり、計8種類の総重量は液体と粉末を合わせて計約180キロ。
寝屋川市のキャンパスにある薬品庫で保管されていたが、19日夕に紛失が判明した。
薬品庫の鍵は大学の施設課や守衛、関係する教員が持っていた。
8月25日の時点では異常はなかったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/190926/afr1909260037-n1.html
9月26日19時15分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪電気通信大学のキャンパスから人体に有害な薬品などおよそ180キログラムがなくなったことがわかった。
警察は、窃盗事件として調べている。
大学によると今月19日、大学関係者が薬品庫に保管されていた8種類の薬品あわせて180キログラムがなくなっていることに気づいた。
劇物に指定されている四塩化炭素19本と二硫化炭素18本あわせて18.5リットルもなくなっていた。
この劇物は、においをかいだり触れたりすると神経障害の恐れなどがあるという。
先月25日の時点では薬品はそろっていて、発覚した時も薬品庫の鍵は壊されておらず施錠されていた。
大学は、「通常、鍵は、教授や保安室などが管理している。学生が鍵を使うことができたかは、捜査中で言えない」としている。
警察は、窃盗の疑いで調べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190926-00000344-nnn-soci
※以下は大学HPに掲載されていた記事。
紛失した薬品は下記の通りです。
ヘキサン、アセトン、ジクロロメタン、活性アルミナ、炭酸ナトリウム、石油エーテル、四塩化炭素、二硫化炭素
https://www.osakac.ac.jp/news/2019/1903
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。