2018年6月22日6時51分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後8時半ごろ、札幌市厚別区東5条1丁目の食品加工会社「B」の3階建ての工場で、「体調不良の従業員がいる」と工場長から消防に通報があり、消防車など28台が出動した。
警察によると、工場では当時、従業員およそ50人が作業をしていて、このうち1階にいた20代から60代の5人が体調不良を訴えて病院に運ばれたが、いずれも命に別状はないという。
また、残りの従業員も、一時、屋外に避難し、念のため病院で検査を受けているという。
この工場はコンビニ向けの弁当や総菜などを作っていて、消防によると、建物内からは一酸化炭素が検知されたという。
出典
『食品工場でガス充満か 5人搬送』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180622/0000945.html
6月23日0時32分に北海道新聞からは、体調不良者は6人だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新たに従業員の30代男性が22日、入院し、負傷者は6人となった。
警察は、炊飯設備に異常がなかったか、慎重に調べている。
警察や消防は22日、現場検証を行い、調理場の炊飯設備を稼働させて調べたが、不具合は確認されていないという。
出典
『弁当工場の負傷者6人に CO中毒の疑い 札幌・厚別区』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/202095/
6月22日18時19分にNHK北海道からは、体調不良を訴えた人は炊飯室で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
これまでの調べで、体調不良を訴えた6人はガスを使って弁当の米を炊く炊飯室で作業をしていたことがわかった。
会社によると、炊飯室には重さおよそ15kgの小型の釜が200個ほどあったという。
警察によると、炊飯室では高い濃度の一酸化炭素が検出されたということで、6人は一酸化炭素中毒の可能性が高いとしている。
6人は快方に向かっているという。
出典
『炊飯室で一酸化炭素中毒か』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180622/0000960.html
(2018年7月15日 修正1 ;追記)
2018年6月23日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
部屋に窓はなく、換気設備が設けられている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。