2018年6月22日8時35分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知県警は22日から、パトカーが緊急走行で交差点に進入する際に、「ウ~」という通常のサイレン音を、高周波音を加えた新しい音に変更する。
県警のホームページで試聴すると、ゴジラの鳴き声や放射熱線を吐く時をイメージさせるような音で、周囲の注意を喚起して事故防止を図るための試験導入。
同様の仕組みは救急車にあるが、県警によると、全国の警察では初。
県内では、緊急走行で赤色灯をつけサイレンを鳴らしながら交差点に進入したパトカーが一般車両と衝突する事故が、過去3年で4件発生。
一般の車が窓を閉め切って音楽を聞いていて、サイレンに気付かなかった事例もあった。
今回導入する新サイレン音は、パトカーの乗員が交差点などで周囲に注意喚起が必要と判断した場合、車内マイクに付いているスイッチを押すと、10秒間鳴る仕組み。
「ウ~」という通常音の周波数(約850dB)に2000~4000dBの高周波音を組み込んだもので、「人の耳に、より届きやすく、緊張感や警戒感を感じさせる音」(大阪市のサイレンメーカー)だという。
県警は、主に高知市で運用しているパトカー5台で試験的に導入。
注意喚起の効果が高ければ、さらに増設を検討するという。
出典
『高知県警パトに“ゴジラ音” 新サイレン 交差点走行時に注意喚起』
https://www.kochinews.co.jp/article/193238/
6月21日19時32分に西日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
販売元のメーカー「パトライト」(大阪市)によると、スイッチは無線機器に搭載されており、助手席の警察官が操作。
緊急走行中にスイッチを押すと、10秒間音が変わる。
通常のサイレンに複数の和音が加わり、高音に聞こえる。
専門家のアドバイスも取り入れ、人の耳に聞こえやすい音に仕上げた。
出典
『高知県警が新サイレン試験導入 パトカー緊急走行時に音変化』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/426485/
(ブログ者コメント)
以下は、高知県警HPに6月21日付で掲載されている記事。
『パトカーに新しいサイレン音を試験導入します!』
http://www.police.pref.kochi.lg.jp/docs/2018061300166/
普通のサイレンから新サイレンに変わる際の音も添付されているが、新サイレンは甲高く緊張感ある音で、たしかに普通のサイレンよりは認識しやすいかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。