2018年7月5日17時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時20分ごろ、東京都台東区谷中のマンホール内で作業員が体調不良を訴えていると、119番通報があった。
消防によると、30~40代の男性5人が搬送された。
このうち1人が、一時、意識不明になったが、搬送中に意識を取り戻した。
いずれも命に別条はない。
マンホールの周辺で一酸化炭素が検出されており、一酸化炭素中毒の可能性があるという。
警察などによると、3人は自力でマンホールの外に避難。
2人はマンホール内の深さ約10mの場所に、一時、取り残され、消防隊員に救助された。
当時はマンホール内で浸水対策工事が行われており、警察が当時の詳しい状況を調べている。
現場はJR西日暮里駅から西に約300mの、住宅や商店が立ち並ぶ一角。
出典
『マンホール内で作業員5人が体調不良 一酸化炭素中毒か 東京・台東区』
http://www.sankei.com/affairs/news/180705/afr1807050031-n1.html
7月5日20時19分にTBS NEWSからは、ガス検電池切れ?という下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、5人は午前8時半ごろから、休憩を挟んでマンホールの中で工事を行っていた。
発電機を使って作業していたが、ガス検知器の電池が切れていた作業員もいたということで、警察などが当時の状況を調べている。
出典
『マンホールで作業中に一酸化炭素中毒、2人意識不明』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3413992.html
7月6日15時2分にNHK首都圏からは、換気対策不十分か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マンホールの中で工事にあたっていた作業員が相次いで体調不良を訴え、夜までにあわせて6人が病院に搬送された。
作業員たちは一酸化炭素中毒の可能性があるとみられているが、工事を発注した東京都によると、6人はいずれも命に別状はないという。
この工事は、長さおよそ1kmの下水道管を新設するためのもので、事故当時、作業員たちはおよそ14mの地下で、鉄板を電動工具で削る作業や内部の清掃などを行っていたという。
都によると、マンホールの中では排気ガスの出る発電機を使っていたことから、換気のために送風機も設置されていた。
しかし現場では、業者に求められる酸素濃度の計測を行っていなかったということで、都は、送風機を使った換気対策が十分でなかった可能性があるとみている。
都は、今回の工事を請け負った業者に再発防止に向けた安全対策を求めるとともに、同じような工事を行う業者に注意喚起を行うことにしている。
出典
『マンホール事故換気対策不十分か』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180706/0014275.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。