2018年7月8日8時55分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
南相馬市は7日、県保健衛生協会に業務委託した総合健診の胃がん検診で、40代から80代の男女23人に発泡剤を、水ではなく消毒液で飲ませたと発表した。
うち1人が喉に痛みを訴え、もう1人に発疹などの症状が出たが、重症者はいない。
市と同協会は、23人全員に謝罪した。
市と同協会によると、6日午前に同市で行った総合健診で、同協会の60代女性看護師が胃のバリウム検査で受検者に、水ではなく消毒液を15cc飲ませた。
水の入った容器と消毒液の入ったボトルを取り違えたらしい。
同協会によると、健診終了後に片付けをしていて、ボトルの取り違えに気が付いたという。
同協会からの連絡を受け、市は同日夜、23人全員に連絡し、健康状態を確認したところ、16人に症状はなく、5人は体調不良はなかったが、医療機関を受診。
1人が喉の痛み、1人が発疹などの症状を訴えた。
同協会によると、7日現在で症状を訴える人はいない。
市と同協会によると、通常と違う検診車を使用したことから、看護師が水の容器に酷似する消毒液のボトルを取り違えたという。
同協会は、消毒液の主成分はエタノールで、飲用アルコールと同じ成分であることから、健康に大きな影響はないと説明。
同協会は、担当者の慣れによる確認不足が原因としており、市と連携しながら再発防止を徹底したいとしている。
出典
『検診で23人に「消毒液」...水と誤り飲ませる 2人に痛み、発疹』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180708-286926.php
7月7日19時1分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
協会によると、消毒剤はエタノールなどが含まれる手を消毒するためのもので、ふだんの検診で使っていた水を入れたボトルと、消毒剤が入ったボトルが似ていたため、担当の60代の看護師が水と思い込んで受診者にすすめ、1人あたり15ccを飲んだという。
検診後、使用済みのボトルを処分する際に消毒剤だったとわかったという。
出典
『胃がん検診で消毒剤飲ませるミス』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180707/6050001731.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。