2018年7月5日19時36分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県教育委員会は5日、教員免許の更新手続きが必要な40代の女性教諭から今年1月に相談を受けた際に誤った助言をしたとして、同県湖南市立小の男性校長(58)を戒告の懲戒処分とした。
女性教諭は更新手続きをせず、失職した。
県教委によると、女性教諭は昨年11月、特別支援学校の免許を取得。
県教委からの通知で小学校の教員免許の期限が3月末と知らされていたが、新たに免許を取得したことで自動的に更新されると勘違いしていた。
教諭から相談を受けた校長も、「新しく免許を取得したことが通知に反映されていないだけ」などと答えたため、更新手続きをしなかった。
校長は認識不足だったとして、女性教諭に謝罪した。
教諭は5月に免許を再取得し、現在は臨時講師として勤務している
出典
『勘違いで教諭失職…校長を戒告処分 滋賀県教委』
http://www.sankei.com/west/news/180705/wst1807050076-n1.html
4月27日23時22分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県教育委員会は27日、県内の公立小学校に勤務していた40代女性教諭の教員免許が3月で失効していたことが分かり、失職としたと発表した。
県教委によると、教諭は1995年に小学校の教員免許を取得した。
この教諭の場合は、2018年3月が免許更新の期限だったが、17年に特別支援学校教諭の免許を取得したことから、手続きをすれば27年10月まで、取得済みの免許の有効期限を延期することができた。
教諭は、特別支援学校の免許を取得すると自動的に有効期限が延長されると誤認。
念のために相談した所属先の校長も同様に誤認したことから、延期の手続きをしなかったという。
4月に入って教諭の教員免許が失効していることに教頭が気付き、県教委に連絡。
県教委が確認し、24日に失職(3月31日付)を通告した。
教諭が4月以降に行った授業は有効だという。
県教委の岸田教職員課長は、「信頼を損ねたことを深くおわびする」とした。
出典
『勘違いで教員免許失効、失職 滋賀の小学校女性教諭』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180427000193
(ブログ者コメント)
工場の生産現場でも、ウロ覚えのまま上司先輩に相談し、相談を受けた人も知らないとは言えなかったのか、ウロ覚えのまま答えてしまい、それが大きなトラブルの引き金になった・・・そんな事例もあるので御用心。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。