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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018830日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8738/

 

 

(2018年11月2日 修正1 ;追記)

 

201810241915分にmBS NEWSから、JR西は当該研修方法を大幅に見直すという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

JR西日本は、新幹線のトンネル内に社員を座らせ、時速300kmを体感させる「風速体感研修」を行ってきたが、来島社長は24日の会見で、やり方を大幅に見直す考えを示した。

 

「今後は、線路外の作業用通路での実施などに見直しをしていきたい」(JR西日本 来島社長)

研修のやり方を見直す考えを示したJR西日本の来島社長。

 

問題となっていたのは、おととし2月から小倉〜博多間などのトンネル内で月に1回程度実施している「風速体感研修」だ。

 

トンネル内の線路の間にある幅約1m、深さ約1mの通路に数人が座り、間近を通過する新幹線2、3本の風圧を体感する。

 

ヘルメットをかぶった社員数人が、線路と線路の間の通路にうずくまる。

敷石などがはねて飛んできた場合に備えてか、大きな防護盾のようなものも。

 

こうした研修は、これまでに28回、車両検査の担当者約230人が受けたという。

「風圧がものすごくて、敷石がはねて当たったら命に関わると思うと怖かった」(かつて研修を受けた社員の感想)


最高時速300kmで走る新幹線。

フェンス越しに通過する新幹線が見える場所で、実際に状況を確認してみることにした。


「風が強いのはもちろんですが、轟音が響いて耳がキーンとします」(山田ひかる記者リポート)
通過に要するのは数秒だが、騒音とともに、風のすさまじさがわかる。

 

実際の研修は、さらに走行車両と近いことになるが、なぜ、こうした研修が行われているのだろうか。

 

研修は2015年、福岡県のトンネルで新幹線の部品が落下し、衝撃で乗客1人がけがをしたことを受けて始まった。

安全意識の向上が目的だが、一部の労働組合は、危険性などから研修の中止を求めている。

 

この研修について専門家は、

「(トンネルの)風は外よりもはるかに強くなるので、さらにリアルさが増すが、そこまでやる必要はない。トンネルの外で柵があるところで体感するので十分」(鉄道の安全に詳しい関西大学 安部誠治教授)

 

10月16日には、国土交通大臣がJR側に安全性などに疑問を呈していたことも明らかになった。

「(JR西日本の)やり方につきましては、効果もさることながら、安全性の確保や必要性についての問題意識を伝えているところであります」(石井啓一 国交相)

来島社長は、研修を見直した理由について、次のように述べた。

「(走行中の)パンタグラフの状況がどうなのか、走っている台車がどういう状況で走っているのかを自分の目で確認することが大事だと思っています。効果をより高めることを期待して見直しをする」


研修の危険性を指摘され見直すのではないと強調した上で、今後は、トンネル外の安全性が確保された場所で実施するとしている。

 

出典

『JR西日本、安全性や必要性を問われていた「風速体感研修」をトンネル外へ見直し』

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20181024/GE000000000000024981.shtml 

 

 

10241059分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

トンネル外の線路脇で行う従来の新人研修と同じ内容に改める。

 

来島社長は24日の定例記者会見で、安全性に問題はなかったとの認識を示したうえで、「検査体系や人材育成の観点から見直した。走行車両を目視する方法に改め、より研修の効果は高まる」と述べた。

 

出典

『JR西 新幹線の体感研修廃止 トンネル線路間で頭上通過』

https://mainichi.jp/articles/20181025/k00/00m/040/069000c 

 

 

10242324分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11月から、トンネル外の線路沿いの柵ごしに見る方式に変更するという。

 

出典

『新幹線トンネルで「風圧体感」研修内容変更へ』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181024-OYT1T50095.html 

 

 

10242245分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

来島社長は、研修は安全に問題はなかったと強調した上で、中止の理由について、「(トンネルに)立ち入るための手続きに、きわめて労力がかかるため」と説明した。

 

出典

新幹線トンネル内での風圧体感、中止 JR西日本の社員研修

https://www.sankei.com/west/news/181024/wst1810240032-n1.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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