2022年4月3日18時6分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前、浜松市のオートレース場で、選手同士の接触のあと、無人となったオートバイが係員に衝突する事故がありました。
係員は病院で死亡しています。
落合記者:
「係員が死亡するという思わぬ事故を受け、それ以降のレースをすべて中止としています」
午前11時頃、浜松オートレース場で第1レースのスタート直後に選手同士の接触事故があり、このうち1人がオートバイから落車しました。
そして無人となったオートバイは倒れた状態でコースを滑り、近くにいた救護係に衝突しました。
オートレース場などによりますと、救護係で59歳の男性は頭などを打っていて、搬送先の病院でまもなく死亡が確認されました。
オートバイを運転していた20代の選手は右足にケガをしたということです。
オートレース場は第1レースを不成立とした他、第2から12レースまでの開催を中止し、事故後にレース場では警察の実況見分が行われました。
浜松市の公営競技室は、係員の配置場所などを検討したうえで、4日のレースは予定通り開催するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/14decc2e07f411fc4d6992af9559b566c539f289
4月3日18時20分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、死亡した係員はヘルメットを着用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浜松オートレース場によると、この係員はレース中に事故が起きたりした場合、選手や車両をコースから救出する救護員。
事故当時はヘルメットを着用していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33b0ef38a95a5e1025f03c2f98f007692b1a6f6a
4月4日18時47分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、廃タイヤを積んで防護壁を作った、コースは雨で濡れていた、係員が被災する事故は数10年起きていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日、浜松市のオートレース場で選手同士の接触の後、無人となったオートバイが係員に衝突し死亡する事故がありました。
4日のレース前に選手たちが黙とう捧げ、会場では応急的な対策が行われていました。
浜松オートレース場では4日、レース前に選手たちが黙とうをしていました。
3日、レース中のオートバイが救護係を担当していた59歳の男性係員に衝突し、男性が死亡しました。
事故が起きたのは3日午前11時頃の第1レースです。
スタート直後に選手同士が接触。
このうち1人がオートバイから落車し、無人となったオートバイはコースの内側にいた男性係員に衝突しました。
男性は頭などを打ち、心肺停止の状態で救急車で運ばれましたが、病院でまもなく死亡が確認されました。
落合記者:
「きのうの事故を受けて浜松オートレース場では、同様の事故を防ごうと、コースの内側にタイヤを置いて対策しています」
事故から一夜明け、4日のレースは防護壁としてコース外に使わなくなったタイヤを重ね、係員の配置もこれまでよりコースから遠い位置にしました。
浜松市公営競技室・池野室長:
「まずはできるところから取り組むということで行った対策であり、今後より安全なオートレースの開催ができるようにオートレース関係団体等と協議・研究しながら事故防止に有効な対策をしていきたい」
今回の事故については、警察が当時の状況など事故の原因を詳しく調べています。
浜松支社・落合健悟記者:
(Q.事故の原因としてわかってきていることは)
きのう(3日)の事故直後から警察による見分が行われ、詳細な原因についてはまだ特定されていません。
ただ、警察や運営団体によりますと、レース中はコースが雨の影響で濡れており、タイヤが滑ってしまったことも原因として考えられるということです
(Q.事故を防ぐことはできなかったか)
今回事故にあった男性は市から委託された運営団体の職員でした。
選手が事故を起こした際などに素早く駆け付け、選手を搬送したり、倒れたオートバイをコース外へと運び出すなどの役割を担っていて、レース中はコースの内側で待機しています。
浜松市によりますと、レーサーの死亡事故を防ぐため、コースの外周や内側の支柱には緩衝材が設置されています。
一方で、係員が被害に遭う事故はここ2、30年で発生しておらず、係員に対する対策やレース中の安全確保のためのマニュアルなどは存在していなかったということです。
ただ、今回、こうした悲惨な事故が起きてしまった以上、原因の究明とともに対策が必要不可欠です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2410b2f79bb63064ba9c9b8014711952d490bceb
4月5日8時10分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、転倒したバイクは遠心力で外側に飛んでいくとの想定だった、浜松オートでは40年前にも救護係が巻き込まれる事故があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浜松市中区の浜松オートレース場で3日に起きた救護係員の死亡事故は、“安全エリア”と見なされてきたバイク走路内側で発生した。
楕円(だえん)形の走路を周回する競技特性から、転倒したバイクが内側に飛び込む事態は「想定外」(市担当者)で、救護係の待機場所とバイク走路の間に防護柵などは設置されていない。
4日にレースを再開した浜松オートは、競技の円滑な進行と安全確保を両立させるため、対策の検討を始めた。
事故はスタート直後、走路内側で待機していた救護係の男性(59)に、レーサーが落車して無人になったバイクが衝突した。
浜松オートでは約40年前にも救護係が巻き込まれる事故があった。
オートレースを統括するJKA(東京都)によると、なだらかなすり鉢状の走路でバイクが周回すると、遠心力は走路の外側に向けて働くため、転倒した競走車は外側に飛んでいくと考えられている。
このため、走路外側に緩衝材を設置する規定はあっても、内側への設置規定はない。
救護係はレースに支障が出ないよう、転倒した選手を迅速に救助する役割を担う。
市公営競技室などによると、浜松オートの走路内側には平屋建ての控室もあるが、レース中は入らず、屋外で待機するのが通常という。
浜松オートは4日のレース再開にあたり、選手会や審判の意見を踏まえ、応急的な対策として救護係の待機場所付近に廃タイヤを積み上げて防御策を施したほか、従来より走路から離れた位置に係員を配置した。
市公営競技室の池野室長は、「タイヤの設置などは応急措置として行った。今後、業界全体で走路内側の安全対策を考えていく必要がある」と話す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cb1250b37aa62de97d803266437e51e45c4423c
4月4日5時30分にYAHOOニュース(スポニチ)からは、昨年は川口オートで2件の死亡事故が発生しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
オートレースでは昨年、2件のレース中による死亡事故が発生した。
1件目は10月30日。
川口オート9Rに出走していた佐藤さん(川口所属)が1周目4コーナーで落車、後続車と接触して、右側胸部外傷により死亡した。
2件目は12月3日。
佐藤さんと同じ川口所属の黒岩さんが川口オート5R、6周目1コーナーで他車との接触により落車して、重症頭部外傷により死亡した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ae9955f49f2e53d791d62df55fb13479c5b5a77
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。