2022年4月4日18時21分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
駅のホームに響き渡る警報音。
線路にいる1人の男性が自力でホームに上がろうとするが、高さもあって、なかなか上がることができない。
ホームで多くの人がいる中、駅員が3人がかりで引き上げる事態に。
これは2日午前10時ごろ、東京・八王子駅で撮影された映像。
多くの人がホームに押し寄せたため、男性は押し出されたとみられる。
なぜこんなにも多くの人が詰めかけたのだろうか。
その理由は、ホームに止まるこの列車にあった。
ホームに詰めかけたのは、いわゆる“撮り鉄”と呼ばれる鉄道ファン。
そのお目当ては、旧国鉄時代の赤とクリーム色が懐かしいE653系の特急「いわき」。
八王子駅から福島のいわき駅までを走る臨時列車で、多くの鉄道ファンがカメラを向けていた。
撮影者:
「先頭車両付近は30人くらいいて、その向かい側のホームにもファンが同様に30人とか、そのくらいはいたんじゃないですかね。結構ぎゅうぎゅう詰めで、押し合っているという状況でしたね」
撮り鉄の一部が、黄色い点字ブロックを越えて列車を撮影していたその時、男性が転落したという。
JR東日本によると、転落した男性も身を乗り出して、列車を撮影しようとしていたという。
転落はホームがかなり狭くなった場所で起きていた。
撮影者:
「転落するほどファンが集まっているというのは、ちょっとこれは異常事態だなというか」
一歩間違えば大事故につながりかねない行為。
JR東日本は、「警察とも連携を取りながら、引き続き、警戒や警備の強化に努めていく」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d10f326bcee7a7458eccd56c6f22d1d06914717
4月6日17時15分にYAHOOニュース(ENCOUNT)からは、JR東は現時点ではホームでの撮影を禁止することは検討していないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR八王子駅で2日、電車の撮影を趣味とする鉄道ファン、いわゆる「撮り鉄」の男性がホームから線路に転落。
在来線の運行に数分の遅れが生じた。
撮り鉄のマナーをめぐっては以前から度々問題となっており、一歩間違えば重大な事故にもつながりかねなかった今回のケース。
ホームでの撮影を規制することはできないのか。
JR東日本に聞いた。
今回、撮り鉄が集まったのは2日午前10時4分JR八王子駅発のE653系特急「いわき」。
春の臨時列車としてJR東日本のホームページや時刻表でも運転時刻が公表されている。
JR東日本によると、「いわき」の撮影を目当てに集まった撮り鉄でホームが混雑するなか、男性がホームから身を乗り出す形で誤って線路内に落下。
すぐに非常停止ボタンが押され、駅員が男性をホームへ引き上げた。
男性にけがなどはなく、その後、すぐにその場を立ち去ったという。
以前から度々問題視される撮り鉄のマナー。
撮影が予想される日時に警備員を配置したり、ホームでの撮影行為を禁止することはできないのだろうか。
JR東日本の担当者は、ENCOUNTの取材に、「多くのお客さまがいらっしゃることが想定される場合は、駅係員等による巡回を強化するとともに、放送による注意喚起を行っております。当日は、当該列車の運転により多くのお客さまがいらっしゃることが想定されたため、列車の前方及び後方を中心に社員を配置し警戒にあたっておりました」と文書で回答。
ホーム上での撮影禁止については、「現時点では検討しておりませんが、安全確保のため係員が撮影についての制限や注意をする場合がございます。撮影を行う際は列車との接触事故やホームからの転落事故等が起きないように安全な場所で撮影をするとともに、他のお客さまのご迷惑とならないよう十分にご注意いただくよう、ご協力をお願しております」としている。
個々人の良識に委ねられている電車撮影の現状。
今後、重大な事故が起こったり、規制が進まないためにも、撮り鉄全体によるマナー向上が望まれる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce5df3faecf9b522f09282ad38ae46afa0339fd5
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。