2018年6月13日19時6分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小学生が通学時に使用するランドセルの重さは、重い日で平均約6kgに達し、約3割の小学生が背負った際に痛みを感じていることが、ランドセルメーカー「セイバン」(兵庫県たつの市)の調査で分かった。
同社は、「成長に合わせたベルト調節や、重い荷物は背中側から入れるなど、体に負担をかけない対策をとってほしい」と呼びかけている。
調査は今年3月下旬、全国の小学1~6年生2000人の保護者を対象に、インターネットで実施した。
ランドセルの荷物が1週間で最も重くなる日の重量は、「3~4kg未満」の回答が15.8%で最も多く、次いで「4~5kg未満」(12.3%)、「2~3kg未満」(11.3%)などとなった。
回答全体を平均すると約4.7kgとなり、ランドセル本体の重量(約1.3kg)を加えると、6kg程度を背負うことになる。
同社は、「教科書の大型化や増ページの影響で、荷物の重量が増えていることが明らかになった」とする。
ランドセルを背負ったときに痛みを感じると回答した割合は31.%で、首の周囲に痛みを感じているケースが多かったという。
出典
『ランドセル重量平均6キロ、小学生3割が痛み セイバン調査「負担かけない対策を」』
http://www.sankei.com/west/news/180613/wst1806130081-n1.html
※本件、昨年にも2件ほど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(2017年12月5日 16:49 日テレNEWS24)
最近、腰の痛みを訴え、整骨院を訪れる子どもたちがいる。
その原因のひとつが、子どもたちが使う「ランドセルの重さ」だという。
整骨院に来た子
「高学年になると、いろいろ背負う物が多かったり、資料集とか地図帳とか増えてくるんで、そういったので重いです」
取材した整骨院によると、腰痛の要因のひとつがランドセルの重さ。
「筋力がない状態でランドセルを背負っているので、それが痛みとして出てしまったりする」という。
正しい姿勢でランドセルを背負えば負担は少ないが、猫背など姿勢が悪い状態で背負うと腰が反れて、痛みの要因になるそうだ。
それほどまでに小学生の荷物は重いのか?
ランドセルの中身を見せてもらうと、中には、教科書やノート、ドリルなどの副教材を合わせると全部で17冊。
重さを量ってみると4.8kg。
また、ランドセルの重量化には、この他にも理由があった。
それが教科書の変化。
小学生は2011年から新しい教育課程を実施。
それ以降、サイズの大きい教科書が大半を占めるようになった。
学習内容が増えたことや、内容がわかりやすいようにイラストや写真が多くなったこともあり、ページ数は、ここ10年で35%増加している。
教科書の重さを量ってみると、1教科で約77%増加していた。
文科省は、「教材を持ち帰る決まりはないが、学校側に対し、状況を見極めて判断してほしい」としている。
『ランドセルの中身、重すぎて腰痛に?』
http://www.news24.jp/articles/2017/12/05/07379660.html
(2017/06/19 12:06 神奈川新聞)
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“重すぎるランドセル”は、子どもの発育や健康に問題はないのだろうか……。
米国ハーバード大学元研究員でボストン在住の内科医・大西睦子さんは、次のように解説する。
「’10年のカリフォルニア大学の研究者らによる調査では、バックパック(日本のランドセルに該当)の負荷は、子どもの背中痛の原因となり、腰椎椎間板の変形などに影響する可能性が指摘されています。また、’12年のスペインの研究者らの報告では、調査対象のうちの60%以上が体重の10%を超えるバックパックを背負っている現状が明らかに。そして調査対象の約25%の子が年に15日以上の腰痛を経験していました」
日本の子どもたちと同様の悲鳴を前に、荷物の重量を法で制限する地域もある。
「’14年にカリフォルニア州では、小学生向けのバックパックの重量を制限する法案を可決しました。そのガイドラインでは、『子どもに体重の10%以上の重さのバックパックを持たせないようにする』とあります」(大西さん)
そこで、本誌記者たちが、わが子の教科書入りのランドセルを重量計にのせてみると……。
なんと、記者の子どもたちはそろって体重の10%を超えるランドセルを背負っていた!
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『“脱ゆとり”でも小学生は悲鳴…ランドセルが重すぎて腰痛に!?』
http://www.kanaloco.jp/article/258834
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。