2023年4月28日18時8分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市の市立中学校で27日、理科の実験中に劇物である水酸化ナトリウム水溶液が飛び散り、生徒の目に入る事故がありました。
事故があったのは名古屋市南区の市立本城中学校で、27日、2年生のクラスが水の電気分解の実験をしていた際、理科担当の男性教諭(38)が水素の発生を確認するため、気体に着火ライターで火をつけようとしたところ、水酸化ナトリウム水溶液が飛び散りました。
水溶液は、周りにいた生徒5人の顔や服などにかかり、このうち1人は、目に水溶液が入ったということです。
水酸化ナトリウム水溶液は劇物で、高濃度の場合、失明する恐れもあり、名古屋市の教育委員会ではこの実験で、ゴーグルを着用するよう定めていますが、男性教諭は生徒全員に付けさせていませんでした。
目に入った生徒は大量の水で目を洗った後、病院で治療を受けていて、市教委によると、担当医師は「大事には至らない」と話しているということです。
他の4人については、治療の必要はありませんでしたが、制服の色が変色するなどしました。
ゴーグルを付けさせなかった理由について、市教委の聞き取りに対し、男性教諭は、「ほぼ生徒全員がマスクをしていて、ゴーグルを付けると曇ってしまい、視界が悪くなってしまうと考えた」と話しているということです。
市教委は、市立学校に実験をする上での注意喚起をするとともに、今後、原因を究明していく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f920167365b05f4544b2fd7315f50f025efcb53
4月29日1時3分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、教師はメガネが曇ると安全ではないと判断したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この実験では保護メガネを着用するルールでしたが、ほとんどの生徒が新型コロナ対策でマスクをつけていたことから、メガネがくもると安全ではないと理科の担当教師が判断したため、生徒たちは保護メガネを着用していなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98afa8c8fa39b96a6ecd2c923793aa171526c429
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。