本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024年2月27日18時52分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
文部科学省は27日、学校現場に周知している事故対応ガイドライン(指針)を改訂し、登下校中も含めて学校で発生した全ての死亡事故を国に報告するように求めた。
旧指針では報告の対象を厳密に規定していなかったため、死亡事故でも報告は3割程度にとどまっていた。
同省は改訂版を3月中に全国の教育委員会に通知し、再発防止の取り組みを進める方針。
改訂版の指針では、国への報告対象となる事故を「全ての登下校中を含めた学校管理下の死亡事故」と明記。
平成28年にまとめられた旧指針では「死亡事故」としか記載されておらず、報告漏れが目立っていた。
「再発防止策の検討」も新たな項目として追加された。
平成28年度から令和4年度にかけて、子供が学校で死亡するなどした際に見舞金を給付する「災害共済給付制度」から死亡見舞金や供花料が支給されたのは約500件。
このうち文科省に報告されたのは141件と、3割にとどまっていた。
学校現場では、校舎の窓からの転落やサッカーゴールの下敷きになるなど死亡事故が後を絶たない。
今月26日にも福岡県の公立小で1年生がウズラの卵を喉に詰まらせて亡くなる事故が発生しており、原因究明などが喫緊の課題となっている。
文科省は新指針によって学校死亡事故の全容を把握し、効果的な再発防止策を検討する考えだ。
https://www.sankei.com/article/20240227-4P5G3FXFQBOU7DUWYXKPEEVFR4/
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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