2024年7月29日19時20分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時半ごろ、大阪府東大阪市の近畿大東大阪キャンパス内の大学院総合理工学研究科研究室で発火事故があり、20代の男性大学院生2人が腕などにやけどの軽傷を負った。
近大によると、2人が金属製の実験機器を可燃性の高いヘキサンやメタノールで拭き掃除をした後、別の工具の熱で早く乾かそうとして発火したとみられるという。
https://www.sankei.com/article/20240729-2RLTSKLTBNPQVE423MJ3YKLKLU/
7月29日付で同大HPには、ヒートガンを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
令和6年(2024年)7月28日(日)13時30分頃、近畿大学大学院総合理工学研究科の研究室において、大学院生2名が実験機器(グローブボックス(※1))を清掃中、拭き掃除の洗浄剤として使用していたヘキサン(※2)とメタノールが発火する事故が発生しました。
発火は瞬間的なもので延焼には至りませんでしたが、清掃を行っていた大学院生2名が火傷を負い、八尾徳洲会総合病院で治療を受けて当日のうちに帰宅しました。
1.事故概要
大学院生2名がグローブボックスの内部を清掃するために、まずヘキサンを用いて拭き、次にメタノールを用いて拭きました。
その後、早く乾かそうとヒートガン(※3)で加熱したところ引火しました。
2.事故原因
可燃性の高いヘキサンとメタノールに対し、高温になるヒートガンを用いたことが原因であると考えられます。
3.怪我の程度
大学院生A:右手がⅡ度熱傷。右腕と顔・首がⅠ度熱傷。(軽度)
大学院生B:左腕がⅠ度熱傷。(軽度)
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https://www.kindai.ac.jp/news-pr/important/2024/07/043232.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。