2024年7月26日11時29分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、接近した2つの勝手橋(撤去予定)の写真付きで、ネット配信されていた。
昨年9月の豪雨から1年になるのを前に福島県いわき市で、被害が大きかった地区の住民を対象とした県や市の浸水対策の説明会が24日夜、同市立内郷公民館であった。
県が管理する宮川の3キロの区間にかかる橋24本のうち9本が管理者不明の通称「勝手橋」で、これらに流木が引っかかり、氾濫の一因となったため、住民と話し合いながら不要な橋を撤去する方針が示された。
説明会は、対策がどこまで進んでいるのかを市民に知らせてほしいと、地区の住民らでつくる市民団体「内郷まちづくり市民会議」が県、市の担当者を呼んで開いた。
住民約50人が参加した。
昨年9月8日から9日にかけ、熱帯低気圧に変わった台風13号に伴う豪雨で、内郷地区を流れる新川や宮川などが越水。
1人が死亡、約1700棟が浸水する被害が出た。
浸水対策については、これまで、県や市、学識経験者らでつくる「新川・宮川浸水対策検討会」で議論を重ね、今年6月に対策をまとめた。
この日は、対策の内容について、県や市の担当者が報告。
「勝手橋」の撤去のほか、中長期的に大規模な河川改修を進め、ソフト対策として雨量計の増設などを早急に進めるとした。
自宅が最大約50センチも床上浸水し、現在も市内の借り上げ住宅で避難生活を続ける女性(65)は、「あっという間に水があふれ、家財道具や家電もほとんど処分した。説明を聞いても不安はぬぐえなかったが、少しでも早く水が出ないようにしてほしい。大雨が降りそうになったら、早めに高い場所に避難するよう心がけたい」と話した。
説明会を企画した市民会議の四ツ倉会長(男性、58歳)は、「被害に遭った人の気持ちを受け止めてくれる場所が必要だと感じていたので、良い機会だった」と評価した。
https://mainichi.jp/articles/20240726/k00/00m/040/087000c
(ブログ者コメント)
勝手橋については本ブログでこれまでに何件か情報を紹介してきた。
そのうちの一つによれば、全国に1万ちかくあるという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。