2024年7月29日14時38分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時20分ごろ、市原市姉崎海岸6の日本板硝子千葉事業所の工場で従業員から「灰の下敷きになっている」と119番通報があった。
市原市消防局によると、この事故で従業員4人が救急搬送され、うち意識不明の状態で搬送された50代の男性1人は、その後死亡が確認された。
市原署によると、灰は高温だった。
男性の死因は窒息の可能性が高いという。
同市消防局によると、亡くなった男性以外に搬送された40代~50代の男性3人は化学熱傷を負った。
3人は搬送時に意識はあった。
同社によると、事故発生時の灰の温度は70~80度とみられる。
従業員計6人で設備補修のため、灰をかき出す作業を行っていたという。
作業していた設備はガラスを作る際の排ガスから二酸化硫黄を取り除く排煙脱硫装置。
内部で作業していた3人が、何らかの原因で落ちてきた灰の下敷きになって埋もれた。
2人は自力で脱出できた。
自力で脱出できなかった1人を救出しようとした別の1人も負傷した。
同社千葉事業所の担当者は「このような事故を起こしてしまい申し訳ない。現在、けが人や事故の情報を確認している。原因の調査を進め、再発を防止していく」とコメントした。
同署は安全管理体制を含めた状況の確認を進める。
現場は臨海部の工業地帯。
工場外への影響はなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40bee4b712f7a15e0eafb42a0d4f19f123b27a8d
7月30日14時8分にYAHOOニュース(千葉テレビ)からは、副産物の硫酸ナトリウムをかき出す作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市原市消防局によりますと、29日午前11時20分ごろ、市原市姉崎海岸にあるガラス製造メーカー「日本板硝子」の千葉事業所から「従業員が灰の下敷きになっている」などと119番通報がありました。
56歳の男性従業員がガラスの製造装置のメンテナンス中に70℃~80℃の硫酸ナトリウムの下敷きになり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
また、40代から50代の男性従業員3人もやけどを負ったということです。
日本板硝子の担当者によりますと、事故はガラスの製造過程で副産物として発生する硫酸ナトリウムを装置からかき出す際に発生したとみられ、「事実関係を明らかにした上で再発防止に努めたい」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/daaf0d4b4996afad23e470a86a07bdd139468eae
7月29日17時27分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、灰を運ぶベルトコンベアがメンテナンス中だったためバケツで灰をかき出していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによりますと、板ガラスを作る過程でたまった排気ガスを取り除く装置の中で従業員3人がバケツで灰をかき出していたところ、積み重なっていた灰が雪崩のように崩れるなどして埋もれたということです。
この事故で50代の男性従業員が意識不明の状態で救出され、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
自力で脱出した2人と助け出そうとした別の従業員の合わせて3人がけがをしましたが、命に別状はないということです。
当時、工場では灰を載せて運ぶベルトコンベアがメンテナンスの停止中で、手作業で灰をかき出していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/383f4233a38f0cc1506a30f5785d59f393a8e408
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。