2017年9月10日17時50分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前8時半ごろ、宜野湾市の民家で解体工事を行っていたブロック塀が隣の家の敷地に崩れ落ち、その家に住む女性の下半身に覆いかぶさった。
この事故で、宜野湾市の無職、84歳女性が骨盤を骨折し、病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡が確認された。
近所の人によると、女性は毎日、庭で草むしりをしていたという。
ブロック塀は2m以上の高さで、当時、3人の作業員が解体作業を行っていたが、なぜブロック塀が崩れたのかなど、原因はわかっておらず、警察が当時の状況や事故原因などを調べている
出典
『宜野湾市で解体中のブロック塀くずれ84歳女性死亡』
9月10日17時41分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前8時半ごろ、宜野湾市で、パワーショベルを使って解体していたブロック塀が隣の住宅の敷地内へ倒れ込んだ。
この事故で、隣の家に住むMさん(女性、84歳)が倒れてきたブロック塀の下敷きになり、病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。
当時、作業員3人が解体作業にあたっていて、警察は、作業の進め方や安全管理に問題がなかったかなど、業務上過失致死の疑いも視野に調べている。
出典
『解体中のブロック塀の下敷きで隣家の高齢女性死亡』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000109714.html
(ブログ者コメント)
テレビ朝日の映像を見た限り、塀は倒れたというよりは、崩れ落ちたという表現のほうが合っている感じがした。
また、鉄筋は数本しか見えなかった。撮影した角度にもよるのだろうが・・・・。
2017年7月24日22時35分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、滋賀県近江八幡市鷹飼町の平和堂近江八幡店の解体工事現場で、クレーンでつり上げていた長さ24mの鋼管(直径70cm、重さ5トン)が落下、付近の電線に引っ掛かり電柱も倒れた。
負傷者はいなかったが、一帯の13軒が停電し、飲食店などが臨時休業した。
警察によると、建物を支えるケーシングと呼ばれる鋼管を地中から引き抜く作業中にクレーンのアームが折れ、倒れた鋼管が市道をふさいだという。
現場はJR近江八幡駅の北西約100m。
近くの整骨院勤務の大林さん(女性、29歳)は、「ドーンという雷のような音がして屋内の電気が消えた。びっくりして外に出ると、長い管が倒れていて驚いた」と話していた。
出典
『24mの鋼管落下、一帯停電 滋賀、平和堂解体現場』
http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20170724000158
7月24日20時38分にNHK滋賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、近江八幡市鷹飼町のJR近江八幡駅近くのスーパーの解体工事現場で、クレーンでつり上げられていた長さおよそ24m、重さ5トンあまりの鋼鉄製のくいが落下した。
鋼鉄製のくいは、周辺の電線を巻き込みながら市道に横倒しになり、はずみで近くの電柱も倒れたという。
警察によると、当時は、市道を通行していた人はおらず、けがをした人はいなかったが、24日午後8時現在も道路が通行できなくなっている。
また、関西電力によると、この影響で駅周辺の飲食店など、およそ10世帯が停電しているという。
当時、現場では鋼鉄製のくいを地中から抜きとる作業が行われていたということで、警察は、作業員から話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。
出典
『解体作業中に鋼鉄製の杭倒れる』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065444061.html
2017年7月24日21時3分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時前、春日市下白水にある解体中のごみの焼却施設跡『旧・福岡市南部工場』で、「断熱材が燃えている」と従業員から消防に通報があった。
火はおよそ2時間後にほぼ消し止められ、けが人はいなかったが、一時、警察と消防が火災による有害物質が発生するおそれがあるとして、周辺の住民に対し、外出を控えるよう呼びかけた。
消防によると、現在は鎮火し、有害物質が発生するおそれはなくなったという。
福岡市によると、この施設は、2年前まで福岡市のごみを焼却する施設で、ことしから解体作業を始めていたという。
警察によると、解体作業中の作業員が、施設の4階でガスバーナーを使って鉄筋を切断する作業をしていたことろ、2階にあった化学薬品に引火したということで、警察が詳しい状況を調べている。
出典
『解体中のごみ焼却施設で火事』
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170724/5439631.html
2017年7月6日5時45分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本地震で損壊した住宅の公費による解体で、熊本市は5日、誤って隣の建物を壊したと発表した。
壊された建物は地震の影響はなく、解体予定もなかった。
市によると、5月上旬に同市中央区の半壊した鉄筋コンクリート造り2階建ての住宅を解体するはずだったが、解体工事業者が建物を取り違えて、西隣の木造2階建ての店舗兼住宅の屋根瓦や2階部分の天井などを壊した。
3日目に業者が気づいた。
建物を所有するT不動産(熊本市)が連絡を受け、市に通報した。
建物は空き店舗で人は住んでおらず、T不動産によると、飲食店の開業に向けて準備していたという。
熊本市は、申請を受けた約1万件の公費による解体工事を、すべて熊本県解体工事業協会に委託。
協会や1次下請けの業者、申請者らが事前に現地の立ち会いをし、下請け業者に工事をさせる。
今回、解体に着手したのは3次下請けの業者。
協会によると、1次下請けから住所を伝えられ、物件の写真を受け取った2次下請けが住所しか3次下請けに伝えず、この業者は、手元に物件の写真もないまま工事を始めたという。
市は、「業者のミスが原因。市の手続きに問題はなく、協会に厳重注意をして詳細な調査を求めている。同様のことがなかったか点検したい」としている。
今後、1次下請け業者とT不動産が対応を協議する。
T不動産の堤社長(70)は、「連絡を受け、びっくりした。できる限り元に戻してほしい」と話している。
出典
『被災していない隣の建物を壊す 熊本地震の公費解体』
http://www.asahi.com/articles/ASK755GFRK75TLVB00N.html
7月5日19時31分に熊本放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市から熊本地震で被害を受けた建物の解体を受注した業者が、誤ってとなりの建物を一部、解体していたことがわかった。
熊本市によると、この解体業者は、解体を予定していた建物と隣の建物を取り違えて解体に着手。
業者は工事3日目にミスに気付いたたが、熊本市などに報告しないまま、本来対象だった建物の解体にとりかかった。
誤って解体された建物を所有する不動産業者が気付き、熊本市に通報したことで、今回の取り違いがわかった。
熊本市は、この建物の解体を県解体工事業協会に発注していたが、協会と下請け業者との間で引継ぎミスがあったと見ている。
他にも同じようなミスが起きていないかどうか、熊本市では、公費解体の対象物件である5286件全てを総点検するとしている。
出典
『公費解体で誤って隣の建物を解体』
http://rkk.jp/news/index.php?id=NS003201707051931520111
7月5日20時15分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市は5日、熊本地震の被災家屋の公費解体で、解体業者が隣接する空き店舗の屋根や壁の一部を解体していたと発表した。
工事を担当した下請け業者に解体物件の写真や図面などが行き渡らず、口頭で伝えていたことが原因という。
市によると、解体業者が5月8~10日、同市中央区城東町の鉄筋コンクリート造り2階建て店舗兼住宅を解体する予定だったが、隣接する木造2階建ての空き店舗の一部を解体した。
本来解体予定だった店舗の所有者が同10日に指摘して発覚したが、被害を受けた物件の所有者が同16日に市に通報するまで、元請け業者などから市に報告はなかった。
被害を受けた物件の所有者と元請け業者の補償交渉は難航している。
同市内では5286件(5月末現在)の公費解体に着手しているが、別の建物を誤って解体したのは初めてという。
出典
『熊本被災家屋 隣家を誤って公費解体 補償交渉は難航』
https://mainichi.jp/articles/20170706/k00/00m/040/080000c
2017年6月20日22時37分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時10分頃、東京都江東区新砂にある食品大手「M社」の東陽町物流センターから出火、解体中の4階建て倉庫約5000m2を焼き、約6時間後に消し止められた。
この火災で、20歳代の男性作業員が全身にやけどを負って病院に搬送された。
警察幹部によると、解体工事は板橋区の業者が請け負い、出火当時、20数人が作業をしていた。
工事関係者は、「2階でバーナーを使って鉄骨を焼き切る作業をしていたところ、火花が内壁のウレタン材に燃え移り、一気に燃え広がった」と説明しているという。
警察は21日にも現場検証を行い、出火原因を調べる。
M社によると、倉庫はバターやチーズなどの保管に使われていたが、今年2月に閉鎖。
跡地は駐車場として利用する予定だった。
同社広報部は、「原因を究明して、二度とこのようなことがないようにしたい」としている。
出典
『解体中の「M社」倉庫燃える、作業員けが』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170620-OYT1T50074.html
6月20日19時30分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時10分ごろ、東京都江東区新砂の解体中の倉庫から火が出ていると119番があった。
消防車など50台が出動して消火活動に当たったが、4階建て倉庫延べ約5000m2が焼けた。
作業員の20代男性が全身にやけどを負い、重傷という。
消防や警察によると、火災があったのはM社の子会社「Mフレッシュネットワーク」の物流倉庫だった建物。
工事関係者は、鉄骨をバーナーで焼き切る作業中、壁の内装に使用されていたウレタンに燃え移ったと話しているという。
当時23人が作業していたが、22人は避難して無事だった。
警察などが詳しい出火原因を調べている。
火災現場に隣接する竹中工務店東京本店によると、当時数100人が勤務していたが、全員を退避させ、そのまま退社させた。
午後4時半ごろから煙が社屋内に流入し始めたといい、女性社員は「燃え移る恐れはなさそうだが、煙の臭いがする場所があった」と話した。
別の会社の1階にいた千葉県柏市の会社員(男性、48歳)は、白煙が黒煙に変わり、炎が一気に広がる様子を目撃した。
警察官に促され、社内にいた全員で避難。
「煙で窓の外が夜中みたいに真っ暗になった。体全体に熱を感じた」と振り返った。
M社によると、倉庫は乳製品を貯蔵するための大型冷蔵庫などを備えた物流の拠点だった。
延べ床面積は約9900m2で、3月から解体作業を行っていたという。
出典
『解体中の倉庫で火災=M社子会社、作業員重傷-東京』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062000902&g=soc
2017年6月19日15時52分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日夕方、東京・渋谷駅の再開発事業の工事現場で、資材などを置く「作業構台」を支える、高さ6mの鉄骨の支柱が根元から倒れ、歩道との間を区切るフェンスの上に寄りかかる形で止まったほか、足場の一部だった鉄板1枚が歩道に落ちた。
けが人はいなかった。
警察が作業員に話を聴くなどして当時の状況を調べたところ、作業員が重機や機械を使って「作業構台」を解体していて、支柱につながる鉄骨を切断したところ、支柱が倒れていたことが警察への取材で分かった。
警察は、鉄骨が切断されたことで支柱がバランスを崩して倒れたとみて、さらに詳しい経緯を調べている。
工事を請け負っている共同企業体の代表企業の「東急建設」は、工事の安全が確認できるまで、現場となったビルの建設工事をいったん中断するとしたうえで、「人通りが多い場所での工事だったため、安全対策には十分に注意していたが、事故を起こし、ご迷惑やご心配をおかけして誠に申し訳ありません。原因を究明し、再発防止に努めます」としている。
出典
『渋谷駅工事事故 鉄骨切断原因か』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170619/4386601.html
6月19日付で毎日新聞東京版から、6月18日23時22分に時事通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察と東急建設によると、落下したのは部材を仮置きする足場を支える大型の鉄骨1本で、地上約6mにあり、重さ約15トン、長さ約12m、幅約2m。
駅から複合施設「渋谷ヒカリエ」方面につながる一般通路と工事現場をさえぎるフェンスに引っ掛かって止まったという。
東急建設の説明では、現場は渋谷駅東口のバスロータリー付近の再開発エリアで、工事現場の間を通り抜ける通路のような歩道。
出典
『鉄骨落下 東京・渋谷駅前の再開発工事エリア 部品、通行人に当たる』
https://mainichi.jp/articles/20170619/ddm/041/040/174000c
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017061800521&g=soc
2017年3月13日20時36分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪経済法科大(大阪府八尾市)の校舎解体工事で重機を操作して作業中、4階の足場付近にいたとび職の男性を落下させ重傷を負わせたとして、業務上過失傷害罪に問われた大阪市の会社員の男性被告(43)に対し、大阪地裁は13日、無罪(求刑罰金30万円)の判決を言い渡した。
検察側は、外壁を引き倒す前に、足場との連結部分を外していたとび職の男性の位置を確認する注意義務を怠ったと主張。
伊藤裁判長は、判決理由で、被告が取り外し作業完了の合図を受けていたと指摘し、「一般的な解体手順では、その後にとび職が現場付近に戻るとは想定できない」として、注意義務違反を認めなかった。
判決によると、とび職の男性は足場に上る合図をしておらず、安全帯は着用していなかった。
被告は、平成26年3月9日、ショベルカーで外壁を取り壊す際、とび職の20代男性を地上に落下させ、右腕骨折などのけがを負わせたとして、27年12月に在宅起訴された。
出典
『校舎解体のとび職転落事故で、重機の作業員に無罪 大阪地裁「注意義務ない」』
http://www.sankei.com/west/news/170313/wst1703130065-n1.html
2017年1月25日16時45分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月25日20時23分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後1時50分ごろ、福岡市早良区西新の中西商店街で、「解体中の建物が崩れた」と110番があった。
警察によると、解体作業をしていた鉄筋コンクリート製の2階建て建物が倒壊した。
商店街の幅8mの道路にコンクリート片や鉄骨が散乱し、周辺店舗のシャッターが曲がった。
買い物客らにけが人はいなかった。
事故当時は、福岡市の解体業者の作業員5人が工事をしていた。
解体は6日から始まり、壁一枚を残す状態になっていて、既に解体を終えた敷地内に重機を使って引き倒そうとした際、誤って反対側の市道に倒れたという。
がれきが散乱したため、警察は建物前の市道を通行止めにし、撤去を進めた。
建物には、以前、1階に衣料品店、2階にマージャン店が入っていた。
直前に建物の前を通ったという男性(66)は、「運が悪ければ下敷きになっていた」と声を震わせた。
現場の中西商店街は、複数の商店街が連なる「西新商店街」の一角。
市営地下鉄西新駅付近から藤崎駅近くまで約1.5km続き、西新商店街連合会によると、約200店が加盟している。
出典
『買い物客あわや下敷き…解体中ビル倒壊 福岡・早良区の西新商店街』
http://www.sankei.com/west/news/170125/wst1701250058-n1.html
『商店街でビル倒壊、道路ふさぐ 今月から解体工事』
http://www.asahi.com/articles/ASK1T5604K1TTIPE01L.html
1月25日20時42分に朝日新聞からは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
福岡・西新の商店街で25日午後に起きた、解体中のビルの倒壊事故。
負傷者はいないが、「あわや」の事態に通行人らは不安を口にした。
「バターーン」
福岡市城南区の男性(66)が背後で大きな音を聞いたのは、現場前の道路を通り過ぎた、その直後だった。
振り向くと土ぼこりが高く舞い上がっていた。
「突然のことで声も出なかった。テロかと。3秒違ったら巻き込まれていた」
現場正面にある饅頭屋の店主(82)によると、いきなり「ドドーン」という音がして、防音ネットと建物のコンクリートが倒れ込んできた。
「何が起きたのかわからなかった。地響きで足元が揺れ、ほこりで前が見えなかった。震えが止まらなかった」
店のガラスケースに鉄骨のパイプが当たり、隣の店のシャッターにもがれきがぶつかった。
消防隊員が埋まっている人がいないか確かめていたといい、「通行人がたまたまおらず、もうちょっとで大惨事になるところだった」
近くの飲食店で働く女性(44)は、「大きい音と揺れを感じ、地震かと思った。誰も被害に遭わなくて本当に良かった」と話した。
解体工事を担った会社の社長によると、鉄骨にガスで切り込みを入れたり、建物内のコンクリートを運び出したりする作業中に事故が起きたという。
「原因はまだわからない。近所の方や通行人の方に迷惑をかけて、申し訳ございません。二度とないようにしたい」と話した。
出典
『「3秒違ったら巻き込まれた」 白昼の商店街でビル倒壊』
http://www.asahi.com/articles/ASK1T6DRMK1TTIPE02N.html
(2017年2月19日 修正1 ;追記)
2017年1月26日付の西日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
解体工事をしていた会社の社長は、取材に「2階部分の外壁の鉄骨にガスバーナーで切れ目を入れている途中に、突然、壁が道路側に倒れた」と話した。
現場にいた男性作業員は、「柱に切り込みを入れながら上を向いたら、コンクリートが落ちてくる気配がした。その瞬間、壁が倒れてきた」と説明した。
近くの飲食店関係者は、前日午前にも「ドン」という音がして、30cmほどのコンクリート片が落ちているのを目撃した。
さらに、「2~3日前も、防音シートの内側でコンクリート片が落下したような音がして、振動で自転車が倒れた。人通りが多いのに、警備員もつけずに解体工事をしているから、危なっかしいなと思っていた」と振り返った。
2017年1月17日14時17分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月17日17時16分に産経新聞westから、1月17日19時33分に毎日新聞から、1月17日18時57分にNNNニュース(読売テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
堺市北部地域整備事務所(同市北区)の煙突の解体工事で基準値の255倍のアスベスト(石綿)が検出された問題で、大阪府警は、17日、工事を発注した市建築部の担当課長ら4人と市を、大気汚染防止法違反の疑いで書類送検した。
捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、担当課長ら4人は、工事前に石綿規制を担当する別の部の環境対策課に、煙突の建材に石綿が含まれていることを伝える義務があるが、これを怠った疑いがある。
大阪府警生活環境課によると、この規定の適用で立件されるケースは珍しい。
また、施工業者に石綿対策を指導する立場にありながら、市が部署間の連絡を怠った点を悪質と判断。
同法の両罰規定を適用して、法人としての市も送検した。
堺市によると、煙突の内部に石綿が使われていないかを確認しないまま昨年6月に解体が始まり、6月18日午前、作業員が同事務所機械室棟にある煙突を屋上で解体中、煙突内の耐熱材を含むがれきが入った袋を倒し、保育園にがれきが落ちた。
分析すると、耐熱材には国の規定値の約250倍の石綿が含まれていたが、市の土壌調査では園内から石綿は検出されなかった。
市は、園の土を入れ替えるなどし、保護者らの不安の声は収まりつつある。
石綿は繊維状の鉱物で、空気中に飛散したものを吸い込むと、肺がんや中皮腫などの原因となる。
生活環境課によると、4人は「石綿が含まれているという認識はなかった」と説明。
業者に対して、工事前に煙突の石綿を調査するよう指示していなかった。
2014年6月施行の改正大気汚染防止法では、石綿を含む施設の解体工事で、発注者は石綿がどの部分で使われ、どんな方法で解体するか、工事の2週間前までに自治体に届け出なければならないとの規定が盛り込まれた。
出典
『工事で石綿検出、連絡怠った疑い 堺市課長らを書類送検』
http://www.asahi.com/articles/ASK1K366MK1KPTIL00G.html
『石綿工事届け怠った疑い、堺市と職員4人を書類送検』
http://www.sankei.com/west/news/170117/wst1701170066-n1.html
『大気汚染防止法違反 堺市職員ら書類送検』
http://mainichi.jp/articles/20170118/k00/00m/040/058000c
『堺市職員、市を書類送検 アスベスト検出で』
http://www.htv.jp/nnn/news88917933.html
2017年1月14日21時29分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時25分ごろ、仙台市宮城野区の東北電力新仙台火力発電所で、廃止した2号機の復水器と呼ばれる装置をガスバーナーで解体中、内部の配管が燃えた。
約5時間後に鎮火が確認され、けが人はいなかった。
東北電力と警察によると、復水器は、電気を発生させるのに使う蒸気を冷やし、水に戻す装置。
高さ約6m、幅約10m、奥行き約18mで、解体業者が内部の部品をガスバーナーで切断中、付近に複数あるチタン製の配管が燃えた。
バーナーの火が引火したとみられ、東北電力の担当者は「作業方法に問題がなかったか調べる」としている。
2号機は、昭和48年6月に営業運転を開始した。
老朽化に伴い、平成23年10月に廃止された。
出典
『廃止の新仙台火力発電所の2号機 解体作業中に配管燃える』
http://www.sankei.com/affairs/news/170114/afr1701140033-n1.html
1月14日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消防と東北電力によると、作業員は当時、廃止された2号機の建屋内で、復水器の撤去作業に当たっていた。
チタン製の配管を切断した際に、燃え上がったという。
出典
『新仙台火力で火災』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170114_13051.html
(ブログ者コメント)
〇粉末状態でなくても、強力な火源があればチタンは燃える。
今回燃えたのは復水器内部の配管ということだが、以下の情報などから考えると、チタン製の熱交チューブが燃えたのかもしれな。
『熱交換器の予防保全技術』
(2015年3月27日 日立評論)
・・・・・・
長年の運転使用によって,施栓率が高くなってきたAl黄銅管復水器の根本的な改善策を加えるには,冷却管の一部または全数をチタン管にリプレースするのが最も完全な保全策となる。
チタン管は耐食性が抜群で,管内・外面からの腐食の心配がまったくなく,復水器冷却管への採用によって海水漏れの危険性が大幅に低下し,プラント設備の安定運用が図られる。
・・・・・・・
出典
http://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1990/08/1990_08_07.pdf
〇以下は、日本チタン協会からの同種事例紹介記事。
『トラブル事例と対策-燃焼・火災-2.チタンパイプを溶断していたら、着火し持続燃焼』
チタン材(パイプ等)が集中し、燃焼が持続する条件(送風等)が揃うと、溶断した際に着火し、燃焼が持続することが実験で確認されています。
詳しくは、「チタンの発火・燃焼と防止事例」(日本チタン協会、平成13年4月発行、有償)を参照ください。
出典
http://titan-japan.com/trouble/trouble_fi2.pdf
(http://titan-japan.com/trouble/index.html)
2016年12月9日15時45分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時20分ごろ、北海道室蘭市白鳥台で、解体工事中の4階建てアパート屋上から解体業者社員の男性(59)が約12m下の地上に転落、全身を強く打ち、病院で死亡した。
警察によると、現場では、当時、切断した屋根の一部を、ショベルカーを使って地上に下ろす作業中だった。
屋上にいた男性が、何らかの理由でショベルカーのアームに巻き込まれて転落した可能性があり、警察は、詳しい原因を調べている。
出典
『4階アパート屋上から作業員転落し死亡 解体工事中』
http://www.sankei.com/affairs/news/161209/afr1612090025-n1.html
12月9日19時0分にNHK札幌からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性は屋上で屋根を切り取ったあと、重機のアームの先の容器に積んで下ろす作業をしていたということで、転落防止のために命綱と体を結ぶ安全帯を装着していたが、何らかの理由で命綱が体とつながっていなかった可能性があるという。
出典
『解体中のアパートから落下死』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161209/5125891.html
12月10日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べでは、男性は屋根を切断する作業中で、切断した屋根の一部を下ろしていた重機のアームが男性の命綱に引っ掛かったのではないかとみて、調べている。
2016年11月26日20時45分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
11月26日19時27分に朝日新聞から、11月26日18時10分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前11時前、兵庫県香美町香住区森、矢田川に架かる旧大乗寺橋(全長144m)の撤去工事現場で、橋桁の一部(長さ約20m、幅6m)が約8m下の河川敷に落下した。
橋の上で作業していた建設会社社員の男性(42)=鳥取市=が、ろっ骨を折る重傷を負った。
警察や県新温泉土木事務所によると、工事は県の発注で、長さ約20m、幅約6mのコンクリート製の橋桁を「ベント」と呼ばれる鉄製の仮支柱で支え、橋脚ごとなどに切断しながら撤去している。
同日は、午前8時ごろに作業を開始。
南北に延びる旧橋のうち、南側から2つ目の橋脚上部付近で、電動カッターで橋桁を切り終わった直後に、片側の橋桁が落下した。
橋の上では男性2人が作業中で、大きく傾いた橋を滑り落ちて1人が負傷。もう1人にけがはなかった。
警察や同事務所は、ベントが何らかの原因で倒れたとみて、調べている。
旧橋は、香美町香住区と同町村岡区を結ぶ県道香住村岡線の一部だったが、昨年11月、並行する形でバイパスが完成。
旧橋は通行止めとなり、今年11月上旬から撤去作業が続いていた。
兵庫県や大阪府では、今年、新名神高速道路の建設工事現場で橋桁や支柱が倒れるなどの事故が相次いで起きている。
出典
『撤去中の橋桁が落下、男性重傷 香住の工事現場』
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201611/0009700195.shtml
『長さ20mの橋桁が落下、作業員が転がり落ちけが 兵庫』
http://www.asahi.com/articles/ASJCV4WVQJCVPIHB00T.html
『橋桁落下、作業員負傷=兵庫』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112600137&g=soc
2016年11月8日14時15分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月8日12時44分に和歌山放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月、解体工事が行われていた和歌山市北出島の漬物工場の倉庫で火災が発生し、作業をしていた4人が顔や腕にやけどをするなどの軽いけがをした。
和歌山労基署が調べたところ、この作業を行っていた和歌山市の業者が、倉庫の天井に燃えやすい性質の断熱材(硬質ウレタンフォーム)が使われていることを認識していたにも関わらず、その近くで火花が出る「ガス溶接機」と呼ばれる機械を使っていたことがわかったという。
また、この業者は、こうした事故を防ぐために法律で求められている「作業主任者」を置いていなかったという。
このため、同署は、法人としての解体業者と65歳の社長、それに38歳の現場責任者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
出典
『解体工事火災 業者ら書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044222181.html?t=1478638236090
『解体作業事故で2人を書類送検 和歌山労基署』
http://wbs.co.jp/news/2016/11/08/90960.html
2016年11月8日20時46分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月8日20時26分に熊本県民テレビ(NNNニュース)から、11月9日付で毎日新聞熊本版と朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後4時40分ごろ、熊本市中央区中央街のビルの解体現場で、突然、2階の壁の一部が外側に崩れた。
警察によると、現場で作業をしていた19歳の男性が巻き込まれて転落し、上半身が崩れ落ちた壁の下敷きになり、あごの骨を折る大けがをした。
当時、現場では3人の作業員が大型の重機を使ってビルを取り壊す作業を行っていて、2階の壁を解体中だった。
けがをした男性は、ビルの周りに組み上げた足場の3階部分でショベルカーを誘導していたという。
ビルは5階建ての鉄筋コンクリートで、一連の熊本地震で半壊となっていたという。
現場は熊本市中心部の飲食店などが建ち並ぶ人通りの多い場所で、崩れた足場が道路を塞いだため、周辺では交通規制が行われた。
警察は、ほかの作業員から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『解体中のビル壁崩れ1人大けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004236512.html?t=1478638655639
『解体現場で壁が崩れ男性が下敷きになりけが (熊本県)』
http://www.jrt.co.jp/nnn/news8686190.html
『重傷 男性作業員、地震で解体中ビルで』
http://mainichi.jp/articles/20161109/ddl/k43/040/314000c
(2016年11月18日 修正1 ;追記)
2016年11月9日付の熊本日日新聞紙面には、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
ビルは10月中旬ごろ、上階から解体を始め、3階までの解体を終了していた。
同日はパワーショベルを2階に乗せ、男性ら3人が作業していた。
何らかの弾みで外壁が男性側に崩れ、足場などを巻き込み落下したという。
2016年9月14日17時32分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前11時前、鎌倉市岩瀬の工場跡地で、解体中の3階建ての建物の一部が崩れた。
この事故で、当時、屋上にいた40歳の作業員の男性が、崩れた床のコンクリートなどに巻き込まれ、胸の骨を折るなどの大けがをした。
警察によると、現場では当時、大型機械を使って建物を取り壊す作業が行われていて、作業員の男性は高さ14mほどの屋上で、ほこりなどが広がらないように水をまく作業をしていたという。
現場はJR大船駅から東に600mほど離れた住宅地にある工場の跡地で、警察は、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『解体中の建物崩れ作業員大けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056007161.html?t=1473892215326
2016年8月6日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『GS解体現場爆発 石飛び散り歩行者けが』
http://mainichi.jp/articles/20160806/ddl/k12/040/138000c
5日午前10時ごろ、市川市鬼高3のガソリンスタンドの解体工事現場で「爆発があった」と110番があった。
警察によると、爆発したのは地中に埋設された円柱形のガソリンタンク(繊維強化プラスチック製、直径約2m、長さ約10m)。
現場は高さ約2mの壁で囲われていたが、石などが10m以上飛び散り、近くを歩いていた男性(54)が軽傷を負ったほか、走行中の車が傷つくなどした。
警察によると、当時は、タンクにつながるパイプを電動カッターで切断する作業をしていたという。
警察は、タンク内に残ったガスにカッターの火花が引火した可能性もあるとみて、原因を調べている。
現場はJR総武線下総中山駅から南西約600mで、マンションや商業施設が並ぶ地域。
近くの理容室で開店準備中だった男性従業員(27)は、「ボーンという大きい音がして、外に出たら砂ぼこりが舞っていて焦げ臭かった」と話した。
8月5日17時11分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『ガソリンスタンド跡地で爆発』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086984661.html?t=1470431926887
5日午前10時ごろ、千葉県市川市鬼高の解体工事中のガソリンスタンドの跡地で「爆発があった」と、警察と消防に通報があった。
警察によると、直径およそ2m、長さ10mのガソリンタンクが爆発し、タンクのバルブや周辺の石などが吹き飛んだという。
この爆発で、近くを歩いていた54歳の男性が肩に石のようなものがあたって、病院に運ばれた。
けがの程度は軽いという。
また、付近に止まっていた車など7台に石のようなものが当たったほか、近くのファミリーレストランのガラスが割れるなどの被害が出たという。
警察の調べによると、当時は、タンクの上部に突き出た長さおよそ1mの鉄製のバルブを電気カッターで切断する作業をしていたということで、火花が散って、タンクに残っていたガスに引火したとみられている。
バルブは重さが100kgほどあり、工事現場を囲んでいた高さ2mほどのへいを越えて、歩道まで吹き飛んだという。
(ブログ者コメント)
ユーチューブにANNnewsとしてアップされている映像を見ると、タンクのカガミ部分がパックリ割れている。
https://www.youtube.com/watch?v=WeG2-xi6PJo
それほどの爆発なのに、工事していた人にけがはなく、石が当たった通行人1人も軽傷で済んだ。
NHKの映像を見ると、現場は、結構、交通量が多く、工事のための作業員も複数人いたと思われるのに、よくぞこれだけの被害で済んだものだ。
2016年8月1日22時57分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『倉庫の解体作業中に男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064516601.html?t=1470090190155
1日午後2時40分ごろ、板倉町海老瀬にある邑楽館林農業協同組合の老朽化した倉庫で、建物の解体作業をしていた解体工事会社の会社員の男性(60)が屋根から転落し、全身を強く打った。
男性は病院に運ばれたが、およそ5時間半後に死亡した。
警察によると、男性は、老朽化した倉庫の建物を解体しようと、同僚3人と一緒に屋根にのぼり、瓦を取り外す作業をしていたが、屋根に穴が開き、およそ6.5mの高さから地面に転落したという。
警察では、労災事故とみて、詳しい状況を調べている。
(2016年11月16日 修正1 ;追記)
2016年11月14日17時53分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『転落事故で解体会社を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064398041.html?t=1479154996410
太田労基署は、足場を設置するなど必要な安全対策を取らなかった疑いがあるとして、勤務先の解体工事会社などを書類送検した。
書類送検されたのは、板倉町の解体工事会社の「K」と、社長の48歳の男性。
この事故は、ことし8月1日、板倉町にある邑楽館林農業協同組合の倉庫で、60歳の会社員の男性が建物の解体作業をしていたところ、屋根から転落して死亡したもの。
同署によると、死亡した男性が解体作業をしていた倉庫は老朽化していて、屋根を踏み抜くおそれがあったにもかかわらず、勤務する会社は、足場を設置するなど必要な安全対策を取らなかった、労安法違反の疑いがあるという。
11月15日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、K社は8月1日、屋根瓦を撤去する工事で、屋根板が抜けても作業員が落下しないように、法律で定められた幅30cm以上の歩み板を設けるなどの安全対策を講じなかった疑いがある。
当日、屋根で作業していた男性社員が屋根板を踏み抜いて転落し、死亡した。
社長は、「作業の邪魔になるので付けなかった」などと話しているという。
2016年7月21日付で毎日新聞大阪版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『火災 難波の空き店舗からガスが漏れ出火 解体作業中』
http://mainichi.jp/articles/20160721/ddl/k27/040/350000c
20日午前11時半ごろ、大阪市中央区難波3で解体作業中の空き店舗から出火、壁など一部を焼き、まもなく消えた。
けが人はなかった。
警察によると、油圧ショベルを使って壁面を取り壊した際にガス管が傷つき、漏れたガスに何らかの原因で引火したとみられる。
現場は、南海なんば駅北側の旧市立精華小学校跡地に隣接。
付近の商店街の一部が通行止めになるなど、約1時間にわたって交通規制され、買い物客らが心配そうに見守った。
昼食に訪れた同市鶴見区の主婦(68)は、「街の真ん中で大事にならなくてよかった」と話していた。
2016年7月20日13時8分に産経新聞westからは、小学校を解体中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『ミナミ騒然 難波の小学校解体工事現場でぼや 高島屋近くにもガス臭広がる』
http://www.sankei.com/west/news/160720/wst1607200051-n1.html
20日午前11時半ごろ、大阪市中央区難波の旧精華小学校の解体工事現場から出火し、作業員が間もなく消し止めた。
けが人はいなかった。
消防などによると、小学校では複数の作業員が建造物を解体していたが、重機で誤ってガス管を破損し、ガスに引火したのが原因とみられる。
現場は、高島屋大阪店の北東側の繁華街の一角。
一帯にガス臭が広がり、警察が近くの商店街の立ち入りを規制したことから、現場周辺は一時騒然とした。
近くを通りかかった男性(51)は、「人がたくさん集まっていて、一体何事かと思った。観光客もよくいるところで、ガス漏れがあったと聞いて怖い」と話していた。
2016年4月22日19時3分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時半ごろ、徳島市寺島本町西の立体駐車場の解体工事現場で、「人が転落した」と消防に通報があった。
転落したのは、現場で作業をしていた会社員の男性(36)で、敷地の内側に倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡が確認された。
警察の調べによると、男性は、高さおよそ20mの立体駐車場の頂上部分で、解体するタワーの金属を切断する作業をしていたという。
警察は、解体作業を請け負っていた会社や周りで作業をしていた人に話を聞くなどして、転落の原因や安全管理の状況などを詳しく調べている。
出典
『立体駐車場解体現場で転落死』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024773251.html?t=1461363929817
2016年1月8日19時42分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前10時前、徳島市山城町にある徳島文理大学の敷地内で、4階建ての建物の解体工事中に現場の責任者から、「コンクリート片が落ちて作業員の首にあたり意識がない」と消防に通報があった。
この土木作業員は、徳島市の男性(53)で、小松島市内の病院に運ばれたが、1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は、建物から落ちてくるコンクリートを集める作業をしていたとみられ、ヘルメットをかぶっていたが、作業をしようとかがみ込んでいたときに、落下してきたコンクリートが首にあたったとみられている。
工事の元請け会社によると、現場の解体工事は去年11月から始まり、5~6人が現場で働いていたという。
警察などは、関係者から話を聞くなどして、事故の詳しい原因について調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024895041.html?t=1452287088610
(ブログ者コメント)
今年1月8日の記事中、保護面を着けているからといって100%安心はできないという事例を紹介したが、これも、そのヘルメット版のような事例ではないかと感じた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。