2021年7月12日11時28分にYAHOOニュース(北海道放送)から下記趣旨の記事が、工事現場の写真付きでネット配信されていた。
12日朝、札幌市のススキノの「ラフィラ」跡地の工事現場で、20代の男性作業員が重機のアームの先の「バケット」の下敷きになり、死亡しました。
事故があったのは、札幌市中央区南4条西4丁目の「ラフィラ」跡地の工事現場です。
12日午前8時半ごろ「解体作業中に重機に人が押し倒された」と、工事関係者が消防に通報しました。
この事故で、20代の男性作業員が、重機のアームの先についている「バケット」の下敷きになり、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、当時、現場では、地面を30メートルほど掘り下げる工事をしていて、重機は瓦礫を撤去していましたが、男性作業員は重機から見えない“死角”にいたということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3435e6ff1896b42a7cb7567cfc90e40c75f441cc
7月12日20時20分に北海道新聞からは、死亡した作業員は地下部分にいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌中央署によると、現場では当時、パワーショベルで深さ約20メートルの穴の中からがれきを取り除く作業をしており、菊地さんは地下部分にいた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/566037/
7月12日14時12分にNHK北海道からは、事故現場周辺は人の立ち入りが禁止されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、地下にあるがれきをクレーン車を使って地上に引き上げる作業中に、先端に取り付けられたバケットが地下にいた菊池さんに接触したということです。
事故現場周辺は人の立ち入りが禁止されていたということで、警察は安全管理に問題がなかったかどうかを含めて事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210712/7000036453.html
7月12日11時50分に北海道放送からは、現場では建設機械が無線で連絡を取り合いながら瓦礫を運んでいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、当時、現場では地面を掘り下げる工事をしていて、建設機械が無線で連絡を取り合いながらがれきを運ぶ作業をしていたところ、男性作業員が見えない位置にいて、下敷きになったということです。
https://www.hbc.co.jp/news/bf5c0e4f3a1ed5c69243433db461f7db.html
2021年2月8日18時15分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時半ごろ、守口市大宮通で、「人が倒れて下敷きになっている」と、通りかかった女性から警察に通報がありました。
警察によりますと、現場ではラーメン店の解体作業が行われていて、解体中の建物の壁が崩れて、通行中の大阪・鶴見区の48歳の女性が巻き込まれたということです。
女性は自転車に乗って信号待ちをしていたところ、壁が歩道側に倒れて足が下敷きになり、駆けつけた消防に救助されました。
女性は両足にけがをしていて、けがの程度はわかっていませんが、意識はあり、命に別状はないということです。
警察は、現場で適切な安全対策が取られていたかなど、当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210208/2000041013.html
(2021年9月8日 修正1 ;追記)
2021年9月6日19時22分にNHK関西からは、個人事業主である業者男性は重機を使うための作業計画を定めていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北大阪労働基準監督署の調べによりますと、工事を請け負っていた大阪・浪速区の解体工事業「Y産業」は、重機を使う際に必要な作業計画を定めず、危険を防止する措置を取っていなかった疑いがあるということです。
このため労働基準監督署は、6日、Y産業の74歳の代表者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
労働基準監督署によりますと、この業者は個人事業主で、調べに対し容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210906/2000050985.html
9月7日10時25分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、壁の高さは3mだった、地質調査に基づく作業計画を定めていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年2月、守口市大宮通で解体工事中のラーメン店の高さ3mほどの外壁が歩道側に崩れる事故があり、崩れた壁が自転車で信号待ちをしていた48歳の会社員女性に直撃し、女性は腰や胸の骨を折る重傷を負いました。
北大阪労働基準監督署によりますと、大阪市浪速区で解体業を営む現場責任者の男性(74)が、地質の調査やそれに基づいた作業計画を定めずに、壁の崩落を想定した危険を防止する措置を講じなかった疑いがあるということで、労働基準監督署は9月6日に、この男性を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe4ec98613c1b2d5024ed8da47b3d832c34e8703
2020年12月17日18時52分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場の空撮写真付きでネット配信されていた。
17日午後1時半ごろ、東大阪市小阪1の近鉄奈良線河内小阪駅前の工事現場で、作業員の男性から「足場が崩れた」と110番があった。
布施署や同市消防局によると、工事現場を囲っていた金属製の足場が約50メートルにわたって倒れ、道路を走行中の車にぶつかった。
けが人はなかった。
同署によると、現場はビルの解体作業中で、作業員は「解体中のコンクリートの破片が接触して足場が倒れた」と話しているという。
署が詳しい原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20201217/k00/00m/040/293000c
12月17日17時17分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後1時半ごろ、東大阪市小阪にある団地の解体工事現場で、近くを車で通りかかった女性から、「自分の車に足場が倒れてきた」と消防に通報がありました。
消防や警察によりますと、解体中の建物の壁と、長さおよそ50メートルの金属製の足場が道路に向かって倒壊し、一部は乗用車の上に倒れかかっていたということです。
けが人はいませんでした。
警察によりますと、解体工事にあたっていた作業員は、「壁を壊す作業中に足場に当たって、崩れてしまった」などと説明しているということです。
現場は近鉄奈良線河内小阪駅からすぐ北にある団地で、警察が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201217/2000038736.html
12月17日15時38分にNHK関西からは、がれきが足場に当たったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、現場は団地の解体工事中で、作業員は、「壁を壊す作業中にがれきが足場に当たって、崩れてしまった」などと説明しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201217/2000038725.html
2020年12月14日18時59分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後3時20分ごろ、大阪府田尻町の関西国際空港第1ターミナルで「地下1階にある電気室から火が出ている」と119番があった。
電気室(床面積約900平方メートル)で解体中だった変電機などの電気機器が燃え、地下には一時、煙が充満したが、約2時間後に鎮火した。
けが人はなく、旅客や航空機の運航に影響はなかった。
泉州南広域消防本部と空港を運営する関西エアポートによると、関空では平成30年9月の台風21号の浸水被害を受けて、地下にあった電源設備を今年10月までに地上化した。
電気室で関西エアが委託した業者が、不要になった機器を撤去するためガス溶断機で解体していたところ、変電機内部の木材に溶断機の火が燃え移ったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/201214/afr2012140022-n1.html
2020年12月9日12時34分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西日本鉄道は8日、福岡市・天神の「福岡ビル」の解体工事現場から鉄筋が飛び出て、近くの明治通りを走行中の乗用車に当たったと発表した。
けが人はいなかった。
発表では、鉄筋は棒状で長さ約35センチ、直径約1センチ、重さ約220グラム。
7日午後2時45分頃、地下3階の解体で出た鉄筋などを重機で地上1階に集めていた際、高さ3メートルの囲いを越えて飛び出た。
福岡ビルは、再開発促進事業「天神ビッグバン」に伴い解体作業中。
今後は、鉄筋などの集積場所を地下1階に変更するという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201209-OYT1T50132/
2020年10月1日19時19分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大きく壁が崩れ舞い上がる粉じん。
近くにいた警察官も慌ててその場を離れます。
これは1日午後2時ごろ、長岡市呉服町で解体作業中のビルの壁が倒壊した瞬間を撮影した映像です。
【記者リポート】
「建物が倒壊した現場です。建物の壁や足場が道路側に崩れていて、道路脇に停めてあったトラックを押しつぶすような状態になっています」
倒壊したのは、解体作業中だった鉄筋コンクリート5階建てのビル。
警察などによりますと、作業員が午後の工事に向けて準備をしていたところ、道路側に面した3~4階部分にあたる壁と足場が崩れたということです。
【作業員】
「本当は内側に倒すはずだったが、外側に倒れた」
現場には11人の作業員がいましたが、けが人はいませんでした。
【目撃者】
「普段から工事の音はしていたけど、それとはちょっと違うなと感じるくらい大きい音がした。岩というか建物がガタガタと崩れる音だった」
あわや大惨事となるところだった今回の事故。
建物の前の市道は約150mにわたって現在通行止めとなりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ee51aed606881169aec258ba6a6cfa126c530c0
(ブログ者コメント)
以下は、映像の4コマ。
2020年7月17日15時24分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時40分ごろ、丸亀市中府町にある民間の病院の解体工事現場で解体作業員が転落したと消防に通報がありました。
救急隊員が駆けつけたところ、男性1人が意識がない状態で地面に倒れていたということで、男性は丸亀市内の病院に運ばれて、手当てを受けていましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは善通寺市生野町の解体作業員、大西さん(男性、23歳)で、同じ会社の同僚2人と足場の撤去作業中に、高さおよそ12メートルの足場から地面へ転落したということです。
大西さんは、落下を防ぐためのハーネスやヘルメットを着けていたということで、警察は作業の方法に問題がなかったかについても調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200717/8030007407.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
2020年5月6日7時6分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時半ごろ、岡山県新見市神郷油野の会社員、油田さん(女性、70歳)の住宅の敷地で、倉庫の解体作業中に、「人が倉庫の下敷きになっている」と消防に通報がありました。
警察によりますと、油田さんが倒壊した倉庫の下敷きになっていて、市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
警察によりますと、油田さんの知り合いの56歳の会社役員の男性が、5日午後1時ごろから重機を操作して倉庫を解体していて、近くにいた油田さんが倒壊に巻き込まれたということです。
警察は、周囲の安全確認や重機の操作方法などに問題がなかったかどうか、男性から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200506/4020005412.html
2020年3月31日12時13分にライブドアニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
31日午前、神奈川県横浜市の解体工事現場で、囲いなどが崩れる事故がありました。
警察によりますと、31日午前9時前、横浜市西区南幸で、通行人から「音がして、見たら解体現場の壁が崩れた」と110番通報がありました。
現場はホテルの解体工事中で、囲いのパネル約80枚と足場の一部が道路を覆うように崩れたということです。
これまでにケガ人はいないということですが、現在、周辺の道路の通行が規制されています。
解体を行っていた業者は「中で解体のために使っていたクレーンがパネルを支えるワイヤに引っかかった」という趣旨の話をしていて、警察は事故の原因を調べています。
https://news.livedoor.com/article/detail/18048228/
2020年1月28日付で秋田朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田市の解体作業の現場で重機が転倒する事故があり、重機を運転していた67歳の男性が下敷きになり、まもなく死亡しました。
警察によりますと午後4時前、秋田市中通の住宅の解体作業現場で掘削を行う重機がバランスを崩し、転倒しました。
この事故で、重機に乗っていた秋田市楢山の会社役員・武石さん(男性、67歳)が重機の下敷きになり、病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
事故当時、重機は現場の1階にある廃材の上に乗った状態で2階部分の解体作業をしていたということです。
警察は、武石さんの死因や事故の原因などを詳しく調べています。
https://www.aab-tv.co.jp/news/index.php
1月28日18時50分にNHK秋田からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後4時前、秋田市中通三丁目の住宅の解体現場で、建設用の機械1台が倒れました。
この事故で、建設用の機械に乗って作業していた秋田市の会社役員、武石さん(67)がアーム部分と運転席の枠の間に挟まれ、市内の病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、当時、武石さんが乗った建設用の機械は、解体したがれきの上で作業していたということです。
警察は、何らかの原因で建設用の機械がバランスを崩して倒れたものと見て、事故の原因を調べています。
現場は、JR秋田駅から西に800メートルほど離れた秋田市中心部の住宅地の一角にあります。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20200128/6010005951.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
2019年11月11日18時40分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時すぎ、鰺ヶ沢町一ツ森町にある「大然橋」で、解体作業のため、橋を重機で持ち上げようとしたところ、一部が5メートル下の川に落下し、橋の上にいた作業員7人が転落しました。
警察によりますと、7人のうち50代から70代の男性4人が腰の骨を折った疑いがあるなどとして病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はなく、ほかの作業員3人には目立ったけがはなかったということです。
解体工事を発注した県によりますと、「大然橋」は橋桁が鉄製で全長はおよそ40メートル、幅は3メートルほどで、老朽化していたことから、ことし8月、すぐそばに新しい橋が開通し、9月から解体が進められていたということです。
11日は、午前8時ごろから作業員10人が、橋桁の上にあるコンクリート部分の撤去作業を行っていたということで、警察や労働基準監督署は、崩落した原因や当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20191111/6080006616.html
11月11日付で東奥日報からは、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時5分ごろ、青森県鯵ケ沢町一ツ森町で、赤石川に架かる「大然(おおじかり)橋」の解体作業をしていた作業員から「橋ごと落ちた」と119番通報があった。
鯵ケ沢署や県によると、作業員7人が橋桁ごと約4メートル下の川に落下。
50~70代の男性作業員4人が打撲傷を負い、同町と弘前市の病院に搬送された。
いずれも命に別条はない。
事故があった橋は、長さ約40メートル、幅3.25メートルで、中央部から約半分が川に崩落した。
町道赤石渓流線の道路改良工事の一環として、県による代執行事業で近くに「新大然橋」が架け替えられ使われなくなったことから、県の事業で9月から解体工事が行われており、来年3月までに撤去される予定だった。
工事関係者らによると、橋桁部分の解体作業は同日から来週末までの予定で、町内の請負業者などの作業員計10人が午前8時ごろに作業を開始。
コンクリート製の床板や鉄骨を切り離し、橋桁を数ブロックに分け、クレーンでつり上げて順次撤去する手順だったという。
最初の1ブロックをつり上げようとした際、うまく持ち上がらなかったため、作業員が橋の上で調整し直し、再度クレーンでつり上げようとしたところ、鉄骨部分が荷重で下方に折れ曲がり、橋桁が橋脚からはずれて落ちたという。
同署や労働基準監督署が工事関係者から事情を聴き、作業に問題がなかったか調べている。
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/274647
11月11日22時51分にデーリー東北からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
数区画に切り分け、川岸からクレーン車で順次つり上げようとしたが、作業員が乗っていた区画を巻き込んで崩落した。
橋は同町が管理しており、建設年は不明。
県鯵ケ沢道路河川事業所によると、橋の撤去工事は県が代行し、赤石渓流線道路改良事業(2016~19年度)として約5億円を投じている。
年度内に工事を終える予定だったが、今回の事故で工期は未定となった。
同事業所の今井総括主幹は取材に「原因はまだ分からない。何らかの力が働いて橋のけたが外れ、落下したのだろう」と話した。
https://www.daily-tohoku.news/archives/26319
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
2019年2月28日10時0分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後1時55分ごろ、三重県尾鷲市国市松泉町の中部電力尾鷲三田火力発電所のタービン建屋2号機の西側に隣接する変圧器から出火。
約100m2を焼き、約6時間半後に鎮火した。
けが人はなかった。
中電と警察などによると、同日午前9時ごろから、市外の委託業者の作業員7人が、高さ約3m、幅約3m、奥行き約6mの変圧器を油圧カッターで切り取る解体作業をしていた。
解体作業中に出火し、作業員が119番した。
出火当時、発電所構内には関連会社の従業員を含む116人がいた。
尾鷲火力は昭和39年に1、2号機、62年に3号機が運転を開始。
新鋭火力の登場や老朽化などから、2号機は平成16年に、1、3号機は昨年12月に廃止している。
中電によると、昨年12月までに構内のタンクから重油と原油をすべて抜き取っており、爆発する恐れはない。
出典
『尾鷲三田火力で火災 変圧器の解体作業中 三重』
https://this.kiji.is/473656478176642145?c=39546741839462401
2月28日19時28分にNHK三重からは、カッター刃の温度が上がり残留油に着火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察と消防は28日朝から現場検証を行い、火事の原因を調べていたが、解体作業の最中に変圧器の中に残っていた絶縁用の油に火がつき燃え広がっていたことが、警察と消防への取材でわかった。
作業は、建設用機械に金属部品を切断できるはさみのような装置を付けて行われていたが、変圧器の解体が進むうちに刃の部分などの温度が上がり、油に火がついたとみられるという。
警察は作業関係者から話を聞き、防火対策が十分だったかどうかも調べることにしている。
発電所では3つの発電機すべてが去年12月までに廃止され、当時は変圧器の解体作業が行われていたという。
出典
『変圧器内の絶縁油が燃え火災に』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20190228/3070001115.html
2019年1月27日21時15分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時半すぎ、一関市東山町の産業廃棄物収集会社で作業をしていた千葉さん(男性、70歳)が倒れているのを同僚の男性が見つけ、消防に通報した。
千葉さんは病院に運ばれ手当てを受けたが、およそ12時間後に死亡した。
警察の調べによると、千葉さんは当時、同僚と一緒に水槽タンクの解体作業をしていたという。
千葉さんの近くにはタンクについていた鉄パイプが落ちていたということで、警察は、同僚の男性が油圧ショベルを操作して解体していたところ、何らかの原因で鉄パイプが飛んで千葉さんに当たったとみて、事故の状況を詳しく調べている。
出典
『鉄パイプ当たる 作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20190127/6040003252.html
2019年1月9日17時6分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時半頃、高知市本町にある立体駐車場のビルの解体工事現場で3階部分のコンクリートの床が崩れ落ちた。
解体工事を行っていた業者によると、コンクリート片などは2階の空洞部分をぬけて1階まで落下し、とまっていたトラックの荷台が押し潰された。
現場ではおよそ10人が作業をしていたが、けが人はいなかった。
当時、崩れ落ちた床の上には、解体工事で出たコンクリートのがれきが積み上げられ、それを重機で移動させていたという。
現場の隣にあるNHK高知放送局では、ゴーッという大きな音とともに数秒間揺れを感じ、設置されたNHKの震度計も揺れを感知した。
現場近くの飲食店で働く女性は、「音がすごくて何があったのかと思いました。揺れたので地震だと思い、怖かったです」と話していた。
現場は高知市の中心部のマンションや商店が立ち並ぶ場所で、周囲には日銀高知支店や民放のテレビ局などもある。
この建物を所有する地元の金融機関によると、建物は昭和46年に建設されたが、数年前からは使われておらず、老朽化のため去年6月から来月末までの予定で解体が行われていた。
出典
『解体ビルでコンクリート床が崩落』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190109/8010004150.html
2018年8月22日5時12分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時ごろ、竹田市久住町に住む女性から、「解体中の家屋が倒れ、人が挟まれた」という通報が消防に入った。
消防が駆けつけたところ、木造2階建ての空き家の2階部分が崩れ落ち、男性が小型のパワーショベルの操縦席に乗ったまま下敷きになっていた。
警察によると、男性は近所に住む農家のTさん(84)で、病院に運ばれたものの、まもなく死亡が確認された。
Tさんは、空き家の所有者から解体を頼まれ、1人で重機を使って作業をしていたということで、警察が当時の状況を調べている。
解体業者でつくる県建造物解体工事業協同組合によると、事業として解体工事を行う場合は国の許可が必要だが、個人で住宅を解体する場合は必要ない。
ただ、安全に解体するには、技術や経験とともに綿密に計画を立てることが必要だという。
組合の大山理事長は、「経験のない人がむやみに解体すると、思わぬところから柱や壁が倒れたりして大変危険なので、専門業者に依頼してほしい」と話している。
出典
『空き家解体中に下敷き 男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180822/5070001672.html
2018年2月16日18時5分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時すぎ、大阪・城東区森之宮の大阪市が管理する閉鎖中のゴミ焼却場から黒い煙が出ていると、消防に通報があった。
現場は大阪市中心部の大阪城公園の東側で、消防車など28台とヘリコプター、それに消防艇が出て消火にあたったが、一時、炎や黒い煙を噴き出して激しく燃えたことから、多くの人が集まって騒然とした。
火はおよそ2時間後にほぼ消し止められ、ガスを排出するためのダクト2本と集じん機が焼けたという。
けが人はいなかった。
大阪市によると、この焼却場は5年前から使われておらず、16日から解体工事が始まっていて、火が出た際にはダクトの切断作業を行っていたという。
警察によると、作業員が「解体工事中に火花が出て燃え移った」などと話しているということで、消防とともに詳しい原因を調べることにしている。
出典
『解体中のゴミ焼却場で火事』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180216/5316192.html
2月16日19時51分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時ごろ、大阪市城東区森之宮のごみ焼却施設「森之宮工場」(閉鎖)から出火。
市消防局によると、約2時間後にほぼ消し止められたが、集塵機などを焼いた。
大阪市施設管理課によると、施設は解体作業中で、直径約3mの鉄製ダクトをガスバーナーで切断していたところ、火花が出て集塵機に燃え移ったとみられる。
作業員らにけがはなかった。
出典
『解体作業中に出火 大阪市のごみ焼却工場跡地 けが人なし』
http://www.sankei.com/west/news/180216/wst1802160098-n1.html
2018年1月16日20時52分にniftyニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後1時半ごろ、福岡市博多区竹下のアサヒビール博多工場でビールタンクの解体作業中、「男性が15mくらい上から落ちた」と119番があった。
男性は市内の病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。失血死だった。
男性は、同社から委託を受けた工事会社の作業員Mさん(男性、42)=兵庫県尼崎市大島=で、警察が詳しい事故原因を調べている。
警察によると、タンクは高さ約30m、直径約6.5m。
タンクの金属製の壁を切り分ける作業中、何らかの原因で壁が内側に折れた。
Mさんは外側の足場にいたが、安全ベルトを壁に取り付けていたため、タンク内側に引きずり込まれ転落したという。
出典
『アサヒ工場で作業員転落死=ビールタンク解体中-福岡』
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-2018011600944/
2017年11月22日18時23分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日正午ごろ、奈良市中筋町(なかすじちょう)の建物の解体現場で、「作業員たちが下敷きになった」と別の作業員から消防に通報があった。
消防が駆けつけ、がれきの中から作業員など3人を救助したが、このうち69歳の作業員の男性が胸の骨を折る大けがをしたほか、74歳の解体業の男性と59歳の作業員の男性も肩や足を強く打つけがをして病院で手当を受けた。
警察の調べによると、3人は鉄筋コンクリート造り2階建ての建物の天井の上に立って解体作業を行っていたが、天井が突然崩れて2階の床に転落し、さらに崩れてきたがれきの下敷きになったという。
警察は、天井が崩れた原因や現場で安全対策が十分に取られていたかを調べるとともに、3人の回復を待って事故が起きた時の詳しい状況を聞くことにしている。
出典
『解体現場で天井崩落 3人重軽傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055944421.html
11月22日18時56分にYAHOOニュース(奈良テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月23日付で朝日新聞奈良版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良市内できょう正午すぎ、解体していた建物が倒れて作業員3人が下敷きになる事故があった。
事故があったのは、奈良市中筋町の宗教法人施設の解体工事現場。
警察によると、きょう正午過ぎ、男性作業員3人が建物2階の天井部分に乗って、ハンマーや削岩機を使って梁(長さ約4m)を叩いて解体する作業をしていたところ、突然梁が抜けて建物が崩れ、3人は2階部分に落下。
崩れてきた天井や壁などに巻き込まれ下敷きになったという。
3人は肋骨の骨折や肩の打撲などけがをしたが、いずれも命に別条はないという。
警察は、当時の状況や事故の原因を詳しく調べている。
出典
『建物が倒れ…作業員3人下敷きに/奈良』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00010002-tvnv-l29
(2017年12月31日 修正1 ;追記)
2017年11月23日付の奈良新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
3人が2階の天井部分に乗って鉄骨の梁(約4m)をハンマーでたたいていた時、梁の片側が抜け、事故になったらしい。
2017年11月22日22時22分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時すぎ、登別市鷲別町6丁目の住宅の解体工事現場で、建設会社のアルバイト作業員で室蘭市柏木町のAさん(男性、67歳)が住宅の地下部分にいたところ、崩れてきたコンクリート製の階段の下敷きになった。
Aさんは室蘭市の病院に運ばれたが、体を強く打っていて、まもなく死亡が確認された。
警察によると、事故が起きたのは斜面に沿って建っていた住宅を解体する工事現場で、すでに建物自体の解体は終わり、Aさんは22日、同僚3人と鉄筋コンクリート製の基礎部分を壊す工事をしていたという。
Aさんは、地下から地上に続くコンクリート製の階段部分の下にいたときに階段が突然崩れたということで、警察は関係者から話を聞くなどして事故の原因を調べている。
出典
『住宅の解体工事現場で死亡事故』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171122/5947671.html
(2017年12月31日 修正1 ;追記)
2017年11月23日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
男性が作業を中断して建物が残っていた地下1階に入ったところ、突然、階段が途中から折れたという。
崩壊部分は長さ311cm、幅128cm、厚さ27cmだった。
2017年9月13日22時16分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後3時45分ごろ、熊本県上天草市大矢野町の金属解体業「S商事」で、解体中のドラム缶が爆発した。
男性作業員(69)が頭部を負傷し病院に搬送されたが、意識はあるという。
警察によると、ドラム缶は高さ90cm、直径60cmで、中は空だったとみられる。
男性がふたをガス溶接機で開けようとしていたところ、突然爆発した。
警察が原因を調べている。
出典
『ドラム缶爆発で作業員負傷、熊本・上天草』
http://www.sankei.com/west/news/170913/wst1709130084-n1.html
(2017年9月27日 修正1 ;追記)
2017年9月15日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)から、下記趣旨のやや詳しい記事がネット配信されていた。
男性は、2年ほど前に持ち込まれた古いドラム缶の解体作業中で、ドラム缶が錆びていたため蓋が開かず、溶接機で底に穴を開けようとしたところ、爆発したという。
ドラム缶内にたまっていたガスに溶接機の火が引火したとみて、原因を調べている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。