2019年4月20日20時50分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市は20日、中央区役所で、自分の住民票を申請した女性に、誤って別の男性の住民票を交付するミスがあったと発表した。
同市は両者に経緯を説明し、謝罪した。
同市市民課によると、この女性は19日、転入届を出すために同区役所を訪れ、合わせて住民票も申請した。
その際に発行端末を操作した女性職員が、直前に処理した別の男性のデータを誤って選び、住民票を発行。
窓口で住民票を手渡した男性職員も、間違いに気付かなかったという。
同市がその後のチェックで誤交付に気付き、女性に連絡。
誤った住民票を回収し、正しいものを交付した。
同課の担当者は、「発行に関わった職員2人のチェックが不十分だった。確認を徹底させる」としている
出典
『別人の住民票を誤交付 職員が端末誤操作、チェック担当も気付かず 神戸』
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201904/0012260589.shtml
(ブログ者コメント)
〇「市がその後のチェックで気付き、女性に連絡し回収」という報道から考えると、受け取った際に女性も確認しなかった可能性がある。
もしそうだったとすれば、発行者、手渡し者、そして申請した本人という、3つのエラーが重なったことになる。
こういった単純事例で、ダブルエラーならしばしばあるが、トリプルエラーは珍しい。
〇他に情報がないか調べていたところ、神戸市では先月にも住民票交付ミスがあったという報道が見つかった。
2ケ月続けて同じようなミスが起きたのに、なぜかメディアは冷静だ。
(2019年3月26日23時46分 朝日新聞)
神戸市が今月上旬、家庭内暴力(DV)の被害を訴えている女性の住民票を、加害者とされる元夫側の弁護士に誤って交付していた。
被害者を保護するため、住民票の交付には制限がかかっていたが、依頼主が元夫の関係者ではないかを確認しなかったという。
市は女性に謝罪した。
市によると、裁判所への提出資料として、弁護士から郵送で住民票の交付請求があった。
依頼主の欄が空欄で、本来は依頼主と女性の関係を弁護士に確認すべきだった。
だが、同じ日に公的機関から受けた別人の申請と混同し、確認せず交付。
DV被害者のため慎重な扱いを求める注意書きを付けたという。
弁護士は注意書きを見て市に問い合わせており、DV被害を知らずに請求した可能性がある。
市は住民票を回収し、元夫に情報を伝えないよう弁護士と確認したという。
出典
『DV被害女性の住民票、元夫側の弁護士に誤交付 神戸市』
https://www.asahi.com/articles/ASM3V64WNM3VPIHB01Z.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。