2019年4月18日22時14分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、現場の見取り図と写真付きでネット配信されていた。
福岡県新宮町の小学校前の県道に停止線を模した白線を引いたとして、福岡県警が昨年7月、同校の50代の男性校長を道交法違反(道路における禁止行為)容疑で福岡区検に書類送検していたことが、県警への取材で明らかになった。
校長は容疑を認め、略式起訴され、福岡簡裁は同8月1日付で罰金4万円の略式命令を出した。
県警によると、現場の県道は小学校の入り口に続く上り坂と合流しており、すぐ近くの交差点の信号機が赤になると、合流部まで車が連なることがある。
このため校長は、昨年3月、信号待ちの車が合流部の手前で止まるように、本来の停止線より約15m手前にスプレーで白線を引いた。
白線は道路を管理する県が消したが、光の当たり具合によっては、現在も浮かび上がって見える。
校長は町教育委員会に、「職員の車や坂道を走り下りた児童が信号待ちの車に衝突する危険があると思い、白線を引いた」と説明したという。
町教委は校長を口頭注意としており、「法令順守の指導を徹底したい」とコメントした。
出典
『「児童が危険と…」 小学校前の通学路に白色スプレーで“停止線” 福岡の校長を書類送検』
https://mainichi.jp/articles/20190418/k00/00m/040/215000c
4月18日16時0分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、小学校に通じる小道と県道の合流部。
捜査関係者によると、近くの交差点が赤信号の時、合流部まで信号待ちの車が連なることがあり、校長は昨年3月、合流部を挟んで交差点から約15m手前に、スプレーの塗料で勝手に白線を引いた。
校長は町教委に対し、「(坂道下の)県道に出ようとした際にスリップしたと職員から聞き、県道の車に衝突する危険があると思って(白線を)描いた」などと説明したという。
出典
『小学校長、道路にスプレーで「停止線」…罰金4万円』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190418-OYT1T50200/
4月18日19時7分にNHK福岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
新宮町の教育委員会によると、小学校からの小道は県道に向かって下り坂となっていて、以前から危険性が指摘されていたということで、校長は町に対し、「県道の車に衝突する危険があると思って白線を引いた」などと説明したという。
教育委員会は、校長に口頭で注意した上で、今後、正規の停止線についても位置を変更するよう、県公安委員会に求めていきたいとしている。
出典
『県道に停止線引いた校長書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190418/0004191.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。