2015年3月27日18時44分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力は、供給エリアの岐阜県をはじめ愛知・三重など5つの県に設置している電柱のうち、あわせて220本で電線からの漏電が見つかったと発表した。
問題があった電柱はすべて修理を終えていて、けがをした人はいないという。
中部電力は、去年8月、三重県と静岡県の山間部に設置している金属製の電柱2本で漏電が見つかったことを受けて、電力を供給している5つの県にある電柱およそ224万本を対象に、問題がないか調べてきた。
その結果、最初に見つかった電柱を含めた、あわせて220本で金具などへの漏電が確認されたという。
中部電力によると、地域別の内訳は、岐阜県が29本。このほか、愛知県が87本、静岡県が48本、長野県が30本、三重県が26本となっている。
原因は、いずれも電線と絶縁部品をつなぐ器具が正しく取り付けられていなかったためで、問題があった電柱はすべて、先月上旬までに修理を終え、けがをした人はいないという。
中部電力は、点検の体制を強化するなど再発防止策を講じることにしていて、「2度とこのようなことを起こさないよう全力で取り組んでいきます」とコメントしている。
今回の問題を受けて、経産省の中部近畿産業保安監督部は、中部電力に対し、厳重に注意をするとともに再発防止策を徹底するよう指示した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083570381.html?t=1427490273981
(ブログ者コメント)
昨年8月の事例は、下記参照。
2014年10月24日掲載
[昔の事例の顛末] 2014年8月 長野県駒ケ根市で中部電力の電柱に登って工事中、電柱本体に漏電していたため感電して転落死、横展開調査で漏電電柱が現状38本見つかり修理済
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4370/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。