2015年3月27日12時46分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、東京・町田市にある金属加工会社の工場で起きた爆発火災を受けて、東京消防庁は、水で消火できないマグネシウムなどの金属に対応する消火剤を大量に散布できる装置を開発した。
去年5月に東京・町田市のマグネシウム合金などを扱う金属加工会社の工場で起きた爆発火災では、マグネシウムが燃え広がり、放水すると化学反応で爆発するおそれがあったことから慎重に消火活動を行ったため、火を消し止めるまでに38時間余りかかった。
これを受けて東京消防庁は、水で消火できないマグネシウムなどの金属に対応する消火剤を大量に散布できる装置を開発した。
この装置は、消火剤を散布してマグネシウムが空気と触れないように遮断することで火を消し止めるもので、長さ30mまで伸ばすことができるホースが付いているほか、840kgの消火剤を散布することができるという。
27日は東京・渋谷区で、マグネシウムに引火して火災が起きたという想定で消火実験が行われ、装置を乗せた車両からホースを伸ばして消火剤をかけると、火は短時間で消し止められた。
東京消防庁は、この装置の運用を来月中旬から始めることにしている
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150327/3516982.html
(ブログ者コメント)
町田市の事例は、下記参照。
2014年5月20日掲載
2014年5月13日 東京都町田市の金属加工会社でマグネシウム火災が発生し工場全焼、1人死亡7人重軽傷、工作機械改修後にスイッチを入れた際の火花が原因か (第1報)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3911/
(第2報)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3949/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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