2015年3月27日20時20分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時20分ごろ、花巻市西宮野目の市立宮野目保育園の園庭で、ひさしの解体作業中にガスボンベから火が出て爆発した。
この爆発で、解体作業をしていた60代の作業員の男性が手に軽いやけどをした。
当時、園内には園児およそ80人と保育士らあわせておよそ90人がいたが、いずれも室内にいてけがはなかった。
警察の調べによると、27日は保育園の入り口から園舎につながるひさしが老朽化したため、市内の業者が解体作業をしていたという。
消防によると、解体には酸素とアセチレンと呼ばれるガスを混合させて、熱で鉄骨を切断する器具が使われ、このうちアセチレンが入ったボンベのバルブから火が噴き出たという。
当時、近くで別の作業員が溶接作業をしていたということで、警察と消防がボンベに引火した原因を調べている。
現場は住宅が点在する地域で、近くに住む40代の女性は「いつもは聞かないような音がして、外に出てみるとガスボンベから噴き出す火の勢いが凄かったです。保育園のことを考えると危ないなと感じました」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043568141.html?t=1427490033582
(ブログ者コメント)
火が噴き出した後に爆発したという報道内容から考えると、漏れて周辺に充満したガスが爆発したのではなく、ボンベ自体が爆発した、ということだろうか?
アセチレンボンベが爆発したという事例は、過去にもある。
調べ直したところ、1999年に横浜市で、火炎の色が正常でなかったため使用を中止したところ爆発した(逆火が原因)、という事例が見つかった。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/422136.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。