2015年3月27日22時31分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月27日19時4分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時50分ごろ、北海道別海町の雪印メグミルク別海工場敷地内にある倉庫から、製造ラインを洗浄するために使う硝酸が漏れ出しているのを従業員が見つけ、消防に通報した。
警察によると、タンクに入った液体の硝酸の一部がこぼれて、ガスになって流出した。
硝酸は別の容器に移し替え、けが人はいないという。
工場には当時95人がおり、うち30人が機械の洗浄作業をしていた。
消防によると、付近の住民に健康被害が出る恐れがあるとして、警察と消防が、半径約500m圏内の約80世帯に、屋外へ出ないよう注意を呼びかけた。
警察によると、工場近くを通る国道243号が一時、約2.5kmにわたって通行止めになった。
別海町役場には避難所が設置され、工場付近の住民49人が一時的に避難した。
同工場では、バターなどの乳製品を製造している。工場によると製品への影響はないという。
硝酸は、毒劇物法で「劇物」に指定されている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH3W63XCH3WIIPE02Z.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150327/3579222.html
3月27日21時38分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同社総務課によると、午後3時50分ごろ、タンクのある建屋の換気扇から、何らかの理由で気化した硝酸の黄色い煙が出ているのを社員が発見した。
警察によると、硝酸は有機物などと接触すると有毒ガスが発生するという。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032701002245.html
3月28日19時58分に朝日新聞からは、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は28日、タンク下部のボルトの一部が緩んでいたと発表した。これが流出の原因とみられるという。
警察によると、ボルトはタンク(容量3トン)内の硝酸を排出するバルブを固定するためのもので、4本中、3本が緩んでいた。
緩んだ時期や硝酸の流出量は、わかっていないという
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH3X6449H3XIIPE01R.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。