2016年10月12日16時49分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月12日12時29分に神戸新聞から、10月12日13時0分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前8時ごろ、神戸市垂水区塩屋町1の国道2号で、同区の20代男性が運転するオートバイが電柱を支えるワイヤに衝突した。
男性は即死し、衝突の弾みで切断された上半身が、山陽電鉄の線路内に飛ばされた。
オートバイは事故直前まで、兵庫県警長田署の白バイに追跡されていたという。
長田署によると、事故の数分前、同市長田区内の国道2号で、交通取り締まり中の長田署員が、速度超過のオートバイを発見。
停止を命じる署員の足をひいて逃走した。
白バイが追いかけたが、約7km西で対向車線に入るなどしたため、追跡を打ち切っていた。
直後に女性(25)が運転する別の単車と衝突し、男性は弾みでワイヤに突っ込んだとみられる。
同署によると、男性が運転するバイクは、長田区内で制限速度を33km上回る時速83kmで走行したと記録されていた。
女性も転倒した際にけがを負ったが、命に別状はないという。
この事故で、国道2号と並走する山陽電鉄の線路内に、約2mのフェンスを飛び越えて男性の遺体が入ったため、山陽電鉄は上下27本が運休するなどし、約1万人に影響した。
長田署の池田副署長は、「詳細は調査中だが、違反車両を停止させるため、必要な追跡行為だったと考えている」とコメントした。
出典
『電柱ワイヤ激突 バイク男性、上半身切断 山陽電鉄線路に 神戸のの国道2号 白バイ追跡された後に単車と衝突、弾みで…』
http://mainichi.jp/articles/20161012/k00/00e/040/240000c
『白バイ追跡のバイクが国道逆走 衝突事故で死亡』
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201610/0009574527.shtml
『白バイ追跡のバイクが衝突、線路転落の男性死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161012-OYT1T50067.html
(ブログ者コメント)
今回は人体がピンと張られたワイヤに突っ込んだ事例だが、逆に、ハネたワイヤなどが人体に当たった場合にも同様な危険性が考えられる。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。