2016年10月10日0時24分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月10日付で読売新聞中部版から、10月10日0時57分に毎日新聞から、10月9日16時40分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時5分ごろ、愛知県長久手市の長湫(ながくて)地区で開かれていた「長湫の警固(けいご)祭り」の会場で、鉄砲隊として火縄銃を空砲した男性の銃が破裂した。
警察によると、銃を持っていた大阪府寝屋川市の男性会社員(48)が左手に大けがを負ったが、命に別条はない。
警察によると、現場は長久手市打越の市立西小学校の校庭。
破裂は、鉄砲隊の約100人が整列して順番に1発づつ空砲を放つ最中に起きた。
男性の左手首から先は吹き飛んだという。
「鉄砲は、暴発したというか、鉄砲の真ん中の辺りで破裂して、当事者はうずくまって手を押さえて」(目撃した男性)
男性は、校庭に入る前に放った一発が不発だった。
祭りを主催した保存会によると、火縄銃に入れる火薬が雨で湿っていて、暴発する直前の発砲がうまくいっていなかったという
このため、警察は、男性が不発の後に火薬を取り除かずに新たに火薬を詰め、火薬の量が過剰になって破裂した可能性があるとみて、調べている。
一発に必要な火薬の量は10gという。
現場には、鉄砲隊のほか、棒の手隊などの参加者や観客ら約200人がいたが、男性以外にけが人はいなかった。
銃の破裂後、警察が銃の使用中止を命じたが、祭り自体は続けられた。
男性は同地区出身者で、帰省して親類から銃を借りて祭りに参加していた。
祭り保存会などによると、鉄砲隊は8日に試し撃ちを行ったが、異常はなかったという。
同会の会長代行(74)は、「祭りに関わって50年以上になるが、火縄銃が暴発したのは初めて。警察の捜査を踏まえ、今後の運営方法や防止策を考えたい」と話した。
祭りは、豪華に飾り付けた馬を鉄砲隊や、棒の手隊などが警護しながら地区を練り歩き、神社に奉納する豊年祭。
県無形民俗文化財に指定されている。
出典
『火縄銃破裂、男性大けが 長久手の祭りで実演中』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016100990222954.html
『火縄銃が暴発 男性重傷 長久手の祭り』
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20161009-OYTNT50276.html
『祭り事故 火縄銃暴発、男性が左手首に重傷 愛知・長久手』
http://mainichi.jp/articles/20161010/k00/00m/040/006000c
『愛知・長久手の祭りで火縄銃暴発、男性が大けが』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2887304.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。