2021年10月28日12時23分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鳥取市の金属加工工場で、男性作業員が運搬用機械に頭を挟まれ死亡しました。
事故があったのは、鳥取市雲山にあるT工業の工場です。
27日午前11時40分ごろ、59歳の男性作業員が金属部品が入った鉄製のケースと運搬用機械の間に頭を挟まれているのを別の従業員が見つけました。
男性は市内の病院に搬送されましたが、約3時間後に死亡が確認されました。
事故が起きた工場では、鉄製ケースに入れた金属部品を洗浄し、洗浄後にケースごと機械を使って別の場所に移す作業が進められていて、男性は1人でこの作業をしていたということです。
警察は、男性が運搬用機械に気づかなかったか、機械操作に問題がなかったか調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/caf31eec5b50560c0870c68b987b5df545ecbea6
(2022年1月18日 修正1 ;追記)
2022年1月17日13時50分にNHK鳥取からは、産業用ロボットのアームが降りてきて挟まれた、安全装置はついていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年10月、鳥取市の金属加工会社の工場で、従業員が産業用ロボットのアームに頭を挟まれ死亡した事故で、鳥取労働基準監督署は、危険防止のために必要な措置を講じていなかったとして、会社と取締役を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは鳥取市の金属加工会社「T工業」と、40代の取締役です。
鳥取労働基準監督署によりますと、去年10月27日、鳥取市雲山にある工場で、当時59歳の男性従業員が金属部品を洗浄する作業をしていたところ、産業用ロボットのアームが降りてきて、部品を入れる容器との間に頭を挟まれ死亡しました。
産業用ロボットは自動運転していて、法令では、危険防止のため、さくなどを設けるか、人が近づくと自動で止まる安全装置をつける必要があるとされていますが、こうした措置がとられていなかった疑いがあるということです。
このため労働基準監督署は、この会社と機械の安全管理の責任者を務めていた取締役を17日、労働安全衛生法違反の疑いで鳥取地方検察庁に書類送検しました。
これについてT工業は、NHKの取材に対し「コメントすることはない」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20220117/4040010595.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。