2020年7月3日11時7分に琉球新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名護労働基準監督署は2日までに、沖縄県今帰仁村のホテル建設現場で、作業員の男性が重傷を負ったにもかかわらず、名護労基署に報告しなかったとして労働安全衛生法違反(労災隠し)の容疑で建設業のY社(名護市)社長の30代男性ら3人を那覇地検名護支部に書類送検した。
そのほか送検されたのは、K社の社長の50代男性と幹部の40代男性の2人。
容疑は2019年11月29日、今帰仁村古宇利のホテル建設現場で、作業員の60代男性が丸のこ盤で左手の人差し指を不全切断する事故があったにもかかわらず、名護労基署に報告しなかった疑い。
名護労基署によると、K社は躯体工事を請け負い、Y社はその二次下請けとして現場の作業を担っていたという。
作業員は災害発生直後から12月末まで入院していた。
当初、両社は労基署に災害を報告せず、治療費を工面するつもりだったが、かさむ費用を工面できなくなったという。
補償を受けるため、ことし2月末に名護労基署に災害の発生を報告し、発覚した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1148959.html
7月1日17時39分にNHK沖縄からは、2社が労災保険の相談にきたため調べたところ労災隠しが発覚したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年11月、今帰仁村の建設現場で作業員が木材の加工中に電動のこぎりで指を切断したにもかかわらず、労災の報告をしなかったとして、作業員が勤務する建設会社と代表取締役など3人が労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、作業員が勤務する名護市の建設会社「Y社」と会社の30代の代表取締役、それに業務を発注した会社の代表取締役など2人です。
名護労働基準監督署によりますと去年11月、今帰仁村のホテルの建設現場で、男性作業員が木材の加工中、電動のこぎりで指を切断したにもかかわらず、労災の報告をしなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。
ことし2月、両社の代表取締役が労働基準監督署へ労災保険の相談に来たため、詳しく調べたところ、労災を報告していなかったことが明らかになったということです。
労働基準監督署は、容疑の認否について明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200701/5090010680.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。