2016年12月21日18時58分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
空知の月形町にある少年院で、今月12日、満タンになっていた重油タンクに発注ミスでさらに給油し、あふれた重油およそ1800ℓの一部が下水に流れ出していたことが明らかになった。
月形町によると、今月16日、町の下水処理施設の職員が下水から油の臭いがすることに気がつき、町に通報した。
町が消防とともに原因を調査したところ、町内にある少年院「月形学園」から重油が流れ出ていたことを確認した。
「月形学園」によると、重油は暖房用のもので、今月12日に満タンとなっていたタンクに発注ミスで給油してしまったためにあふれ、下水に流れ出したとみられるということで、消防によると、あふれた重油の量はおよそ1800ℓで、そのうちの一部が下水に流れたという。
町は、下水処理施設に付着した重油の除去作業を始めているが、これまでのところ、施設の稼働は続けていて、住民生活に影響はないという。
出典
『少年院で重油が下水に流出』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161221/5469041.html
12月22日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町などによると、同学園の職員が立ち会い、業者が給油作業をしていたが、タンク内の油量を十分に確認せず、あふれ出てしまったという。
重油は庭に流出したほか、汚水管を約1.3km伝って町の排水処理施設にも流れ込んだ。
同学園が、敷地の汚染土の除去や排水処理施設での油の撤去作業をしている。
(ブログ者コメント)
誤発注した理由は?
マニュアル不順守? or マニュアル不備?
その辺が知りたいところだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。