2019年12月24日15時31分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時すぎ、川崎市川崎区にある石油の精製などを行う東亜石油の設備で「煙があがっている」という通報が消防に相次いで寄せられました。
黒煙は一時、大量に立ち上り、消防によりますと、煙の原因は重油を精製して軽油などを取り出す設備の中で火が出たためとみられるということで、消防車16台が出て消火活動を行った結果、およそ3時間半後に煙はおさまりました。
この火事で、作業をしていた30代の男性社員が両手と両足にやけどを負いましたが、意識はあるということです。
社員は「作業中に重油を浴びた」と話しているということで、やけどの程度は重いとみられるということです。
現場は羽田空港から南西におよそ2キロ離れた工業地帯です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20191224/1050008511.html
12月24日11時43分にFNN PRIMEからは、やけどを負った男性はパトロール中に煙に気付き見に行っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時すぎ、川崎区水江町の東亜石油の敷地内で火災があった。
消防によると、火は、石油に熱を加える装置から出たということで、消防車など17台で消火活動が続けられ、24日午前、ほぼ消し止められた。
当時、東亜石油の建物内には従業員など十数人がいて、このうち30代の男性が両足にやけどを負ったが、命に別条はない。
男性は当直勤務中で、パトロールをしている際に煙が出ているのに気づき、様子を見に行ったという。
https://www.fnn.jp/posts/00429427CX/201912241143_CX_CX
12月24日10時18分に神奈川新聞からは、装置の名称など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎臨港署などによると、重質油を高温で分解して軽油やガソリンを作る「重質油熱分解装置」から出火した。
近くの事業所の男性職員から「煙が出ている」と119番通報があり、消防車14台が出動して消火活動に当たった。
同社によると、同装置は高さ、幅とも約50メートル。
3年に1度行われる2カ月間の定期点検を終えて今月から再稼働し、24時間動いていた。
同社で40年以上にわたって使用されており、1991年に同様の火災が1件発生していたという。
現場は、羽田空港から南西へ約5キロの工場が立ち並ぶ工業地帯。
航空機の運航に影響はなかった。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-227788.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。