2019年2月22日16時56分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
さまざまな原因で起きる火災への対応能力を高めるため、消防職員が実際に起きた火災の事例を研究する会合が北島町で開かれた。
この研究会は、来月から始まる春の全国火災予防運動を前に、県内の消防本部で作る団体が北島町の県消防学校で開き、県内13の消防本部などから、およそ120人が参加した。
小松島市消防本部の担当者が、去年県内に上陸した台風20号の雨や風の影響で電線から出火した事例を報告し、出動したものの消火活動を行わなかったため、火災として取り扱うべきかどうか判断に迷ったことを説明した。
鳴門市消防本部の担当者は、水と液体肥料を使って水耕栽培で野菜を育てる農業用ハウス内で去年起きた火災を紹介した。
この火災を詳しく調べたところ、ハウスに設置された水温を調節する装置と電源プラグとの接続部分にほこりや水滴がたまったことが出火の原因だと判断したことを紹介し、さまざまな電気製品への知識を深めることが原因の調査に大切だと訴えた。
徳島市消防局の森予防課長は、「さまざまな火災の原因を共有することで、若手の消防職員のレベルアップにつなげるとともに、同じような火災の予防に生かしていきたい」と話していた。
出典
『火災原因 実例から学び予防へ』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190222/8020004103.html
(ブログ者コメント)
トラッキング火災はプラグ間にたまったホコリが湿気を吸ったことで起きる・・・というのが一般的な知識だが、上記報道では「ホコリや水滴がたまって・・・」となっている。
「水滴がたまる」とは、どんな状況なのか、少し気になった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。